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巻層雲

索引 巻層雲

巻層雲(けんそううん)は雲の一種。白いベール状で、薄く陰影のない雲であり、空の広い範囲を覆うことが多い。うす雲ともいう。.

19 関係: 大気光学現象太陽太陽光尾流雲山岳波幻日二重雲低気圧前線環天頂アーク高層雲霧状雲雲形降水毛状雲波状雲

大気光学現象

大気光学現象(たいきこうがくげんしょう)とは、大気そのものや、大気中の水滴や氷晶(雲や霧など)によって、太陽又は月の光が反射、屈折、回折などを起こすことによって見える光学現象一般を指す。大気光象 (たいきこうしょう)、気象光学現象 (きしょうこうがくげんしょう) とも呼ぶ。 光の経路や氷晶の形などによる分類は目安を示した。複雑なものや観測例が少ないものに関しては、分類が不正確な場合がある。.

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太陽

太陽(たいよう、Sun、Sol)は、銀河系(天の川銀河)の恒星の一つである。人類が住む地球を含む太陽系の物理的中心尾崎、第2章太陽と太陽系、pp. 9–10であり、太陽系の全質量の99.86%を占め、太陽系の全天体に重力の影響を与えるニュートン (別2009)、2章 太陽と地球、そして月、pp. 30–31 太陽とは何か。 太陽は属している銀河系の中ではありふれた主系列星の一つで、スペクトル型はG2V(金色)である。推測年齢は約46億年で、中心部に存在する水素の50%程度を熱核融合で使用し、主系列星として存在できる期間の半分を経過しているものと考えられている尾崎、第2章太陽と太陽系、2.1太陽 2.1.1太陽の概観 pp. 10–11。 また、太陽が太陽系の中心の恒星であることから、任意の惑星系の中心の恒星を比喩的に「太陽」と呼ぶことがある。.

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太陽光

雲間から差す太陽光。 太陽光(たいようこう、sunlight)とは、太陽が放つ光である。日光(にっこう)とも言う。地球における生物の営みや気候などに多大な影響を与えている。人類も、太陽の恵みとも言われる日の光の恩恵を享受してきた。.

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尾流雲

尾流雲(びりゅううん、Virga)とは、多くの雲種にみられる雲の副変種の1つ。雲の高度にかかわらず、雲から大量の雲粒が落下すれば見られるので、巻積雲、高積雲、高層雲、層積雲、積乱雲、積雲、乱層雲の計7種に見られる。雲の下から筋状や柱状の白っぽい霧のようなものが垂れ下がったように見える。雲の先端が地上に達していないのが特徴。地上に達すれば、降水雲となる。 雨、雪、霰などの降水が雲から落下する途中で、地上に達しないうちに蒸発・昇華したときに発生する。降水現象の1つとして捉えられる場合もある。降水条(こうすいじょう, Fall streaks)とも言う。尾流雲の場合は、地上で降水が観測されなくても、上空を飛行する航空機などは降水を受ける可能性がある。 尾流雲は、降水雲と同様に、虹が見られることがある。 尾流雲が発生している場合、氷晶や水滴が蒸発する際に周囲の大気から熱を奪う。そのため、尾流雲の先端部分の上付近では空気が冷やされて下降気流が発生する。この下降気流はダウンバーストの1種であり、乾燥した大気の上に湿った大気があるときに発生するので「乾いたダウンバースト(ドライ・ダウンバースト)」と呼ばれている。地上のレーダーでは高い高度の尾流雲を観測できない場合があり、航空の安全を脅かすことがあるため注意しなければならないとされる。アメリカなどでは、尾流雲を伴った急激な下降気流によって空気が圧縮されて逆に温度が上がるヒートバースト(Heat burst)も観測されており、猛烈な突風を発生させることが知られている。 また、高積雲などの高度が高い雲では、尾流雲が発生すると、雲がある大気の層が下降気流によって引き下げられて雲が消散してしまうことがある。.

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山岳波

山岳波を図示したもの一旦山を超えた気流は冷却されて下降するものの、山麓付近で温められることから再度上昇し気流が上下に振動する様になる。 山岳波(さんがくは)とは、重力を復元力とする波(重力波)の一種で、気流が山を越えた際に励起される。山の風下側で上下に振動し波打つように伝播するため、波状の雲として観測されることもある。 安定成層した大気中で風が山に当たり上昇すると、気塊が膨張して断熱冷却する。このため、気塊の気温は周囲の大気の気温よりも低くなり(密度が高くなり)、擾乱のポテンシャルエネルギーを得る。山の下流側では、周囲よりも密度の高い気塊は下降し、擾乱のポテンシャルエネルギーは擾乱の運動エネルギーへと変換される。その後、ある程度下降すると今度は断熱昇温のために周囲よりも気温が高くなり再び上昇を始める。これの繰り返しにより山の風下側で気流の上下振動が現れる。.

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幻日

幻日 (げんじつ) とは、太陽と同じ高度の太陽から離れた位置に光が見える大気光学現象のことである。なお、月に対して同じような光が見える場合もあり、この場合は幻月 (げんげつ) と呼ばれる。.

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二重雲

二重雲(にじゅううん, duplicatus)とは、同じ類(基本形)の雲が、同時に2層以上に重なって現れる状態。雲形分類では、「雲塊の配列による分類」にあたる変種の1つ。巻雲、巻層雲、高積雲、高層雲、層積雲に現れる。 二重巻雲 学術名"duplicatus"は、ラテン語で「倍になった、二重になった」という意味があり、これに因んで名付けられた。 太陽が出ている日中や夜中の月が出ている時であれば、雲の影ができるので二重雲を探す目安になる。ただ、二重になっているのが同類の雲かを、さらに確かめる必要がある。 高度によって風向や風速が異なるときに出現する。天気が変わるときに出現しやすい雲である。.

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低気圧

低気圧(ていきあつ、)とは、周囲より気圧の低い部分をいう。周囲より気圧が低いと定義されるので、中心気圧が1気圧 (1013hPa) より高い低気圧も珍しくない。冬季にシベリア高気圧の圏内に発生する低気圧の中には1030hPa以上のものもしばしば見られる。 一般に、低気圧は雲を伴い、雨や風をもたらす。.

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前線

前線(ぜんせん).

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環天頂アーク

天頂アーク(かんてんちょうアーク、英語:circumzenithal arc、circumzenith arc、CZA)は大気光学現象の一種であり、太陽の上方に離れた空に虹のような光の帯が現れる現象である。 環天頂弧(かんてんちょうこ)、天頂環(てんちょうかん)、天頂孤(てんちょうこ)などとも呼ばれる。 またその形状が地平線に向かって凸型の虹に見えることから、俗に逆さ虹(さかさにじ)ともいう。  .

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高層雲

層雲(こうそううん)は雲の一種。灰色のベール状あるいは層状の雲で、空の広範囲を覆うことが多い。朧(おぼろ)雲ともいう。.

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霧状雲

霧状雲(きりじょううん、Nebulosus)とは、巻層雲や層雲に見られる雲種の1つ。霧状巻層雲、霧状層雲ともいう。雲とそれ以外の空との境目がはっきりせず、輪郭がぼやけた雲。 "Nebulosus"はラテン語で「霧状の」を意味し、これにちなんで名づけられた。 巻層雲や層雲はもともと輪郭がほかの雲に比べてはっきりしないが、特に輪郭が分かりにくいものがある。これは、雲に含まれる雲粒の大きさが小さく密度も低い場合、つまり雲が薄い場合が多い。 地上に現れる霧の雲(層雲)などはまさに霧状雲である。ただし、層雲は見る側と雲の距離が近いためにぼやけて見えるのに対し、巻層雲は雲自体の密度が低いことが主因となってできる。そのため、霧の雲の場合は密度が高くても輪郭がぼやける。.

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積雲 雲(くも)は、大気中にかたまって浮かぶ水滴または氷の粒(氷晶)のことを言う荒木 (2014)、p.22。地球に限らず、また高度に限らず、惑星表面の大気中に浮かぶ水滴や氷晶は雲と呼ばれる。雲を作る水滴や氷晶の1つ1つの粒を雲粒と言う。また地上が雲に覆われていると、霧となる。 気象学の中には雲学という分野も存在する。これは、気象観測の手段が乏しかった20世紀前半ごろまで、気象の解析や予測に雲の形や動きなどの観測情報を多用しており、雲の研究が重要視されたことを背景にしている。気象衛星などの登場によって重要性が薄くなり雲学は衰退してきている。 また、雨や雪などの降水現象の発生源となる現象であり、雲の生成から降水までの物理学的な現象を研究する雲物理学というものもある。.

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雲形

すじ雲 (巻雲) 雲形(うんけい)とは、雲をその形状により分類したものである。雲級(うんきゅう)ともいう。 世界気象機関発行の「国際雲図帳」では雲をその大まかな形から10の「類」に分類しており、これを十種雲形(十種雲級)と呼ぶ。それぞれの類は、形の特徴や雲塊の組成などからさらに「種」に分類される。また、雲塊の配列、雲の透明度による細分類は「変種」と呼ばれる。さらに、部分的な特徴や、付随する雲がある場合には「副変種」として記される。 また、地形などによって発生する雲は、十種雲形には含まれていない。.

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降水

降水(こうすい)とは、水蒸気が凝結して大気中において形成される液体または固体の水が、重力により落下する現象を指す気象学用語。降水現象ともいう。気象現象の1つであり、大気水象(hydrometeor)に分類される。地球上の水循環サイクルの1部分であり、大気から陸上や海洋への水の移動を担う。個々には、雨、雪、霙、霰、雹などが含まれる。霧、靄はそれらを構成する水滴が小さく浮遊しており、また霜は大気中の水蒸気が物体表面に直接昇華して起こるため、それぞれ降水には含まれない。 地上における(厳密には海上も含める)降水の量は降水量で表される。また、降水現象が一定時間に起こる確率を予報する手法を降水確率予報といい、日本では一定時限(ある時間帯内)に積算1mm以上の降水がある確率を降水確率という。 降水の観測方法はいくつかある。定量的な観測では雨量計を用いる。アメダスに採用されている転倒ます型雨量計は内蔵ヒーターが雪などを溶かして観測できる仕組みとなっている。雨が降っているがどうか(降り出し・降り止み)の観測には目視のほか、計器では感雨計を用いる。降水の形態、特に雪・霙・霰・雹などを観測・区別する方法は目視が中心である。広い範囲の降水を面的に観測する方法として気象レーダーがあり、降水の分布や強度を観測でき、連続観測により降水の移動や変化を観測・推測できる。.

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暈、2018年東京で観測 暈(かさ、halo、英語読み:ヘイロー)とは、太陽や月に薄い雲がかかった際にその周囲に光の輪が現れる大気光学現象のことである。特に太陽の周りに現れたものは日暈(ひがさ、にちうん)、月の周りに現れたものは月暈(つきがさ、げつうん)という。虹のようにも見えることから白虹(はっこう、しろにじ)ともいう。.

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毛状雲

毛状雲(もうじょううん、Fibratus)とは、巻雲や巻層雲にみられる雲種の1つ。巻雲の場合は毛状巻雲、巻層雲の場合は毛状巻層雲と呼ぶことがある。毛や繊維のように細いすじ状で、すじの先端が曲がっていないことが特徴。すじの先端が曲がっている場合は、鉤状雲となる。また、すじの先端が丸まって塊のようになると、房状雲となる。 "Fibratus"はラテン語で「繊維のような」を意味し、これにちなんで名づけられた。 多くの場合毛状雲は、対流圏の高いところに吹く強風に煽られるため、同じ場所にとどまることが無く、形が変わりやすい。.

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波状雲

波状雲(はじょううん、なみじょううん, undulatus)とは、空の広範囲に広がる雲のうち、波のような模様があるもの。畝(うね)雲ともいう。雲形分類では、「雲塊の配列による分類」にあたる変種の1つ。巻積雲、巻層雲、高積雲、高層雲、層積雲、層雲に現れる。 学術名"undulatus"は、ラテン語で「波のある」という意味があり、これに因んで名付けられた。 雲類(雲の基本形)に関係なく、この雲の成因は重力波の一種である大気波だと考えられている。大気波にはいろいろな波長があるが、短い波長の大気波が地面と平行に進んでいると、大気波によって空気が上下に動かされる。このようなときに、そこの大気が雲のできやすい気温・湿度等であれば、持ち上げられた部分に雲ができ、引き下ろされた部分は雲ができない。 また、波紋のように同心円状に並ぶ曲線の波状雲もある。向きが異なる複数の大気波が同じ所に同時にやってくると、いろいろな方向をした波状雲ができることもある。 いわば水面にできる波紋が大気中でできるようなもので、それが偶然雲となって現れるものである。しかし、この雲は6つの雲類で見られるため、珍しい雲ではないが。ただ、層雲などではほとんど現れない。 また安定した波動により同じ場所に長時間滞留することがあり、このような一見通常とは異なると感じられる特徴から地震雲として紹介されてしまうことがある。 放射状雲とは基本的に同じ成因であり、見え方が異なるだけである。 波状高層雲 2009年、英・雲評価学会によって新種認定された雲に「アスペラトゥス波状雲」がある。アスペラトゥス(asperatus)とは"荒々しい、荒れ狂った"といった意味であり、アスペラトゥス波状雲は日本語にすれば「荒狂波状雲」となる。 近年発生が頻発しているが詳しい原因は分かっていない。.

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月(つき、Mond、Lune、Moon、Luna ルーナ)は、地球の唯一の衛星(惑星の周りを回る天体)である。太陽系の衛星中で5番目に大きい。地球から見て太陽に次いで明るい。 古くは太陽に対して太陰とも、また日輪(.

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