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新翅下綱

索引 新翅下綱

新翅下綱(しんしかこう)は、昆虫綱を大きく分けた分類群の一つ。有翅亜綱のうち、トンボ目・カゲロウ目を除いた大部分の目が含まれる。翅脈の多少や構造によって多新翅類(バッタ・ゴキブリなど)、準新翅類(チャタテムシ・カメムシなど)、貧新翅類(ハエ・ハチ・チョウなどやそのほかの高等な類を含む)に分けられる。このうち多新翅類・準新翅類は不完全変態、貧新翅類は完全変態を行う。 Category:昆虫.

22 関係: ナナフシマントファスマチャタテムシチョウハチハエハサミムシバッタトンボカマキリカメムシカワゲラカゲロウガロアムシゴキブリシロアリモドキ六脚類動物節足動物甲虫類有翅亜綱昆虫

ナナフシ

ナナフシ(七節、竹節虫)は、節足動物門昆虫綱ナナフシ目に属する昆虫の総称。草食性の昆虫で、木の枝に擬態した姿が特徴的。「七節」の「七」は単に「たくさん」という程度の意味で、実際に体節を正しく7つもっているわけではない。また、「竹節虫」は中国語由来の表記である。 ナナフシ目の学名の "" は「異様なもの」を意味する と、高次の分類群を示す を合わせたもので、学名についてはこの他に "" とする場合もある。.

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マントファスマ

マントファスマ、またはカカトアルキは、節足動物門 昆虫綱マントファスマ目(またはカカトアルキ目、踵行目)に属する昆虫の総称。 2001年に、ドイツのOliver Zomproらは、琥珀の中から発見した化石個体を調べて、最初のマントファスマ類の昆虫を新種として発表した。その後、同じ特徴を持つ昆虫が、20世紀初頭に生きている状態で採集され、既にフンボルト博物館に未同定ナナフシ類の標本として保存されていることがわかった。それらの昆虫の特徴は、従来のどのグループとも異なっていたことから、マントファスマ目 (Mantophasmatodea Klass, Zompro, Kristensen and Adis, 2002) が、昆虫綱に属する31番目の目(もく)として、2002年に新たに記載された。 ガロアムシ目(非翅目)と近縁である。それぞれをガロアムシ亜目 (Grylloblattodea) ・マントファスマ亜目とし、あわせて非翅目 (Notoptera) とすることがある。.

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チャタテムシ

チャタテムシ(茶立虫)は、昆虫綱咀顎目(Psocodea)のうち、寄生性のシラミ、ハジラミ以外の微小昆虫の総称。 側系統だが、かつてはチャタテムシ目(噛虫目、Psocoptera)に分類された。チャタテムシ目は現在でも便宜的に使われるが、亜目などに格下げされたのではなく、正式な分類群としては認められていない。 有翅のものと無翅のものがいる。咀嚼口式で、触角は糸状である。有翅のものでは体長より長い。.

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チョウ

チョウ(蝶)は、昆虫綱チョウ目(鱗翅目、ガ目とも)のうち、 に分類される生物の総称である。 チョウ目の21上科のうち、アゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科の3上科が、いくつかの特徴を共有し、 に分類される、すなわちチョウである。 その他のチョウ目の種はガ(蛾)と呼ばれるが、チョウはチョウ目の系統の中でかなり深いところにある派生的な系統で、それに対しガは「チョウでない」としか定義できない側系統であり、チョウ目をチョウとガに分けるのは自然な分類ではない。(チョウ目#チョウとガの区別参照)。しかし、一般には完全に区別して扱われ、昆虫採集においてもっとも愛されてきた昆虫である。.

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ハチ

蜂の巣。六角形の部屋が密集してできている。 ハチ(蜂)とは、昆虫綱ハチ目(膜翅目)に分類される昆虫のうち、アリ(ハチ類ではあるが、多くの言語・文化概念上、生活様式の違い等から区別される)と呼ばれる分類群以外の総称。ハバチ亜目の全てと、ハチ亜目のうちハナバチ、スズメバチ等がこれに含まれる(ハチ目を参照)。.

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ハエ

ハエ(蠅・蝿)は、ハエ目(双翅目:そうしもく)に属する昆虫のうち、ハエ亜目(短角亜目)・環縫短角群(かんぽうたんかくぐん)・ハエ下目(Muscomorpha)に属するものの総称である。日本だけで 60 ほどの科と、そこに属する 3,000 種近い種が存在する。 成虫は一般にコンパクトな胴体、よく発達した前翅、後翅が変化した平均棍を持つ。飛翔能力は昆虫類の中でも非常に高い部類で、空間に完全に固定されたかのようなホバリングや、高速での急激な方向転換など、複雑で敏捷な飛翔をこなせるものが多い。「短角亜目」という名の通り触角は通常短い。 羽化の際にはさなぎの背中が縦に割れずに環状に開く。このためさなぎの縫い目が環状になっているとの意で「環縫短角群 」、あるいは単に「環縫群」「環縫類」とも呼ばれる。アブは通常ハエとは別の直縫短角群を指す呼称だが、「アブ」と名のつくもののうちハナアブ科やアタマアブ科などはハエの仲間であり、逆に「ハエ」と名のつくもののうち、アシナガバエ科やオドリバエ科などはアブの仲間である。.

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ハサミムシ

ハサミムシ(鋏虫、蠼螋)は、ハサミムシ目(革翅目、Dermaptera)の昆虫の総称、またはその一種()の和名。 英語では「 earwig 」、ドイツ語では 「 ohrwurm 」と呼ぶ。ともに「耳の虫」の意で、「眠っている人間の耳に潜り込み中に食い入る」という伝承による。 日本では、古い和式便所近くでよく見られたことから、別名「ちんぽきり」、「ちんぽばさみ」と呼ばれた。.

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バッタ

バッタ(飛蝗)は、バッタ目(直翅目)・バッタ亜目 (Caelifera) に分類される昆虫の総称。イナゴ(蝗)も含まれるが、地域などによってはバッタとイナゴを明確に区別する。漢字表記では、「螇蚸」、「蝗虫」や「蝗」とも。英語ではGrasshopper。.

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トンボ

トンボの頭部・胸部(カトリヤンマ ''Gynacantha japonica'' のメス) トンボの頭部・胸部・腹部(カトリヤンマ ''Gynacantha japonica'' のメス) トンボの複眼 ハートを形作るイトトンボの交尾 左側がオス ギンヤンマ類のヤゴ トンボ(蜻蛉、蜻蜓、とんぼ、英語:dragonfly, damselfly)は細長い翅と腹を持った昆虫である。蜻蛉目(せいれいもく、トンボ目、Odonata)をなす。.

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カマキリ

マキリは、昆虫綱カマキリ目(蟷螂目、学名:)に分類される昆虫の総称。前脚が鎌状に変化し、他の小動物を捕食する肉食性の昆虫である。漢字表記は螳螂、蟷螂(とうろう)、鎌切。 名前の由来については、「鎌切」という表記があることからわかるように、「鎌で切る」から「鎌切り」となったという説と、「カマキリ」は、「鎌を持つキリギリス」の意味で、この「キリ」はヤブキリ、クサキリ、ササキリなどのキリギリスの仲間の名にふくまれる「キリ」と同じであるという説とがある。分類法によっては、ゴキブリやシロアリなどとともに網翅目(もうしもく、)とすることもある(その際、カマキリ類はカマキリ亜目になる)。かつてはバッタやキリギリスなどと同じバッタ目(直翅目、)に分類する方法もあったが、現在ではこれらとはそれ程近縁でないとされている。カマキリに似たカマキリモドキという昆虫がいるが、アミメカゲロウ目(脈翅目)に属し、全く別の系統に分類される。またおなじくカマキリに似た前脚を持つミズカマキリもカメムシ目(半翅目)に属し、全く別の系統である。これらは収斂進化の例とされている。.

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カメムシ

メムシ(椿象、亀虫)は、カメムシ目(半翅目)・カメムシ亜目(異翅亜目)に属する昆虫のうち、カメムシ科など陸生昆虫の総称である。標準和名を「カメムシ」とする昆虫は存在しない。悪臭を放つことで知られる。そこから「クサムシ」や「屁こき虫」という俗称があり、ヘッピリやクサンボ、ジャコという地方名も知られる。英名の“stink bug”(臭い虫)もその習性に由来する。.

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カワゲラ

ワゲラの幼虫 カワゲラは襀翅目(せきしもく、カワゲラ目、Plecoptera)の昆虫の総称。多新翅類に所属する。.

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カゲロウ

ウ(蜉蝣)とは、節足動物門・昆虫綱・カゲロウ目(蜉蝣目)Ephemeropteraに属する昆虫の総称。昆虫の中で最初に翅を獲得したグループの一つであると考えられている。幼虫はすべて水生。不完全変態であるが、幼虫→亜成虫→成虫という半変態と呼ばれる特殊な変態をし、成虫は軟弱で長い尾をもち、寿命が短い。 学名はギリシャ語でカゲロウ ( )と、翅 ( )からなる。 は名詞で、 または の複数中性格である。原義は (その日1日)で、カゲロウの寿命の短さに由来する。 はチラシやパンフレットなどのエフェメラを意味し、やはりその日だけの一時的な存在であることによる。.

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ガロアムシ

アムシは、昆虫綱ガロアムシ目(非翅目、Grylloblattodea、Notoptera)の昆虫の総称。日本の中禅寺湖で最初に発見したフランスの外交官 E. Gallois にちなんで1914年に名づけられた。コオロギモドキとも言う。 現在知られているのは2亜科4属に属する25種。日本からは8種が知られる(ただし諸説があり研究者によって異論あり)。.

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ゴキブリ

ブリは、昆虫綱ゴキブリ目 (Blattodea) のうちシロアリ以外のものの総称。シロアリは系統的にはゴキブリ目に含まれるが、「ゴキブリ」に含められる事は無く、伝統的には別目としてきた。なおカマキリ目と合わせて網翅目 (Dictyoptera) を置き、Blattodeaをその下のゴキブリ亜目とする事があるが、その場合、ゴキブリはゴキブリ亜目(のうちシロアリ以外)となる。.

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シロアリモドキ

アリモドキ(白蟻擬、擬白蟻)は、シロアリモドキ目(紡脚目、Embioptera)と呼ばれる目の熱帯性の昆虫の総称。日本にはコケシロアリモドキとタイワンシロアリモドキともう1種が確認されている。 シロアリモドキといわれるが見た目はシロアリのそれとは似ていない。触角は糸状で、最低16節、最高32節に分かれる。単眼はなく、複眼は小さい。オスは大概有翅であるが、メスはすべて無翅である。翅はシロアリと同じ形を呈する。前肢の跗節は三節からなるが、その第1節が肥大しており、そこに巣の材料の絹糸をつくる紡糸腺があるため、紡脚目とも呼ばれる。 巣では亜社会的な生活が営まれている。.

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六脚類

六脚類(ろっきゃくるい、Hexapoda)は、節足動物汎甲殻類の1分類群である。その名のとおり3対6本の脚を持ち、昆虫と共通点の多い分類群で構成される。六脚虫(ろっきゃくちゅう)とも。分類階級は六脚亜門、ときに六脚上綱となる。.

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動物

動物(どうぶつ、羅: Animalia、単数: Animal)とは、.

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節足動物

足動物(せっそくどうぶつ)とは、動物界最大の分類群で、昆虫類、甲殻類、クモ類、ムカデ類など、外骨格と関節を持つグループである。種多様性は非常に高く、陸・海・空・土中・寄生などあらゆる場所に進出して様々な生態系と深く関わり、現生種は約110万種と名前を持つ全動物種の85%以上を占めるただし未記載の動物種もいまだ多く、最近の研究では海産の線形動物だけで1億種以上いると推定されているた --> 。なお、いわゆる「虫」の範疇に入る動物は当動物門のものが多い 。.

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甲虫類

虫類(こうちゅうるい)は、昆虫綱・有翅昆虫亜綱・コウチュウ目(甲虫目、鞘翅目(しょうしもく)とも)に分類される昆虫の総称。カブトムシ、クワガタムシ、カミキリムシ、ゲンゴロウ、オサムシ、ホタル、テントウムシ、ゾウムシなど、非常に多様な昆虫が所属する。.

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有翅亜綱

有翅亜綱(ゆうしあこう、Pterygota)は、昆虫綱を大きく分けた分類群の一つ。シミ目・イシノミ目ほか5目を除いた大部分の目が含まれ、旧翅下綱と新翅下綱に分類される。 はねをもつ昆虫ばかりでなく、二次的にはねが退化したと思われる、ノミ目、シラミ目なども含まれる。 無翅亜綱と異なり、これらの昆虫は成長の間に多少とも明らかな形態の変化、すなわち変態がみられる。成虫は脱皮することがなく、腹部には後端の尾角などを除いて付属肢の痕跡がまったくない。 Category:昆虫.

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昆虫

昆虫(こんちゅう)は、節足動物門汎甲殻類六脚亜門昆虫綱(学名: )の総称である。昆虫類という言葉もあるが、多少意味が曖昧で、六脚類の意味で使うこともある。なお、かつては全ての六脚虫を昆虫綱に含めていたが、分類体系が見直され、現在はトビムシなど原始的な群のいくつかが除外されることが多い。この項ではこれらにも触れてある。 昆虫は、硬い外骨格をもった節足動物の中でも、特に陸上で進化したグループである。ほとんどの種は陸上で生活し、淡水中に棲息するものは若干、海中で棲息する種は例外的である。水中で生活する昆虫は水生昆虫(水棲昆虫)とよばれ、陸上で進化した祖先から二次的に水中生活に適応したものと考えられている。 世界の様々な気候、環境に適応しており、種多様性が非常に高い。現時点で昆虫綱全体で80万種以上が知られている。現在知られている生物種に限れば、半分以上は昆虫である。.

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