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ボールミル

索引 ボールミル

ボールミルは、粉砕機の1種で、セラミックなどの硬質のボールと、材料の粉を円筒形の容器にいれて回転させることによって、材料をすりつぶして微細な粉末を作る装置である。 ボールミルには、缶体・胴体(シェル)として鋼、ステンレス、ナイロンなどのものがあり、内張り(ライナー)としてミル用アルミナ煉瓦、磁気質、天然ケイ石、ゴム、ウレタンを用いる。球石(メディア)は、高アルミナを主成分とするアルミナ球石(Corundit素地で高温焼結した緻密なコランダム結晶質であり、被粉砕物への摩耗した球石の成分の混入が少ない)、天然ケイ石、鉄芯入りナイロンボール、ジルコニアボールなどがある。湿式と乾式の粉砕方法があり、セラミックス、研磨材、顔料、ガラス、フリットなどの微粉砕に用いられる。 金属に機械的な力を加えての合金製作(メカニカルアロイング)にも用いられる。 セメント工場等で用いられる大型ボールミル(チューブミル、Cement mill)は媒体として鉄球が用いられており、鉄球の衝撃と摩擦により微粉砕が行われる。中仕切により胴体が2室に区切られ、第1室では大径ボールによる衝撃粉砕が、第2室では小径ボールによる摩砕が行われている。 Category:工作機械 Category:実験器具 Category:粉砕.

5 関係: セメントセラミックス円柱 (数学)粉砕機

セメント

メント(cement)とは、一般的には、水や液剤などにより水和や重合し硬化する粉体を指す。広義には、アスファルト、膠、樹脂、石膏、石灰等や、これらを組み合わせた接着剤全般を指す。 本項では、モルタルやコンクリートとして使用される、ポルトランドセメントや混合セメントなどの水硬性セメント(狭義の「セメント」)について記述する。.

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セラミックス

伊万里焼の皿 高電圧用セラミック碍子 セラミックスまたはセラミック(ceramic)とは、狭義には陶磁器を指すが、広義では窯業製品の総称として用いられ、無機物を加熱処理し焼き固めた焼結体を指す。金属や非金属を問わず、酸化物、炭化物、窒化物、ホウ化物などの無機化合物の成形体、粉末、膜など無機固体材料の総称として用いられている。伝統的なセラミックスの原料は、粘土や珪石等の天然物である。なお、一般的に純金属や合金の単体では「焼結体」とならないためセラミックスとは呼ばれない。.

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円柱 (数学)

数学において円柱(えんちゅう、cylinder)とは二次曲面(三次元空間内の曲面)の一種で、デカルト座標によって次の方程式で定義されるものである: この方程式は楕円柱を表し、a.

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粉(こな、英語:powder)とは、固体物質が非常に細かく砕けたものである。特に穀物等を砕き微細な粒状に加工した食品の意味でよく用いられる。 他にも、砂糖、鰹節、粉末スープなどの調味料の粉、骨粉、さなぎ粉など肥料、飼料の粉、カーボンブラック、二酸化チタンなどの顔料の粉、染料の粉、医薬品の粉、金属の粉など、多くの物質が粉となりうる。これらについては粉末(ふんまつ)と呼ばれることが多い。 粉と、粒径が比較的大きい粒との境は曖昧であるが、一般的感覚で粉と感じられるのは、およそ直径0.1mm未満のものが多い。.

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粉砕機

テーブルトップのハンマーミル 粉砕機(ふんさいき、英:mill ミル)とは、粉砕を行うための機械のこと。分野によっては「製粉機」とも言う。 固体の物質を小片に粉砕するための単位操作を行う。多くの種類の粉砕機があり、粉砕されるものにもまた多くの種類がある。 歴史的に、製粉機の動力としては、人力(石臼、乳鉢など)、家畜の力、風力(風車)、水力(水車)等が用いられてきた。今日では、電力(電気モーター)で動くものもある。 粉砕は、物体を内部の結合力に打ち勝つ大きさの力にさらすことで行われる。粉砕後は、物体の大きさや形は変わっている。 粉砕は、主に以下のような目的で行われる。.

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