ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

マッチムーブ

索引 マッチムーブ

マッチムーブ(Match Move)は、映像の合成における技術のひとつ。「動きを合わせる」という意味のデジタル合成用語。映像をトラッキングすることによってマッチムーブを行う。 古くから、映像の合成において、カメラが動くことは極めて難しい問題であった。たとえば、Aという映像がカメラが動いて撮影されているとする。そこにBという素材を合成するとなると、BもAと同じカメラの動きをしなければ不自然になる。これを解決する手段・技術のひとつがマッチムーブである。.

16 関係: Adobe After Effects合成モーション・コントロール・カメラモーションブラーデジタル合成アニマティックインターネットアーカイブカメラBlenderCombustionMayaShakeVooCAT映像3ds Max3次元コンピュータグラフィックス

Adobe After Effects

Adobe After Effects(アフターエフェクト)は、アドビシステムズが販売している映像のデジタル合成やモーション・グラフィックス、タイトル制作などを目的としたソフトウェアであり、この分野では代表的な存在である。「A.E.」「AE」「Ae」(えーいー)と略されることもある。After Effectsは主に映画やテレビ番組の映像加工、CM制作、ゲーム、アニメ、Webなどのコンテンツ制作に広く利用されている。 基本は2Dの映像加工ソフトであるが、3D空間も持っているため、2Dの映像だけでなく3Dのモデリングデータや、カメラ、ライトもその空間内に配置できる。そのため2.5Dソフトなどと呼ばれることがある。 バージョン7以前はStandardとProfessionalの2種類のエディションが存在したが、CS3(v8.0)よりStandardは廃止され、Professionalのみとなった。またCS4(v9.0)からはエディション表記がなくなった。 さらにCS5からは32bit版が廃止され、64bit版のみの販売となっている。 After Effectと誤記されることもあるが、正しくはAfter Effectsである。.

新しい!!: マッチムーブとAdobe After Effects · 続きを見る »

合成

合成(ごうせい)は複数のものをひとつにすること。.

新しい!!: マッチムーブと合成 · 続きを見る »

モーション・コントロール・カメラ

モーションコントロールカメラ (Motion control camera) は、コンピューターによりフレーム単位で制御される主としてSFXなどに使われる合成素材を撮影するために使われる特殊な映画用カメラ、あるいはそのシステムの総称。.

新しい!!: マッチムーブとモーション・コントロール・カメラ · 続きを見る »

モーションブラー

モーションブラー (motion blur) は、動いている対象をカメラで撮影した時に生じるぶれ、つまり被写体ぶれ(英語でblur)のことである。 移動する被写体にカメラの動きを追随させて撮影する手法に関しては、『流し撮り』の項目を参照。.

新しい!!: マッチムーブとモーションブラー · 続きを見る »

デジタル合成

デジタル合成(デジタルごうせい)は、VFXのひとつで、コンピュータを使って映像を合成する技術。デジタル・コンポジット(Digital composit)とも呼ばれる。光学合成に対するレトロニムであるが、現代では光学合成が使われる事はほとんどない。 1980年代までは、映像の合成といえばオプチカル・プリンターを使ったフィルムによる光学合成(主に映画で使用)か、テレビ局などのプロダクション・スイッチャーを使用したクロマキー(ビデオ撮影されたテレビ番組で使用)しかなく、一部民生用に発売された画像編集装置では簡単なスーパーインポーズ程度しかで出来なかった。1990年代後半、ビデオ映像の記録がデジタル化されるようになり、現在では一般的なパソコンによって誰にでも高度な映像の合成が可能となっている。 ハリウッドでは1990年代に急激に光学合成からデジタル合成への移行が進んだ。当初はフィルム・スキャナによって撮影済み35mmフィルムを高解像度でスキャンし、コンピュータ上で特殊処理を加えたあと、それを再び35mmフィルムに焼き直すという工程だったが、近年では大スクリーンへの上映に耐えうる高解像度を備えたHDTVによるテレシネ変換や、撮影自体をデジタルハイビジョンカメラで行なうことで所要工数の削減が進んでいる。.

新しい!!: マッチムーブとデジタル合成 · 続きを見る »

アニマティック

アニマティック (Animatic) とは、映画制作の初期段階(プリプロダクション)において、各シーンを検討のために簡単に映像化したものである。アニマティクス(Animatics)、プリビジュアライゼーション (Previsualization) などとも呼ばれる。 そもそも映画では映像の設計図といえる絵コンテが描かれるが、SFX/VFXの多用される映画では後から付け加えられるCGなどが多すぎ、撮影時にスタッフ・キャストがどのようなシーン、どのようなカットになるかという共通認識を持つのには不十分であった。そのため、動く絵コンテといえるアニマティクスが制作されることとなった。かつては「ビデオコンテ」などとも呼ばれたアニマティックは通常、低クオリティのCGで制作される。 アニマティックは簡素な映像ながらも、画面内での人物やCG、カメラの動きを把握することができる。絵コンテでは分からない「カットの長さ」や「映像のリズム」が分かるのも重要である。 また、アニマティックの利用法として、複雑な撮影のシミュレーションをするという場合もある。この場合は、アニマティックを制作する際にカメラのレンズの種類や、建設するセットのスケールなどを割り出すことが出来る。撮影前にあらかじめ必要な資材をより細かく見積もることで、コストや時間の節約にもつながっている。さらにアニマティック内のバーチャルカメラの動作をモーションコントロールカメラで再現する事で、マッチムーブを行わずにCGと実写素材とのカメラ動作を一致させる事も可能になる。 1970年代以降、特殊効果の技術が発達するのと同時に、特撮シーンで絵コンテに代わる「動きのある設計図」がさまざまな手段で考えられてきた。例えば『スター・ウォーズ』シリーズでは、戦争の記録映画から戦闘機による空中戦のシーンを編集して宇宙戦の参考にしたり、簡易アニメーション(いわゆるパラパラ漫画)を使って未完成の特撮シーンの流れを確認していた。その後、CG技術が発達してくるとこれが利用されるようになり、『ミッション:インポッシブル』の列車とヘリコプターのシーンで初めてCGによるアニマティクスが制作された。.

新しい!!: マッチムーブとアニマティック · 続きを見る »

インターネットアーカイブ

旧インターネットアーカイブ本部(1996年 - 2009年11月) インターネットアーカイブ (The Internet Archive) は、WWW・マルチメディア資料のアーカイブ閲覧サービスとして有名なウェイバックマシン (Wayback Machine)を運営している団体である。本部はカリフォルニア州サンフランシスコのリッチモンド地区に置かれている。 アーカイブにはプログラムが自動で、または利用者が手動で収集したウェブページのコピー(ウェブアーカイブ)が混在しており、これは「WWWのスナップショット」と呼ばれる。ほか、ソフトウェア・映画・本・録音データ(音楽バンドなどの許可によるライブ公演の録音も含む)などがある。アーカイブは、それらの資料を無償で提供している。.

新しい!!: マッチムーブとインターネットアーカイブ · 続きを見る »

カメラ

一眼レフカメラ、ニコンF カメラ店に並ぶさまざまなカメラ(一眼レフカメラ、レンジファインダーカメラなど) カメラ()とは、広義には「像を結ぶための光学系(レンズ等)を持ち、映像を撮影するための装置」である。また、狭義には「写真(静止画像)を撮影するための道具」である。 本項では、狭義の静止画撮影機器に関して記述する。 被写体の像を感光材料(写真フィルムなど)の上に投影し、適正な露光を与えるための装置を備えている。写真機(しゃしんき)またはキャメラともいう。また、ビデオカメラや映画用カメラ(シネカメラ)等動画を撮影するカメラと区別する意味合いから、スチル(スティル)カメラと呼ぶ場合もある。.

新しい!!: マッチムーブとカメラ · 続きを見る »

Blender

Blender(ブレンダー)とはオープンソースの3次元コンピュータグラフィックスソフトウェアの一つで3Dモデルの作成、レンダリングのほかアニメーション、コンポジット機能も備える。.

新しい!!: マッチムーブとBlender · 続きを見る »

Combustion

Combustion(こんばっしょん)はオートデスク社によるデジタル合成を目的としたソフトウェアである。映画、CM、テレビドラマ、テレビゲームなどの製作に使用される。 3ds Maxとの親和性が高い。 モーフィングやカラコレなど高度な処理が可能である。.

新しい!!: マッチムーブとCombustion · 続きを見る »

Maya

Maya(マヤ)はオートデスク社によるハイエンド3次元コンピュータグラフィックスソフトウェア。対応OSは、バージョン2015時点でWindows 7/8.x、macOS、IRIX、Linuxとなっている。.

新しい!!: マッチムーブとMaya · 続きを見る »

Shake

Shake(シェイク)は、アップルの映画やHDTV等の高解像度の映像、VFXに使用されるデジタル合成を目的としたMac OS XとLinux用ソフトウェアである。2009年7月31日時点で販売終了している。.

新しい!!: マッチムーブとShake · 続きを見る »

VooCAT

VooCATは、VISCODA (旧Scenespector Systems)の開発する全自動マッチムーブソフトウェアである。VooCATのCinema 4Dプラグイン版として、CineCATも存在した。 開発元のScenespector Systemsはハノーファー大学情報技術研究所から分離して設立されており、VooCATはその研究所で開発されていたカメラトラッカーVoodoo Camera Trackerの技術を使用している Digilab。.

新しい!!: マッチムーブとVooCAT · 続きを見る »

映像

映像(えいぞう).

新しい!!: マッチムーブと映像 · 続きを見る »

3ds Max

3ds Max (スリーディーエス・マックス) はオートデスク社による、3次元コンピュータグラフィックス作成用の統合型ハイエンドソフトウェアである。 ポリゴンおよびNURBSモデリング機能を持つほか、アニメーションにも対応し、レンダラーとしてバージョン2017まではmental rayを、バージョン2018よりArnoldを標準搭載している。.

新しい!!: マッチムーブと3ds Max · 続きを見る »

3次元コンピュータグラフィックス

3次元コンピュータグラフィックス(さんじげんコンピュータグラフィックス、Three-dimensional computer graphics, 3DCG)は、コンピュータの演算によって3次元空間内の仮想的な立体物を2次元である平面上の情報に変換することで奥行き感(立体感)のある画像を作る手法である。20世紀末からのコンピュータ技術の急速な発達と性能向上によって、従来は大企業や大きな研究所でしか得られなかった精細で高品質の3次元画像が、21世紀初頭現在ではPCやゲーム機で得られるようになっている。 毎年夏にアメリカ合衆国で開催されるCGの祭典「SIGGRAPH」(シーグラフ)にて、世界中の多くの研究者により最新のCGの論文が発表され、技術更新がなされている。.

新しい!!: マッチムーブと3次元コンピュータグラフィックス · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »