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蓑草鞋

索引 蓑草鞋

鳥山石燕『百器徒然袋』より「蓑草鞋」 蓑草鞋(みのわらじ)は、鳥山石燕の妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪。 雪のつもっている竹林の中を蓑(みの)が胴体、草鞋(わらじ)が両脚となり、鍬(くわ)をかついだ姿で描かれている。『百鬼夜行絵巻』や『付喪神絵巻』に草鞋や蓑をモチーフとして描かれた妖怪は存在しているので、それらから石燕が着想を得て描いたものであろうと考えられている。.

21 関係: 多田克己妖鬼化妖怪付喪神付喪神絵巻国書刊行会稲田篤信百器徒然袋百鬼夜行絵巻草鞋高田衛鳥山石燕Softgarage村上健司毎日新聞社水木しげる新紀元社日本日本の妖怪一覧

多田克己

多田 克己(ただ かつみ、1961年7月24日 - )は、東京都出身の日本の妖怪研究家、作家、グラフィックデザイナー。世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員。 中国の妖怪に関して造詣が深く、それらの流れを汲む日本の妖怪の解説書も執筆。また、国書刊行会による妖怪図鑑の編者でもある。 友人である京極夏彦の百鬼夜行シリーズに登場するキャラクター「多々良 勝五郎(たたら かつごろう)」のモデルでもある。.

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妖鬼化

『妖鬼化』(むじゃら)は、Softgarage発行の水木しげるによる妖怪画集のシリーズ。他に廉価版、DVDセットの完全版、iOS向けの電子書籍がある。.

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妖怪

妖怪(ようかい)は、日本で伝承される民間信仰において、人間の理解を超える奇怪で異常な現象や、あるいはそれらを起こす、不可思議な力を持つ非日常的・非科学的な存在のこと。妖(あやかし)または物の怪(もののけ)、魔物(まもの)とも呼ばれる。 妖怪は日本古来のアニミズムや八百万の神の思想と人間の日常生活や自然界の摂理にも深く根ざしており、その思想が森羅万象に神の存在を見出す一方で、否定的に把握された存在や現象は妖怪になりうるという表裏一体の関係がなされてきた。.

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付喪神

付喪神、つくも神(つくもがみ)とは、日本に伝わる、長い年月を経た道具などにや精霊(霊魂)などが宿ったものである。人をたぶらかすとされた。また、『伊勢物語』の古注釈書である『伊勢物語抄』(冷泉家流伊勢抄)では、『陰陽記』にある説として百年生きた狐狸などが変化したものを「つくもがみ」としている。現代では九十九神と表記されることもある。.

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付喪神絵巻

付喪神絵巻(つくもがみえまき)は、日本に伝わる絵巻物。付喪神記、付喪神、付喪神絵、付喪神絵詞(つくもがみえことば)、付喪神縁起絵巻、非情成仏絵巻(ひじょうじょうぶつ えまき)などの題でも呼ばれている。崇福寺(岐阜県岐阜市)などに所蔵されており、いくつかの伝本が確認されている。多くは上下2巻の構成となっている。 内容は、康保のころ(964年-968年)年末の煤払(すすはらい)の日に捨てられた古い道具たちがつくもがみ(付喪神)となって人間を襲い享楽を尽くすが、護法童子や尊勝陀羅尼(そんしょうだらに)、如法尊勝大法といった密教の法力によって調伏されてしまい、悪行への反省から出家して真言宗をまなび、深山で修行したのちに成仏するという物語作品である。.

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国書刊行会

株式会社国書刊行会(こくしょかんこうかい、Kokushokankokai Inc.)は、東京都板橋区に本社を置く日本の出版社。1971年設立。.

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稲田篤信

信(いなだ あつのぶ、1947年6月28日 - )は、日本近世文芸の研究者。首都大学東京名誉教授、二松学舎大学文学部教授。 愛媛県生まれ。広島大学教育学部卒、1981年東京都立大学大学院国文学専攻博士課程中退、富山大学教養部助教授、都立大学教授、教授、2007年首都大学東京教授。1993年「近世小説史研究 -和文系読本の世界」で都立大学文学博士。2012年定年退任、名誉教授、二松学舎大学特別招聘教授。 高田衛の弟子で、上田秋成、石川雅望など近世読本が専門。.

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百器徒然袋

『百器徒然袋』(ひゃっきつれづれぶくろ)は、1784年(天明4年)に刊行された鳥山石燕の妖怪画集。上中下の3巻。『画図百器徒然袋』とも。.

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百鬼夜行絵巻

真珠庵蔵『百鬼夜行絵巻』(部分) 伝土佐光信(室町時代) 百鬼夜行絵巻(ひゃっきやこう えまき)は、日本の絵巻物である。多数の作品が現存しており、代表的な作品は京都大徳寺山内の塔頭・真珠庵(しんじゅあん)に所蔵される『百鬼夜行図』絵巻自体に明治時代に貼付されたとされる短冊状の紙片に ≪百鬼夜行図 土佐光信筆 真珠庵≫ とあることによる。『日本絵巻大成』25 能恵法師絵詞・福富草紙・百鬼夜行絵巻 中央公論社 1979年、130頁。ISBN 4-12-402285-9。(重要文化財。『百鬼夜行絵巻』、真珠庵本と称される)である。.

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鍬(くわ)とは、園芸や農作業、土木作業のため、土壌を掘り起こす道具。.

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草鞋

草鞋 草鞋と同じ稲藁の材料で作られた深靴(ふかぐつ)。(ゴムの長靴が普及する以前に日本の雪国の庶民が使った。雪の温度が十分低く、また稲藁が断熱材となり雪は解けず水が浸み入ることもない。また断熱性の違いからゴム製長靴のように、足が冷えることが少ない。) 着用の様子 草鞋または鞋(わらじ)は、稲藁で作られる日本の伝統的な履物(サンダル)の一つである。 同様に稲藁で作られる藁草履(わらぞうり)と混同され易いが、形状が若干異なる。草履が現在のサンダルに近い形状であるのに対し、草鞋は前部から長い「緒(お)」が出ており、これを側面の「乳(ち)」と呼ばれる小さな輪およびかかとから出る「かえし」と呼ばれる長い輪に通して足首に巻き、足の後部(アキレス腱)若しくは外側で縛るものである。鼻緒だけの草履に比べ足に密着するため、山歩きや長距離の歩行の際に非常に歩きやすく、昔は旅行や登山の必需品であった。また蹄鉄のない江戸時代には、馬にも馬用のわらじを履かせて蹄を保護していた。 鼻緒が裏の最前部にあるため、足指は直接地面につく。また基本的に使い捨てが前提の消耗品である上、アスファルトのような固い地面で使うことを想定されていないため、摩耗が著しく耐久性は期待できない。舗装されている道がほとんど無かった時代では、土の地面を歩く事で藁の隙間に土が入り、それにより摩擦消耗が軽減されていた。現代では舗装面を歩くとすぐに磨り減ってしまうので、長持ちさせるためにはすり足のような歩き方ではなく、しっかりした歩行が求められる。 現在日常生活においては殆ど使用されなくなったが、祭り等の伝統行事における装束の一部として履かれるほか、沢登りなど一部用途においては柔軟で水中の苔の付着した岩でもグリップが利くことなどから、いまだ標準的装備とされており、多くの登山用品店で実用品として販売されている。 また、長円形の物体を指す形容詞として用いられることもあり、例えばワラジムシといった名称や、大きな豚カツを「わらじトンカツ」と呼称して販売することもある。現在では民具作成用の藁が手に入りにくいため、ポリエステルの荷造り紐などで代用して作ることもある。.

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高田衛

衛(たかだ まもる、1930年4月17日 - )は日本近世文学研究者。東京都立大学名誉教授。 富山県砺波市生まれ。生家は老舗料理旅館の水月楼(現:すいげつろうホテル)。早稲田大学第二文学部日本文学科卒業、同大学院文学研究科修士課程、東京都立大学大学院博士課程修了。立正学園女子短期大学(現・文教大学女子短期大学部)、都立大学、近畿大学の教職を歴任。 専攻は上田秋成研究であったが、1980年に中公新書で『八犬伝の世界』を刊行し、馬琴『南総里見八犬伝』を道教的な視点から分析し、伏姫を文殊菩薩、八犬士を八大童子とみる説を出して注目を集めた。以後、近世後期の幻想文学の紹介に力を注ぐ。1999年、『女と蛇 表徴の江戸文学誌』で第8回やまなし文学賞受賞。現在、同賞選考委員長。 高田による『八犬伝』の解釈については、徳田武(近世漢文学者、明治大学教授)が批判、徳田-高田の論争が展開された。.

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鳥山石燕

蓮池の茂みから現れ出でた河童を描く。 鳥山 石燕(とりやま せきえん、正徳2年(1712年) - 天明8年8月23日(1788年9月22日)は、江戸時代中期の画家、浮世絵師。妖怪画を多く描いたことで知られる。.

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御影町、武庫の郷にて 蓑を身に着け、かんじきを履いた男性。『北越雪譜』の挿絵より。 蓑を身に着けた足軽 蓑(みの)は、イネ科植物の藁(わら)を編んで作られた雨具の一種で、雨を防ぐために衣服の上からまとう外衣の一種である。 なお、下半身を覆うような短いものを腰蓑(こしみの)という。.

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Softgarage

株式会社Softgarage(ソフトガレージ)は、キャラクター商品やゲーム、音楽、映像などの製作・企画を行う日本の企業である。.

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村上健司

村上 健司(むらかみ けんじ、1968年(昭和43年) - )は、日本のライター。妖怪愛好会隠れ里現会長(第2代)。東京都出身。東京映像芸術学院卒業。 日本各地の妖怪伝説を巡るのが趣味で、それを題材にした著書を記している。水木しげるの発案から創刊された季刊妖怪マガジン『怪』の執筆者の一人。京極夏彦の著書に登場する「沼上蓮次(ぬまがみ れんじ)」のモデルでもある。.

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毎日新聞社

株式会社毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ、英称:The Mainichi Newspapers Co., Ltd.)は、日本の大手新聞社の1つである。現在は、持株会社毎日新聞グループホールディングスの子会社となっている。.

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水木しげる

水木 しげる(みずき しげる、男性、1922年永らく1924年生れと公表していた。3月8日 - 2015年11月30日)は、日本の漫画家。文化功労者、傷痍軍人。本名は武良 茂(むら しげる)。 大阪府大阪市住吉区出生、鳥取県境港市入船町出身『鳥取県人名録』(企画・編集 鳥取県人名録刊行委員会 旬刊政経レポート、1987年 583頁)、戦後何度かの転居の後東京都調布市に永住。ペンネームは、紙芝居作家時代に兵庫県神戸市で経営していたアパート「水木荘」から名付けた。1958年に漫画家としてデビュー。代表作の『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などを発表し、妖怪漫画の第一人者となる。.

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新紀元社

新紀元社(しんきげんしゃ)は、日本の出版社。出版社コードは7753。 設立は1982年(昭和57年)3月4日。設立当初は家庭用コンピュータ(当時はマイコン、パソコンと呼称)の解説書を主に出版しており、テレビ番組『パソコンサンデー』のテキストなども手掛けていたが、1980年代後半よりファンタジー関連書籍およびテーブルトークRPG関連書籍の発行を始める。 『Truth In Fantasy』シリーズに代表される「ファンタジーゲームに出てくる用語やアイテムなどの元ネタを解説する」、いわゆる"ファンタジー関連書籍"のジャンルについては老舗である。日本のロールプレイングゲームの黎明期にはファンタジーゲームに出てくるガジェット(モンスター、武器など)の背景がほとんどが知られていなかったため、同社のファンタジー関連書籍が全国のゲーマーのファンタジーへの理解を大いに助けることとなった。ほぼ同時期から、ファンタジー関連書籍以外に、ミリタリー関連の解説書も多数出版しているが、これも軍事マニア向けではなくシミュレーションゲームなどの「ゲーマー」向けのライトな解説書であり、ゲーム世代へ向けた解説書籍の出版という基本コンセプトの範疇である。 1990年代後半よりコンピュータゲーム攻略本およびコンピュータゲームやアニメーションのファンブックなど扱うジャンルを広げる。1997年に『幻想動物事典』、2004年に『勇者シリーズメモリアルブック 超勇者伝承』、2005年に『図解 近代魔術』を発行。いずれも幻想事典シリーズ、メモリアルブックシリーズ、F-Filesシリーズとして、シリーズ化されている。2009年に発行した『幻想ネーミング辞典』は、多くの出版社から類似コンセプトの後追い書籍が多数発行され、一部で話題にもなった。近年では上記のジャンルに加えて、ライトノベル、プラモデル製作技法書、テーブルトークRPGのルールブックおよび女性向け書籍の発行も多い。 いわゆる総合出版社ではあるが、俗にいうところの「秋葉系」を得意とするイメージが強く、東京の秋葉原や大阪の日本橋などではとりわけ知名度が高い。.

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日本

日本国(にっぽんこく、にほんこく、ひのもとのくに)、または日本(にっぽん、にほん、ひのもと)は、東アジアに位置する日本列島(北海道・本州・四国・九州の主要四島およびそれに付随する島々)及び、南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などから成る島国広辞苑第5版。.

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日本の妖怪一覧

日本の妖怪一覧(にっぽんのようかいいちらん)は、日本の妖怪の中で、よく知られているものの一覧。妖怪と関係の深い歴史上の人物、神格、概念も含まれる。 フィクション作品に登場する創作妖怪は、:Category:フィクションの妖怪、:Category:妖怪を題材にした作品を参照。.

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