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バショウ

索引 バショウ

バショウ(芭蕉・学名:Musa basjoo)はバショウ科の多年草。英名をジャパニーズ・バナナと言うが、中国が原産といわれている。高さは2~3mで更に1~1.5m・幅50cm程の大きな葉をつける。花や果実はバナナとよく似ている。熱帯を中心に分布しているが耐寒性に富み、関東地方以南では露地植えも可能である。 主に観賞用として用いられる。花序は夏から秋にかけて形成される。実がなることはあまりないがバナナ状になり、一見食べられそうにも見えるが、種子が大きく多く実も綿のようで、タンニン分を多く含む種株もあるため、その多くは食用には不適である(ただし追熟させればバナナ同様食用になりうる実をつける)。琉球諸島では、昔から葉鞘の繊維で芭蕉布を織り、衣料などに利用していた。沖縄県では現在もバショウの繊維を利用した工芸品が作られている。.

19 関係: 単子葉植物伊勢市俳号バナナバショウ科ヨーゼフ・ゲアハルト・ツッカリーニフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトショウガ亜綱ショウガ目琉球諸島熱帯芭蕉布被子植物追熟英語松尾芭蕉植物沖縄県

単子葉植物

単子葉植物(たんしようしょくぶつ)とは、被子植物のうち、1枚の子葉を持つことで特徴づけられている植物の一群のことであり、双子葉植物としばしば対比される。.

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伊勢市

伊勢市(いせし)は、三重県南東部に位置する都市である。市域の大半は旧度会郡であり、一部に旧多気郡域を含む。.

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俳号

俳号(はいごう)あるいは俳名(はいめい、はいみょう)とは、俳諧あるいは後の俳句を作る際に用いる雅号のことである。現在は、俳人の雅号(愛称)という意味では「俳号」、「号」という呼びかたが主であり、「俳名」という場合は後述する歌舞伎役者が持つ異名を指すことが多い。 現代では俳号を持たない俳人もいるが、多くは句会で披講されるときに、選に入って自身の句が読み上げられると俳号を名乗る。 このほかに表徳(ひょうとく)ともいう。表徳とは表徳号のこと。古代中国で本名を呼ばれることを忌ることから付けられた別号のこと。日本では江戸期に通人が吉原などで本名を呼ばれることを嫌ってつけたもので、俳号、俳名とほぼ同じである。(『俳文学大辞典』角川書店) なお、現代の俳句団体では、団体によって差はあるが、常連メンバー同士が句会の際に用いる俳号だけでお互いを認識している場合がある。そういう意味で俳号は、オフラインミーティングを活発に行っているインターネットコミュニティにおけるハンドルネームに近い役割を担っていると言えよう(反対に、投句を機関紙に掲載する際には、俳号ではなく本名を掲載する団体もある)。 俳人以外でも俳号に由来する芸名もある。その代表的な例としては大橋巨泉(本名:大橋克巳)がある。これは元々早稲田大学在学中に俳人として名乗ったものであるが、のちに芸名とした。.

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バナナ

バナナ(甘蕉、実芭蕉、 、学名 Musa spp.)はバショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称。また、その果実のこと。いくつかの原種から育種された多年性植物。種によっては熟すまでは毒を持つものもある。 日本では古くは芭蕉と呼ばれた松尾芭蕉が俳名を「芭蕉」にしたのは門人の李下から芭蕉(バショウ)の株を贈られ、大いに茂ったことにちなむ。が、実を食するものは実芭蕉(みばしょう)とも呼ばれる。漢名は「香蕉」。食用果実として非常に重要で、2009年の全世界での年間生産量は生食用バナナが9581万トン、料理用バナナが3581万トンで、総計では1億3262万トンにのぼる。アジアやラテンアメリカの熱帯域で大規模に栽培されているほか、東アフリカや中央アフリカでは主食として小規模ながら広く栽培が行われている。また、花を料理に使う地域もあり、葉は皿代わりにしたり、包んで蒸すための材料にしたりするほか、屋根の材料などとしても利用される。 2010年代では、新パナマ病の蔓延により生産量の減少が報道されている。.

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バショウ科

バショウ科(Musaceae)は単子葉植物ショウガ目に属する。分布はショウガ科と似て熱帯を中心に分布するが比較的耐寒性は高いものもある。多くは高温多湿の環境に適応する。果実を野菜や果物として利用するバナナや、繊維作物として栽培されるバショウ、マニラアサを含む。.

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ヨーゼフ・ゲアハルト・ツッカリーニ

''Flora Iaponica''表紙 ヨーゼフ・ゲアハルト・ツッカリーニ(Joseph Gerhard (von) Zuccarini, 1797年8月10日 - 1848年2月18日)はドイツの植物学者。ミュンヘン大学教授。フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトとともに日本の植物を研究・報告した。そのほかメキシコなどの植物についても詳細な研究を行なっている。.

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フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト

フィリップ・フランツ・バルタザール・フォン・シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold, 1796年2月17日 - 1866年10月18日)は、ドイツの医師・博物学者。標準ドイツ語での発音は「ズィーボルト」だが、日本では「シーボルト」で知られている。出島の三学者の一人。.

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ショウガ亜綱

ョウガ亜綱 (Zingiberidae) は被子植物の亜綱のひとつで、ショウガ科を含むもの。クロンキスト体系などで使われる。含まれる目は分類体系によって異なる。.

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ショウガ目

ョウガ目 は、単子葉植物の目の一つ。ショウガ科をタイプ科とする。ウコン、カルダモン、クズウコン、ショウガ、ミョウガ、バナナなどが含まれる。.

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琉球諸島

琉球諸島(りゅうきゅうしょとう、琉球語:Ruucuu-reptoo)は、南西諸島の中の琉球国に属する部分の総称。これを現在の沖縄県と同範囲にするかどうかは諸説あり、奄美群島を含めたり、大東諸島を含めない場合もある。.

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熱帯

熱帯(ねったい)とは、地球上で緯度が低く年中温暖な地域のことである。緯度による定義、気候区分による定義が存在する。 緯度による定義では、赤道を中心に北回帰線(北緯23度26分22秒)と南回帰線(南緯23度26分22秒)に挟まれた帯状の地域を意味する。英語で熱帯を意味するtropicsは、回帰線(tropic)から生まれた言葉である。 気候区分による定義は気象学者によって複数存在する。以下では気候区分による定義、それもケッペンの気候区分における定義に基づいた内容を紹介する。ケッペンの気候区分における記号はAで、最も低緯度に位置することを示す。 アリソフの気候区分では、1936年に発表された「地理的気候帯」の中に熱帯があり、赤道気候(E)・赤道モンスーン気候(E.M.)・貿易風気候(Pass.)の3つに区分される矢澤(1989):352ページ。さらに貿易風気候は海洋性(Pass.

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芭蕉布

芭蕉布の歌碑 芭蕉布(ばしょうふ)とは、バショウ科の多年草イトバショウ(Musa liukiuensis)から採取した繊維を使って織られた布のこと。別名蕉紗。 沖縄県および奄美群島の特産品で、薄く張りのある感触から、夏の着物、蚊帳、座布団など多岐にわたって利用される。 1974年に沖縄県大宜味村が国の重要無形文化財に指定されている。 肌衣によく用いられる絹織物の芭蕉織とは異なる。 俳諧における夏の季語でもある。 吉川安一が作詞をし、普久原垣勇が作曲をした同名の歌がある。.

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被子植物

被子植物(ひししょくぶつ、Angiospermae、Magnoliophyta、Angiosperm)とは、植物の分類の主要な1グループ名。種子植物(顕花植物)のうち、一般に花と呼ばれる生殖器官の特殊化が進んで、胚珠が心皮にくるまれて子房の中に収まったものをいう。裸子植物と対をなす分類群である。「被子植物門」、「被子植物類」。.

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追熟

追熟(ついじゅく)とは、一部の果物などを収穫後、一定期間置くことで、甘さを増したり果肉をやわらかくする処理のこと。 果物として食用とされる果実は、自然状態では哺乳類や鳥類の餌になることで種子散布を行っている。このような果実は果肉に糖分や脂肪を蓄積して動物の必要とする栄養素を種子散布動物に提供している。特に糖分を蓄積する植物では、果肉に転流された糖分が蓄積完了した時点で既にグルコースやフルクトースの状態になっていて十分に甘みを感じるものと、その時点では果肉にデンプンなどの状態で蓄積されていて、甘みを感じない、すなわち種子散布動物を誘引する状態になっていないものがある。 後者の植物では既に種子は成熟しており、果肉にも十分な栄養素が蓄積している状態で果実の成熟がいったん休止し、その後ある程度の時間を置いてデンプンの分解によるグルコースやフルクトースの生成、細胞壁を接着しているペクチンの分解による果肉の軟化、誘引物質である芳香物質の生成などが起こる。この現象を後熟と呼び、種子散布動物に果実を一時に多量に供給するのではなく、時間をかけて五月雨式に熟した果実を提供したり、種子散布動物に成熟した果実を提供する時期を調節したりする適応的意義があると考えられる。 このような特徴を持つ果実(クリマクテリック型果実)には、メロン、キウイフルーツ、セイヨウナシ、バナナがあり、脂肪蓄積を行う植物ではアボカドに同様の後熟現象が認められる。 後熟の特性がある果実はしばしば五月雨式に成熟が起きるので、果実が成熟した状態で収穫や出荷をしようとすると、これを商業的に制御することが困難であるが、逆に言うと後熟が起きる前の段階で収穫したものは保存性に富むため、この段階で収穫すれば長距離輸送に有利である。そのため、農業の現場では後熟前に収穫、集荷、輸送を行い、最後の段階で成熟を開始させて食用に供することになる。 この作業が追熟であり、商業的には店頭に並べる前にこれを行い、成熟した状態で販売する場合と、消費者が購入後にこれを行う場合がある。 収穫した果実を室温に放置して成熟を待つこともあるが、人為的に成熟を促進するためにエチレンガスを用いたり、エチレンガス発生量の多いリンゴの果実とともに密閉する方法がある。これは、多くの植物で成熟開始の情報伝達を行う植物ホルモンがエチレンであるためである。.

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250px 葉(は)は、一般的には、植物がもっている、光合成や呼吸を行う器官のことをいう。扁平で、葉脈が張り巡らされており、葉の隅々まで行き渡っている。 植物学においては、茎頂(茎の先端)で形成される側生器官のことをさすため、上記のものの他に、萼片、花びら、雄しべ、心皮(雌しべのもとになるもの)、苞、鱗片葉などを含む。これらの一部については「特殊な構造」に説明がある。 ここでは、サクラやクスノキなど、広葉樹の葉を、広葉樹(双子葉植物)を典型と見なして説明する。なお、コケ類にも葉のような構造が見られる。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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松尾芭蕉

松尾 芭蕉(まつお ばしょう、寛永21年(1644年) - 元禄7年10月12日(1694年11月28日)佐藤編(2011)、p.248-249、松尾芭蕉関係年表)は、江戸時代前期の俳諧師。現在の三重県伊賀市出身。幼名は金作佐藤編(2011)、p.30-34、芭蕉の生涯 伊賀上野時代(寛永~寛文期)。通称は甚七郎、甚四郎。名は忠右衛門宗房。俳号としては初め実名宗房を、次いで桃青、芭蕉(はせを)と改めた。北村季吟門下。 俳諧(連句)の芸術的完成者であり東明雅『芭蕉の連句』(岩波新書)蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風を確立し、後世では俳聖佐藤編(2011)、p.247、あとがきとして世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人である。芭蕉自身は発句(俳句)より俳諧(連句)を好んだ。 芭蕉が弟子の河合曾良を伴い、元禄2年3月27日(1689年5月16日)に江戸を立ち東北、北陸を巡り岐阜の大垣まで旅した紀行文『おくのほそ道』が特に有名。.

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植物

植物(しょくぶつ、plantae)とは、生物区分のひとつ。以下に見るように多義的である。.

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沖縄県

沖縄県(おきなわけん)は、日本で最も西に位置する県。沖縄本島・宮古島・石垣島など多くの島々から構成される。県庁所在地は那覇市。.

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