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メタ個体群

索引 メタ個体群

メタ個体群(めたこたいぐん)とは、局所的集団(パッチ)が多数集まり、それぞれの局所的集団は生成と消滅を繰り返しながらも存続している個体群モデルのことである。 パッチはソースとシンクに分けられる。ソースパッチ内では個体の絶滅率よりも出生率が上回り、移入率よりも移出率が上回っている。シンクパッチではそれと逆のことが起こり、個体はソースパッチからシンクパッチへと移動する。 メタ個体群が存続するためにはパッチの生成率が消滅率を上回っていなければならない。 例えば捕食-被食関係において、被食者と捕食者が共にあった場合、両者が安定して、あるいは動的平衡の元で共存すると考えるべきなのであろうが、実験ではほとんどの場合どちらかが絶滅する。これを実験系が自然界の条件を何らかの形で再現していないとの判断もあるが、実際にも局所的には共存できないと見る立場もある。それを説明するのにこの考え方は都合がよい。つまり個々のパッチではどちらかが絶滅するのであるが、その個体群がパッチ状の構造を持っているために、絶滅しないパッチが常に存在し、そこが供給源となって新たなパッチが作られることを繰り返しているとの判断である。 Category:個体群生態学.

3 関係: 動的平衡個体群捕食-被食関係

動的平衡

動的平衡(どうてきへいこう、英語:dynamic equilibrium)とは、物理学・化学などにおいて、互いに逆向きの過程が同じ速度で進行することにより、系全体としては時間変化せず平衡に達している状態を言う。 系と外界とはやはり平衡状態にあるか、または完全に隔離されている(孤立系)かである。 なお、ミクロに見ると常に変化しているがマクロに見ると変化しない状態である、という言い方もできる。これにより他の分野でも動的平衡という言葉が拡大解釈されて使われるが、意味は正確には異なる。これについては他の意味の項を参照。.

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個体群

生態学における個体群(こたいぐん、population)、遺伝学における集団(しゅうだん、英訳同じ)とは、ある一定範囲に生育・生息する生物1種の個体のまとまりを表す概念である。必ずしも集まっているものを指すわけではない。.

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捕食-被食関係

捕食-被食関係というのは、生物の種類間の関係のひとつである。食う食われるの関係とも言う。.

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