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動詞句

索引 動詞句

動詞句(どうしく、英:verb phrase または verbal phrase、略して VP)は、言語学において、最低1つの動詞を含む統語論的な単位。厳密な定義は理論により異なるが、句動詞(phrasal verb)とは異なる概念である。 動詞句は、(finite verb)から成る定形動詞句と、非定形動詞(non-finite verb)から成る非定形動詞句に区別することができる。しかし、理論によって、両者を認める立場(句構造文法)と、後者のみを認める立場(依存文法)がある。.

56 関係: 助動詞句動詞句構造文法名詞名詞句大洋州諸語学校文法不定詞主要部一階述語論理人称形容詞句依存文法マサチューセッツ工科大学出版局チョムスキー階層ハンガリー語ヨーロッパルシアン・テニエール分裂文分詞アボリジニカリフォルニア大学サンディエゴ校カテナ (言語学)ケルト語派ケンブリッジ大学出版局動名詞動詞節 (文法)省略統語論生成文法相 (言語学)項 (言語学)補語補部言語学話題化語彙機能文法述語自動詞英語英語圏虚辞限定詞That節VSO型Xバー理論構成素構文木...機能主義準動詞日本語時制1959年1980年代 インデックスを展開 (6 もっと) »

助動詞

助動詞(じょどうし).

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句(く、英語:phrase)とは、文あるいは節を統語論的に分析した際の単位となるもので、機能的に語と等価であるが複数の語からなるものをいう。.

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句動詞

句動詞(Phrasal Verbs)とは、英語において、「動詞+副詞」または「動詞+(副詞)+前置詞」によって構成され、特別な意味を生じ、まとまって1つの動詞のように機能する定型のフレーズ。例えば、 "get up", "take off", "look forward to", "carry out" などが該当する。熟語動詞、複合動詞、群動詞などとも呼ばれる。.

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句構造文法

句構造文法(くこうぞうぶんぽう、、PSG)は、句構造規則で定義された文法を指す用語としてノーム・チョムスキーが考案したもので、エミール・ポストと Axel Thue が研究したかたちの書き換え規則の集まりである()。チョムスキー階層の文脈依存文法または文脈自由文法のみを指す用語として使うこともある。広義の句構造文法は「構成文法」(constituency grammar) とも呼ばれる。これは句構造文法が構成関係 (constituency relation) に着目したもので、依存関係 (dependency relation) に着目した依存文法と対比されるものだからである。.

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名詞

名詞(めいし )とは、品詞(語の文法的分類)の一つで、典型的には物体・物質・人物・場所など具体的な対象を指示するのに用いられKoptjevskaja Tamm 2006: 720.

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名詞句

名詞句(めいしく、英: noun phrase または nominal phrase、略: NP)は、名詞または代名詞を主要部とする句、あるいはそれと文法的に同じ機能を果たす句。 名詞句は、言語類型論において重要な要素である。 名詞句は、動詞の主語・目的語・述語として機能するほか、接置詞(前置詞・後置詞)の補部にも成り得る。名詞句は、他の名詞句あるいは前置詞句の中に含まれることもある。例えば、some of his constituents(彼の選挙人のうちの幾人か)という名詞句には、of his constituentsという前置詞句が含まれ、さらにその中にhis constituentsという名詞句が含まれている。 なお、限定詞(冠詞など)を伴う名詞句については、その名詞句の中に限定詞が含まれているという考え方と、逆にが名詞句を含んでいるという考え方がある。前者の立場では名詞が主要部、後者の立場では限定詞が主要部となる。.

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大洋州諸語

ポリネシア col-end 大洋州諸語(たいようしゅうしょご、またはオセアニア諸語、Oceanic languages)とは、オーストロネシア語族マレー・ポリネシア語派に属す言語集団であり、おそらく1つの祖語に由来する系統(語派)をなすと考えられている。およそ450言語からなる。.

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学校文法

学校文法(がっこうぶんぽう)とは、現代日本の学校教育において、国語教育の際に準拠している文法のことである。教科(書)文法、文部省文法などとも呼ばれる。普通は現代日本語の文法を指す(本項で詳述する)が、古典(文語体)の文法も含む。教養教育(職業訓練でない学校教育)での外国語の文法についていうこともある。.

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不定詞

不定詞(ふていし)とは、動詞を起源とする、名詞、形容詞、副詞など他の品詞の働きをする準動詞の一種。活用せずに主語の人称、単数、複数などに「限定」されないことから不定詞という。現代の多くの言語で動詞の辞書の見出しの語形として使われる。.

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主要部

主要部(しゅようぶ、英:head)は、言語学において、それを含む句の統語論的な性質・役割を決定する語。主辞(しゅじ)とも。例えば、名詞を主要部とする句は名詞句、形容詞を主要部とする句は形容詞句、動詞を主要部とする句は動詞句として機能する。本項では、主要部と同様に複合語の意味論的なカテゴリを決定する語幹についても述べる。 主要部以外の語は、依存文法では主要部に従属するという意味で従属部(dependent(s))と総称される。一方、Xバー理論では、主要部を補う項が補部(complement)、修飾語が(adjunct)と呼ばれる。例えば、動詞句の場合、目的語などが補部、副詞句などが付加部である。 主要部を有する句や複合語は内心構造的(endocentric)、明確な主要部を持たない句や複合語(もし存在するならば)は外心構造的(exocentric、俗にheadlessとも)である。例えば、”文”(sentence、略してS)も句の一種だとすると、それに含まれる名詞や動詞などを主要部としていないため、外心構造的だと言える。 主要部は、(branching、分岐とも)の方向性を確立するために不可欠な要素である。主要部先導型(head-initial)の句は右枝分かれ(right-branching)、主要部終端型(head-final)の句は左枝分かれになる。また、主要部の両側に枝が展開する句(head-medial)も存在する。 なお、主要部と従属部の区別は必ずしも容易ではない。学者により、主要部を識別するための厳密な条件が異なり、主要部の定義そのものについても細部にわたる討論が行われてきた。.

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一階述語論理

一階述語論理(いっかいじゅつごろんり、first-order predicate logic)とは、個体の量化のみを許す述語論理 (predicate logic) である。述語論理とは、数理論理学における論理の数学的モデルの一つであり、命題論理を拡張したものである。個体の量化に加えて述語や関数の量化を許す述語論理を二階述語論理(にかいじゅつごろんり、second-order predicate logic)と呼ぶ。それにさらなる一般化を加えた述語論理を高階述語論理(こうかいじゅつごろんり、higher-order predicate logic)という。本項では主に一階述語論理について解説する。二階述語論理や高階述語論理についての詳細は「二階述語論理」「高階述語論理」を参照。.

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人称

人称(にんしょう、person)とは、文法の用語で、ある発話の話し手(speaker)および聞き手(addressee)という役割とそれ以外を区別するために使われる。grammatical categoryの対訳語「文法範疇」の一種である。話し手という役割をfirst personの対訳語で第一人称(だいいちにんしょう)、聞き手という役割をsecond personの対訳語で第二人称(だいににんしょう)、それ以外をthird personの対訳語で第三人称(だいさんにんしょう)という。一人称、二人称、三人称として広く使われる。正式には、第一人称、第二人称、第三人称である(first第一、second第二、third第三)。第が省かれることにより、一人称、二人称、三人称とは、一人目の呼称、二人目の呼称、三人目の呼称と捉えられる場合があるが、正式用語から分かる通り、第一番目の呼称、第二番目の呼称、第三番目の呼称という意味である。 また動作主がはっきりしない場合、これを不定称ということがある。これは通常、第三人称として扱われる。 第四人称という用語が使われる場合がある。この用語はそれが使用される言語によって、第一人称複数、不定人称、疎遠形、弁別的代名詞(logophoric pronoun)など異なるものを指し示す。.

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形容詞句

形容詞句(けいようしく、英: adjective phrase または adjectival phrase 、略して AP)は、形容詞を主要部とする句。 英語の場合、例えば fond of steak 、very happy 、quite upset about it などが形容詞句である(それぞれ、太字の語が主要部形容詞)。これらの例のように、主要部形容詞は句の冒頭、末尾、そして中間部でも使用可能である。形容詞句内の他の要素(または補部)としては、やの他、節( louder than you do など)が使用されることもある。 形容詞句には基本的に2つの語法があり、名詞句の内部でその主要部名詞を修飾する場合を限定用法、述語として機能する場合を叙述用法と言う。.

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依存文法

依存文法(いそんぶんぽう、dependency grammar)は、ルシアン・テニエール (en:Lucien Tesnière) によって開発された文法理論。(文脈依存文法とは直接は無関係である).

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マサチューセッツ工科大学出版局

マサチューセッツ工科大学出版局(MIT Press)は、マサチューセッツ工科大学 (MIT) 系列の大学出版局である。.

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チョムスキー階層

チョムスキー階層(チョムスキーかいそう、Chomsky Hierarchy)は、形式言語を生成する形式文法の包含階層(「形式言語の階層」)で、「句構造文法(Phrase Structure Grammars)の階層」などとも言う。1956年にノーム・チョムスキーが発表した。.

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ハンガリー語

ハンガリー語/マジャル語(magyar nyelv)は、主にハンガリーで話されている言語。現在はハンガリー及びセルビアのヴォイヴォディナ自治州にて公用語となっている。ハンガリーでは住民の93.6%(2002年)がハンガリー語を話し、国語化している。原語呼称である「マジャル語」の転訛からマジャール語と呼ばれることもある。旧来は洪語と略した(オーストリア=ハンガリー帝国は墺洪帝国と記載されることもあった)。.

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ヨーロッパ

ヨーロッパ日本語の「ヨーロッパ」の直接の原語は、『広辞苑』第5版「ヨーロッパ」によるとポルトガル語・オランダ語、『デジタル大辞泉』goo辞書版「」によるとポルトガル語。(、)又は欧州は、地球上の七つの大州の一つ。漢字表記は欧羅巴。 地理的には、ユーラシア大陸北西の半島部を包括し、ウラル山脈およびコーカサス山脈の分水嶺とウラル川・カスピ海・黒海、そして黒海とエーゲ海を繋ぐボスポラス海峡-マルマラ海-ダーダネルス海峡が、アジアと区分される東の境界となる増田 (1967)、pp.38–39、Ⅲ.地理的にみたヨーロッパの構造 ヨーロッパの地理的範囲 "Europe" (pp. 68-9); "Asia" (pp. 90-1): "A commonly accepted division between Asia and Europe...

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ルシアン・テニエール

right ルシアン・テニエール(Lucien Tesnière, 1893年5月13日 - 1954年12月6日)は、フランスを代表する言語学者のひとり。 1893年フランスのモン=サンテニャン生まれ。ストラスブール大学(1924年〜)、モンプリエ大学(1937年〜)で教授を務め、スラブ語派に関する多くの論文と書物を発表したが、彼の言語学史における重要性は依存文法として知られる統語理論の構築にある。死後(1959年)に出版されたÉléments de Syntaxe Structurale(『構造統語論要説』)で、彼は多様な言語の例に基いて文の統語構造の洗練された形式化を提案した。1954年、モンプリエにて死去。 テニエールのモデルは stemma と呼ばれる、語のあいだの文法的依存関係の図示に基づいている。文において動詞は最も高いレベルの語とみなされ、補語 (complement) の集合を支配する。補語はさらにそれぞれの補語を支配する。語を主部と述部に分ける考え方と異なり、テニエールの理論では主語も動詞に従属する。この考えはのちの生成文法における動詞句内主語仮説に似ている。さらに構造統語論要説の最初の章では、表面的には見えない形式としてヴィルヘルム・フォン・フンボルトの内的言語形式という概念を支持しており、生成文法における深層構造と表層構造の対比の先駆として見ることもできる。.

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分裂文

分裂文(ぶんれつぶん、英語:Cleft sentence)とは、単文の中のある成分(主語、目的語、その他)を強調するために抜き出し、コピュラ文を主節とする複文に変換した形の文をいう。 日本語の例を挙げれば「あいつが花瓶を割った」という代わりに「花瓶を割ったのは(が)あいつだ」という文である。 英語などSVO型語順を持つ言語では、主節の動詞をなるべく前に置くことが好まれるため、例えば.

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分詞

分詞(ぶんし)は準動詞の一種であり、動詞が形容詞としての用法をあわせ持つものである。分詞には現在分詞と過去分詞、ラテン語や古典ギリシア語などには未来分詞がある。分詞は形容詞としての機能を持つのが普通だが、分詞構文では副詞としての機能も持つ。 「分詞」という用語は印欧語に対して用いることが多いが、その他の言語でも類似の活用形に用いることがある。 また、ロシア語等では分詞に類するものとして、動詞から派生した形容詞・副詞である形動詞・副動詞がある。.

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アボリジニ

アボリジニのダンサー ディジュリドゥを吹く男性 アーネムランドの芸術家 アボリジニの農民たち(1858年) アボリジニ(Aborigine)は、オーストラリア大陸と周辺島嶼(タスマニア島など。ニューギニアやニュージーランドなどは含まない)の先住民である。イギリスを中心とするヨーロッパ人たちによる植民地化の以前からオーストラリア大陸やその周辺諸島に居住していた先住民の子孫たちである。オーストラリア先住民という場合はトレス海峡諸島民を含む。 「アボリジニ」に差別的な響きが強いうえ、言語集団が分かれていたオーストラリア先住民の多様性への配慮から、近年のオーストラリアでは呼称としてほとんど使われなくなった。代わりに現在ではアボリジナル、アボリジナル・ピープル、アボリジナル・オーストラリアン(Aboriginal Australians)またはオーストラリア先住民(オーストラリアせんじゅうみん、Indigenous Australians)という表現が一般化しつつある。.

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カリフォルニア大学サンディエゴ校

リフォルニア大学サンディエゴ校(University of California, San Diego、UCSD)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ市郊外のラホヤに位置する州立、男女共学総合大学である。10校あるカリフォルニア大学システムのひとつであるこの大学は、スクリップス・インスティテューション・オプ・オーシャノグラフィとして1960年に創立された比較的新しい大学である。 アメリカ東海岸の名門私立大学連盟アイビーリーグと同じ水準の教育を受けることができる公立大学群パブリック・アイビーの一校として名を連ねている。また、USニューズが発行する2009年度のアメリカズ・ベスト・カレジーズ・ガイドブックによると全米の州立大学で第7位に番付されており、全米でトップレベルの州立大学である。.

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カテナ (言語学)

テナとは、ラテン語のcatenaと表記し、鎖を意味している。複数形はcatenaeである。依存文法の概念である。.

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ケルト語派

ルト語派(ケルトごは、アイルランド語: Teangacha Ceilteacha、ウェールズ語: Ieithoedd Celtaidd、ブルトン語: Yezhoù keltiek、スコットランド・ゲール語: Cànanan Ceilteach、コーンウォール語: Yethow Keltek、マン島語: Çhengaghyn Celtiagh)はインド・ヨーロッパ語族の語派の一つ。ケントゥム語に属す。元々ヨーロッパに広く栄えていたケルト人によって話されていたが、ローマ人やゲルマン人に追われ、現在はアイルランド、イギリス、フランスの一部地区に残る少数言語となっている。イタリック語派とはいくつかの共通点があり、また語彙の点でゲルマン語派との一致も見られる。.

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ケンブリッジ大学出版局

ンブリッジ大学出版局(Cambridge University Press)は、ケンブリッジ大学の出版事業を手がける出版社である。1534年、ヘンリー8世により特許状が発せられたのを起こりとする世界最古の出版社、かつ世界第2の規模の大学出版局であり、聖書や学術誌の出版も手掛けている。 「出版活動を通して、大学の理念である全世界における学問、知識、研究の促進を推し進めること」を使命として掲げている。これは、ケンブリッジ大学規約中の「Statute J」に規定されている。そして、「公益のため継続的に出版活動を行い、ケンブリッジという名前の評価を高めること」を目的としている。 ケンブリッジ大学出版局は、学術、教育分野の書籍の出版を行なっており、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アメリカ、アジア太平洋といった地域で事業を展開している。世界中に50以上の事業所を持ち、2000人近くの従業員を抱え、4万以上のタイトルの書籍を発行している。その種類は、専門書、教科書、研究論文、参考書、 300近くに及ぶ学術誌、聖書、祈祷書、英語教育教材、教育ソフト、電子出版など、多岐にわたる。.

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動名詞

動名詞(どうめいし)は、言語学における準動詞の一種で、印欧語で動詞が名詞としての機能を持って使われるようになること。そのため、文中で、主語や目的語になることができる。動詞としての機能もそのまま持っていて、目的語、補語、副詞句を伴うことができ、名詞句を形成する。目的語に動名詞のみをとる動詞、不定詞のみをとる動詞がある。.

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動詞

動詞(どうし、英: verb)とは、品詞の一つで、主に動作や状態を表し、項として主語や目的語などの名詞句をとる語である。時制がある言語では、一般に動詞が時制を示す。.

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節 (文法)

(せつ、clause)とは、文を構成する、述語とその項からなるまとまりのことで、その中でも特に定形 (finite) のものだけを指す。.

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省略

省略(しょうりゃく、ellipsis、ギリシャ語:έλλειψις, élleipsis)とは、文中のある要素が欠如しているが、文脈から、あるいは論理もしくは全文のパターンから、それが何かを推断かつ復旧することが可能な修辞技法のこと。省略法を用いて作られた構文を省略構文(elliptical construction)という。.

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統語論

統語論(とうごろん、syntax)とは、ヒト・人間の言語において文が構成される仕組み、またはそれを扱う言語学の一分野である。統辞論(とうじろん)、構文論(こうぶんろん)ともいう。 統語論は文法[音韻論(音の仕組み)、形態論(語が構成される仕組み)などを含む、言語の構造を成り立たせている諸原理] の一部である。ただし、特に統語論のことを指して「文法」ということもある。.

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生成文法

生成文法(せいせいぶんぽう、generative grammar)は、ノーム・チョムスキーの 『言語理論の論理構造』(The Logical Structure of Linguistic Theory、1955/1975)、 『文法の構造』(Syntactic Structures、1957)といった著作や同時期の発表を契機として起こった言語学の理論である。.

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相 (言語学)

(そう)あるいはアスペクト (aspect) は、言語学・文法学の用語で、述語が表す事象の完成度や時間軸における分布の様子などの差異化をもたらす文法形式である。語交替や語形変化を伴う。 「相」はもともとスラヴ語に見られる完了性と不完了性の対立を呼ぶ言葉であった。なおロシア語の場合、「相」ではなく「体」を用いて「完了体」「不完了体」とするのが慣例である。以前は古典語の文法解説において voice を「相」と訳しているものが多かったが、現代では aspect を「相」と呼んで voice は態と呼ぶようになっている。 事象について相が表現する内容として次のようなものがある:.

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項 (言語学)

項(こう、argument)は、言語学における統語論の用語。語彙範疇(名詞・形容詞・動詞など、単なる文法機能以外に独自の意味をもつ語またはそれと同等の機能)によって選択されている要素。論理学における同名の用語に由来する。論理学で「述語」が一定個数の「項」を要求するように、個々の語彙範疇によって異なる数の項が要求され、必要な数の、それぞれ適切な特徴を備えた項があって語彙範疇は充足される。 動詞に関しては、主語・目的語・補語などと呼ばれるもの(明示されるとは限らず、動詞の変化や文脈で表されることもある)に相当する。 項に対して、語彙範疇によって選択されていない要素で文に生起している要素を付加詞 (adjunct) という。これは伝統的に修飾語と呼ばれているものにほぼ相当する。 また、文の階層構造の中で「潜在的に項が生起する位置である」という位置を項位置(または、A位置)といい、項ではないがさまざま特徴を項と共有し、述部との一致を引き起こす虚辞が現れる場合がある。.

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補語

補語(ほご)とは、文の構成素、文の成分の1つ。言語により意味が異なる。.

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補部

補部(ほぶ、英:complement)は、統語論において、主要部と密接な関係にあり、主要部を補って句を完成させる構成素。学校文法の補語も complement の訳語だが、異なる概念である。英語圏においても、言語学と学校文法の間で、定義・適応範囲が異なる。両者に共通するのは、 complement は別の語句の意味を補う(完成させる)ために必要な語句だということである。本項では主に、言語学における complement 、すなわち補部について述べる。 補部とは、項のうち、主要部と同じ句の内側にあるものを指す。Xバー式型においては、主要部と補部は姉妹関係にあり、ともにX’を成す。補部は主要部によって選択され、その種類と数は主要部の性格によって決定する。 一方、(adjunct)は、主要部が選択する語句ではなく、随意的な要素である。Xバー式型においては、上記のX’と姉妹関係にあり、ともに上位階層のX’を成す。.

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言語学

言語学(げんごがく)は、ヒトが使用する言語の構造や意味を科学的に研究する学問である。.

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話題化

話題化(わだいか)または主題化(しゅだいか、英: topicalization)は、言語学において、形態的手段、文法的手段、あるいは音声的手段を用いて、文の一部の語句を話題(主題)として確立させる語法を指す。また、そのようにして作られた文は、話題化構文、主題化文などと呼ばれる。 形態的手段とは、話題(主題)に話題マーカー(英: topic marker )を付ける語法である。話題マーカーは、主題標識、主題マーカーなどとも呼ばれる。 文法的手段とは、話題(主題)を本来の位置(canonical position)から抜き出して、文頭(または文の前の方)に置く語法である。一般的に、話題は旧情報(既知情報)であり、どの言語にも「旧情報は左、新情報は右」に置かれるという語用論的原理があるとされる。言い換えれば、話題の提示(「これから、このことについて話す」)は文頭で行われるはずだということである。 音声的手段とは、話題(主題)の発音を弱めにしたり、その後に小休止を入れたりする音調変化で、この3つの中では最も判別しにくい。 形態的手段を用いる言語は文法的手段や音声的手段を伴うことが多く、形態的手段なしで文法的手段を用いる言語も音声的手段を伴うことが多い。音声的手段のみで話題化を行う言語もある。 話題化に似たものとして、左方転位や右方転位と呼ばれる現象がある。(dislocation または displacement)とは、語句が本来の位置から抜き出されて文頭ないし文末に置かれる語法で、その元の位置に代名詞()が付け足されるのが一般的である。話題化構文とは区別されているが、言語によっては代名詞の省略が頻繁に起こるため、その判別は必ずしも容易ではない。 以下、「*」は非文を示す。.

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語彙機能文法

語彙機能文法(Lexical functional grammar, LFG)は、言語学の理論的フレームワークの1つであり、生成文法の一種である。1970年代に Joan Bresnan と Ronald Kaplan によって創始された。統語論を中心とし、形態論や意味論との関係も扱う。音韻論に関しては、あまり研究が進んでいない(ただし、LFG の研究では最適性理論の考え方が一般化している)。 LFG では、言語を多次元の構造からなるものとして見る。各次元は、固有の規則・概念・形式をもつ独立した構造で表される。LFG 研究において第一に定式化された構造としては、以下のものがある。.

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述語

述語(じゅつご、predicate)とは、.

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自動詞

自動詞(じどうし、intransitive verb)とは、目的語を取らない動詞のことである。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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英語圏

英語圏(えいごけん、)は、公用語や国語に英語が定められている、もしくはそこに住む人々の主に話す言語が英語である国・地域の総称。かつてイギリスやアメリカなどの植民地であった地域が、英語圏になっている場合が多い。英語は、世界80カ国以上で話されている。 国の公用語が英語であることは、国民や地域住民の過半数が英語を第一言語とする、もしくは英語を話す能力を備えていることとは限らない。例えば、ジンバブエでは国民の大半がショナ語もしくは北ンデベレ語を日常会話に用いる。世界の英語話者(第一言語として)の3分の2が集中するアメリカ合衆国では、憲法の規定としての公用語は存在していないが、事実上、英語の占める位置が圧倒的に優勢であるため、英語圏とみなされている。.

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虚辞

虚辞(きょじ;Syntactic expletive)とは英語の"it"など、文の中に用いられる、それ自体は意味のない語の総称である。 文法的に正しい文を作るのに必要な文法的虚辞と、文法的には不要であるが話者の気持ちを表現するなどの目的で用いられる修辞的虚辞に分けられる。以下のような例がある。.

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限定詞

定詞(げんていし、determiner, determinative)とは、名詞や名詞句を修飾する語であり、文脈における名詞の役割を示す。名詞の示す物の性質を表す形容詞とは異なる。英語、フランス語、ドイツ語などの西欧諸語の多くで、限定詞は形容詞など他の品詞と明確に区別される。一般に、限定詞には以下の語が含まれる。.

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That節

that節(せつ)とは、英語において接続詞や関係詞のthatによって導かれる節での総称である中沢 幸夫:“英文解釈のトレーニング 必修編”(Z会出版,2004).。 英単語“that”には、接続詞や関係詞として「名詞節を導く」、「形容詞節を導く」、「副詞節を導く」役割があるそのほかに「指示代名詞」、「指示形容詞」、「指示副詞」、「としての役割がある。。したがって、「that節とは、thatによって導かれる名詞、形容詞、副詞節の総称である」と考えてよい。.

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VSO型

VSO型(VSOがた)とは、文を作るときに、動詞 (Verb) - 主語 (Subject) - 目的語 (Object) の語順をとる言語のこと。 例:「食べた サム オレンジ」(サムはオレンジを食べた) 言語類型論による調査ではVSO型は世界の言語の約18%であるとされる。代表的な言語にアラビア語がある他、ヘブライ語、ヨーロッパではゲール語・ウェールズ語・ブルトン語、東南アジアではパンガシナン語・タガログ語・セブアノ語などのオーストロネシア語族の多くの言語があげられる。 Category:言語類型論.

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Xバー理論

Xバー理論(エックスバーりろん、英:X-bar theory)は、言語学において、全ての自然言語に共通する統語論的要素を識別しようとする理論。Xバー式型(X-bar schema)と呼ばれる構文木を用い、あらゆる自然言語のあらゆる句を XP という構図、およびその組み合わせで示すことができるとする。1970年にノーム・チョムスキーが提唱し、レイ・ジャッケンドフがさらに発展させた。なお、Xバー理論は、あくまでも句構造文法という枠内における理論で、依存文法には適用されない。.

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構成素

構成素(こうせいそ、英: constituent)は、統語論的な解析において、文の階層構造の単位として機能する語、または語のまとまり。主に句構造文法で扱われる概念だが、まとまりとしての構成素は依存文法でも認められている。 特定の語の連なりが構成素であるかどうかを判断するためのテストが数種類ある。これらのテストでは、文の一部を移動したり、別の語句で代用するなどし、その結果を(immediate constituent analysis 、略して IC analysis)の手がかりとする。.

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構文木

構文木(こうぶんぎ)とは、構文解析の経過や結果(またはそれら両方)を木構造で表したもの。.

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機能主義

機能主義(きのうしゅぎ).

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準動詞

準動詞(じゅんどうし、verbal, verbid, non-finite verb)とは、ヨーロッパ言語の動詞の活用形を起源として、人称・数によって変化せず、動詞としてしばしば句を導くとともに、名詞・形容詞・副詞の働きをする特殊な品詞のことをいう。.

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日本語

日本語(にほんご、にっぽんご「にっぽんご」を見出し語に立てている国語辞典は日本国語大辞典など少数にとどまる。)は、主に日本国内や日本人同士の間で使用されている言語である。 日本は法令によって公用語を規定していないが、法令その他の公用文は全て日本語で記述され、各種法令において日本語を用いることが規定され、学校教育においては「国語」として学習を課されるなど、事実上、唯一の公用語となっている。 使用人口について正確な統計はないが、日本国内の人口、および日本国外に住む日本人や日系人、日本がかつて統治した地域の一部住民など、約1億3千万人以上と考えられている。統計によって前後する場合もあるが、この数は世界の母語話者数で上位10位以内に入る人数である。 日本で生まれ育ったほとんどの人は、日本語を母語とする多くの場合、外国籍であっても日本で生まれ育てば日本語が一番話しやすい。しかし日本語以外を母語として育つ場合もあり、また琉球語を日本語と別の言語とする立場を採る考え方などもあるため、一概に「全て」と言い切れるわけではない。。日本語の文法体系や音韻体系を反映する手話として日本語対応手話がある。 2017年4月現在、インターネット上の言語使用者数は、英語、中国語、スペイン語、アラビア語、ポルトガル語、マレー語に次いで7番目に多い。.

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時制

時制(じせい)、時称(じしょう)、あるいはテンス(tense)とは、発話の中で規定される言語学的な時間を示す文法範疇である。一般に動詞の標識として現れるが、名詞に時制が現れる言語もある。日本語では、非過去の「ル(厳密には母音の「ウ」)」と過去の「タ」で表される。.

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1959年

記載なし。

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1980年代

1980年代(せんきゅうひゃくはちじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1980年から1989年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた1980年代について記載する。.

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