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式 (プログラミング)

索引 式 (プログラミング)

式(しき、expression)とは、プログラミングにおいて、言語によって定められた優先順位や結びつきの規定に則って評価される値、変数、演算子、関数の組み合わせである。数学における式と同様、式は評価された値を持つ。 言語によっては式が副作用を持つこともあり、参照透過性がない場合もある。.

13 関係: 参照透過性変数 (プログラミング)プログラミング (コンピュータ)プログラミング言語副作用 (プログラム)C Sharp評価Microsoft Visual Basic .NET演算子演算子の優先順位文 (プログラミング)数式

参照透過性

参照透過性(さんしょうとうかせい、Referential transparency)は、計算機言語の概念の一種である。ある式が参照透過であるとは、その式をその式の値に置き換えてもプログラムの振る舞いが変わらない(言い換えれば、同じ入力に対して同じ作用と同じ出力とを持つプログラムになる)ことを言う。具体的には変数の値は最初に定義した値と常に同じであり、関数は同じ変数を引数として与えられれば同じ値を返すということになる。当然変数に値を割り当てなおす演算である代入 (Assignment) を行う式は存在しない。このように参照透過性が成り立っている場合、ある式の値、例えば関数値、変数値についてどこに記憶されている値を参照しているかということは考慮する必要がない、即ち参照について透過的であるといえる。 参照透過性が成り立つ言語は式の値がプログラムのテキストから定まるという特徴から宣言型言語 (Declarative language) と呼ばれたり、関数の数学的性質が保たれるという特徴から純粋関数型言語 (Pure functional language) と呼ばれたりする。一方変数の値の変更が認められているような参照透過的でない言語を手続き型言語と呼ぶ。ただ、手続き型言語は機械語プログラミングとの繋がりという歴史的な事情により手続きが式でなく命令列で表現されたことから命令型言語と呼ばれることもあり、そのような場合との対比で単に式(例えば関数や変数の組み合わせ)でプログラムが表現されているだけの言語、あるいは高階関数の仕組みを備えた言語をひっくるめて、代入が可能であるかないかを問わず、関数型言語と呼ぶことも多い。結局現状では単に関数型言語という場合は参照透過的な言語(即ち純粋関数型言語)とそうでない関数型言語を両方とも含むということになっている。 また以上に関連して分散処理を記述する場合に、あるデータがどのノード上にあるかを意識せず透過的にアクセスできるという性質も参照透過性と呼ばれる。.

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変数 (プログラミング)

プログラミングにおいて、変数(へんすう、variable)とは、プログラムのソースコードにおいて、扱われるデータを一定期間記憶し必要なときに利用できるようにするために、データに固有の名前を与えたものである。 一人一人の人間が異なる名前によって区別されるように、一つ一つの変数も名前によって区別される。これにより、複数のデータを容易に識別することができる。変数名は一般に(字句的には)識別子である、ないし、変数の識別子のことを変数名という。一般に、変数が表しているデータをその変数の値(あたい)という。.

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プログラミング (コンピュータ)

ンピュータのプログラミング(programming)とは、コンピュータプログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為である。.

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プログラミング言語

プログラミング言語(プログラミングげんご、programming language)とは、コンピュータプログラムを記述するための形式言語である。なお、コンピュータ以外にもプログラマブルなものがあることを考慮するならば、この記事で扱っている内容については、「コンピュータプログラミング言語」(computer programming language)に限定されている。.

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副作用 (プログラム)

プログラミングにおける副作用(ふくさよう)とは、ある機能がコンピュータの(論理的な)状態を変化させ、それ以降で得られる結果に影響を与えることをいう。代表的な例は変数への値の代入である。 例えば与えられた数字を二倍して返す機能"double"があるとする。 このような機能では次のことが成立する。.

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値(あたい、ね、ち).

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C Sharp

C#(シーシャープ)は、アンダース・ヘルスバーグが設計(デザイン)したプログラミング言語であり、構文(syntax)は(名前にもある通り)C言語や、C言語風に構文が設計されたC++やJavaなどの影響があるが、構文以外についてはヘルスバーグが以前の所属であるBorlandで設計したDelphiからの影響がある。 Microsoftによる謳い文句としては、マルチパラダイムプログラミング言語、強い型付け、命令型、宣言型、手続き型、関数型、ジェネリック、オブジェクト指向の要素を持つ、などといった点が強調されている。 CLIといった周辺も含め、Microsoftのフレームワーク「.NET Framework」の一部である他、VJ++で「非互換なJava」をJavaに持ち込もうとしたような以前のMicrosoftとは異なり、その多くの仕様を積極的に公開し標準化機構に託して自由な利用を許す(ECMA-334、ISO/IEC 23270:2003、JIS X 3015)など、同社の姿勢の変化があらわれている一面でもある(実際に「Mono」という、フリーソフトウェアの定義に合致したライセンスの、コミュニティによる実装がある)。.

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評価

評価(ひょうか)(evaluation, assessment)は、.

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Microsoft Visual Basic .NET

Visual Basic.NET (ヴィジュアル ベーシック ドットネット)はマイクロソフトが開発したプログラミング言語およびその処理系。VB.NETと略されて呼ばれることが多い。.NETに対応していない旧来のMicrosoft Visual Basic(バージョン6.0まで、VB6)の後継である。 なおVisual Studio 2005以降では、「Visual Basic.NET」や「VB.NET」という呼称ではなく、従来のように「Visual Basic」という呼称が用いられるようになっているが、6.0以前との互換性はなく、また.NETベースであることには変わりない。.

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演算子

演算子(えんざんし、operator symbol, operator name)は、数式やコンピュータプログラミング言語などで、各種の演算を表わす記号・シンボルである。普通は、演算子は単なる記号ないし記号列であって構文論的なものであり、それに対応する演算は意味論の側にある。たとえばJavaにおいて、演算子 + を使った a + b という式は、構文論上は単にそういう式だというだけである。意味論的には数値の加算であったり、文字列の連結であったりするが、それは a と b の型に依って決まる(理論的には項書き換えのように、構文論的に意味論も与えられた演算子といったものもある)。 演算が作用する対象のことを被演算子(operand; オペランド、被演算数、引数)という。たとえば、n と 3 との和を表す式 "n + 3" において、"+" は演算子であり、その被演算子は "n" と "3" である。また、数式として一般的な被演算子と被演算子の間に演算子を記述する構文は中置記法と呼ばれる。 数学的には、基本的には、関数(単項演算子では1引数の関数、2項演算子は2引数の関数)をあらわすある種の糖衣構文のようなものに過ぎない。しかし、汎函数計算など、演算子を操作するような手法もある。.

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演算子の優先順位

演算子の優先順位とは、数学およびコンピュータプログラミングにおいて、数式のどの部分から先に計算すべきかを明確化する規則である。 例えば、数学や多くのコンピュータ言語では乗法は加法より先に行われる。2 + 3 × 4 という式の計算結果は14になる。(と)、、 といった括弧には計算順序の混乱を防ぐ独自の規則が適用され、例えば先の式は 2 + (3 × 4) とも書けるが、括弧がなくとも乗法が優先されるという規則だけで式の値は一意に定まる。 代数学的記法が導入された際、乗法が加法より優先されるようになった。したがって、3 + 4 × 5.

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文 (プログラミング)

プログラムにおける文(ぶん、statement)とは、コンピュータプログラミング言語によるプログラムを構成するもののひとつで、一般に手続きを表すものである。 文の種類(意味)は、だいたいの類似はあるが、詳細はそれぞれのプログラミング言語によって異なる。 文の構文もそれぞれのプログラミング言語によって異なる。初期のFORTRANやCOBOLのように1行に1つの文を書く言語、C言語や多くのスクリプト言語のように文終端記号(セミコロンなど)で終端する言語、Pascalのように文と文との間の区切り記号で区切る言語などがある(終端記号と区切り記号の違いは、並びの最後のあとに記号が入るか入らないかである(厳密にはここで論じているのは文ではなく複文の構文である。またC言語についての説明は間違っており、例えばif文それ自体などにはセミコロンは現れない(セミコロンのみの「空文」、「do-while文」、そして式の後にセミコロンを付けた「式文」、などがC言語において「セミコロンが最後に付いている文」である。宣言などの後にもセミコロンが付く(が、C言語では宣言は文とは違う「宣言というもの」である)))。 1行1文の言語にあっては、行末または行頭に、言語で指定された記号を付けることで、行が継続しているものとして(継続行)、複数行にわたって文を記述することができるものもある。 類似する言葉として'''式'''がある。式は、必ずしも手続きを表さず、文とは異なり値を持つ(多くの手続き型言語では式にも手続きがともない、副作用という。特にC言語は代入が式である。また逆に言語によっては文も値を持つものもある)。 大まかに言えば、一つ以上の式や関数呼び出しで作られる、手続き構造の単位が文である、と考えてほぼ差し支えない。if文のように分岐構造を表すもの、代入文のように変数の更新を表すものなどが代表例である。構造化プログラミング以降の言語では、複数の文からブロック(「複文」とも言う)を構成できるのが一般的である。 if文などにおける構文の流儀には大きく2通りがあり、ひとつはC言語のような、 という規則のもので(というような文法だと多くのプログラマが信じているようだが、実際には全く違っている(前述。あるいは規格票を参照))、dangling else問題(通常は困るものではない。:en:Dangling elseも参照)の存在が知られている。 もうひとつの流儀は、古くはPerl、近年ではGoがこのようになっているが、 のように、任意の文を直接書くことができないようにしたものである。dangling else対策のひとつでもある。.

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数式

数式(すうしき、)は、数・演算記号・不定元などの数学的な文字・記号(および約物)が一定の規則にのっとって結合された、文字列である。 一般に数式には、その値 が定められており、数式はその値を表現すると考えられている。数式の値の評価 は、その数式に用いられる記号の定義あるいは値によって決まる。すなわち、数式はそれが現れる文脈に完全に依存した形で決まる。.

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