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マンゴネル

索引 マンゴネル

マンゴネルとは、城壁に投射物を投げ放つためのカタパルト、攻城兵器の一種。.

12 関係: 古代ローマ中世バリスタ (兵器)ラテン語トレビュシェットオナガー (投石機)カタパルト (投石機)ギリシア語回回砲疫病戦術攻城兵器

古代ローマ

古代ローマ(こだいローマ、Roma antiqua)は、イタリア半島中部に位置した多部族からなる都市国家から始まり、領土を拡大して地中海世界の全域を支配する世界帝国までになった国家の総称である。当時の正式な国号は元老院ならびにローマ市民(Senatus Populusque Romanus)であり、共和政成立から使用されて以来滅亡まで体制が変わっても維持された。伝統的には476年のロムルス・アウグストゥルスの退位をもって古代ローマの終焉とするのが一般的であるが、ユスティニアヌス1世によってイタリア本土が再構成される554年までを古代ローマに含める場合もある。ローマ市は、帝国の滅亡後も一都市として存続し、世界帝国ローマの記憶は以後の思想や制度に様々な形で残り、今日まで影響を与えている。.

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中世

中世(ちゅうせい、英語:middle ages)は、狭義には西洋史の時代区分の一つで、古代よりも後、近代または近世よりも前の時代を指す。17世紀初頭の西洋では中世の観念が早くも定着していたと見られ、文献上の初見は1610年代にまでさかのぼる。 また、広義には、西洋史における中世の類推から、他地域のある時代を「中世」と呼ぶ。 ただし、あくまでも類推であって、西洋史における中世と同じ年代を指すとは限らないし、「中世」という時代区分を用いない分野のことも多い。 また、西洋では「中世」という用語を専ら西洋史における時代区分として使用する。 例えば英語では日本史における「中世」を通常は「feudal Japan」(封建日本)や「medieval Japan」(中世日本)とする。.

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バリスタ (兵器)

バリスタ (ballista) は、古代から中世にかけて使われた、据え置き式の大型弩砲である。.

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ラテン語

ラテン語(ラテンご、lingua latina リングア・ラティーナ)は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派の言語の一つ。ラテン・ファリスク語群。漢字表記は拉丁語・羅甸語で、拉語・羅語と略される。.

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トレビュシェット

トレビュシェ(仏: Trébuchet)は、固定式の攻城用兵器の一種。 南フランス・プロバンス地方、レ・ボー城塞のトレビュシェ 平衡錘投石機(へいこうすいとうせきき)とも訳される。巨大なおもりの位置エネルギーを利用して石を投げる。攻城用の投擲兵器としては後発にあたる。大型で威力と安全性に信頼の置ける火砲が出現するまで利用された。 動物の腱などの弾力を利用するバリスタなどの他の投擲兵器と違い、岩石などを詰めた箱の重量を利用するので、大きく造ればそれだけ威力が増した。また、詰め物の重量を変えることで射撃距離を自由に調整でき、精度も高かった。この投石器は最大のものは140キログラムの石を最大300メートルも飛ばすことができた。小型の物や原型となったマンゴネルはおもりではなく人力で投擲し、その際は竿にかけた何本かの紐を複数の人間が同時に引くことで投擲した。 石のほか、伝染病が当該地域に蔓延することを狙って、人や牛の死骸を目標に投下することもあった。 良く似た兵器としてカタパルトがある。こちらは威力や射程はトレビュシェに劣ってはいたが移動できたので、トレビュシェの登場後も併用して用いられた。 中国においては、三国時代に霹靂車と呼ばれた投石機が発明されていたが、マンゴネル同様に人力によるものであった。元軍による南宋の都市襄陽の包囲攻撃(襄陽・樊城の戦い)の際にトレビュシェットが導入された。ペルシアから来た回教徒の技術者により導入され使用されたので、襄陽砲もしくは回回砲と呼ばれる。霹靂車の石弾の投射能力が48kgが限界だったのに対し、襄陽砲は89kgの石弾の投射能力があった。 アルキメデスが発明したという伝説も伝わる。シラクサに侵攻した古代ローマ軍をアルキメデスの発明した新兵器が撃退したという逸話、アルキメデスがてこの原理を発見していることが根拠とされるが、その後の歴史を見るに信憑性はない。最古の記録は1165年東ローマによるものである。また、東ローマによる1097年のニケーア包囲戦で使用された投擲機が最初のトレビュシェである可能性がある.

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オナガー (投石機)

ナガーとはローマ帝国軍の攻城兵器である。名称は、この機械の射出動作がオナガー(オナゲル)という野生のロバのそれに似ることに由来する。この兵器はねじり力を利用したカタパルトの一種で、通常、撃ち出すための力はねじられたロープから供給される。オナガーは地面に設置された大型のフレームから成り、前端には堅牢な木製の直立したフレームが頑丈に固定されていた。直立したフレームを通して一本の軸が通り、この軸には一本の堅固な橫木がついていた。橫木の先端上側はスリングになっており、投射物を投げ放つのに用いられた。少数のオナガーは、古代の絵画で描写されたように、投射物を放つスリングの替わりとして、球状に成形されたバケットを用いた。 実際には、スポークや支持腕は、巻き上げ機で作動する縒られたロープや、他のスプリングからの張力によって押し下げられ、そして急速に解放された。荷重されたスリングは遠心力による加速を介して外方へ振られ、終端がスタッフ・スリングと同様に解放されると投射物が前方へ投げ放たれた。支持腕は緩衝用のパッドが付いた梁や床(とこ)で受け止められ、再びウィンチで巻き戻された。ローマ帝国のオナガーは城砦の包囲や攻略のとどめに主用された。これらはしばしば可燃性の物質でくるんだ巨大な石、岩を装備し、点火して用いた。 中世においては1200年ごろから記録があり、オナガーのより強力なバージョンが使用されたが、これらは投射体を保持するため、スリングの代わりに固定式の受け皿が用いられた。これは巨大な一発と対照的に、大量の小型投射物を投げることができた。この装置はしばしばマンゴネルと呼ばれたが、同じ名称が様々な型の攻城兵器に用いられた可能性がある。.

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カタパルト (投石機)

タパルト(Catapult)は、石などを投擲して敵の人馬もしくは城などの建築物を標的とし射出攻撃する兵器(攻城兵器)である。 カタパルトに改良を加えたものにオナガーやトレビュシェットがある。これらの兵器を総称してカタパルトと呼ぶ場合もある。日本では投石機(とうせきき)あるいは投石器とも表記される。後者のように表記すれば、Y字型の投石器(スリングショット、ぱちんこ)や紐状の投石器(スリング)と同じ表記となり、しばしば両者が混同される原因ともなっている。射程距離は大型のものでも数百メートルに留まった。.

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ギリシア語

リシア語(ギリシアご、現代ギリシア語: Ελληνικά, または Ελληνική γλώσσα )はインド・ヨーロッパ語族ヘレニック語派(ギリシア語派)に属する言語。単独でヘレニック語派(ギリシア語派)を形成する。ギリシア共和国やキプロス共和国、イスタンブールのギリシア人居住区などで使用されており、話者は約1200万人。また、ラテン語とともに学名や専門用語にも使用されている。省略形は希語。.

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回回砲

回回炮(かいかいほう)、もしくは西域炮、巨石炮、襄陽炮とは、投石機の一種である。.

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疫病

疫病とは、集団発生する伝染病・流行のこと。.

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戦術

戦術(せんじゅつ、Tactics)は、作戦・戦闘において任務達成のために部隊・物資を効果的に配置・移動して戦闘力を運用する術である。そこから派生して言葉としては競技や経済・経営、討論・交渉などの競争における戦い方をも意味するようになる。理論的・学問的な側面を強調する場合は戦術学とも言う。.

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攻城兵器

攻城兵器(こうじょうへいき)とは、攻城戦において城郭都市や他の要塞を包囲、破壊するための装置である。いくつかのものは防御物に近接して、他種のものは防御物から距離をとって攻撃を加えるよう運用された。古代から、攻城兵器は主に木で製造され、石または類似の投射物を発射するには歯車比を用いる傾向があった。火薬の開発に伴う金属工学の進歩により、攻城兵器は火砲へと進化した。全体的に、包囲を完成するために必要な攻城兵器や砲列、および必須の部隊と輸送車両は、攻城砲列と呼ばれる。.

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