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ネムノキ科

索引 ネムノキ科

ネムノキ科 (Mimosaceae) はマメ科に近縁な科。クロンキスト体系では独立の科とするが、新エングラー体系やAPG植物分類体系のようにマメ科に入れてネムノキ亜科 (Mimosoideae) とすることも多い。 果実はマメ科と同様の豆果。花は放射相称で、花びらは小さく、おしべの方が目立つものが多い。おしべは多くは10本あるが、多数のものもある。まためしべはほとんどが1本であるが、ごく一部の種では数本ないし10数本に達する。小さい花が集まって頭状または穂状花序をなす。葉は細かい2回羽状複葉となるものが多い。多くは木本で、つる性のものもある。50属2000種ほどからなり、大部分が熱帯・亜熱帯に分布する。日本にはネムノキ(東北地方北部以南)、モダマ(南西諸島)が自生し、ギンネムが亜熱帯地域に帰化している。モダマは長さ 1m ほどにもなる大きな果実で有名である。 アカシア属(俗にミモザとも呼ばれる;ニセアカシアは異なる)には観賞用に栽培されるものや アラビアゴムの原料とされるものがある。また「動く植物」として知られる オジギソウもよく栽培される。 ギンヨウアカシア.

26 関係: APG体系南西諸島双子葉植物亜熱帯マメ科マメ目ネムノキネジレフサマメノキハイクサネムモンキーポッドヒロハフサマメノキフサアカシアニセアカシアアラビアガムアカシアオジギソウギンネムギンヨウアカシアクロンキスト体系熱帯被子植物果実東北地方植物新エングラー体系

APG体系

APG体系(エーピジーたいけい)は、1998年に公表された被子植物の新しい分類体系である。 APGすなわち被子植物系統グループ とは、この分類を実行する植物学者の団体である。この分類は特に命名されておらず、「APG体系」や「APG分類体系」などと呼ばれる。 旧い分類法の新エングラー体系やクロンキスト体系がマクロ形態的な仮説を根拠に演繹的に分類体系を作り上げたのに対して、ミクロなゲノム解析から実証的に分類体系を構築するものであり、根本的に異なる分類手法である。.

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南西諸島

南西諸島(赤枠内)と当諸島を構成する島嶼群。 南西諸島(なんせいしょとう)は、九州南端から台湾北東にかけて位置する島嶼群である仲田(2009年)p.10『角川日本地名大辞典 47.沖縄県』「南西諸島」(1991年)p.550中村(1996年)p.2河名(1988年)p.11。 北から南へ、大隅諸島、吐噶喇列島、奄美群島、沖縄諸島、宮古列島、八重山列島と連なり、沖縄諸島の東に離れて大東諸島、八重山列島の北に離れて尖閣諸島がある。.

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双子葉植物

双子葉植物(そうしようしょくぶつ)、双子葉植物綱(そうしようしょくぶつこう)とは、2枚の初期葉もしくは子葉をもつ植物のことである。.

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亜熱帯

亜熱帯(あねったい)とは、熱帯に次いで気温の高い地域のこと。しかし、ケッペンの気候区分には亜熱帯という区分はない。ケッペンの気候区分では温帯に含まれる地域の一部(温暖湿潤気候等)を俗に亜熱帯と呼ぶことがある。温帯夏雨気候(Cw)の別名として「亜熱帯モンスーン気候」と呼ぶこともある。このため、亜熱帯の定義として広く認められたものはなく、人や場合によってさまざまな意味合いで使われる。一般には熱帯の北と南にある北回帰線と南回帰線(それぞれ北緯・南緯23.5度)付近の緯度が20度から30度あたりの地域を漠然と指すことが多い。温帯に属する地域の中で最寒月の最低気温の平均 (平均気温ではない)が摂氏0度以下には下がらない地域であるとか、温帯であって年平均気温が18度以上である地域とか、冬季の平均気温がほぼ15度以上ある地域であるなどの定義がされることもある。 この緯度の地域は、大陸の東岸においてはモンスーンの影響を受けるため非常に湿潤となり、熱帯モンスーン気候や温暖湿潤気候など熱帯や温帯に属する気候となる。対して、西岸においてはモンスーンの影響を受けないため、亜熱帯高圧帯の影響下でほとんど雨が降らず、乾燥帯となるのである。 フローンの気候区分においては、亜熱帯乾燥帯(記号:PP)と亜熱帯冬雨帯(記号:PW)が存在する矢澤(1989):306ページ。PPはケッペンの気候区分の乾燥帯(B)、PWは地中海性気候(Cs)に相当する。 アリソフの気候区分においては、気候帯4すなわち「高日季(夏)は熱帯気団、低日季(冬)は寒帯気団に支配される地域」が亜熱帯と呼ばれている。.

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マメ科

マメ科(まめか、 )は、被子植物に含まれる分類群の1つで、いわゆるマメの仲間を含む。 マメ科・ネムノキ科・ジャケツイバラ科に3分する説もあったが、ジャケツイバラ科が他の2科を内包する側系統であり、系統的には否定された。.

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マメ目

マメ目 (Fabales) は、被子植物の目の一つ。タイプ科としてマメ科を含む。.

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ネムノキ

ネムノキ(合歓木、Albizia julibrissin)はマメ科ネムノキ亜科の落葉高木。別名、ネム、ネブ。.

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ネジレフサマメノキ

ネジレフサマメノキ は、マメ科ネムノキ亜科の植物。東南アジアでは種子を食用に利用している。 ネギやニンニクに似た強い臭気がある。.

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ハイクサネム

ハイクサネム(学名: )は、マメ科タチクサネム属に属する植物の一種。アメリカゴウカン、イリノイバンドルフラワー、プレーリー・ミモザとも呼ばれる。アメリカ合衆国の中南部から中西部に一般的な植物。水と光が豊富な道端で成長することがよくある。 本種の根に、幻覚作用を引き起こすジメチルトリプタミン (DMT) や、有毒成分のグラミンなどが含まれている。 ファイル:Desmanthus head.JPG|花 ファイル:Desmanthus illinoensis pods.JPG|果実 ファイル:Desmanthus illinoensis seeds.jpg|種子.

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モンキーポッド

モンキーポッド(学名:、シノニム)は、熱帯アメリカ原産のマメ科ネムノキ亜科ネムノキ属の常緑高木。別名、レインツリー、アメリカネムノキ(亜米利加合歓木)。サマネア属 に分類されることもあるが、サマネア属全体をネムノキ属に含める学説もある。  日本国内では、ハワイ・オアフ島のモアナルア・ガーデンにある大樹が日立グループのTVCMの題材に永く取り上げられており、別名「日立の樹」として知られる。.

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ヒロハフサマメノキ

ヒロハフサマメノキ () は、マメ科ネムノキ亜科の植物。おもにアフリカのセネガルからスーダンにかけてのサバンナ地帯に分布しており、また南米や西インド諸島でも栽培されている。アフリカイナゴマメ(African locust bean)とも呼ばれるが、イナゴマメ(キャロブ)とは亜科のレベルで異なる植物である。.

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フサアカシア

フサアカシア とはマメ科ネムノキ亜科の常緑高木。ミモザとも呼ばれるが、本来ミモザはオジギソウを指す言葉である。.

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ニセアカシア

ニセアカシア は北米原産のマメ科ハリエンジュ属の落葉高木。和名はハリエンジュ(針槐)。日本には1873年に渡来した。用途は街路樹、公園樹、砂防・土止めに植栽、材は器具用等に用いられる。季語は夏である。 一般的に使われる名称であるニセアカシアは、種小名の(「pseudo=よく似た acacia=アカシア」)をラテン語から直訳したものである。.

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アラビアガム

アカシア樹脂 アラビアガム (Gum arabic) あるいはアラビアゴムあるいはアカシア樹脂は、アフリカ、ナイル地方原産のマメ科ネムノキ亜科アカシア属アラビアゴムノキ、またはその同属近縁植物の樹皮の傷口からの分泌物を乾燥させたもの。吸水するとゼラチン様に膨潤する。 以外では、ソマリランドの、、ナイル地方の、コルドバ地方の (Red-bark acacia) 、 (Red acacia) から色の淡い良品が採取される。自然に生じた樹皮の傷口からも得られるが、効率よく採取するためには雨季が終了する2月から5月にかけて樹皮に切り付けを行う。.

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アカシア

アカシア は、マメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称。アカシヤ、アカシャ、アケイシャ。.

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オジギソウ

ウ(お辞儀草、含羞草、学名:Mimosa pudica)とはマメ科ネムノキ亜科の植物の一種。別名ネムリグサ(眠り草)、ミモザ。 なお、ミモザは本来オジギソウの学名に由来する植物名であるが、現在の日本語ではほぼアカシア類の花を呼ぶ名としてのみ使われていて、これは本来は誤用である。種小名のpudicaはラテン語で「内気な」の意味。.

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ギンネム

ンネムまたはギンゴウカン(銀合歓、)はマメ科ネムノキ亜科の落葉低木。和名はネムノキに似て、白い花を咲かす様子を雅語的に表現したところから。.

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ギンヨウアカシア

ンヨウアカシア とはマメ科ネムノキ亜科の常緑高木。別名ハナアカシア。ミモザとも呼ばれるが、本来ミモザはオジギソウを指す言葉である。 オーストラリア原産。花期は3月頃で総状花序に黄色の花をつける。葉は名前の通り銀色を帯びている。 よく似た仲間に同属のフサアカシアがある。.

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クロンキスト体系

ンキスト体系(クロンキストたいけい、)は、1980年代にアーサー・クロンキスト が提唱した、被子植物の分類体系である。1990年代にAPG体系が登場するまでは最新の分類体系だったが、21世紀の現在では旧分類である「植物の進化を扱う学問分野においては、EnglerやCronquistの体系はもはや時代遅れのものでしかない」。.

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熱帯

熱帯(ねったい)とは、地球上で緯度が低く年中温暖な地域のことである。緯度による定義、気候区分による定義が存在する。 緯度による定義では、赤道を中心に北回帰線(北緯23度26分22秒)と南回帰線(南緯23度26分22秒)に挟まれた帯状の地域を意味する。英語で熱帯を意味するtropicsは、回帰線(tropic)から生まれた言葉である。 気候区分による定義は気象学者によって複数存在する。以下では気候区分による定義、それもケッペンの気候区分における定義に基づいた内容を紹介する。ケッペンの気候区分における記号はAで、最も低緯度に位置することを示す。 アリソフの気候区分では、1936年に発表された「地理的気候帯」の中に熱帯があり、赤道気候(E)・赤道モンスーン気候(E.M.)・貿易風気候(Pass.)の3つに区分される矢澤(1989):352ページ。さらに貿易風気候は海洋性(Pass.

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桜の花 いろいろな花 花(はな、華とも書く。花卉-かき=漢字制限のため、「花き」と書かれることが多い)とは植物が成長してつけるもので、多くは綺麗な花びらに飾られる。花が枯れると果実ができて、種子ができる。多くのものが観賞用に用いられる。生物学的には種子植物の生殖器官である。また、植物の代表的器官として、「植物(種)」そのものの代名詞的に使われることも多い。なお、植物の花を生花(せいか)、紙や布・金属などで作られた花を造花(ぞうか)という。.

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被子植物

被子植物(ひししょくぶつ、Angiospermae、Magnoliophyta、Angiosperm)とは、植物の分類の主要な1グループ名。種子植物(顕花植物)のうち、一般に花と呼ばれる生殖器官の特殊化が進んで、胚珠が心皮にくるまれて子房の中に収まったものをいう。裸子植物と対をなす分類群である。「被子植物門」、「被子植物類」。.

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果実

果実(かじつ).

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東北地方

東北地方(とうほくちほう)は、日本の地域のひとつであり、本州東北部に位置している。「奥羽地方(おううちほう)」ともいう。 その範囲に法律上の明確な定義はないものの「そもそも『〜地方』といわれる範囲に、法律上の明確な定義はない(総務省)」 首都圏と関東地方・山梨県を含むか含まないか 『日本経済新聞』 平成24年6月16日S3面、一般には青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県を指す『日本地名大百科』、小学館、1996年、pp.776-777 ISBN 4-09-523101-7。これら6県は、本州の約3割の面積を占める。東北地方は東日本に位置するが、気象や歴史地理学などでは北海道と一緒に北日本とされる。.

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植物

植物(しょくぶつ、plantae)とは、生物区分のひとつ。以下に見るように多義的である。.

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新エングラー体系

新エングラー体系(しんエングラーたいけい、英語: 又は )は、アドルフ・エングラーが提唱したエングラー体系をもとに、1953年及び1964年にハンス・メルヒオール (Hans Melchior) らが提唱した植物の分類体系である清水建美「科の並べ方」『週刊朝日百科 植物の世界 創刊号別冊付録 植物用語集+植物分類表』朝日新聞社編、1994年4月17日、3頁。。.

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