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メキシコ盆地

索引 メキシコ盆地

19世紀に描かれたメキシコ盆地 メキシコ盆地(メキシコぼんち)とは、メキシコ中部、首都メキシコシティとその周辺に広がる盆地。メキシコ渓谷(メキシコけいこく)ともいう。行政区分ではメキシコ連邦区(メキシコシティ)とメヒコ州東部に当たる。 東西60km、南北80kmほどあり(関東平野より一回り小さい)、南西寄りにメキシコシティがある。海抜2200mほどで、周囲を4-5000m級の山地やポポカテペトル山などの火山に囲まれている。 古くはテオティワカン文明、トルテカ文明、アステカ文明の各文明がここを中心として栄えた。 自然の流出河川はなく、20世紀初めまでは広い範囲がテスココ湖などの湖で占められていたが、現在これらは埋め立てで大部分消滅し、メキシコシティ首都圏として住宅地や農地などが広がっている。このため地盤は軟弱で、1985年の大地震では甚大な被害を出した。 また盆地底が巨大都市で占められているため大気汚染が激しく、永年の問題となっている。 緯度からいえば熱帯の範囲にあるが、高山気候のため涼しく(年平均気温16-18℃)、気温の上下も少ないため過ごしやすい。雨は主として夏に降る。 めきしこほんち めきしこほんち.

23 関係: 大気汚染山地住宅地ポポカテペトル山メヒコ州メキシコメキシコ地震 (1985年)メキシコシティトルテカ文明テオティワカンテスココ湖アステカ火山緯度熱帯盆地高山気候農地気温20世紀

大気汚染

モッグに覆われた都市(台湾) 煙を吐き出す火力発電所 大気汚染(たいき おせん)とは、大気中の微粒子や有害な気体成分が増加して、人の健康や環境に悪影響をもたらすこと。人間の経済的・社会的な活動が主な原因である。自然に発生する火山噴火や砂嵐、山火事なども原因となるが、自然由来のものは大気汚染に含めない場合がある『気候学・気象学辞典』、300-301頁「大気汚染」、河村武『気象と地球の環境科学』、§8、99-111頁。.

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山地

山地(さんち)は、平地に対比される、比較的大きな起伏や傾斜を持ちまわりより高い地域で、複数の山からなる広い地域を指す。火山活動、地盤の隆起運動と浸食作用の競合で形成された河川、氷河などを持つ地形である。百科事典においては「成因別にみると褶曲による褶曲山地、断層に囲まれた地塊山地、浸食に抗して残った浸食山地、火山活動による火山性山地などがあり、発達段階から幼年期、壮年期、老年期の各山地がある」と定義されている。.

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世界最長の川であるナイル川 世界最大の流域面積を有する川であるアマゾン川 日本最長の川である信濃川 日本最大の流域面積を有する川である利根川 川(かわ)は、絶えず水が流れる細長い地形である。雨として落ちたり地下から湧いたりして地表に存在する水は、重力によってより低い場所へとたどって下っていく。それがつながって細い線状になったものが川である。河川(かせん)ともいう。時期により水の流れない場合があるものもあるが、それも含めて川と呼ばれる。.

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住宅地

アメリカ) 住宅地の町並み(日本) 住宅地(じゅうたくち)は、土地、宅地の利用区分の一形態で、住宅の用途に供せられる土地のことをいうことが一般的である。住宅地が集まった地域を「住宅地域」または「住宅街」という。.

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ポポカテペトル山

ポポカテペトル山(ポポカテペトルさん、Popocatépetl)は、メキシコのプエブラ州に存在する活火山である。2016年現在も噴火継続中。山頂の標高は5426m。.

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メヒコ州

メヒコ州(Estado de México)、メキシコ州は、メキシコ中央部、首都メキシコシティの北側に位置する州である。州都はトルーカ。最大の都市はエカテペック。面積は21,355km2、2010年センサスで州の人口は15,174,272人。.

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メキシコ

メキシコ合衆国(メキシコがっしゅうこく、)、通称メキシコは、北アメリカ南部に位置する連邦共和制国家。北にアメリカ合衆国と南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面する。首都はメキシコシティ。メキシコの総人口は約1億3千万人(2016年時点)で、スペイン語圏においては最も人口の多い国で、GDPは中南米2位である。しかし、人口の40%が貧困層である。.

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メキシコ地震 (1985年)

メキシコ地震(メキシコじしん)は、1985年9月19日にメキシコで発生した地震である。震源地は、ラサロ・カルデナス付近のバルサス川河口沖の太平洋で震源の深さは27km、モーメントマグニチュード (Mw)8.0。メキシコシティでの長周期地震動による被害が注目された地震である。.

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メキシコシティ

メキシコシティ(Ciudad de México, )は、メキシコ合衆国の首都。ラテンアメリカを代表する世界都市の一つ。 国名と同一名称のため「市」に相当する単語を付けて呼ばれるのが通例となっており、メキシコの公用語であるスペイン語では「シウダ・デ・メヒコ」() と発音される。日本では、主に用いられる英語名の他にメキシコ市と呼ばれる場合もある。.

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トルテカ文明

トルテカ文明(トルテカぶんめい)は、テオティワカン崩壊後、チチメカ侵入前までの時期に、メキシコ中央高原に盛んに建設された都市「トゥーラ」群がもっていたと考えられる文明。 年代で言えば7世紀頃 - 12世紀頃に当たる。テスカトリポカとトピルツィン・ケツァルコアトルの神官たちによる争いなどの伝承で知られるトルテカ帝国が、メキシコ中央高原を支配したと長い間考えられてきたが、伝承が伝わっているのみで具体的な証拠がなく、その伝承さえ征服後に作られたものらしいという見解もある。.

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テオティワカン

テオティワカン(Teōtīhuacān、Teotihuacan)とは、メキシコの首都メキシコシティ北東約50キロの地点にあり、紀元前2世紀から6世紀まで繁栄した、テオティワカン文明の中心となった巨大な宗教都市遺跡増田義郎「先コロンブス期の文化」(増田義郎・山田睦男編『新版世界各国史25 ラテン・アメリカ史Ⅰ』山川出版社 1999年)。当時のアメリカ大陸では最大規模を誇り、メソアメリカの中心的都市として機能していた。.

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テスココ湖

テスココ湖(テスココこ、スペイン語:Lago de Texcoco)は、かつてメキシコ中央高原にあった「ひょうたん」型ないしタツノオトシゴのような形状をした南北約65kmにわたる大きな湖 (海抜2242m) であった。現在は、南北20km、東西10数kmが残っている(ただし衛星写真によれば、埋め立ては更に進行し、2007年5月現在、5km×2km程度の長方形の区画を残すのみである)。.

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アステカ

アステカ(Azteca、: Aztēcah)とは1428年頃から1521年までの約95年間北米のメキシコ中央部に栄えたメソアメリカ文明の国家。メシカ(古典ナワトル語: mēxihcah )、アコルワ、の3集団の同盟によって支配され、時とともにメシカがその中心となった。言語は古典ナワトル語(ナワトル語)。.

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火山

火山(かざん、)は、地殻の深部にあったマグマが地表または水中に噴出することによってできる、特徴的な地形をいう。文字通りの山だけでなく、カルデラのような凹地形も火山と呼ぶ。火山の地下にはマグマがあり、そこからマグマが上昇して地表に出る現象が噴火である。噴火には、様々な様式(タイプ)があり、火山噴出物の成分や火山噴出物の量によってもその様式は異なっている。 火山の噴火はしばしば人間社会に壊滅的な打撃を与えてきたため、記録や伝承に残されることが多い。 は、ローマ神話で火と冶金と鍛治の神ウルカヌス(ギリシア神話ではヘーパイストス)に由来し、16世紀のイタリア語で または と使われていたものが、ヨーロッパ諸国語に入った。このウルカヌス(英語読みではヴァルカン)は、イタリアのエトナ火山の下に冶金場をもつと信じられていた。シチリア島近くのヴルカーノ島の名も、これに由来する。日本で の訳として「火山」の語が広く用いられるようになったのは、明治以降である。.

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緯度

緯度(いど、Latitude, Breite)とは、経緯度(=経度・緯度。すなわち天体表面上の位置を示す座標)の一つである。以下特に断らない限り、地球の緯度について述べる。余緯度とは緯度の余角。.

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熱帯

熱帯(ねったい)とは、地球上で緯度が低く年中温暖な地域のことである。緯度による定義、気候区分による定義が存在する。 緯度による定義では、赤道を中心に北回帰線(北緯23度26分22秒)と南回帰線(南緯23度26分22秒)に挟まれた帯状の地域を意味する。英語で熱帯を意味するtropicsは、回帰線(tropic)から生まれた言葉である。 気候区分による定義は気象学者によって複数存在する。以下では気候区分による定義、それもケッペンの気候区分における定義に基づいた内容を紹介する。ケッペンの気候区分における記号はAで、最も低緯度に位置することを示す。 アリソフの気候区分では、1936年に発表された「地理的気候帯」の中に熱帯があり、赤道気候(E)・赤道モンスーン気候(E.M.)・貿易風気候(Pass.)の3つに区分される矢澤(1989):352ページ。さらに貿易風気候は海洋性(Pass.

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盆地

奈良盆地(奈良県) 甲府盆地(山梨県) 四川盆地(中華人民共和国) アマゾン川流域に広がるアマゾン盆地(南アメリカ) 盆地(ぼんち、basin)とは、周囲を山地に囲まれた、周辺よりも低く平らな地形である。.

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高山気候

山気候(こうざんきこう、alpine climate)とは気候区分のひとつである。ケッペンの気候区分には無い区分であり、後にトレワーサらによる修正版で加えられた。アルプス気候とも呼ばれる。記号にはHを用いる。アリソフの気候区分では、ヒマラヤ山脈などが高山気候地域に位置づけられている。.

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農地

農地(のうち)は、耕作の目的に供される土地のことである。耕地とも。これ以外の土地で、主として耕作もしくは養畜の事業のための採草または家畜の放牧の目的に供されるものは、とくに採草放牧地というが、広義にはこれを含み、農用地ともいう。さらに広い意味での農地は、農畜産物の生産、貯蔵などのための農業用施設用地も含み、農場と呼ばれる。.

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(あめ)とは、大気から水の滴が落下する現象で、降水現象および天気の一種。また、落下する水滴そのもの(雨粒)のことグランド現代大百科事典、大田正次『雨』p412-413。大気に含まれる水蒸気が源であり、冷却されて凝結した微小な水滴が雲を形成、雲の中で水滴が成長し、やがて重力により落下してくるものである。ただし、成長の過程で一旦凍結し氷晶を経て再び融解するものもある。地球上の水循環を構成する最大の淡水供給源で、生態系に多岐にわたり関与するほか、農業や水力発電などを通して人類の生活にも関与している。.

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気温

気温(きおん)とは、大気の温度のこと。気象を構成する要素の1つ。通常は地上の大気の温度のことを指す。.

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湖(みずうみ、英語:lake)は、湖沼のうち比較的大きなものであり、一般には水深 5 - 10 m より深いものを指す。湖沼学や陸水学に基づく定義、水質、形成要因などについては湖沼を参照のこと。.

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20世紀

摩天楼群) 20世紀(にじっせいき、にじゅっせいき)とは、西暦1901年から西暦2000年までの100年間を指す世紀。2千年紀における最後の世紀である。漢字で二十世紀の他に、廿世紀と表記される場合もある。.

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