17 関係: 十二指腸、上腸間膜動脈症候群、上腸間膜動脈血栓症、下大静脈、クルミ割り現象、回腸、空腸、結腸、盲腸、静脈、膵臓、腎静脈、腎臓、腸、腹膜、虫垂、枝。
十二指腸
十二指腸(じゅうにしちょう、Duodenum)は、胃と小腸をつなぐ消化管である。全体の形はC字状で長さは約25cm。十二指腸の名は、ターヘル・アナトミアを解体新書として和訳刊行された際に、新たに作られた医学用語のひとつである。ラテン語では本来 duodenum digitorum(duodenum「12」+digitorum「指」=「12本の指の幅」)と呼ばれていた。さらにさかのぼるとΔωδεκαδάκτυλο(アルファベット転記:dodekadaktylos(dodeka「12」+daktylos「指」)から来ている。いずれにせよ、この名はこの部分の長さが指の幅の12倍ほどであることに由来する。大部分が後腹膜に固定されており、可動性がない。 なお、小腸の一部とする考え方もあり、その場合は空腸と回腸と違い腸間膜に包まれないので無腸間膜小腸と呼称する場合もある。.
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上腸間膜動脈症候群
上腸間膜動脈症候群(じょうちょうかんまくどうみゃくしょうこうぐん、SMA症候群)とは、十二指腸水平脚が、前方からは上腸間膜動脈、後方からは大動脈や脊椎により圧迫され、狭窄・閉塞をきたす疾患のこと。.
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上腸間膜動脈血栓症
上腸間膜動脈血栓症(じょうちょうかんまくどうみゃくけっせんしょう)とは、消化管の血液供給が止まり、消化管が壊死する病気の事である『救急医療ハンドブック』日本情報出版株式会社、2004年、p.82。.
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下大静脈
下大静脈(かだいじょうみゃく、inferior vena cava(IVC))とはヒトの体の中でいちばん大きな静脈で、その直径は約3.5cmである。下半身からの血液を集めて心臓に流れ込んでいる。 下大静脈は腹腔の後部で脊柱の右側を上行しており、右下方の後面から右心房に入る。.
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クルミ割り現象
ルミ割り現象(くるみわりげんしょう、Nutcracker syndrome、left renal vein hypertension)とは、左腎静脈が下大静脈に合流する途中で腹大動脈と上腸間膜動脈に圧迫される現象のことカラー図解人体の正常構造と機能 全10巻縮刷版 日本医事新報社発行 ISBN 978-4784931781。左腎静脈捕捉症候群症候群の別名でナットクラッカー現象、クルミ割り症候群、ナットクラッカー症候群とも呼ばれる解剖実習の手びき 南山堂発行 ISBN 978-4-525-10311-8。.
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回腸
回腸(かいちょう、ileum)は、空腸から続く小腸の一部で、大腸(結腸)に続く。空腸と回腸は十二指腸と違い腸間膜があるので、空腸と回腸を総称して腸間膜小腸と分類する場合もある。 空腸と回腸の明確な解剖学的境界は無いが、おおむね口側の2/5が空腸、残りの3/5が回腸とされ、回盲弁によって大腸(結腸)に続く。 肉眼的特徴としては内部に輪状襞(輪状ヒダ)と腸絨毛を認め(ただし空腸よりは疎である)、空腸よりやや細い。特に回腸下部にはパイエル板(集合リンパ小節)が多数みられる。 腸の項目も参照のこと。.
空腸
腸(くうちょう、jejunum)は、十二指腸から続く小腸の一部で、回腸に続く。空腸と回腸は十二指腸と違い腸間膜があるので、空腸と回腸を総称して腸間膜小腸と分類する場合もある。 空腸と回腸の明確な解剖学的境界は無いが、おおむね口側の2/5が空腸、残りの3/5が回腸とされる。 肉眼的特徴としては内部に輪状襞(輪状ヒダ)と腸絨毛を認め、回腸よりやや太い。内壁にパイエル板(集合リンパ小節)がみられることもあるが、回腸より数は少ない。腸の項目も参照のこと。 また、腸液が分泌され、最終消化を行うところでもある。 空腸の名の由来は、死体解剖を行った際に内容物が見られなかった(「空っぽ」の空)ことに由来する。.
結腸
1.食道 2.胃 3.十二指腸 4.小腸 5.盲腸 6.虫垂 7.'''結腸''' 8.直腸 9.肛門 1.上行結腸、2.横行結腸、3.下行結腸、4.S状結腸 結腸(けっちょう、英語colon)とは、大腸のうち右腸骨窩から仙骨上端までの部分である。結腸はさらに上行結腸(盲腸から右結腸曲)、横行結腸(右結腸曲から左結腸曲)、下行結腸(左結腸曲から左腸骨窩)、S状結腸(左腸骨窩から直腸上端)に区別される。長さは、上行結腸は約20㎝、横行結腸は50㎝、下行結腸は25㎝、S状結腸は45㎝である。.
盲腸
腸(もうちょう、cecum)とは、大腸の一部で、小腸との接合部より口側(肛門から遠い側)の盲端部分。 人間や肉食動物の盲腸はかなり小さいが、草食動物やラットの盲腸はとても大きい。草食動物の盲腸が大きいのは、ここで微生物の力を借りてセルロースを分解するためである。その微生物のたまり場が虫垂である。.
静脈
静脈の断面図。 静脈(じょうみゃく、vein、ラテン語:venae)は、毛細血管から発生した静脈血を心臓に送るために使われる血管。毛細血管の吻合により細静脈に至り、静脈となる。ただし、肺静脈のみ、他の静脈とは機能が異なり、動脈血が流れる。.
膵臓
膵臓(すいぞう、pancreas)は、脊椎動物の器官のひとつで、膵液と呼ばれる消化酵素を含む液体を分泌し、それを消化管に送り込む外分泌腺である。 また、魚類以外の脊椎動物の膵臓の中には、ランゲルハンス島(らんげるはんすとう)と呼ばれる球状の小さな細胞の集塊が無数に散らばっている。ランゲルハンス島は、1個1個が微小な臓器と考えられ、インスリン、グルカゴンなどのホルモンを血液中に分泌する内分泌腺である。なお、魚類のランゲルハンス島は膵臓ではなく肝臓近辺に散在する。 したがって膵臓全体として見ると、両生類以上の脊椎動物の膵臓は、2つの機能を持つといえる。.
腎静脈
腎静脈(英:renal vein)は腎臓から還流する静脈で腎臓と下大静脈をつないでいる。 重複腎静脈と呼ばれる稀な場合を除いて、腎静脈は両側に1本ずつだけある。左右の静脈の位置関係は以下の通り。.
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腎臓
腎臓(じんぞう、ren、kidney)は、泌尿器系の器官の一つ。血液からの老廃物や余分な水分の濾過及び排出を行って尿を生成するという、体液の恒常性の維持を主な役割とする。.
腸
腸(ちょう、intestines)は、食物が胃で溶かされた後、その中の栄養や水分を吸収する器官。末端は肛門であり、消化された食物は便となり、排便により体外へと排出される。腸の構造は動物によって異なり、摂取する食物による違いが大きい。.
腹膜
腹膜(ふくまく、英: peritoneum)は、胃や肝臓といった腹部の臓器の全体ないし一部をおおっている薄い半透明の膜である。腹膜は腹腔の中にあり、胸膜・心膜とともに漿膜に分類される。腹膜で囲まれた閉鎖空間を腹膜腔という。なお、腹膜腔と腹腔はもともと別のものであるが、両者が同義のものとして扱われることも多い。.
虫垂
1.食道 2.胃 3.十二指腸 4.小腸 5.盲腸 6.'''虫垂''' 7.大腸 8.直腸 9.肛門 虫垂(ちゅうすい、、、 、 虫様突起(ちゅうようとっき)とも)は、大腸の一部である。右下腹部にあり、盲腸の端から細長く飛び出している。虫垂の根元は結腸ひもの端にある。虫垂間膜で後腹壁につながれ、虫垂動脈で栄養される。多数のリンパ小節を含むので、リンパ系器官に含められる。.
枝
枝(えだ)とは、.