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ベニバナインゲン

索引 ベニバナインゲン

ベニバナインゲン(紅花隠元、学名:Phaseolus coccineus, 英名:Runner beanまたはscarlet runner bean)、メキシコの高原原産のインゲンマメ属の多年草(日本では一年草扱い)。花豆(紫花豆)ともいわれる。 大航海時代に欧米に導入され、日本へは江戸時代末期に渡来したが当初は観賞用にとどまり、本格的な栽培が始まったのは明治時代に入ってからのことである。 寒冷な気候を好み、日本では主に長野県や北海道および東北地方で栽培される。花は紅色で、豆には虎斑模様がある。変種に花や実が白いシロバナインゲン(白花豆)がある。 日本では熟した豆を煮豆や甘納豆、餡の原料とすることが多いが、欧米では若い莢を食用とする。インゲンマメ同様に毒性のあるレクチンの一種フィトヘマグルチニン(PHA)を含むため、調理の際はよく火を通す必要がある。.

19 関係: 大航海時代変種北海道マメ科マメ目メキシコレクチンインゲンマメ属真正双子葉類甘納豆煮豆被子植物長野県東北地方植物江戸時代明治日本

大航海時代

大航海時代(だいこうかいじだい)は、15世紀半ばから17世紀半ばまで続いた、ヨーロッパ人によるアフリカ・アジア・アメリカ大陸への大規模な航海が行われた時代。主にポルトガルとスペインにより行われた。.

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変種

植物学における変種(へんしゅ、variety、varietas)は、によって定められた、における階級の一つ。二名法で記載される学名の後ろに「var.」と省略されて表記される。なお植物新品種保護国際同盟では、変種の語を法律用語として扱っている。 国際動物命名規約では、種小名の後ろにつけられる階級は亜種のみが認められており、変種という階級は認められていない。.

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北海道

北海道(ほっかいどう)は、日本の北部に位置する島。また、同島および付随する島を管轄する地方公共団体(道)である。島としての北海道は日本列島を構成する主要4島の一つである。地方公共団体としての北海道は47都道府県中唯一の「道」で、道庁所在地は札幌市。.

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マメ科

マメ科(まめか、 )は、被子植物に含まれる分類群の1つで、いわゆるマメの仲間を含む。 マメ科・ネムノキ科・ジャケツイバラ科に3分する説もあったが、ジャケツイバラ科が他の2科を内包する側系統であり、系統的には否定された。.

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マメ目

マメ目 (Fabales) は、被子植物の目の一つ。タイプ科としてマメ科を含む。.

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メキシコ

メキシコ合衆国(メキシコがっしゅうこく、)、通称メキシコは、北アメリカ南部に位置する連邦共和制国家。北にアメリカ合衆国と南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面する。首都はメキシコシティ。メキシコの総人口は約1億3千万人(2016年時点)で、スペイン語圏においては最も人口の多い国で、GDPは中南米2位である。しかし、人口の40%が貧困層である。.

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レクチン

レクチン(lectin)は、狭義には「糖鎖と結合する能力を有する酵素や抗体以外のタンパク質」の総称と定義されているが、この定義が定められて以降に酵素活性を持つものなどの例外が数多く見つかったため、現在では「糖鎖に結合活性を示すタンパク質の総称」といった広義の概念が広がりつつある(しかし、糖鎖に結合する抗体は現在でも「レクチン」ではなく、一般に「糖鎖抗体」と呼称されている)。 多くのレクチンは多量体を形成するため、分子内サブドメイン内に糖認識サイトを1つしか持っていない場合でも多量体を形成することで、糖鎖分子を介した架橋を形成する能力(凝集能)を有するものが多い。 レクチンの代表的なサブファミリーとしては、細菌を含むすべての生物界で見出されるリシンB鎖関連の「R型レクチン」、真核生物全般に存在して糖タンパク質のフォールディングに関与する「カルネキシン・カルレティキュリン」、多細胞動物に広く存在して「セレクチン」や「コレクチン」など代表的なレクチンを多く含むカルシウム要求性の「C型レクチン」、動物界に広く分布してガラクトースに特異性を示す「ガレクチン」、植物豆科で大きな家系を形成する「豆科レクチン」、およびこれと構造類似性をもち動物細胞内輸送に関わる「L型レクチン」、リソソーム酵素の細胞内輸送に関わるマンノース-6-リン酸結合性の「P型レクチン」、グリコサミノグリカンをはじめとする酸性糖鎖に結合する「アネキシン」、免疫グロブリンスーパーファミリーに属して「シグレック」を含む「I型レクチン」などが挙げられる。 動物レクチンは海綿から、線虫、昆虫、魚類、爬虫類、鳥類、哺乳類(ヒト)までと進化系統樹の下から上までの実に幅広い領域において発見され、レクチン研究者の研究対象とされている。また、動物以外にも植物や菌類由来の多くのレクチンが知られ、現在もその知見は年々増加している。 2006年、レクチンの一種であるファセオリンがTBSの番組内で「ダイエット効果がある」と紹介され、加熱不十分の白いんげん豆を摂取した視聴者の間で下痢や嘔吐などの症状が多発したが、これは同じくレクチンの一種で豆類に含まれるフィトヘマグルチニン (phytohaemagglutinin, PHA) の作用である可能性が高いとされている。 ウナギの血中に含まれるレクチンはヒトのO型赤血球を凝集する。.

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インゲンマメ属

インゲンマメ属 はマメ亜科に属する属の一つ。新大陸に固有の属で、特にメキシコに種数が多い。 先コロンブス期に最低でも4種が栽培化されており、その内最も有名なものがインゲンマメで、現在では全世界の熱帯から温帯で栽培されている。他の種としてライマメ、ベニバナインゲンなどがある。 かつてこの属には他にも多くの有名な種が属していたが、現在ではササゲ属を始めとした他の属に移されている。例えばリョクトウの学名はかつてPhaseolus aureus だったが、現在ではササゲ属に移されVigna radiata となっている。同様に1753年に発見された(スネイルフラワー)もかつてはインゲンマメ属とされており、1970年にはササゲ属に、その後独立した単型属に移されている。現在、インゲンマメ属に新大陸以外に自然分布する種は含まれていない。 コウモリガ科の ・ ・ 、キタクロヤガ 、タイリクウスイロヨトウ などの鱗翅目昆虫の幼虫の食草となっている。.

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真正双子葉類

真正双子葉類(しんせいそうしようるい、英語:eudicots、eudicotyledons)は、被子植物のクレード(単系統群)のひとつで、従来の「双子葉類」(側系統群とされる)の中で、単子葉類(単系統群)と姉妹群をなすグループである。すなわち、従来の双子葉類の中から、単子葉類が分岐する前に分岐した古いグループを除いたもの。分子系統解析に基づくAPG植物分類体系で分類階級のないクレードとして名称がつけられている。 DoyleとHotton(1991年)により提唱された。単子葉類が原始的な双子葉類から進化したとの推測は古くからあったが、Doyleらは花粉の構造などの形質に基づき、被子植物から従来の双子葉類の一部と単子葉類とを除いたものが単系統群としてまとまると考えた(Doyleらによればこの一部の双子葉類には主要なグループとしてモクレン類が含まれる)。 別名として三溝粒類(さんこうりゅうるい Tricolpates)とも呼ばれるが、これは花粉の発芽溝または発芽孔が基本的に3個ある (tricolpate) という意味である(二次的に数が変わったものもある)。原始的双子葉類と単子葉類はこれが基本的には1個(単溝粒)であり、この形質は裸子植物とも共通で、共有原始形質と考えられる。1990年代には分子系統学の立場からも、この考えが支持されるようになった。 なお真正双子葉類以外の双子葉類(真正双子葉類・単子葉類を除いた被子植物)を「原始的双子葉類 (paleodicots)」と称することがあるが、これは単系統群ではなく、古い考え方(下記)とも紛らわしいのであまり使われない。 真正双子葉類のうちで初期に分化したやや原始的な諸群(ステムグループ)には、キンポウゲ目、ハス科、ヤマグルマ科などの原始的な形質状態、例えば花で多数の心皮が離生してらせん状に配置する(ストロビロイド説で原始的とされる)ものや、道管のないものなどがある。古くはこれらを「原始的双子葉類」のシキミ科、モクレン科などとまとめて「多心皮類」と呼んでいた(クロンキスト体系のモクレン亜綱もこれに近い分類)。これは現代的に見れば多系統群ということになる。 このやや原始的な諸群を除いたクレードをcore eudicotsと呼び、日本語ではコア真正双子葉類、中核真正双子葉類、あるいは基幹真正双子葉類という。これらは基本的には「双子葉類らしい」形態(花弁とがく片が分化した花など)を持っており(それからさらに進化して無花被になったものなどもある)、種数的にも真正双子葉類の大多数を占める。 さらにコア真正双子葉類の主要な群は、バラ類とキク類の2つに分かれる。.

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甘納豆

納豆(あまなっとう)は、マメ類やクリ、ハスの実、サツマイモの輪切り(芋納豆と呼ばれる)などを砂糖漬けにした和菓子のひとつ。 発酵食品である納豆(糸引き納豆)とは関連性がないが、混同されることがある。近年まで糸引き納豆の普及率が低かった近畿地方では、単に納豆と言えば甘納豆を指す場合もある。.

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煮豆

豆(にまめ)は、ダイズやアズキ、エンドウマメなどの乾燥豆を水でもどし、甘い味付けでやわらかく煮た煮物料理のひとつ。 乾燥した豆を事前に十分に水に漬けてもどし、弱火でゆっくり煮る。途中で砂糖などの調味料を加えて、味を豆の芯まで含ませる。 豆の種類や調味料などの違いで、うぐいす豆、富貴豆、ぶどう豆、五目豆など、様々な種類がある。 卓袱料理では、十六寸豆(とろくすんまめ。一般的には白いんげん。大福豆とも)や黒豆を用いた煮豆が小菜として出される。 昆布豆のように、(甘口であっても)刻んだ昆布や根菜も入れ、味付けに醤油などを用いた、甘くない煮豆も存在する。.

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被子植物

被子植物(ひししょくぶつ、Angiospermae、Magnoliophyta、Angiosperm)とは、植物の分類の主要な1グループ名。種子植物(顕花植物)のうち、一般に花と呼ばれる生殖器官の特殊化が進んで、胚珠が心皮にくるまれて子房の中に収まったものをいう。裸子植物と対をなす分類群である。「被子植物門」、「被子植物類」。.

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日本において餡(あん)は、以下の意味を持つ。.

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長野県

長野県空撮画像。長野盆地、富士山、浅間山、日本アルプスなどを望む。 長野県の地形図 長野県(ながのけん)は、本州内陸部に位置する日本の県の一つ。令制国名の信濃国に因み「信州」とも呼ばれている。海に面していないいわゆる内陸県であり、大規模な山岳地があるため可住地面積率は小さい。県庁所在地は長野市。善光寺の門前町として発展し第18回冬季オリンピックの開催地となった自治体でもある。.

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東北地方

東北地方(とうほくちほう)は、日本の地域のひとつであり、本州東北部に位置している。「奥羽地方(おううちほう)」ともいう。 その範囲に法律上の明確な定義はないものの「そもそも『〜地方』といわれる範囲に、法律上の明確な定義はない(総務省)」 首都圏と関東地方・山梨県を含むか含まないか 『日本経済新聞』 平成24年6月16日S3面、一般には青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県を指す『日本地名大百科』、小学館、1996年、pp.776-777 ISBN 4-09-523101-7。これら6県は、本州の約3割の面積を占める。東北地方は東日本に位置するが、気象や歴史地理学などでは北海道と一緒に北日本とされる。.

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植物

植物(しょくぶつ、plantae)とは、生物区分のひとつ。以下に見るように多義的である。.

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江戸時代

江戸時代(えどじだい)は、日本の歴史において徳川将軍家が日本を統治していた時代である。徳川時代(とくがわじだい)とも言う。この時代の徳川将軍家による政府は、江戸幕府(えどばくふ)あるいは徳川幕府(とくがわばくふ)と呼ぶ。 藩政時代(はんせいじだい)という別称もあるが、こちらは江戸時代に何らかの藩の領土だった地域の郷土史を指す語として使われる例が多い。.

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明治

明治(めいじ)は日本の元号の一つ。慶応の後、大正の前。新暦1868年1月25日(旧暦慶応4年1月1日/明治元年1月1日)から1912年(明治45年)7月30日までの期間を指す。日本での一世一元の制による最初の元号。明治天皇在位期間とほぼ一致する。ただし、実際に改元の詔書が出されたのは新暦1868年10月23日(旧暦慶応4年9月8日)で慶応4年1月1日に遡って明治元年1月1日とすると定めた。これが、明治時代である。.

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日本

日本国(にっぽんこく、にほんこく、ひのもとのくに)、または日本(にっぽん、にほん、ひのもと)は、東アジアに位置する日本列島(北海道・本州・四国・九州の主要四島およびそれに付随する島々)及び、南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などから成る島国広辞苑第5版。.

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ハナマメシロバナインゲン白花豆花豆

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