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視覚探索

索引 視覚探索

妨害刺激が多いほど、Bの探索に時間がかかる 特徴探索:赤のXは色のシングルトン、0は形のシングルトンである。ともに、探索は効率的に行える 結合探索:オレンジの四角を探してみよう 視覚探索 (visual search) は注意を要求する知覚的課題の一種である。視覚探索は、特定のオブジェクトや特徴(目標刺激、ターゲット)を、それ以外のオブジェクトや特徴(妨害刺激、ディストラクター)の中から見つけ出す、積極的な視覚的走査(scan)の過程に関連する。視覚探索は、眼球運動と共起することもあるが、そうではないこともある。食料品店の棚のなかであるブランドの米袋だけを探したり、人ごみの中で友人を探す(e.g. ウォーリーをさがせ!)などは、視覚探索の例である。視覚探索の科学的な研究は、方位の異なる線分や色のついた文字などの、単純で明確に定義された探索アイテムを用いて行われる。 視覚探索の効率は、妨害刺激の数や性質に依存する。探索が効率的になるのは、目標刺激と妨害刺激が大きく異なっている場合である。与えられた配列のなかの目標刺激と妨害刺激の数は、提示刺激数(提示項目数、display size)と呼ばれる。提示刺激数の効果とは、課題の成績(反応時間や正答率)が提示刺激数に依存する程度のことを表す。提示刺激数の効果は、ほとんど無い場合(e.g. 緑の妨害刺激から赤の目標刺激を探索する、特徴探索)から、大きな効果をもつ場合(e.g. 赤のOと緑のXのなかから赤のXを探索する、結合探索)まで、大きく変化する。提示刺激数の効果が小さいときの探索は、"効率的"であるといい、提示刺激数の効果が大きいときの探索は、"非効率的"であるという。.

5 関係: 反応時間ウォーリーをさがせ!知覚特徴統合理論注意

反応時間

反応時間(はんのうじかん、Reaction time、RT)とは、感覚刺激の提示から行動による反応が生じるまでに経過した時間のことである。反応時間は、心理的な処理過程に要する時間を測定(精神時間測定)するために実験心理学においてよく用いられる。行動による反応としてボタン押しがよく用いられるが、眼球運動や口頭での応答、他の測定可能な行動も用いられることがある。.

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ウォーリーをさがせ!

『ウォーリーをさがせ!』(Where's Wally?, 北米版タイトルは Where's Waldo?)は、1987年にイギリス人イラストレーター、マーティン・ハンドフォードによってイギリスで出版された絵本である。同じ年に日本でも発売され、有名になった。日本版の版元はフレーベル館。シリーズ名は『ウォーリーのえほん』。人が入り乱れた絵の中からウォーリーや仲間たち、巻物などを見つけ出す。 また、巻末にはウォーリー以外で探して欲しい人の一覧がページごとに載っており、読者を飽きさせない工夫が凝らされている。.

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知覚

知覚(ちかく、英: perception)とは、動物が外界からの刺激を感じ取り、意味づけすることである。 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、体性感覚、平衡感覚などの感覚情報をもとに、「熱い」「重い」「固い」などという自覚的な体験として再構成する処理であると言える。.

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特徴統合理論

特徴統合理論は、人間の視覚的注意についての心理学的モデルで、トリーズマンとゲラードにより1980年代初頭に発表され、大きな影響力を持った。トリーズマンによれば、視覚情報処理の初期段階でいくつかの単純な視覚的特徴が処理され、複数の特徴マップ(feature maps)として表象される。その後、顕著性マップ(saliency map)として統合を受け、興味の対象となる領域へ注意を向けるためにアクセスされる。 トリーズマンは2種類の視覚探索課題を区別した;特徴探索(feature search)と結合探索(conjunction search)である。特徴探索は、初期的(primitive)な特徴で定義されるターゲットを、高速かつ前注意的に探索する過程である。結合探索は、初期的な特徴の結合によって定義されるターゲットの探索で、逐次的に行われる。結合探索はより低速であり、意識的な注意を必要とする。トリーズマンはいくつもの実験を行い、色、方位、輝度などは初期的な特徴であり、特徴探索が可能であることを結論した。 顕著性マップは初期の視覚領野(e.g.第一次視覚野(V1))に存在すると考えられることもあるが、論争の対象となっている。ジェレミー・ウォルフの誘導探索モデルは、特徴統合理論と類似するところが多い。.

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注意

注意(ちゅうい)は、ある物に対し気をつけることまたは相手に気をつける様にいうことである。ここでは心理学および生理学において用いられる注意、即ち前者を解説する。.

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