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熱帯医学

索引 熱帯医学

熱帯医学(ねったいいがく、英 Tropical medicine)とは、医学の中でも熱帯でみられる疾患を中心とした学問・医療のこと。ケース・ウェスタン・リザーブ大学からは「The American Journal of Tropical Medicine and Hygiene; AJTMH」というこの分野の専門医学雑誌が発行されている。日本では長崎大学に熱帯医学研究所があり、日本熱帯医学会を主宰している。.

18 関係: 医学マラリアリーシュマニアトキソプラズマヒトTリンパ好性ウイルスデング熱クリプトスポリジウムケース・ウェスタン・リザーブ大学シンガポール結核熱帯蚊帳黄熱赤痢アメーバ肝蛭症長崎大学HTLV-I関連脊髄症

医学

医学(いがく、英:Medicine, Medical science)とは、生体(人体)の構造や機能、疾病について研究し、疾病を診断・治療・予防する方法を開発する学問である広辞苑「医学」。 医学は、病気の予防および治療によって健康を維持、および回復するために発展した様々な医療を包含する。.

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マラリア

マラリア(麻剌利亜、「悪い空気」という意味の古いイタリア語: mal aria 、Malaria、malaria)は、熱帯から亜熱帯に広く分布する原虫感染症。高熱や頭痛、吐き気などの症状を呈する。悪性の場合は脳マラリアによる意識障害や腎不全などを起こし死亡する。古典などで出てくる瘧(おこり)とは、大抵このマラリアを指していた。 マラリアは予防可能、治療可能な病気である。全世界ではマラリアに年間2.16億人が感染し、うち44.5万人が死亡している(2016年)。.

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リーシュマニア

リーシュマニア は、トリパノソーマ科に属する原生生物で、脊椎動物の細胞内に寄生してリーシュマニア症を引き起こす。 名はイギリス陸軍軍医のウィリアム・リーシュマン (1865–1926) に因む。 この原虫はサシチョウバエ類によって媒介されるが、特に旧世界では 属、新世界では 属のものが知られている。主要な宿主は哺乳動物であり、ヒトのほかにげっ歯類、イヌなどにおいて感染の報告が多くなされている。.

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トキソプラズマ

トキソプラズマ()は、アピコンプレックス門コクシジウム綱に属する寄生性原生生物の1種。幅2-3μm、長さ4-7μmの半月形の単細胞生物で、ヒトを含む幅広い恒温動物に寄生してトキソプラズマ症を引き起こす。通常は免疫系により抑え込まれるため大きな問題とはなりにくいが、免疫不全の状態では重篤あるいは致死的な状態となりうる。特に妊娠初期に初感染した場合、胎児が重篤な障害を負うことがある。.

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ヒトTリンパ好性ウイルス

ヒトTリンパ好性ウイルス(ヒトティーリンパこうせいウイルス、Human T-lymphotropic Virus、Human T-cell Leukemia Virus、HTLV)は、レトロウイルスの一種。HTLV-I, II, III, IVがある。.

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デング熱

デング熱(デングねつ、まれにデンゲ熱とも、ˈdɛŋgi -, breakbone fever)とは、が原因の感染症であり、熱帯病の一つである。 蚊の吸血活動を通じて、ウイルスが人から人へ移り、高熱に達することで知られる一過性の熱性疾患であり、症状には、発熱・頭痛・筋肉痛・関節痛、はしかの症状に似た特徴的な皮膚発疹を含む。 治療方法は対症療法が主体で、急性デング熱にはいま起きている症状を軽減するための支持療法 (supportive therapy, supportive care)が用いられ、軽度または中等度であれば、経口もしくは点滴による水分補給、より重度の場合は、点滴静脈注射や輸血といった治療が用いられる。ただ稀ではあるが、生命を脅かすデング出血熱に発展し、出血、血小板の減少、または血漿(けっしょう)漏出を引き起こしたり、デングショック症候群に発展して出血性ショックを引き起こすこともある。 主な媒介生物はヤブカ属の中でも特にネッタイシマカ(Aedes aegypti)やヒトスジシマカ(Aedes albopictus)などの蚊によって媒介される。このウイルスには4つの異なる型があり、ある型に感染すると、通常その型に対する終生免疫を獲得するが、他の型に対する免疫は短期間にとどまる。また、異なる型に続けて感染すると、重度の合併症のリスクが高まる。 デング熱が文献に現れるようになったのは1779年からであり、ウイルスが原因であることや伝染経路について解明されたのは、20世紀初頭である。第二次世界大戦以降、デング熱は世界的に広まり、1960年代からその発生数は急激に増加している。現在では、110か国以上で毎年およそ5000万人から1億人が感染する風土病となっている。うち70%がアジアで、インドは全世界の34%を占める世界一の感染者数を持つ。また「実際の感染規模は政府公表の数百倍を超える」とする専門家もいる。 主な原因として、急激な都市化や地球温暖化、また国際化による人の往来の増加による感染拡大が関与していると考えられている。対策としては、蚊の駆除の他に、ワクチンの研究やウイルスに直接働きかける薬物治療の研究が進められている。.

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(蚊)は、ハエ目(双翅目)糸角亜目カ科(学名: )に属する昆虫である。ナガハシカ属、イエカ属、ヤブカ属、ハマダラカ属など35属、約2,500種が存在する。ヒトなどから吸血し、種によっては各種の病気を媒介する衛生害虫である。 カの最も古い化石は、1億7,000万年前の中生代ジュラ紀の地層から発見されている。.

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クリプトスポリジウム

リプトスポリジウムは、アピコンプレックス門に属する原虫であり、ヒトを含む脊椎動物の消化管などに寄生する。種と宿主の組み合わせ次第ではクリプトスポリジウム症を引き起こし、致死的になる場合もある。クリプトスポリジウム・パルバム(遺伝子型1または2)は病原性原虫としては唯一、感染症法により特定病原体等(四種病原体)に指定されている。分類学上はクリプトスポリジウム属(Tyzzer, 1907)とし、この1属をもってクリプトスポリジウム科 Leger, 1911 を構成する。学名は、ギリシア語でkryptos隠れた + ラテン語のsporidium担子胞子(sporaで種)に由来する。.

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ケース・ウェスタン・リザーブ大学

アデルバート・ホール ケース・ウェスタン・リザーブ大学(Case Western Reserve University)はアメリカ合衆国オハイオ州クリーブランドにある私立工科系総合大学。1967年創立。ケース工科大学(1880年創立)とウェスタン・リザーブ大学(1826年創立)を前身とする。 米国・カナダ両国の主要研究大学が加盟する、アメリカ大学協会のメンバーであり、USニューズ&ワールド・レポートの2007年度のランキングによると、学部のプログラムの総合評価はオハイオ州内では第1位、全米では第38位にランクされるなど高い評価を得ており、とくに医学、生化学の教育・研究レベルの質の高さは全米でもトップクラスである。.

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シンガポール

ンガポールの衛星写真 シンガポール共和国(シンガポールきょうわこく)、通称シンガポールは、東南アジアの主権都市国家かつ島国である。マレー半島南端、赤道の137km北に位置する。同国の領土は、菱型の本島であるシンガポール島及び60以上の著しく小規模な島々から構成される。 同国は、北はジョホール海峡によりマレーシア半島から、南はシンガポール海峡によりインドネシアのリアウ諸島州から各々切り離されている。同国は高度に都市化され、原初の現存植生はほとんどない。同国の領土は、一貫して埋立てにより拡大してきた。.

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結核

結核(けっかく、Tuberculosis)とは、マイコバクテリウム属の細菌、主に結核菌 (Mycobacterium tuberculosis) により引き起こされる感染症Kumar, Vinay; Abbas, Abul K.; Fausto, Nelson; & Mitchell, Richard N. (2007).

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熱帯

熱帯(ねったい)とは、地球上で緯度が低く年中温暖な地域のことである。緯度による定義、気候区分による定義が存在する。 緯度による定義では、赤道を中心に北回帰線(北緯23度26分22秒)と南回帰線(南緯23度26分22秒)に挟まれた帯状の地域を意味する。英語で熱帯を意味するtropicsは、回帰線(tropic)から生まれた言葉である。 気候区分による定義は気象学者によって複数存在する。以下では気候区分による定義、それもケッペンの気候区分における定義に基づいた内容を紹介する。ケッペンの気候区分における記号はAで、最も低緯度に位置することを示す。 アリソフの気候区分では、1936年に発表された「地理的気候帯」の中に熱帯があり、赤道気候(E)・赤道モンスーン気候(E.M.)・貿易風気候(Pass.)の3つに区分される矢澤(1989):352ページ。さらに貿易風気候は海洋性(Pass.

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蚊帳

蚊帳(かや、かちょう、ぶんちょう、蚊屋)は、蚊などの害虫から人などを守るための網。.

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黄熱

熱ウイルス 黄熱(おうねつ、yellow fever)は、ネッタイシマカ (Aedes aegypti) などのなどのカ(蚊)によって媒介されるフラビウイルス科フラビウイルス属に属する黄熱ウイルスを病原体とする感染症。感染症法における四類感染症。黄熱病と同義。発熱を伴い、重症患者に黄疸が見られることから命名された。.

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赤痢アメーバ

赤痢アメーバ(せきりアメーバ、学名:Entamoeba histolytica)は嫌気性のアメーバで、人畜に寄生し、特にヒトに対してアメーバ赤痢などの症状を引き起こす病原体である。 トロフォゾイト(栄養体)とシスト(包嚢)の形で存在し、トロフォゾイトの細胞分裂のみで増殖し有性生殖はない。トロフォゾイトは宿主体内と排泄直後の糞便にのみ生存する。シストは外界で生存し感染に関わるが、加熱や冷凍には弱い。シストは経口的に取り込まれると、小腸で脱嚢しトロフォゾイトになり、主に大腸で活動する。不顕性感染もあるが、大腸で赤痢症状を起こす他、血中に入り肝膿瘍なども起こす。 アメーバ赤痢がアメーバによることは1875年に知られたが、赤痢アメーバが種として記載されたのは1903年、微生物学者フリッツ・シャウディンによる(シャウディンは後に赤痢アメーバにより死亡した)。.

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肝蛭症

肝蛭症(かんてつしょう、fascioliasis)とは寄生虫病であり、人獣共通感染症の一つ。.

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長崎大学

旧制六医科大学からの流れを汲む、旧官立大学の一つである。.

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HTLV-I関連脊髄症

HTLV-1ウイルスの顕微鏡写真 HTLV-1関連脊髄症(HTLV-1かんれんせきずいしょう、HTLV-1 associated myelopathy。略称HAM)とは、鹿児島大学の納光弘(おさめみつひろ)教授らによって発見された、HTLV-1のキャリア(感染者)の一部におこる慢性の痙性脊髄麻痺のことである出雲 2002, p. 239.

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