ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

孫新

索引 孫新

孫 新(そん しん)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』に出てくる登場人物。梁山泊第百位の好漢で、地数星の生まれ変わり。渾名は小尉遅(しょううつち)で、兄・孫立に武芸を学び、兄弟揃って鉄鞭を使用することから尉遅敬徳に例えられたことから名付けられた。妻に顧大嫂が、従弟に解珍、解宝兄弟、親類に楽和(兄の義弟)がいる。鄒淵、鄒潤の叔父甥と親しい。まだ年若く、孫郎(孫策)に例えられる威丈夫とされる。居酒屋の主人という職柄、世情に通じ頭の回転も早く、主に策を用いたり、潜入工作などでの活躍が目立つ。妻の顧大嫂には腕っ節では敵わないようだが、血気に逸りがちな彼女をよく律し、夫婦仲も親密である。.

17 関係: 孫立孫策小説尉遅敬徳呼延灼四大奇書顧大嫂解宝解珍鄒淵鄒潤梁山泊楽和欒廷玉水滸伝水滸伝百八星一覧表方臘 (水滸伝)

孫立

孫 立(そん りゅう、そん りつ、Sun Liu)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 梁山泊第三十九位の好漢。地勇星の生まれ変わり。渾名は病尉遅(びょううっち)で、病とは肌色が黄色かったため、尉遅とは鉄鞭に長け武勇に秀でたため唐代の武将で鉄鞭の使い手である尉遅敬徳(尉遅恭)になぞらえて付けられたことに由来する。他にも、槍や弓に長けている。弟は孫新。妻は楽和の姉の楽大娘子で、従弟に解珍、解宝、義兄弟に欒廷玉がいる。呼延灼と一騎討ちで互角に渡り合うなど梁山泊でも屈指の腕前の持ち主である。.

新しい!!: 孫新と孫立 · 続きを見る »

孫策

孫 策(そん さく、175年 – 200年5月5日)は、中国後漢末期の武将。字は伯符(はくふ)。揚州呉郡富春県現在の浙江省杭州市富陽区。 の人。 若くして父の孫堅を亡くし、19歳のとき、袁術の将軍となった。袁術軍に組み込まれていた孫堅の兵1000人余りをまとめて軍を編成し、劉繇を倒して勢力を拡大。その後、袁術の元から独立し大きく躍進するが、建安5年(200年)に刺客に襲撃された際に負った傷が原因で26歳で死亡。後継を孫権に定めた。後に孫権によって長沙桓王と諡された。.

新しい!!: 孫新と孫策 · 続きを見る »

小説

小説(しょうせつ、fiction(総称)、novel(長編)、story(短編)、roman(長編)、nouvelle(中編)、conte(短編))とは、文学の形式の一つである。.

新しい!!: 孫新と小説 · 続きを見る »

尉遅敬徳

尉遅敬徳(うっち けいとく、尉遲敬德、Yùchí Jìngdé、585年 - 658年11月26日)、尉遅恭(うっち きょう、尉遲恭、Yùchí Gōng)は、中国の唐の軍人。姓は尉遅で、名は恭。敬徳は字であり、字をもって通称される。本貫は朔州善陽県。唐の凌煙閣二十四功臣のひとりに挙げられた。また、後世には『捜神広記』を基に秦叔宝とともに門神として信仰された。.

新しい!!: 孫新と尉遅敬徳 · 続きを見る »

呼延灼

呼延 灼(こえん しゃく、HūYán Zhuó)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。.

新しい!!: 孫新と呼延灼 · 続きを見る »

四大奇書

四大奇書(しだいきしょ)とは、中国で元代から明代にかけ、俗語体で書かれた4つの長編小説の総称。「奇書」とは「世に稀なほど卓越した書物」という意味である。「四大奇書」は清代前期の書店が販売促進用につけたキャッチフレーズであり、その名は清中期の乾隆年間(1736年 - 1795年)に芥子園刊本において確立した。 「四大奇書」に挙げられているのは『三国志演義』、『水滸伝』、『西遊記』、『金瓶梅』の4作品である。だが、本場中国では清中期になってから『金瓶梅』の代わりに『紅楼夢』を加えたものを「四大名著(中国語版)」と呼ぶようになり、「四大奇書」よりこちらの方が一般的である。.

新しい!!: 孫新と四大奇書 · 続きを見る »

顧大嫂

母大虫顧大嫂 顧大嫂(こだいそう)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』に出てくる登場人物。女性。梁山泊第百一位で、地陰星の生まれ変わり。渾名は母大虫(ぼだいちゅう)で、並の男二~三十人を相手にしてもひけをとらない女傑であることから雌の虎(「大虫」は虎の意)に喩えられたもの。夫は梁山泊第百位の孫新。夫婦で居酒屋を営んでおり、後先考えずに突っ走りがちな顧大嫂を孫新がよく抑えるという親密な夫婦である。.

新しい!!: 孫新と顧大嫂 · 続きを見る »

解宝

解 宝(かい ほう)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 梁山泊第三十五位の好漢。天哭星の生まれ変わり。両頭蛇の解珍が実兄。登州の猟師で兄と同じく点鋼叉の使い手。他に足に剣を括り付けている。顧大嫂は父方の従姉、孫立、孫新兄弟は母方の従兄にあたる。短気な性格で兄より色黒、丸顔。両足の腿に飛天夜叉の刺青をしている。上記の通りの暴れ者であり、また得物の叉の形状から、二本尻尾のサソリを意味する双尾蠍(そうびかつ)と渾名される。.

新しい!!: 孫新と解宝 · 続きを見る »

解珍

解 珍(かい ちん)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 梁山泊第三十四位の好漢。天暴星の生まれ変わり。登州の猟師で点鋼叉の達人。他にも仕掛け弓を得意としている。激しい気性と得物である叉から、孫叔敖の逸話に登場する見ると死ぬされる二つ頭の蛇、両頭蛇(りょうとうだ)と渾名された。双尾蠍の解宝は実弟。顧大嫂は父方の従姉、孫立、孫新兄弟は母方の従兄にあたる。赤黒い肌と広い肩幅を持つ精悍な男。猟師らしく屈強な肉体の持ち主で、弟とともに難所の攻略や潜入、偵察、破壊工作などで活躍する。.

新しい!!: 孫新と解珍 · 続きを見る »

鄒淵

鄒 淵(すう えん)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』に出てくる登場人物。梁山泊第九十位の好漢で、地短星の生まれ変わり。気性が激しく純粋で感じやすい性格。渾名は「出林竜(しゅつりんりゅう)」(林から出てきた竜という意)。得物は「大斧」。甥に鄒潤がいる。.

新しい!!: 孫新と鄒淵 · 続きを見る »

鄒潤

鄒 潤(すう じゅん)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』に出てくる登場人物。梁山泊第九十一位の好漢で、地角星の生まれ変わり。渾名は独角竜(どっかくりゅう)で、背が高く生まれつき異様な顔つきで、後頭部に大きな瘤があることに由来する。得物は「大斧」。叔父に鄒淵がいる。.

新しい!!: 孫新と鄒潤 · 続きを見る »

梁山泊

梁山泊(りょうざんぱく)は、中国の山東省済寧市梁山県の周辺に存在した沼沢である。この沼を舞台とした伝奇小説『水滸伝』では周囲800里と謳われた大沼沢であった。 『水滸伝』での意味が転じ、「優れた人物たちが集まる場所」、「有志の集合場所」の例として使われることもある(#日本での人気、梁山泊 (曖昧さ回避)を参照)。 イギリスで発行された英語版『水滸伝』では、「EDEN(エデン)」と表記されていた。.

新しい!!: 孫新と梁山泊 · 続きを見る »

楽和

楽 和(がく わ)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 梁山泊第七十七位の好漢で、地楽星の生まれ変わり。渾名は鉄叫子(てっきょうし)で、音楽の才能に優れ、あらゆる歌謡を習得した美声の持ち主であることから、叫子(笛の一種で喉の中に入れて用いる)に例えられた。姉・楽大娘子の夫で登州の提轄・孫立に槍棒術を教わった。瀟洒な容姿で、一を聞いて十を知るといった聡明さから、物語上様々な場面で重宝されたが、軍事的な活躍はほとんどない。性格も温厚でやや子供っぽいところがあり、李逵のような粗暴な相手は苦手らしい。.

新しい!!: 孫新と楽和 · 続きを見る »

欒廷玉

欒 廷玉(らん ていぎょく)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』及び『蕩寇志』の登場人物。 梁山泊討伐を狙う祝家荘の武芸師範。得物から鉄棒(てつぼう)の異名をとる。独竜岡三家荘随一の武人で、鉄槌のような暗器も使いこなし、時には策を弄する知恵者でもある。孫立とは同じ師について武芸を習った兄弟弟子にあたる。.

新しい!!: 孫新と欒廷玉 · 続きを見る »

水滸伝

『水滸伝』(すいこでん、水滸傳)は、明代の中国で書かれた伝奇歴史小説の大作、「四大奇書」の一つ。 施耐庵(あるいは羅貫中)が、それまでの講談(北宋の徽宗期に起こった反乱を題材とする物語)を集大成して創作されたとされる。なお、「滸」は「ほとり」の意味であり、『水滸伝』とは「水のほとりの物語」という意味である(「水のほとり」とは、本拠地である梁山泊を指す)。.

新しい!!: 孫新と水滸伝 · 続きを見る »

水滸伝百八星一覧表

水滸伝百八星一覧表(すいこでんひゃくはっせいいちらんひょう)は、『水滸伝』に登場する百八星の一覧。時勢におもねらず、梁山泊に身を隠した108人の剛の者を指す。 百八星のうち、上位36星を、下位72星をと呼ぶ。「煞」は「殺」の俗字(異体字)である。天罡星は六壬の北斗七星を指し、地煞星は別の星占いの凶星を参考にしている。.

新しい!!: 孫新と水滸伝百八星一覧表 · 続きを見る »

方臘 (水滸伝)

方 臘(ほう ろう)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 北宋末に勃発した民衆反乱「方臘の乱」を率いた同名の指導者をモデルとした人物で、史実と同様に江南地方で大規模な反乱を引き起こす。四大叛徒の一人。朝廷に帰順し遼を退けて後、河北の田虎、淮西の王慶の反乱を鎮圧し、数々の死線を潜り抜けてきた梁山泊軍の前に、数多くの豪傑英雄を麾下に従えて立ち塞がった最大最後の強敵である。.

新しい!!: 孫新と方臘 (水滸伝) · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »