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喃語

索引 喃語

喃語(なんご)とは、乳児が発する意味のない声。言語を獲得する前段階で、声帯の使い方や発声される音を学習している。 最初に「あっあっ」「えっえっ」「あうー」など、母音を使用するクーイングが始まり、その後多音節からなる音(「ばぶばぶ」など)を発声するようになる。この段階が喃語と呼ばれるものであり、クーイングの段階は通常、喃語に含めない。 喃語の使用によって乳児は口蓋や声帯、横隔膜の使い方を学び、より精密な発声の仕方を覚えていく。.

14 関係: いないいないばあ声帯幼児語ボディーランゲージベビーサインジェスチャースキンシップ発達心理学言語赤ちゃん育児母音擬声語愛情表現

いないいないばあ

いないいないばあとは、赤ちゃんをあやす時に使う言葉、または動作のことである。 一般的な動作としては、赤ちゃんの前で自分の顔を両手で覆いながら「いないいない」ととなえ、「ばあ」と同時に両手を顔からどけて赤ちゃんに顔を見せる。 英語圏の「いないいないばあ(Peekaboo、Peek-a-boo)」は日本とは少し違い、自分の顔を両手で覆った後「ピーカブー!」と言い両手を顔からどける。 発達心理学の概念を用いて言えば、いないいないばあを喜ぶのは、個人差はあるものの、自我が芽生え自己と他者の分離が始まる生後6ヶ月以降の赤ちゃんである。いないいないばあをしている相手を他者として認識し、「いないいない」という一時的な分離から再会を予期した後に、「ばあ」と予期通りに再会が叶う事に喜びや興奮を感じているものと思われる。なお、赤ちゃんにとっては、顔のみが他人の存在のすべて(幼児に人物の絵を描かせると顔だけを大きく書き、体は申し分程度の大きさしか書かないことが多い)であり、顔を隠すと本当にその人が消えたと思いこむと考えられている。 個人差はあるが、赤ちゃんは生後満1歳ごろになると、机や椅子などで出来た死角を利用し、自分から大人に対して、いないいないばあの様な行動を取る様になる場合がある。大人の行動を模倣しているとも見て取れるが、自分から大人をあやすつもりで行動しているわけではなく、単に自分が動く事で、自分にとって大人が一時的に居なくなってから現れたという状況を作り出せる事を発見したという事であろう。.

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声帯

声帯(せいたい)とは脊椎動物の喉頭の上部(前部)にある発声するための器官。 鳥類には声帯はなく、さらに肺に近い部位に位置する鳴管が発声器官となっている。 開閉する左右1対の襞(ひだ)の間の隙間に、肺から排出される空気を通過させ、振動を引き起こすことで音(声)を発する。 ヒトの場合、声帯の運動を支配するのは、第X脳神経である迷走神経の分枝、反回神経である。反回神経は、右側では右鎖骨下動脈の下、左側では大動脈の下で分枝し、迷走神経本幹とは逆に上行し(このために反回神経と呼ばれる)、喉頭に入る。.

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幼児語

幼児語(ようじご)とは、乳幼児期の会話に用いられる言葉。.

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ボディーランゲージ

ボディーランゲージ(body language)とは、肉体の動作を利用した非言語コミュニケーションの一つである。日本語では直訳して身体言語(しんたいげんご)や身振り言語(みぶりげんご)とも呼ばれる。.

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ベビーサイン

ベビーサイン(baby signs)とは、まだ言葉を話せない乳幼児との、手話や身振り・手振りのジェスチャーを使ってコミュニケーションを行う手法、または、そこで用いられるさまざまなジェスチャーを指す。.

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ジェスチャー

ハート) ジェスチャー(gesture)とは、他の人に何かを伝えるためにする身振り手振りのこと。人間の意志の伝達方法として、言葉とともに頻繁に使用される。 また、国家による示威行動や象徴的な企業活動など、組織を主体としたメッセージ性のある行為を指して政治的ジェスチャーと表現する事がある。.

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スキンシップ

ンシップ(skin ship)は、互いの身体や肌の一部を触れ合わせることにより親密感や帰属感を高め、一体感を共有しあう行為を指す言葉である。 親と子供など家族関係にある者や、友人同士が手を握り合ったり抱きしめ合うものや、話しかける相手の身体に軽く触れる行為もスキンシップと言える。 飼い犬や猫、また公園に見かける鹿やハト、動物園で飼育されているキリンなど、人に慣れた動物が、明らかに意図的に人間にすり寄って来る様子も動物からのスキンシップと言えるが、単にエサを求めている場合との見極めが必要である。 スキンシップという言葉は、1953年に開催されたWHOのセミナーで、アメリカ人女性がたまたま話した造語を平井信義が日本に持ち帰り、やがて全国的に広まったと『日本大百科全書』では紹介されているため、和製英語であるか否かの判断は別れる。 英語圏では、該当する行為はフィジカルインティマシー()というため通じにくいものの、「スキンシップ(skin ship)」という活字を含む表現自体はSNSサイトなどを中心に共有されており、全く理解されないという訳ではない。日本以外では、韓国でも日本語からの輸入でスキンシプ(스킨십)という言葉を使っている。.

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発達心理学

達心理学(はったつしんりがく、developmental psychology)は、人の加齢に伴う発達的変化を研究する心理学の一分野。.

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言語

この記事では言語(げんご)、特に自然言語について述べる。.

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赤ちゃん

っている赤ちゃん 赤ちゃん(あかちゃん)は、産まれたばかりの子供のこと。赤子(あかご)、赤ん坊(あかんぼう)とも言う。なお、人間以外の動物にも「赤ちゃん」が用いられることがしばしばある。種にもよるが、生存のために援助を必要とする弱い存在である。多くの種で赤ちゃんは愛らしい外見をしており、これは援助を受けやすくするために有利な形質なのではないかとの解釈もある。 以下、本稿では人間の赤ちゃんについて解説する。 母子保健法は、出生からの経過期間によって、「赤ちゃん」を次のように定義する。.

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育児

育児(いくじ、)とは、乳幼児の世話、養育をすることである。乳幼児とは乳児と幼児を指し、小学校に入学する前の子供の総称である。 育児には様々な段階があるが、学齢後は子育てを参照。.

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母音

母音(ぼいん、vowel)は、ことばを発音するときの音声の一種類。声帯のふるえを伴う有声音であり、ある程度の時間、声を保持する持続音である。舌、歯、唇または声門で息の通り道を、完全にも部分的にも、瞬間的にも閉鎖はせず、また息の通り道を狭くすることによる息の摩擦音を伴うこともない。 子音の対立概念であり、英語の vowel から V と略して表されることもある。.

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擬声語

日本語の擬声語の例。 海外や漫画で使用されるいびきの擬声語の例。 本稿では、一か所にまとめる都合上擬声語(ぎせいご)を擬音語と擬態語の総称として見出しに使っているが、擬声語という日本語の本来の意味は擬音語に同じ、または擬音語のうち人や動物の声を表したもの(広辞苑より)。 日本語では、典型的には副詞であるが、形容動詞(「(お腹が)ぺこぺこだ」)などとしても用いられる。.

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愛情表現

愛情表現(あいじょうひょうげん、expression of one's love)は、愛を表現する行為である。男性と女性の接吻や抱擁、ペッティングなどの性行為を伴ったものから、親と幼児、子供の間でのものから、成人になった子供から高齢の親に対するものまで色々ある。 その表現としては、握手、接吻、抱擁、手をつなぐ、頭、頬など身体の一部に触れる、撫でる、すり合せるなど。 民族、文化によって、その形態は様々で、スラブ民族では、親愛の情を示すために男性同士でも抱擁したり、頬に接吻したりすることもある。 他のボディーランゲージと同様に、親愛の情を示すために行った行為が、他の民族では忌み嫌われている行為である場合もある。.

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