ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

木庭二郎

索引 木庭二郎

木庭 二郎(こば じろう、1915年3月7日 - 1973年9月28日)は昭和期の物理学者。核物理学を専攻。 1945年に東京帝国大学を卒業し、大阪大学助教授等を経て、京都大学教授となる。1963年にコペンハーゲン大学のニールス・ボーア研究所教授となるが、1973年にコペンハーゲンでコレラにより客死。 朝永振一郎の繰り込み理論の研究などに協力し、高エネルギー粒子の衝突における多重発生現象を研究した。 坂田昌一の「凝集力場理論」の検証において計算を間違えた責任を取って、丸坊主になったエピソードは有名である。これは、それだけ朝永振一郎に信頼されていたと言える。 兄は文芸評論家の中村光夫(本名 木庭一郎)。 弟、木庭三郎も理論物理学者(専門は物性論)。.

21 関係: 原子核物理学坂田昌一大阪大学中村光夫京都大学ニールス・ボーア研究所コペンハーゲンコペンハーゲン大学コレラ繰り込み物理学者物性物理学東京東京大学朝永振一郎1915年1945年1963年1973年3月7日9月28日

原子核物理学

原子核物理学(げんしかくぶつりがく、英語:nuclear physics、単に核物理とも言う):強い相互作用に従う粒子の多体問題を研究する学問領域。主に原子核の核構造、核反応(核分裂反応、核融合反応)などを扱う分野のこと。また、核物質・ハドロン物質の性質を調べるハドロン物理学も、この分野の一部である。 構成要素が2種類(注・ハイパー核はさらに数種類の構成要素が加わる)であるにもかかわらず、陽子・中性子それぞれの数や励起のさせ方により、様々な構造を取るのが特徴である。核子の主要な相互作用である「強い相互作用」が未だ完全に解明されていないこと、物性理論のように構成粒子が無限であるという近似が許されないこと、表面の効果が重要であること等により、発見から1世紀近く経つにもかかわらず、未知の部分が残されており、理論実験ともに盛んに研究が行われている。.

新しい!!: 木庭二郎と原子核物理学 · 続きを見る »

坂田昌一

坂田 昌一(さかた しょういち、1911年1月18日 - 1970年10月16日)は日本の物理学者。元名古屋大学教授。湯川秀樹、朝永振一郎とともに日本の素粒子物理学をリードした。 特に、1950年代半ばから1960年代半ばまで、坂田の率いるグループは素粒子の構造に関しては、世界の最先端を走り続け、素粒子論の基本構造を解明し、追随をゆるさなかった。.

新しい!!: 木庭二郎と坂田昌一 · 続きを見る »

大阪大学

文部科学省が実施しているスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校である。.

新しい!!: 木庭二郎と大阪大学 · 続きを見る »

中村光夫

中村 光夫(なかむら みつお、1911年(明治44年)2月5日 - 1988年(昭和63年)7月12日)は、文芸評論家、作家。本名、木庭一郎(こば いちろう)。第6代日本ペンクラブ会長、文化功労者、日本芸術院会員。私小説批判で有名。.

新しい!!: 木庭二郎と中村光夫 · 続きを見る »

京都大学

記載なし。

新しい!!: 木庭二郎と京都大学 · 続きを見る »

ニールス・ボーア研究所

ニールス・ボーア研究所(デンマーク語:Niels Bohr Institutet)とは、1921年に設立されたコペンハーゲン大学の研究機関である。研究分野は、天文学、地球物理学、ナノテクノロジー、素粒子物理学、量子力学、生物物理学とさまざまである。 1914年にコペンハーゲン大学のスタッフとなった理論物理学者ニールス・ボーアが、1916年の教授就任より研究所開設の嘆願をし、1921年に設立された。ニールス・ボーア生誕80周年の1965年10月7日に、正式に「ニールス・ボーア研究所」と改名された。設立資金の多くは、カールスバーグ醸造所の慈善団体、後に参加したロックフェラー財団による支援である。 1920年代、1930年代においては、原子物理学と量子物理学研究の中心地であった。ヨーロッパ中から物理学者が集い、コペンハーゲン解釈などが発信された。 1993年1月1日、、天文観測所、エルステッド研究所、地球物理学研究所と合併したが、ニールス・ボーア研究所の名称は残ることとなった。.

新しい!!: 木庭二郎とニールス・ボーア研究所 · 続きを見る »

コペンハーゲン

ペンハーゲン(Kopenhagen )、クブンハウン(ケブンハウン)(København 、コゥペンヘイゲン(Copenhagen )は、デンマークの首都。デンマーク最大の都市で、自治市の人口は52万人。市名はデンマーク語の"Kjøbmandehavn"(商人たちの港)に由来する。「北欧のパリ」と比喩される。.

新しい!!: 木庭二郎とコペンハーゲン · 続きを見る »

コペンハーゲン大学

ペンハーゲン大学(Universitas Hafniensis、Københavns Universitet)は、デンマークのコペンハーゲンにある大学。同国で一番歴史があり、また第二大規模の大学である。学生数は37,000人あまり、女性が59%を占め、教職員は7000人を越える。キャンパスはコペンハーゲン周辺に複数存在し、コペンハーゲンの中央部に最も古いキャンパスがある。大部分の授業はデンマーク語で教えられているが、英語やドイツ語での授業も増えつつある。.

新しい!!: 木庭二郎とコペンハーゲン大学 · 続きを見る »

コレラ

レラ(Cholera、虎列剌)は、コレラ菌(Vibrio cholerae)を病原体とする経口感染症の一つ。日本では「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症新法)の指定感染症である(2006年(平成18年)12月8日公布の「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律」により二類感染症から三類感染症に変更)。日本ではコレラ菌のうちO1、O139血清型を原因とするものを行政的にコレラとして扱う。治療しなければ患者は数時間のうちに死亡する場合もある。 予防には、衛生改善と清潔な水へのアクセスが必要である。 経口コレラワクチンは、投与するとおよそ6か月効果が続き、またその他一部の大腸菌による下痢も予防できる 。主な治療法は経口水分補給であり、加糖加塩の液体により電解質を補充する。補充には米食ベースの選択が好まれる。児童には亜鉛サプリメントも推奨される 。重度な症例では、静脈輸液(乳酸リンゲル液など)が求められ、また抗生物質も効果がありうる 。抗生物質の感受性試験は、治療選択の支援となりえる。 全世界の患者数は毎年3-5百万人であり、年間28,800–130,000人の死者を出している。パンデミックには分類されておらず、先進国ではまれな病気である。最も影響を受けるのは児童である。コレラはアウトブレイクを起こす病気でもあるが、特定の地域では一般的な病気である。現在もリスクがある地域は、アフリカ、東南アジアである。 死亡リスクはたいてい5%以下であるが、医療アクセスに乏しい地域では50%ほどに高まる。歴史的な記録は、紀元前5世紀のサンスクリットにまで確認される。.

新しい!!: 木庭二郎とコレラ · 続きを見る »

繰り込み

繰り込み(くりこみ)とは、場の量子論で使われる、計算結果が無限大に発散してしまうのを防ぐ数学的な技法であり、同時に場の量子論が満たすべき最重要な原理のひとつでもある。 くりこみにより、場の量子論を電磁相互作用に適用した量子電磁力学が完成した。場の量子論にくりこみを用いる方法は、以後の量子色力学およびワインバーグ・サラム理論を構築する際の規範となる。.

新しい!!: 木庭二郎と繰り込み · 続きを見る »

物理学者

物理学者(ぶつりがくしゃ)は、物理学に携わる研究者のことである。.

新しい!!: 木庭二郎と物理学者 · 続きを見る »

物性物理学

物性物理学(ぶっせいぶつりがく)は、物質のさまざまな巨視的性質を微視的な観点から研究する物理学の分野。量子力学や統計力学を理論的基盤とし、その理論部門を物性論(ぶっせいろん)と呼ぶことも多い。これらは日本の物理学界独特の名称であるが、しばしば凝縮系物理学に比定される。狭義には固体物理学を指し、広義には固体物理学(結晶・アモルファス・合金)およびソフトマター物理学・表面物理学・物理化学、プラズマ・流体力学などの周辺分野を含む。.

新しい!!: 木庭二郎と物性物理学 · 続きを見る »

東京

西新宿東京スカイツリー/レインボーブリッジ渋谷/国会議事堂 東京(とうきょう、)は、日本の関東平野中央部の東京湾に面する都市、あるいは都市圏であり、江戸幕府の所在地・江戸が慶応4年7月(1868年9月)に「東京」に名称変更されたものである。 明治2年3月28日に、日本の都(みやこ)が京都から「東京」に遷された。そして現在の日本の事実上の首都である。 現在の東京は世界都市であり、都市圏として世界最大の人口・経済力を擁している。.

新しい!!: 木庭二郎と東京 · 続きを見る »

東京大学

記載なし。

新しい!!: 木庭二郎と東京大学 · 続きを見る »

朝永振一郎

朝永 振一郎(ともなが しんいちろう、1906年(明治39年)3月31日 - 1979年(昭和54年)7月8日)は、日本の物理学者。相対論的に共変でなかった場の量子論を超多時間論で共変な形にして場の演算子を形成し、場の量子論を一新した。超多時間論を基に繰り込み理論の手法を生み出し、量子電磁力学の発展に寄与した功績によってノーベル物理学賞を受賞した。また、非摂動論の一般理論である中間結合理論は、物性や素粒子の状態を調べる基本手法となった。東京生まれで京都育ち。なお、朝永家自体は長崎県の出身。武蔵野市名誉市民。.

新しい!!: 木庭二郎と朝永振一郎 · 続きを見る »

1915年

記載なし。

新しい!!: 木庭二郎と1915年 · 続きを見る »

1945年

この年に第二次世界大戦が終結したため、世界史の大きな転換点となった年である。.

新しい!!: 木庭二郎と1945年 · 続きを見る »

1963年

記載なし。

新しい!!: 木庭二郎と1963年 · 続きを見る »

1973年

記載なし。

新しい!!: 木庭二郎と1973年 · 続きを見る »

3月7日

3月7日(さんがつなのか)は、グレゴリオ暦で年始から66日目(閏年では67日目)にあたり、年末まであと299日ある。.

新しい!!: 木庭二郎と3月7日 · 続きを見る »

9月28日

9月28日(くがつにじゅうはちにち)は、グレゴリオ暦で年始から271日目(閏年では272日目)にあたり、年末まであと94日ある。.

新しい!!: 木庭二郎と9月28日 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »