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品詞転換

索引 品詞転換

品詞転換(ひんしてんかん)とは、語の形態が変化せずに別の品詞に変化(派生)すること。造語法の一種である。ゼロ接辞による派生と見てゼロ派生とも呼ぶ。 例として、英語には、名詞・動詞・形容詞相互の品詞転換が多数ある。ただし複音節語ではアクセントの変化を伴う場合もあり、この変化は超分節接辞と呼ばれる。 動詞は活用語尾など特有の形態を持つ言語が多いため、英語のように他の品詞から動詞への品詞転換を行う言語は比較的少ない。 日本語では、名詞から副詞に転換した「幸い」「偶然」などが挙げられる。 Category:語 Category:造語 Category:品詞 Category:形態論 Category:歴史言語学.

16 関係: 名詞形容詞形態論アクセントゼロ (言語学)品詞副詞動詞語尾超分節接辞英語造語法接辞派生日本語

名詞

名詞(めいし )とは、品詞(語の文法的分類)の一つで、典型的には物体・物質・人物・場所など具体的な対象を指示するのに用いられKoptjevskaja Tamm 2006: 720.

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形容詞

形容詞(けいようし )とは、名詞や動詞と並ぶ主要な品詞の一つで、大小・長短・高低・新旧・好悪・善悪・色などの意味を表し、述語になったりコピュラの補語となったりして人や物に何らかの属性があることを述べ、または名詞を修飾して名詞句の指示対象を限定する機能を持つ。.

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形態論

形態論(けいたいろん、morphology)とは、ヒトの言語の、語(単語)を構成する仕組みのこと。また、それを研究する言語学の一分野。.

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アクセント

アクセントとは、言語学において単語または単語結合ごとに社会的な慣習として決まっている音の相対的な強弱や高低の配置のこと長野正『日本語の音声表現』玉川大学出版部、1995年、108頁。音の強弱による強弱アクセント(強勢アクセント) (stress accent) と音の高低による高低アクセント (pitch accent) に分けられる。なお、文レベルの感情表現に関わる高低はイントネーションという。アクセントは音素の一つであり、単語ごとに決まっていて意味との結びつきが必然性を持たないのに対し、イントネーションは文単位であり、アクセントの上にかぶさって疑問や肯定などの意味を付け加える。.

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ゼロ (言語学)

言語学のゼロは、発音上は存在しないが、特定の理論において存在すると見なすものである。記号には ∅ を用いる。代用表記としてラテン文字の Ø も用いられる。 例えば、英語の cats と fish において、複数を表すのは前者は だが、後者は何も無い。この何も無いのを、ゼロがあると見なし、複数形の接尾辞がそれぞれ - と -∅ であるとする。 本居宣長は、『詞の玉緒』(1779年)で、「は」、「も」、「徒(ただ)」の係り結びが終止形になることを示した。この「徒」は助詞が付かない場合を意味し、ゼロに当たる。 ただし、ゼロを乱用してはならない。ゼロが唯一の形態であるような形態素を設けることは避けるべきである。例えば、英語で単数形の接尾辞として ∅ を設ける必要性は無い。例外なく接尾辞が無いのであるから、そのような接尾辞は存在しないと見なすほうが簡潔である。.

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品詞

品詞(ひんし、parts of speech)は、単語を文法的な機能や形態などによって分類したもの。.

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副詞

副詞(ふくし)とは、品詞のひとつ。.

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動詞

動詞(どうし、英: verb)とは、品詞の一つで、主に動作や状態を表し、項として主語や目的語などの名詞句をとる語である。時制がある言語では、一般に動詞が時制を示す。.

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語(ご、word)とは、言語の構成単位の一つであり、一つ以上の形態素からなる。語が集まることで句、節、文が作られる。 言語学では語は独立して発声できる最小の単位である。文法的な役割を持つ語を機能語、一般的な意味を持つ語を内容語という。一つの形態素からなる語を単純語、複数の形態素からなる語を合成語という。 語の厳密な定義は各言語によるが、一般に以下の性質がある。.

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語尾

語尾(ごび)とは、形態論で活用する語の変化する部分を指す。これに対して変化しない部分は語幹という。語幹が語尾と結びつき、派生語幹となってさらに語尾を取るものがある。語尾に実質的な意味はなく、文法的な意味を表している。語尾は名詞、動詞、形容詞等違う品詞から文法化したものが多い。語尾を伴わずに語幹だけでも用いられる場合には、語尾は接尾辞と見ることもできる。 また、日常の語として語尾と言った場合、単に「台詞の終わり」「言葉尻」のことを意味する場合もある。これは上記のような文法上の定義と概ね重なるが、必ずしも一致しない。 単純に語の末尾に在る音、文字等を指す場合は、語末のほうが正確である。.

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超分節接辞

超分節接辞 (ちょうぶんせつせつじ) あるいはかぶせ接辞 (かぶせせつじ) とは、超分節素を変える派生を接辞と見なすものである。超分節素とは複数の音素にまたがる強勢や声調を指す。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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造語法

造語法(ぞうごほう)とはある言語に於いて既存の単語から新たな単語を作り出す際に使用される方法の事である。屈折を用いたもの、接辞を用いるもの、単語同士を結合させるものなど多種多様な造語法が存在している。.

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接辞

接辞(せつじ、affix)とは、文法的な機能を担い、それ自体では語として自立しえない形態素のことである。.

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派生

派生(はせい)とは、一つの物から新しい物が生まれること。 特に言語学においては、ある語から別の語(意味あるいは品詞を異にする)を生じることをいう。 派生語は、接辞が内容形態素に付加することで構成される。また言語によっては音交替(母音交替・子音交替)や重畳などもある。 同じ語の範囲内で文法的関係が変化することは屈折という。また、2つ以上の内容形態素が結合することを複合といい、複合で出来た語を複合語という。派生語も複合語も、同じ合成語の下位分類である。.

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日本語

日本語(にほんご、にっぽんご「にっぽんご」を見出し語に立てている国語辞典は日本国語大辞典など少数にとどまる。)は、主に日本国内や日本人同士の間で使用されている言語である。 日本は法令によって公用語を規定していないが、法令その他の公用文は全て日本語で記述され、各種法令において日本語を用いることが規定され、学校教育においては「国語」として学習を課されるなど、事実上、唯一の公用語となっている。 使用人口について正確な統計はないが、日本国内の人口、および日本国外に住む日本人や日系人、日本がかつて統治した地域の一部住民など、約1億3千万人以上と考えられている。統計によって前後する場合もあるが、この数は世界の母語話者数で上位10位以内に入る人数である。 日本で生まれ育ったほとんどの人は、日本語を母語とする多くの場合、外国籍であっても日本で生まれ育てば日本語が一番話しやすい。しかし日本語以外を母語として育つ場合もあり、また琉球語を日本語と別の言語とする立場を採る考え方などもあるため、一概に「全て」と言い切れるわけではない。。日本語の文法体系や音韻体系を反映する手話として日本語対応手話がある。 2017年4月現在、インターネット上の言語使用者数は、英語、中国語、スペイン語、アラビア語、ポルトガル語、マレー語に次いで7番目に多い。.

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