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ミール・コアモジュール

索引 ミール・コアモジュール

ミール・コアモジュール(Мир)、DOS-7はソ連、後のロシアのミール宇宙ステーションの最初のモジュール。単にミールとも呼ぶが、一般的にはコアモジュールやベースブロックと呼ばれる。1986年の2月20日にバイコヌール宇宙基地200番射点からプロトンKで打ち上げられ、2001年まで地球低軌道に存在した。設計はサリュート6号やサリュート7号と多くの類似点があるが、モジュール前方のマルチドッキングノードという革命的な追加点があった。これに加え、船尾方向にもドッキングポートがあり、5台のモジュールが直接コアモジュールに接続することが可能で、これによってステーションの能力を飛躍的に伸ばすことが可能であった 。なお、最終的にクバント1 (1987)、クバント2 (1989)、クリスタル (1990)、スペクトル (1995)、プリローダ (1996)の5台が常設でドッキングしていた。.

22 関係: 低軌道ミールミッションコントロールセンターバイコヌール宇宙基地ロシアブラン (オービタ)プリローダ (ミール)プロトン (ロケット)ヒ化ガリウムイグラ (ドッキングシステム)クバント1クバント2クリスタル (ミール)クルス (ドッキングシステム)シャトル・ミール計画スペクトル (ミール)ズヴェズダ (ISS)ソユーズT-15ソビエト連邦サリュートサリュート6号サリュート7号

低軌道

低軌道 (ていきどう、英語: low orbit) は、人工衛星などの物体のとる衛星軌道のうち、中軌道よりも高度が低いもの。 地球を回る低軌道を地球低軌道 (low Earth orbit、LEO) と言う。LEOは、地球表面からの高度2,000km以下を差し、これに対し、中軌道(MEO)は2,000 kmから36,000 km未満、静止軌道(GEO)は36 000 km前後である。地球低軌道衛星は、約27400 km/h(約8 km/s)で飛行し、1回の周回に約1.5時間を要する(高度約350 kmの例)。 大気のある天体では、低軌道より低い軌道は安定せず、大気の抵抗で急激に高度を下げ、やがては大気中で燃え尽きてしまう。 低軌道は、地球に接近しているという点で、次のような利点がある。.

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ミール

ミール(Мир)は、ソビエト連邦によって1986年2月19日に打ち上げられ、2001年3月23日まで使われた宇宙ステーションである。ミールという名前は、ロシア語で「平和」「世界」を意味する。サリュートの後継機。.

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ミッションコントロールセンター

ミッションコントロールセンター(英: Mission Control Center; MCC)とは宇宙機を地上から管理・運営する施設。国の宇宙機関や航空宇宙企業が保有している。運用管制室と呼ばれることもあるが、定訳はないようである。 MCCの主な役割は打ち上げから着陸、もしくは任務の終了までミッションを管理することである。フライトコントローラーのスタッフや他の人員は遠隔測定法を用いてミッションの状況を監視し、地上局を用いて宇宙機にコマンドを送る。.

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バイコヌール宇宙基地

バイコヌール宇宙基地(バイコヌールうちゅうきち、Космодром Байконур、Космодром Байқоңыр、Baikonur Cosmodrome)は、カザフスタン共和国のチュラタムにあるロシアのロケット発射場である。現在、ロシア連邦宇宙局が管理している。.

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ロシア

ア連邦(ロシアれんぽう、Российская Федерация)、またはロシア (Россия) は、ユーラシア大陸北部にある共和制及び連邦制国家。.

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ブラン (オービタ)

ブラン(Буран、Buran)は、ソ連の各設計局が開発した宇宙船(宇宙往還機)、ないしは同機を初代オービタとする打ち上げ計画(ブラン計画)である。 「ブラン」とは「吹雪」特に「ステップの猛吹雪」を意味するロシア語。ロシア語のカタカナ転写の方式の違いによる表記バリエーションにより、ブランのほかブラーンとも表記される。ブーランという表記は誤り。.

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プリローダ (ミール)

プリローダ(Природа)(TsM-I, 77KSI, 11F77I)はロシアのミール宇宙ステーションの7番目のモジュールで、最後のモジュール。主目的はリモートセンシングを通じての地球資源に関する実験、リモートセンシング方法の開発と実証であった。制御システムはウクライナのによって開発された。.

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プロトン (ロケット)

プロトン(ロシア語:Протонプラトーン、ラテン文字表記の例:Proton、「陽子」の意味)は旧ソ連で開発された打ち上げ用ロケットである。別名としてUR-500、D-1、SL-12、SL-13などが存在する。.

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ヒ化ガリウム

ヒ化ガリウム(ヒかガリウム、gallium arsenide)はガリウムのヒ化物であり、組成式はGaAsである。化合物半導体であるため、その性質を利用して半導体素子の材料として多用されている。半導体分野ではガリウムヒ素(ガリウム砒素)という、さらにはそれを短縮したガリヒ素という呼称で呼ばれることも多い。.

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イグラ (ドッキングシステム)

イグラ(、針の意)はソ連のソユーズ宇宙船の自動ドッキングシステム。 最初の試作型は1965年後半に作成された。1967年10月30日、最初のソユーズの無人ドッキングが行われた。.

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クバント1

バント1(ロシア語:Квант-1、ラテン文字表記の例:Kvant 1)(37KE) は、1987年にソビエト連邦によって打ち上げられた宇宙ステーション・ミールのモジュール。コアモジュールに続く2番目のモジュールで、ステーションの姿勢制御能力を強化した他、科学実験室としての役割も果たした。 なお、クバントとはロシア語で量子を意味する。.

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クバント2

バント2(ロシア語:Квант-2、ラテン文字表記の例:Kvant 2)(77KSD, TsM-D, 11F77D) は、1989年にプロトンロケットで打ち上げられたミール宇宙ステーションのモジュール。コアモジュールとクバント1に続く第3のモジュールで、ステーションの姿勢制御や生命維持システムを強化し、観測・実験装置や船外活動のためのエアロックを追加した。.

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クリスタル (ミール)

リスタル(Кристалл)はソ連のミール宇宙ステーションの4番目のモジュール。77KST、TsM-T、11F77Tとも呼ばれる。クバント1、2と同じく形状はTKSモジュールを基にしており、もともとはクバント3の名称がつけられていた。プロトンで1990年5月31日に打ち上げられ、1990年6月10日にミールに自動でドッキングした。.

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クルス (ドッキングシステム)

ルス(、Kurs)はロシアの無線自動ドッキングシステム。NASAの英語による発音に基づいて、日本語では「コーズ」とも表記される。.

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シャトル・ミール計画

ャトル・ミール計画(シャトル・ミールけいかく)はアメリカとロシアによる共同の有人宇宙飛行計画。ロシアの宇宙飛行士・コスモノートがスペースシャトルで、アメリカの宇宙飛行士・アストロノートがソユーズで宇宙ステーション『ミール』に訪れるなどの宇宙飛行が行われ、ミールでの長期滞在などを行った。.

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スペクトル (ミール)

ペクトル(Спектр)はロシアのミール宇宙ステーションの5番目のモジュール。TKM-O、77KSO、11F77Oなどとも呼ばれ、TKS型のモジュールである。地球環境のリモートセンシング観測のために設計され、大気・地表観測装置などを搭載していた。スペクトルは4枚の太陽電池アレイを装備し、ステーション全体の電力の半分近くを発生していた。.

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ズヴェズダ (ISS)

STS-106で撮影されたズヴェズダ・サービス・モジュール。後部にプログレス補給船がドッキングしている 建造中のズヴェズダ・サービス・モジュール ズヴェズダ( Zvezda; Звезда; 「星」を意味する)は、国際宇宙ステーション (ISS) を構成するモジュールの一つである。ズヴェズダ・サービス・モジュールとも呼ばれる。ズヴェズダは3番目に打ち上げられたモジュールで、2人の乗員の居住空間や生命維持装置などの機能があり、ISS のロシア部分の構造的・機能的な中心となっている。 ズヴェズダを建造したのはRKKエネルギアで、ピアースを除いて現時点では唯一のロシア資金で建造されたモジュールである(ザーリャはロシアの建造だが、アメリカが資金提供し所有している)。.

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ソユーズT-15

ユーズT-15は、宇宙ステーションミールとサリュート7号を目指した有人宇宙飛行である。ソユーズ計画の1つとして行われた。.

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ソビエト連邦

ビエト社会主義共和国連邦(ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう、Союз Советских Социалистических Республик)は、1922年から1991年までの間に存在したユーラシア大陸における共和制国家である。複数のソビエト共和国により構成された連邦国家であり、マルクス・レーニン主義を掲げたソビエト連邦共産党による一党制の社会主義国家でもある。首都はモスクワ。 多数ある地方のソビエト共和国の政治および経済の統合は、高度に中央集権化されていた。.

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サリュート

リュート(Салют)は、ソビエト連邦の開発した宇宙ステーションである。宇宙に長期滞在するために作られた施設としては世界初のものであった。サリュートとはロシア語で「礼砲」「花火」を意味する。英語のsaluteと同じ。.

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サリュート6号

リュート6号(Салют-6、ラテン文字表記:Salute 6 )、DOS-5はソビエト連邦の宇宙ステーション。サリュート計画のひとつとして計画され、1977年9月29日にプロトンロケットで打ち上げられ、第2世代最初のステーションとなった。サリュート6号の全体的な設計は以前のステーションと似ているが、にもかかわらずいくつかの革新的な発展を遂げており、2個目のドッキングポート、新しいメイン推進システム、ステーションの主要な科学観測器具、BST-1Mマルチスペクトル望遠鏡などの発展が見られる。特に、ドッキングポートが2つになったことによって宇宙空間でのクルーの引継ぎと貨物輸送船プログレスによるステーションへの補給が可能となり、これは短期訪問用ステーションから長期滞在用のステーションへの計画の変化もたらし、マルチモジュール型長期研究ステーションへの移行の開始となった。 サリュート6号は1977年から1982年まで運用され、この間、サリュート6号では5回の長期滞在と11回の短期滞在が行われた。この中にはインターコスモス計画の一部としてワルシャワ条約機構の加盟国の宇宙飛行士も参加した。これらのクルーはサリュート6号の天文観測、地球資源観測、宇宙への人間の適応の研究など、主要ミッションの実行の責任があった。これらのミッションが終わり、サリュート7号の打ち上げが成功したことで、サリュート6号は打ち上げ5年後の1982年7月29日に軌道から外されて大気圏に再突入、破棄された 。.

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サリュート7号

リュート7号(Салют-7、Salyut 7)は1982年4月19日にバイコヌール宇宙基地からプロトンロケットで打ち上げられた宇宙ステーションである。1982年から1986年まで有人ミッションに使用された後、1991年に大気圏に突入し消滅した。.

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DOS-7コアモジュール (ミール)

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