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局部床義歯

索引 局部床義歯

局部床義歯(きょくぶしょうぎし)とは、部分的な歯の喪失を補う為に用いられる歯科の補綴装置の事である。部分床義歯(ぶぶんしょうぎし、partial denture、removable partial dentures)とも言い、一般には部分入れ歯として知られる。口腔粘膜支持のみの総義歯とは違い、残っている歯にも支持を求める義歯である。.

13 関係: 人工歯リーゲルテレスコープテレスコープデンチャーアセタルクラスプケネディーの分類コーヌスクローネ犬歯粘膜総義歯義歯歯科歯肉

人工歯

人工歯(じんこうし)とは、う蝕や外傷、歯周病などにより失った天然歯の代わりに、その機能を回復するために作られた人工の歯のことである。 一般には、「入れ歯」に使用されている歯がよく知られているが、下記に記すものなど数多く存在し利用されている。.

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リーゲルテレスコープ

リーゲルテレスコープは、歯科治療で用いる嵌め込み式義歯(テレスコープデンチャー)の中の1つ。コーヌスクローネと並びテレスコープデンチャーの代表的な存在である。健康保険が適用されない自由診療となる。クラスプではなく閂(かんぬき)形態の機構の維持装置を用いるもので、1980年代に流行した。リーゲルとはドイツ語で閂のこと。義歯の着脱はレバーの開閉で行い、機械的な維持装置に依存するため、義歯の維持は良好である。他のテレスコープデンチャーと同様に支台歯の負担が少なく、義歯床を小さくできる利点があり、作成にあたっての難易度が高いという欠点がある。テレスコープデンチャーの中でも特に高い精度と熟練の技術を求めるものである事、テレスコープデンチャーの利点を包括するデンタルインプラント治療の普及拡大、歯科技工士学校でリーゲルテレスコープの実習を行う学校がほとんどないことなどから、リーゲルテレスコープを製作できる歯科技工士が減少しつつある。.

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テレスコープデンチャー

テレスコープデンチャーとは、維持装置をクラスプ(バネ)ではない、はめ込み式の機構を用いた義歯の総称である。いずれのタイプも保険が適用されない自由診療となる。 代表的なものに、コーヌスクローネやリーゲルテレスコープなどがある。コーヌスクローネは残存歯に被せるタイプの義歯であり、口腔内の内冠と呼ばれるメタルコアに義歯床がついたクラウンタイプの外冠をかぶせる事により装着する。維持は外冠と内冠の摩擦力で行う。リーゲルテレスコープは閂の原理を応用した義歯で、留め金を口腔内でしめる事により義歯を維持する。ちなみにテレスコープとは「望遠鏡」(名詞)ではなく、「はめ込み式の」という形容詞での意味である。.

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アセタルクラスプ

アセタルクラスプはホワイトクラスプとも呼ばれ、熱可塑性レジンのアセタルを用いたクラスプのことである。 白い色調で製作ができるため審美的に優れたクラスプを作成する事ができる。.

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ケネディーの分類

ネディーの分類(ケネディーのぶんるい)は1928年にKennedyが発表した、歯牙部分欠損の分類法である。 1955年にApplegate(アップルゲート)がこの分類の不明な点を明確し、それに対応する8つの法則を発表した。 現在ではApplegateの法則を適用した分類法が世界的に使用されている。.

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コーヌスクローネ

ーヌスクローネ(Konus Krone)とは維持装置としてクラスプ(バネ)を使わず、2重構造でできた冠を使った嵌め込み式の機構を用いた義歯の事である。テレスコープデンチャーの一種。コーヌス、コーヌステレスコープ、茶筒式義歯とも呼ばれる。クローネとはドイツ語でクラウン(冠)の事。狭義的にコーヌスクローネを用いた義歯の維持装置のみを指す事もある。 支台となる歯を形成し、その上に被せる金属の内冠を作成し、その内冠に適合する外冠を組み込んだ義歯を作成する。この内冠と外冠の軸面に6度のテーパーを付与してその接触による摩擦力を利用して維持装置とし、義歯を固定する。コーヌスクローネの理解は茶葉を入れる茶筒をイメージすると分かりやすい。茶筒は本体を強く振っても蓋は外れないが、蓋にゆっくりとした力を加えると簡単に外れる。コーヌスクローネも同じ原理を利用している。 保険が適用されない自由診療となる。.

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犬歯

赤い部分がヒトの犬歯 犬歯(けんし)は側切歯の遠心側に隣接する歯。上下顎それぞれに一対(計四本)ある。食物を捕らえ、切り裂くための歯である。ヒトの場合、前歯部を構成する歯の一つである。 犬で良く発達しているため、犬歯と言うがそのほか、槍のようにとがっていることから尖頭歯ともいう。また、裁縫の際に糸を引っ掛けて切ることができることから、糸切り歯ともいう。口を閉じたときの口角部に位置し、歯根が他の歯に比べ長い。 歯列で側切歯の遠心側に隣接する歯の事。正中から3番目にあることから3番とも言う。近心側隣接歯は側切歯、遠心側隣接歯は第一小臼歯である。萌出が周囲の歯よりも遅いため、萌出するスペースが残っていないことがあり、この場合唇側転移をすることが多い。これを一般に八重歯(やえば)という。.

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粘膜

粘膜(ねんまく、mucous membrane)は、上皮細胞に覆われた外胚葉由来の上皮層である。吸収と分泌に関わる。さまざまな体腔に配置し、外部環境や内部臓器に面している。鼻孔、唇、耳、生殖器、肛門などあちこちで肌とつながる。 粘膜や腺から分泌された濃い粘性の流体が粘液である。粘膜は体内において見られた場所を指し、全ての粘膜が粘液を分泌するわけではない。その表面がいつも粘液性の分泌物で濡れている柔性膜を称するときに限り、「粘膜」という呼称を用いる。位置的には中空性臓器の内腔表面に多い。粘膜上皮、粘膜固有層、粘膜筋板より構成される。 大概の呼吸器系は粘膜が特徴的である体腔に含まれる。陰茎亀頭(陰茎の頭部)、陰核亀頭、陰茎包皮、陰核包皮は粘膜であって、皮膚ではない。.

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総義歯

総義歯(そうぎし、Complete dentures)とは、歯科の補綴装置のうち、無歯顎者につけるものである。全部床義歯(ぜんぶしょうぎし)とも言い、一般には「総入れ歯」として知られる。.

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義歯

金属床義歯 義歯(ぎし)とは喪失した歯を補う為の人工臓器の総称である。 架工義歯、有床義歯、インプラント義歯などの方法を使用して、人工歯で歯を補う。.

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歯(は、tooth)は、口腔内にある咀嚼するための一番目の器官。人体でもっとも硬く、遺体ではその治療状況によって人物の特定の重要な手掛かりとなる。人工歯と区別する意味で天然歯と言うこともある。多くの種類の構造を持ち、それぞれが異なる目的を果たす。歯学では、過去には歯牙(しが)と言ったが、現在は使わない傾向にある。 また、それに似たものを歯ということがある。例えば歯車、鋸歯など。 歯の部位を示すために、歯の内側を舌側、口蓋側、外側を唇側、頬側、正中に近い方を近心、反対側を遠心、上端下顎の歯の場合。上顎の歯の場合は下端。を切縁、咬合面という。 多くの高等動物が持つ。人間は乳歯と永久歯の二組を持つが(二生歯性)、ネズミ目のように一組の歯が伸び続ける動物もいれば(一生歯性)、サメのように、二週間に一組ずつ新しい歯が作られていく動物もいる(多生歯性)。化石化した哺乳類においてもっとも特徴的な部位であり、古生物学者達は化石の種類や関係を鑑別するのにしばしば歯を使う。 歯は摂食の際の重要な構造であり、その形は餌のタイプと強く結びついている。.

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歯科

歯科(しか)とは、歯または歯に関連した組織に関する疾患を扱う診療科である。歯科処置の大半は人体に侵襲を伴う外科行為である。一般歯科、矯正歯科、口腔外科、小児歯科を総称して歯科と呼ぶこともある。 診療科としての一般的な歯科は、齲蝕や歯周病を中心とした口腔内の疾病を受け持っている。診療形態の大半は診療所であり、行われる処置もエプーリス除去やインプラント埋入術など、入院を伴わない小手術や、歯牙に限局した疾病であることが多い。 日本においては、医師と歯科医師で免許が分かれているため、法的には医師が歯科医業を行なうことが出来ない。但し、治療状況によって医業との判別が困難になる場合や、歯科医業であると同時に医業となる場合もあるが、主として大学病院や総合病院の口腔外科で行われることが多い。.

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歯肉

歯肉(しにく)は、口腔粘膜の一部田中, p.24で、歯周組織の一つ。歯の歯根を囲む。歯槽骨を覆い始める部分より根尖側は歯槽粘膜であり、その境を歯肉歯槽粘膜境という。 健康で正常な歯肉は、ピンク色ないし淡赤色を取り、歯にしっかりとつく。また、付着歯肉や乳頭歯肉の表面にはスティップリング (stippling) と呼ばれる小窩が存在する。 不適切ないし不十分な口腔衛生環境においては、単純性歯肉炎などの歯周病を引き起こす。.

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