10 関係: 可動橋、バルト海、デンマーク、フレゼリク9世橋、ファルスター島、フェーマルン島、フェーマルン・ベルトトンネル、フェーマルン・ベルト海峡、ドイツ、シェラン島。
可動橋
可動橋(かどうきょう、Moveable bridge, Movable bridge)とは、一部または全体が移動することのできる橋である。架橋により水上交通が妨げられる場合、橋を移動することで船舶の交通を可能にする。かつては橋を渡る側が馬車など非力な物や、架橋技術の低さから橋桁を高い位置に設計することができず利用された方式である。 城門に付属する跳ね橋や、フェリーなどへの積載の際に用いる可動の桟橋も、広義には可動橋に含まれるが、通常は橋桁が動くことにより航路を確保している橋のことをいう。特に、海抜が低く水運の盛んなオランダには、多くの可動橋が存在し、動作回数も多い。 航路を確保する場合に陸上側の交通が遮断されることや、可動部の保守に手間がかかること、架橋技術の進歩で桁下の空間が大きくとれるようになったことなどから新規の架橋は少ない。.
バルト海
3月のバルト海北部のボスニア湾は一部氷結している(衛星写真)。 バルト海(バルトかい、Baltic Sea)は、北ヨーロッパに位置する地中海。ヨーロッパ大陸とスカンディナビア半島に囲まれた海域である。ユーラシア大陸に囲まれた海域と説明されることもある「バルト海」『新版 地学事典』p.1046。 西岸にスウェーデン、東岸は、北から順にフィンランド、ロシア、エストニア、ラトビア、リトアニア、南岸は、東から西にポーランド、ドイツ、デンマークが位置する。.
デンマーク
デンマーク(Danmark, )は、北ヨーロッパのバルト海と北海に挟まれたユトランド半島とその周辺の多くの島々からなる立憲君主制国家。北欧諸国の1つであり、北では海を挟んでスカンディナヴィア諸国、南では陸上でドイツと国境を接する。首都のコペンハーゲンはシェラン島に位置している。大陸部分を領有しながら首都が島嶼に存在する数少ない国家の一つである(他には赤道ギニア、イギリスのみ)。 自治権を有するグリーンランドとフェロー諸島と共にデンマーク王国を構成している。 ノルディックモデルの高福祉高負担国家であり、市民の生活満足度は高く、2014年の国連世界幸福度報告では第1位であった。.
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フレゼリク9世橋
フレゼリク9世橋はデンマークにある橋。デンマーク南東部のニュークビン・ファルスターにあり、グルドボースンド海峡に架けられている。ファルスター島とロラン島を結ぶものであり、長さ295m、幅25m。4車線道路と線路が設置されている。1960年から建設が開始され、1963年5月14日に開通した。名称はデンマーク国王・フレゼリク9世にちなんでいる。可動橋(跳開橋)であり、船舶の通航のため、中央部20mが上方に跳ね上がるようになっている。 Category:デンマークの橋 Category:可動橋.
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ファルスター島
ファルスター島(Falster)はデンマークの島。バルト海の西端、シェラン島の南にある。面積は514km、2005年時点の人口は43,537名、主要な町はニュークビン・ファルスター。シェラン島とはで結ばれている。ロラン島との間のグルドボースンド海峡をまたいでフレゼリク9世橋が架けられており、これは鉄道と道路の複合橋であり、可動橋(跳開橋)となっている。.
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フェーマルン島
フェーマルン島の位置 フェーマルン島(Fehmarn Island)はバルト海南部にあるドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州に属する島。キール湾とリューベック湾の間にある。ドイツ本土とはフェーマルン・スンド海峡で隔てられており、が1963年に架けられている。面積は約185km2で人口約6,500人。主な町は南東部にある、北岸にはプットガルデンの港がある。デンマークのロラン島とはフェーマルン・ベルト海峡を挟んで対しており、ロラン島とを結ぶフェーマルン・ベルトトンネルが構想されている。 Category:ドイツの島 Category:シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の地形.
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フェーマルン・ベルトトンネル
デンマークとドイツの高速道路網におけるフェーマルン・ベルトトンネル(緑線)とロストック-ゲッサー間のフェリー(橙線) フェーマルン・ベルトトンネル(、)は、デンマークのロラン島とドイツのフェーマルン島の間を結ぶことが提案されている、計画中の沈埋トンネルである。バルト海にある、幅18キロメートルのフェーマルン・ベルト海峡を横断するもので、これにより北部ドイツとロラン島、そしてそこからデンマークのシェラン島およびコペンハーゲンへと、鉄道と高速道路の直接連絡を実現する。この経路はドイツやデンマークでは、鳥の主な渡りの経路であることから渡り鳥コースと呼ばれている。 フェーマルン島は既にドイツ本土と橋で連絡されており、ロラン島もシェラン島とファルスター島経由でトンネルおよび橋で既に連絡されている。さらに、シェラン島はスウェーデンとオーレスン・リンクで連絡されている。シェラン島とドイツの間は、大ベルト海峡、フュン島、ユトランド半島を経由すれば陸路で連絡されているが、フェーマルン・ベルトトンネルによりドイツからシェラン島、そしてスウェーデンやノルウェーへより容易に速く移動できるようになる。 フェーマルン・ベルトトンネルは、当初の見込みでは2018年に完成することになっていたが、2012年に完成見込みは2021年に延期され、2015年には2024年まで延期された。当初は橋として計画されていたが、この連絡の設計と計画を担当しているデンマーク国有企業であるフェーマルンA/Sでは、2010年12月にトンネルの方が望ましいと発表し、2011年1月にデンマークの議会でトンネル案が大多数の支持を受けた。2015年2月にデンマーク議会に建設に関する草案が提出され、デンマーク政府はドイツとスウェーデンの支持を受けて、EUの資金130億デンマーク・クローネ(17億ユーロ)を申請した"".
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フェーマルン・ベルト海峡
ラン島 フェーマルン・ベルト海峡 フェーマルン島 フェーマルン・ベルト海峡(デンマーク語:Femern Bælt)はデンマークのロラン島とドイツのフェーマルン島との間にある海峡。.
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ドイツ
ドイツ連邦共和国(ドイツれんぽうきょうわこく、Bundesrepublik Deutschland)、通称ドイツ(Deutschland)は、ヨーロッパ中西部に位置する連邦制共和国である。もともと「ドイツ連邦共和国」という国は西欧に分類されているが、東ドイツ(ドイツ民主共和国)の民主化と東西ドイツの統一により、「中欧」または「中西欧」として再び分類されるようになっている。.
シェラン島
ェラン島( 、)は、デンマークの島。ユトランド半島の東、バルト海に位置する。面積は7,031 km2でグリーンランドとその属島を除くとデンマークで最も広い。人口は約210万人でデンマークの東部にあり、東端には首都コペンハーゲンがある。西にあるフュン島との間には大ベルト海峡を跨ぎ大ベルト橋が架かる。東にはコペンハーゲン空港があるアマー島がある。ここからエーレスンド海峡(ウーアソン海峡)の海底トンネルを通って人工島であるペベルホルム島(Peberholm)を通過し、そこからエーレスンド橋を渡るとスウェーデンに行ける。南のファルスター島との間はで結ばれている。 コペンハーゲンから北へウーアソン海峡沿いに走る鉄道で海岸線を走る。途中、ロングスデス・キュスト駅(Rungsted Kyst Station)周辺では、作家カーアン・ブリクセンの生家を改装した美術館があり、広い庭にはブリクセンの墓地がある。次にホムレベク駅(Humlebæk Station)周辺ではルイシアナ現代美術館があり、庭園から海峡や隣国のスウェーデンまで見渡せる。 なお、英称はZealandだが、ニュージーランド(New Zealand、オランダのゼーラント州が由来)とは無関係である。.
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