ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

佐々木巌 (イコン画家)

索引 佐々木巌 (イコン画家)

佐々木 巌(ささき いわお、1939年 - 1999年)は、日本人正教徒でありイコン画家。聖名はペトル。秋田県大館市出身。フィンランドにおけるローマ字表記は"Petros Sasaki"(ペトロス ササキ)。 ニコライ堂境内にある日本正教会が運営する神学校を卒業後、フィンランドに渡りクオピオに居住。多くのイコンをフィンランド正教会のために描いた。クオピオとオウルを中心に活動し、イコン制作に勤しみつつ多くの後進の指導に当たり、フィンランドの教会生活・芸術に貢献した。 ペトル佐々木は主にフィンランド正教会で活躍したため、日本正教会に遺されている作品は多く無い。それでも日本正教会に対して神学校時代に数点のイコンを献納しており、さらにフィンランドに渡って後に1点のイコンを日本正教会に寄贈している。それらは山田正教会生神女福音会堂やニコライ堂などに収められている。 佐々木の墓は、リントゥラ至聖三者女子修道院の墓地にある。.

20 関係: 大館市山下りんペトルリントゥラ至聖三者女子修道院フィンランドフィンランド正教会ニコライ堂ダマスコのイオアンアンドレイ・ルブリョフイコンオウルクオピオ神学校秋田県生神女福音大聖堂正教徒洗礼名日本ハリストス正教会1939年1999年

大館市

大館市(おおだてし)は、秋田県北部に位置する市。市の北境で青森県と接している。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)と大館市 · 続きを見る »

山下りん

山下りん(山下里舞 やました りん、安政4年5月25日(1857年6月16日) - 1939年(昭和14年)1月26日)は日本の画家である。日本人最初のイコン画家として知られる。正教徒で聖名はイリナ。そのためしばしばイリナ山下りんとも言及される。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)と山下りん · 続きを見る »

ペトル

ペトルは、人名。チェコ人(Petr)、ルーマニア人、ベッサラビア人(Petru)、ウクライナ人などに見られる転写。 新共同訳聖書による聖書の転写ではペトロに対応する。日本正教会・日本正教会訳聖書ではペトロをはじめとする聖人の人名転写に教会スラヴ語の再建音に由来するペトルを用い、日本人の正教徒にもこれを聖名とする者がいる。ギリシャ語のペトロス、ロシア語のピョートルに相当する。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)とペトル · 続きを見る »

リントゥラ至聖三者女子修道院

リントゥラ至聖三者女子修道院の教会 リントゥラ至聖三者女子修道院(Lintulan Pyhän Kolminaisuuden luostari もしくは Lintulan luostari、Lintula Holy Trinity Convent もしくは 'Lintula Convent)は、フィンランドのヘイナヴェシ、パロッキにある、フィンランド正教会の小さな女子修道院。新ヴァラモ修道院の近くにある。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)とリントゥラ至聖三者女子修道院 · 続きを見る »

フィンランド

フィンランド共和国(フィンランドきょうわこく、Suomen tasavalta、Republiken Finland)、通称フィンランドは、北ヨーロッパに位置する共和制国家。北欧諸国の一つであり、西はスウェーデン、北はノルウェー、東はロシアと隣接し、南はフィンランド湾を挟んでエストニアが位置している。 首都ヘルシンキは露仏同盟以来、ロシアの主要都市であるサンクトペテルブルク方面へ西側諸国が投資や往来をするための前線基地となってきた。同じく直近の旧領ヴィボルグはサイマー運河の出口であったが、現在はロシア領で、ノルド・ストリームの経由地となっている。ロシアと欧州諸国の間にある地政学的な重要性から、勢力争いの舞台や戦場にも度々なってきた。 中立的外交の裏では、外交・安全保障やエネルギー政策を巡り東西の綱引きが行われている。国内には原子力発電所があり、オンカロ処分場は2020年に開設されれば世界初の使用済み核燃料の最終処分場となる。情報産業も政治と関係しており、エスコ・アホという首相経験者がノキア取締役を務めている。 人口や経済規模は小さいが、一人当たりGDPなどを見ると豊かで自由な民主主義国として知られている。フィンランドはOECDレビューにおいて「世界で最も競争的であり、かつ市民は人生に満足している国の一つである」と2014年には報告された。フィンランドは収入、雇用と所得、住居、ワークライフバランス、保健状態、教育と技能、社会的結びつき、市民契約、環境の質、個人の安全、主観的幸福の各評価において、すべての点でOECD加盟国平均を上回っている。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)とフィンランド · 続きを見る »

フィンランド正教会

フィンランド正教会(Suomen ortodoksinen kirkko, Finska Ortodoxa Kyrkan, Finnish Orthodox Church)は、世界の正教会とフル・コミュニオンの関係にある自治正教会の一つである。信徒数は約6万人でこれはフィンランドの人口の1%強であるが、正教はルター派に次ぐフィンランドの国教と位置付けられ、フィンランド福音ルター派教会と同様に国家からの財政補助を受けている 。 正教会は一カ国に一つの教会組織を具える事が原則だが(フィンランド正教会以外の例としてはギリシャ正教会、ロシア正教会、ルーマニア正教会、日本正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉している訳では無く、同じ信仰を有している。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)とフィンランド正教会 · 続きを見る »

ニコライ堂

ニコライ堂(東京都千代田区)。現在の姿は1929年に修復されたもの。 ニコライ堂 1891 ニコライ堂(ニコライどう、)は東京都千代田区神田駿河台にある正教会の大聖堂。「ニコライ堂」は通称であり、日本に正教会の教えをもたらしたロシア人修道司祭(のち大主教)聖ニコライに由来する[タイムトラベル]ニコライ堂 祈り続く丘の尖塔屋根 2012年12月20日 読売新聞 東京夕刊 3頁 写有 (全560字)。 正式名称は「東京復活大聖堂」()であり、イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)の復活を記憶する大聖堂である。 日本正教会の首座主教座大聖堂(ロシア正教会の聖堂ではない。後述)。 建築面積は約800平方メートル、緑青を纏った高さ35メートルのドーム屋根が特徴であり日本で初めてにして最大級の本格的なビザンティン様式の教会建築といわれる。1891年に竣工し、駿河台の高台に位置したため御茶ノ水界隈の景観に重要な位置を占めた。関東大震災で大きな被害を受けた後、一部構成の変更と修復を経て現在に至る。1962年6月21日、国の重要文化財に指定された。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)とニコライ堂 · 続きを見る »

ダマスコのイオアン

ダマスコの聖イオアン(676年頃 - 749年12月4日, Ιωάννης Δαμασκήνος, Iohannes Damascenus, يوحنا الدمشقي, Иоанн Дамаскин, John of Damascus)は、キリスト教の聖人であり、ギリシャ教父の一人。ダマスコの聖ヨハネ・ダマスカスの聖ヨアンネスなどとも転写される。現代ギリシャ語からはダマスコスのイオアンニスとも転写される。聖像破壊運動に反対する論陣を張った事、ギリシャ語での神学的著作、聖歌作曲などで知られる。アラブ人家庭に生まれ、母語はアラビア語。 本記事名は、正教会にとって極めて重要な聖人である事に鑑み、日本正教会での表記に則っている。正教会暦にはダマスコの克肖者聖神父イオアンと記載されている(ダマスクの聖イオアンと表記される事もある)。 正教会、カトリック教会、ルーテル教会で崇敬されている。記憶日は12月4日(ユリウス暦を使用する教会では12月17日に相当)。カトリック教会では教会博士の一人であり、1890年から1969年までは3月27日に記念していたが、1969年以降は12月4日に記念日が変更された。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)とダマスコのイオアン · 続きを見る »

アンドレイ・ルブリョフ

アンドレイ・ルブリョフ(ロシア語:Андре́й Рублёвアンドリェーイ・ルブリョーフ;ラテン文字表記の例:Andrei Rublev、1360年頃 - 1430年)はロシアの修道士、15世紀ロシア、モスクワ派(ルブリョフ派)における最も重要な聖像画家(イコン画家)のひとりである。正教会では聖人とされ、記憶日は二つある(ユリウス暦:7月4日・1月29日、グレゴリオ暦換算:7月17日・2月11日)。 師にフェオファン・グレクが居る。 1405年頃修道士となりアンドレイの名を用いるようになった彼の作品のうち、もっとも重要なものは、創世記17章に材を取った『至聖三者』(聖三位一体)のイコンである(114cm×112cm、板、テンペラ)。アブラハムの許を3人の天使が訪れたという旧約の記述は、古くから正教会では「旧約における至聖三者の顕現の一つ」として捉えられ、アブラハムとサラによってもてなされる3人の天使の情景はイコンにも描かれてきたのであるが、3人の天使の情景のみが取り出されて描かれているのがこのイコンの新しい特徴である。 この作品はもともと知人である修道士の瞑想のために書かれたものであったが、後に(1511年頃?)ロシア正教会は教会会議でルブリョフの図像を、三位一体の唯一正当な聖像として認めるようになった。正教会に属さないカトリックでもルブリョフの『至聖三者』を用いることがある。 『至聖三者』は1904年ごろ再発見、修復された。 彼の様式に倣った聖像画家の一派をルブリョフ派と呼ぶ。 彼を題材とした映画『アンドレイ・ルブリョフ』(1967年、監督:アンドレイ・タルコフスキー)は1969年カンヌ国際映画祭の国際批評家賞を受賞している。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)とアンドレイ・ルブリョフ · 続きを見る »

イコン

イコン(εικών, Икона, Icon, Ikon)とは、イエス・キリスト(イイスス・ハリストス)、聖人、天使、聖書における重要出来事やたとえ話、教会史上の出来事を画いた画像(多くは平面)である。"εικών"をイコンと読むのは中世から現代までのギリシャ語による(ειは中世・現代ギリシャ語では「イ」と読む)。古典ギリシャ語再建音ではエイコーン。正教会では聖像とも呼ぶ。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)とイコン · 続きを見る »

オウル

ウル(Oulu: )は、フィンランド中部に位置する都市。北ポフヤンマー県の県庁所在地。オウル郡に属する。スウェーデン語ではウレオボルイ(Uleåborg: )。 オウル州存在時は州都でもあった。2011年の人口は141,742人であり、国内第6位の規模を持つ。フィンランド北部における中核都市。オウル市とその周辺地域はオウル都市圏を形成しており、都市圏人口は約23万人。ハイテク産業が発達していることで知られているが、すぐれた社会福祉サービスと教育システムを持ち、戸外活動なども盛ん。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)とオウル · 続きを見る »

クオピオ

ピオ(Kuopio)はフィンランドの北サヴォ県に位置する都市。クオピオ郡に属する。面積は1,728.54km2(2008年1月1日現在)でその約35%、604.51km2が水面(湖沼)である。人口は96,830人(2011年1月31日現在)で、同国では9番目に大きな都市。中心部はKallavesi湖に突き出した半島部に広がる。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)とクオピオ · 続きを見る »

神学校

学校(しんがっこう)とは、おもにキリスト教の神(神学または宗教学)について学び、次世代の教役者を養成・訓練するための教育機関を指す言葉である。神学校に類した教育機関に聖書学校や宣教師訓練学校などがある。また、神学校の理念や目的について、諸宗教・諸教派ごとに微妙にニュアンスが異なっている。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)と神学校 · 続きを見る »

秋田県

秋田県(あきたけん)は、日本の東北地方の県の一つで日本海に面する。県庁所在地は秋田市である。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)と秋田県 · 続きを見る »

生神女福音大聖堂

ナザレ(イスラエル)の生神女福音聖堂(エルサレム総主教庁)。 生神女福音大聖堂(ロシア正教会)。 生神女福音大聖堂(しょうしんじょふくいんだいせいどう、Cathedral of the Annunciation)は、生神女福音祭を記憶する正教会の大聖堂。世界各地に存在する同名の大聖堂を当記事の一覧に挙げる。大聖堂のみならず、通常の聖堂・会堂にも生神女福音を記憶するものは数多くあり、当記事の一覧でも若干扱う。 ブラゴヴェシェンスキー大聖堂ないしブラゴヴェシェンスキー寺院(いずれもБлаговещенский соборから、前半部を片仮名で転写したもの)とも呼ばれるが、これは「生神女福音祭」を表す"Благовещенский"に由来するロシア語名である。従って、非スラヴ語圏の正教会であるグルジア正教会、ルーマニア正教会、ギリシャ正教会などにおける生神女福音大聖堂にはまず「ブラゴヴェシェンスキー大聖堂」等の呼称・表記は用いられず、「生神女福音」を意味する各国語での表記が用いられている。 生神女(しょうしんじょ)とは正教会において聖母マリアを指す称号である"Θεοτόκος"(ギリシャ語:セオトコス)"・Богородица"(教会スラヴ語:ボゴロージツァ)の、日本正教会における訳語である。 生神女福音祭とは生神女マリヤにイイスス・ハリストスが宿った事が天使から告げられた事を記憶する祭であり、これを記憶するのが生神女福音聖堂である。カトリック教会の受胎告知に相当するが、正教会では「受胎告知」の語彙は用いられず、従って正教会の聖堂に「受胎告知聖堂」などの訳語を当てるのは誤りである。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)と生神女福音大聖堂 · 続きを見る »

正教徒

正教会の教会機構の図解。 正教徒(せいきょうと)とは、キリスト教の教派のひとつである正教の信者を意味する用語。正教信徒(せいきょうしんと)とも。日本ハリストス正教会でも頻繁に用いられる。一般には7つの全地公会議を認める諸教会(Eastern Orthodox)の信徒を指し、非カルケドン派(Oriental Orthodox)に所属する教会の信徒にはあまり用いられない。 グルジア正教会、ブルガリア正教会、セルビア正教会、ロシア正教会、ギリシャ正教会、ルーマニア正教会、日本正教会等、そのいずれもが正教会なのであり、同じ信仰を有している。 教義・教理は全く同じであり、機密(秘蹟)はいずれの教会のものも相互に有効であるとされ、いずれの教会に属する信徒も「正教徒」と呼ばれ、教会間の相互領聖は完全に行われており、フル・コミュニオンの関係にある。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)と正教徒 · 続きを見る »

洗礼名

洗礼名(せんれいめい、baptismal name, Christian name)とは、キリスト教徒が洗礼を受けるときにつけられる名前。英語からの転写でクリスチャン・ネームとも。各教派で異なる呼び名がある。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)と洗礼名 · 続きを見る »

日本ハリストス正教会

函館ハリストス正教会復活聖堂 聖マトフェイ聖堂 日本ハリストス正教会(にほんハリストスせいきょうかい)は、キリスト教の教会。自治独立が認められている正教会所属教会のひとつである。ハリストスは「キリスト」の意(こうした独自の表記・翻訳については後述する)。英語表記は"Orthodox Church in Japan"である(略号はOCJ)。 通称・略称として日本正教会とも呼ばれる。1970年以前、自治正教会となっていなかったころにも、日本の正教会は日本人正教徒およびロシア人正教徒から「日本正教会」と呼ばれていた。 正教会は一カ国に一つの教会組織を置くことが原則だが(日本正教会以外の例としてはギリシャ正教会、ロシア正教会、ルーマニア正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉しているわけでは無く、同じ信仰を有している。 19世紀後半(明治時代)に、ロシア正教会の修道司祭聖ニコライ(のち初代日本大主教)によって正教の教えがもたらされ、これがその後の日本ハリストス正教会の設立につながった。聖ニコライによって建立されたニコライ堂(東京復活大聖堂)、函館の復活聖堂、豊橋の聖使徒福音記者マトフェイ聖堂は、国の重要文化財。 本項では日本ハリストス正教会で用いられている用語を断りなく用いることがある。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)と日本ハリストス正教会 · 続きを見る »

1939年

記載なし。

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)と1939年 · 続きを見る »

1999年

1990年代最後の年であり、1000の位が1になる最後の年でもある。 この項目では、国際的な視点に基づいた1999年について記載する。.

新しい!!: 佐々木巌 (イコン画家)と1999年 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »