ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

フライス (工具)

索引 フライス (工具)

フライス(Milling cutter)は、円板もしくは円筒体の外周面あるいは端面に多数の切れ刃を設け、これを回転させながら工作物を切削する工具の総称である。 おもにフライス盤やマシニングセンタで使われる。主に高速度鋼(ハイス)や超硬合金で作られ、また、切刃部分にcBNや焼結ダイヤモンドを使用したものもある。日本語の「フライス」は、ドイツ語の「Fräse」や、フランス語やオランダ語の「Fraise」(襞襟の意味)に由来する。.

7 関係: マシニングセンタフライス盤エンドミル立方晶窒化ホウ素襞襟高速度鋼超硬合金

マシニングセンタ

マシニングセンタ (machining center)は、自動工具交換機能をもち、目的に合わせてフライス削り、中ぐり、穴あけ、ねじ立てなどの異種の加工を1台で行うことができる数値制御工作機械。工具マガジンには多数の切削工具を格納し、コンピュータ数値制御 (CNC)の指令によって自動的に加工を行う。 NCフライス盤との違いは、ATC(Automatic Tool Changer、工具自動交換装置)の有無である。.

新しい!!: フライス (工具)とマシニングセンタ · 続きを見る »

フライス盤

立形フライス盤による正面フライスを用いた加工の例。 フライス盤(フライスばん)は、ミリング・マシンとも呼ばれ、回転軸に取り付けたフライス(立形の場合エンドミルも含む)という切削工具を回転させ、フライスを動かすことによって、平面・溝・歯車などの切削加工を行う工作機械である。.

新しい!!: フライス (工具)とフライス盤 · 続きを見る »

エンドミル

ンドミルの主な種類 エンドミル(endmill)とは、切削加工に用いる工具(切削工具)であるフライスの一種。ドリルに類似した外観を持つが、ドリルは軸方向に推進し、円形の穴を空ける用途であるのに対して、エンドミルは側面の刃で切削し、軸に直交する方向に穴を削り広げる用途に用いられる。また、端面を平滑に仕上げる際にも用いられる。中心部の切れ刃が不完全であるため、ドリルのような単体での穴あけ加工には本来適さないが、穴の中心にドリルなどで下穴を開けておくことで、軸方向へ推進して削り込むことも可能である。 刃数はドリルと異なり、2枚・3枚・4枚、さらに外周に多数の刃を持つものなど多種である。使用に伴い刃の先端が丸くなったり欠けたりするが、先端を軸方向に研削することで金太郎飴のように再生させることが可能である。 エンドミルは金型など削り出し部品の製作に多用されている。.

新しい!!: フライス (工具)とエンドミル · 続きを見る »

立方晶窒化ホウ素

立方晶窒化ホウ素 (りっぽうしょうちっかホウそ、cBN)は、窒化ホウ素の分子構造の一つで、窒素とホウ素からなる固形の化合物である。CBN の表記は、しばしば、その粒子を固めた「多結晶CBN」(PCBN) の意味で用いられる。 立方晶窒化ホウ素は、ダイヤモンドの静的高温高圧法に似た方法で合成される。 ダイヤモンドに次ぐ硬さを持つ物質で、またダイヤモンドに比べて熱に強く鉄との反応性が低いという性質を持つため、その粒子を超高圧下で焼結したものは、硬質材料の切削に留まらず鋼や鋳鉄の超高速切削といった分野でも用いられる。 この結晶の硬さはその構造に由来する。 窒素原子(N)は共有結合をする際に孤立電子対が1対余り、ホウ素原子(B)は共有結合の際に電子対が1対足りない。 このためNとBの間には配位結合が形成され、この結合は共有結合と同等である。 するとNもBも共有結合(と同等な結合)を4本ずつ持つことになり、炭素と同じくダイヤモンド構造をとることができるのである。 この構造をとったものがまさにCBNである。 アメリカのゼネラル・エレクトリック社 (General Electric 、GE) が1969年にボラゾン (Borazon&reg)の商品名で発売した。.

新しい!!: フライス (工具)と立方晶窒化ホウ素 · 続きを見る »

襞襟

襞襟(ひだえり、Ruff Fraise)は、洋服のシャツ、ブラウス等の襟の仕立て方の1つ。 ことに16世紀半ば~17世紀前半のヨーロッパ諸国において、王侯貴族や富裕な市民の間で流行した。.

新しい!!: フライス (工具)と襞襟 · 続きを見る »

高速度鋼

速度鋼(こうそくどこう、high-speed steel、「ハイス」とも呼ばれる)は、工具鋼における高温下での耐軟化性の低さを補い、より高速での金属材料の切削を可能にする工具の材料とするべく開発された鋼である。高速度工具鋼 とも呼ばれる。「ハイス」の呼称は、「ハイスピード・スチール」が縮まったもので、また、HSSと略記される。.

新しい!!: フライス (工具)と高速度鋼 · 続きを見る »

超硬合金

超硬合金(ちょうこうごうきん、正式名;超硬質合金、英名;Cemented Carbide)とは、硬質の金属炭化物の粉末を焼結して作られる合金である。単に超硬とも呼ばれる。.

新しい!!: フライス (工具)と超硬合金 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

フライス工具フェイスカッター

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »