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富本節

索引 富本節

富本節(とみもとぶし)または富本(とみもと)とは、三味線音楽のひとつで、浄瑠璃の一種。.

7 関係: 宮古路豊後掾富本豊前太夫常磐津節三味線清元節浄瑠璃1748年

宮古路豊後掾

宮古路豊後掾(みやこじぶんごのじょう、万治元年(1660年) - 元文5年(1740年))は、江戸時代中期の浄瑠璃の太夫。京都の生まれ。 師に都一中(一中節始祖)。豊後節の始祖。劇的というよりは情緒的、歌謡本位の艶のある芸風であり、京都、名古屋、そして江戸で人気を博し、豊後掾の髪形や長羽織を真似る「文金風」が一世風靡した。当時は一流派一太夫であったのにも関わらず、後輩育成にも熱心で、弟子に宮古路文字太夫(常磐津節始祖)、宮古路加賀太夫(新内節始祖)、宮古路繁太夫(繁太夫節始祖)、宮古路園八(宮園節始祖)などを育成し後世の日本音楽史上重要な人物。他に宮古路島太夫、宮古路国太夫(林弥)など。豊後節から派生した浄瑠璃は「豊後系浄瑠璃」と呼ばれており、常磐津節・富本節・清元節は合わせて豊後三流と呼ばれている。あまりの人気に豊後節は禁止令などが発令され、舞台出演禁止、稽古禁止などの厳しい弾圧を受ける。扇情的な詞章や語り口が、頻繁に起きた武士階級の子息令嬢の心中事件と関係づけられたのが原因と言われているが、一説では尾張藩の徳川宗春と親交があり、享保の改革を出した徳川吉宗との対立が、少なからず豊後節弾圧に関係しているという説もある。 代表作.

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富本豊前太夫

富本 豊前太夫(とみもと ぶぜんだゆう)は、富本節の太夫の名跡。代々家元を名乗る。 初代に関しては「豊前太夫」を名乗っていないが息子が2代目豊前太夫と名乗った為に豊前掾を初代として勘定されている。.

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常磐津節

常磐津節(ときわづぶし/ときわずぶし)は、三味線音楽の一種。浄瑠璃を語る太夫と、三味線弾きで構成される。重要無形文化財(総合指定)。初代常磐津文字太夫(1709年-1781年)が、延享4年 (1747年) に豊後節より創設した。語り物の浄瑠璃の一つで、全盛期を迎えていた江戸歌舞伎とともに発展した。語りと歌との均衡が取れ、整然とまとめられた旋律「オトシ」と呼ばれる独自の技法を持ち、この特徴から常磐津節は劇付随音楽として歌舞伎など舞踊劇になくてはならない音曲といわれる。三味線方は、中棹の紅木三味線と象牙の撥(ばち)を用い、太夫の語りに合わせた絶妙な間合いで相方をつとめる。創流当初は佐々木市蔵などの佐々木姓、鳥羽屋里長などの鳥羽姓が見受けられるが、江戸時代を通して明治期に至るまで岸澤式佐を家元とする岸澤派が主流となる(現在は常磐津姓の三味線弾きが多数を占める)。また、歌舞伎出語りの時には、柿色の肩衣、蛸足と呼ばれる独自の見台を用いるのが特色である。現在では歌舞伎伴奏のほか、日本舞踊の伴奏音楽として、また、素浄瑠璃の演奏会などで頻繁に演奏されている。定紋は角木瓜、替紋は松皮菱である。.

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三味線

三味線(しゃみせん)は、日本の有棹弦楽器。もっぱら弾(はじ)いて演奏される撥弦楽器である。四角状の扁平な木製の胴の両面に猫や犬の皮を張り、胴を貫通して伸びる棹に張られた弦を、通常、銀杏形の撥(ばち)で弾き演奏する。.

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清元節

清元節(きよもとぶし)または清元(きよもと)とは、三味線音楽のひとつで、浄瑠璃の一種。主として歌舞伎や歌舞伎舞踊の伴奏音楽として用いられる。.

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浄瑠璃

浄瑠璃(じょうるり)は、三味線を伴奏楽器として太夫がを語る音曲・劇場音楽である。 詞章が単なる歌ではなく、劇中人物のセリフやその仕草、演技の描写をも含み、語り口が叙事的な力強さを持つ。このため浄瑠璃を口演することは「歌う」ではなく「語る」と言い、浄瑠璃系統の音曲をまとめてと呼ぶ。 江戸時代初期以降、個々の太夫の口演が「――節」と呼ばれるようになり、その後流派として成立して、現在は義太夫節義太夫節は浄瑠璃の一流派であるが、上方では義太夫節以外の一中節・豊後節・宮薗節などが早くに廃れたため、「浄瑠璃」がもっぱら義太夫節を意味する場合がある。・河東節・一中節・常磐津節・富本節・清元節・新内節・宮薗節(薗八節)の8流派が存在する。 単独で素浄瑠璃として演じられるほか、流派によっては人形劇である人形浄瑠璃として(文楽など)、歌舞伎音楽として、日本舞踊の伴奏として演じられる(流派ごとの上演形態については後述)。 はリンク切れ)、義太夫節に特有の事項なので、当記事ではなく、記事「義太夫節#演出面から見た人形浄瑠璃と丸本歌舞伎」 での言及が妥当であろう -->.

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1748年

記載なし。

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