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トロナ

索引 トロナ

トロナ()は、鉱物(炭酸塩鉱物)の一種。化学組成は Na3H(CO3)2・2H2O、または Na3(CO3)(HCO3)・2H2O、または Na2CO3・NaHCO3・2H2O である。トロナ石、トロナ鉱石、重炭酸ソーダ石、セスキ炭酸ナトリウム二水和物とも呼ばれる。形式的には1モルの炭酸ナトリウムと1モルの炭酸水素ナトリウムから構成される複塩である。.

39 関係: 単斜晶系古第三紀塩水塩湖大河学術用語集化学合成化学式ナトロンナイル川マカディカディ塩湖マガディ湖メートルボツワナパーセントアメリカ合衆国アラビア語オーエンズ湖グリーン・リバー (ワイオミング州)ケニアスペイン語スウェーデン語セスキ炭酸ナトリウムソルベー法光沢炭酸塩炭酸ナトリウム炭酸水素ナトリウム無色食品添加物複塩鉱床鉱物鉱物の一覧鉱業英語洗剤文部省日本学術振興会

単斜晶系

単斜晶系の例:正長石 単斜晶系(たんしゃしょうけい、)は、7つの結晶系の1つ。対応するブラベー格子は、単純単斜格子・底心単斜格子の2種類。 結晶系は、3つのベクトルで表現できるが、単斜晶系では、直方晶系のように異なる長さのベクトルで表される。これらのベクトルは、底面が平行四辺形の直角柱を形成する。従って、2組のベクトルが直角に交わっているが、3つ目の組は90°にならない。.

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古第三紀

古第三紀(こだいさんき、Paleogene period)は地質時代の区分の一つで、6,600万年前から2,303万年前までの時代を指す。新生代の最初の紀であり、白亜紀から続き、新第三紀へ繋がる。 古第三紀はさらに、暁新世・始新世・漸新世の3つに時代区分される。.

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塩水

塩水(しおみず、えんすい、brine)は、塩化ナトリウムの飽和水溶液または飽和状態に近い水溶液のことである。野菜、魚、肉などの保存やフェタチーズの熟成に使われる。食品の保存に関しては他に、砂糖やビネガーも使われる。 塩水は、凝固点降下が起こるため真水よりも凝固点が低く、また、低コストで熱輸送を行うことができる。塩分濃度が23.3%の塩水の凝固点は-21℃であり、この温度は共晶温度と呼ばれている。塩化ナトリウムの15.5℃での溶解度は26.4gで0℃のときのそれは23.3gである。.

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塩湖

塩湖(えんこ、、)または塩水湖(えんすいこ)とは、塩水をたたえる湖のこと。淡水をたたえる湖である淡水湖と対になる。 陸に閉ざされた湖(内陸湖)の塩分(主成分は塩化ナトリウム)やその他塩類の濃度が通常の淡水湖よりも高くなった湖をいう。1 Lの湖水当たりの塩類の総イオン濃度が 3,000 mg(3 g)が塩湖と定義される基準となっており、狭義では、塩類の中でも塩化ナトリウムが主であるものを指す。塩湖には海水より塩分濃度がはるかに濃い湖もある。 広義では、河川と海水の流入によって水質に塩分を含むようになった汽水湖を含めて、「鹹湖」という名称を用いている。.

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大河

大河(たいが).

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学術用語集

学術用語集(がくじゅつようごしゅう)とは、.

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化学合成

化学において、化学合成(かがくごうせい、chemical synthesis)とは、化学反応を駆使して目的の化合物を作ること。多くの場合、目的物が得られるまで数段階の化学反応が用いられ、その各段階に付随して、化学的・物理的な単離・精製・分析が行われる。得られた結果については、他の実験者による再現性があり、検証することができ、また確立されたものであることが求められる。 化学合成は原料となる化合物や試薬を選択することから始まる。目的物を得るための化学反応は様々なものが利用できる。得られた生成物の量を表すには2通りの方法があり、1つは質量で表した収量、もう1つは原料から得られる理論量に対する百分率で示した収率である。 単純な化合物から複雑な化合物を作る過程においては、目的とする生成物を合成するまで多段階の操作と多大な時間・労力を必要とする。特に、市販されている単純な化合物のみから、生理活性物質などの天然物や理論的に興味深い有機化合物を作るための多段階の化学合成を、全合成という。全合成は純粋に合成化学的な過程であるが、一方で、植物や動物、菌類等から抽出された天然物を原料とした場合には半合成と呼ばれる。 優れた有機合成の技術には賞が与えられる。ロバート・バーンズ・ウッドワードのように、特に価値の高い反応や合成が難しい化合物の合成法を発見した人物には、ノーベル化学賞が贈られている。 ある化合物 A を生成物 B に変換するまでの過程に関しては様々な経路を検討することができ、これは「合成戦略」と呼ばれる。多段階反応では1つの基質に対して化学変換を連続して行い、多成分反応においては数種類の反応物から1つの生成物が得られる。ワンポット合成は途中で生成物の単離・精製を行わず、反応物に対して次々に化学変換を行う。 化学合成の原語 "synthesis" の語を最初に使ったのはヘルマン・コルベである。 化学合成の語は狭義には2つ以上の基質を単一の生成物に変換する反応に対して用いられる。一般式を用いて、 と表される。ここで A と B は元素の単体または化合物、AB は A と B それぞれの部分構造を持つ化合物である。具体的な例としては、 などが挙げられる。.

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化学式

化学式(かがくしき、chemical formula)とは、化学物質を元素の構成で表現する表記法である。分子からなる物質を表す化学式を分子式(ぶんししき、molecular formula)、イオン物質を表す化学式をイオン式(イオンしき、ionic formula)と呼ぶことがある。化学式と呼ぶべき場面においても、分子式と言い回される場合は多い。 化学式が利用される場面としては、物質の属性情報としてそれに関連付けて利用される場合と、化学反応式の一部として物質を表すために利用される場合とがある。.

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ナトロン

ナトロン()は、炭酸ナトリウム10水和物(NaCO102O)と約17%の炭酸水素ナトリウム(NaHCO、重曹とも)を主成分とする、天然に産出する鉱物である。通常、これに少量の塩(岩塩、塩化ナトリウム)や硫酸ナトリウムが混じっている。ナトロンは純度が高ければ色がないので白く見えるが、不純物が含まれていると、灰色や黄色を呈する。ナトロン鉱床は塩湖が乾燥によって干上がったところにできる。歴史上、古くから様々な用途に使用されてきており、今もその鉱物成分は広く利用されている。 現在の鉱物学では、ナトロンは炭酸ナトリウム10水和物のみを指すことが多い。.

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ナイル川

ナイル川(ナイルがわ、النيل ()、the Nile、le Nil)は、アフリカ大陸東北部を流れ地中海に注ぐアフリカ最長級の河川である。長さは6,650km、流域面積は2,870,000km2にのぼる。.

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マカディカディ塩湖

マカディカディ塩湖(Makgadikgadi Pan)は、ボツワナ北部、カラハリ砂漠に広がる塩湖。マカリカリ塩湖とも呼ばれる。雨季にのみ水がたまるが、普段は乾燥した塩類平原が広がっている。面積16,057km2。世界最大の塩類平原のひとつである。.

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マガディ湖

マガディ湖(マガディこ、Lake Magadi)は、ケニア南西部にある湖。首都ナイロビから南西に約120km、リフトバレー州南部にあり、タンザニア国境のナトロン湖が近傍にある。湖の名前はマサイ語の Magad (苦い) に由来すると考えられている 。 マガディ湖は水質がph 10以上の強アルカリの塩湖である。面積は約100 km2であり、グレート・リフト・ヴァレーの東リフトヴァレーの中にある。この湖は「saline pan」の一例である。湖水は濃い炭酸ナトリウム水であり、莫大な量のトロナ鉱石 (セスキ炭酸ナトリウム) を沈殿させている。場所によって、塩は厚さ40 mになる。湖の水は主に塩水の熱水泉 (水温は86℃) によって補充され、湖の淵の周りでアルカリ「潟湖」において放出される。この乾燥地域では地表の水はけは悪い。ほとんどの熱水泉は湖の北西岸と南岸の線に沿ってある。雨季のあいだ saline pan の大部分を塩水の薄い (<1 m) 層が覆うが、素早く蒸発し広大な白い塩を残す。塩は割れて大きな多角形を作り、ソーダの白い結晶と特殊な藻類の色により独特の景観を作る。魚が一種のみ、キクラ科のアルコラピア・グラハミ (Alcolapia grahami) がこの盆地の強アルカリの温水に棲息し、水温が45℃以下の湖岸の周りの熱水泉プールの一部で普通に見られる。湖はフラミンゴなどの渉禽類でも有名である。 マガディ湖は常に塩分濃度が高かったわけではない。数千年前 (更新世後期から完新世中ごろまで)、マガディ盆地は多くの魚類が棲む淡水湖を湛えていた。魚類の化石はハイマガディ層 (High Magadi Beds) に保存されている。ハイマガディ層は、現在の湖岸の周りの様々な場所に保存される一連の湖成および火山砕屑物堆積物である。もっと古い更新世には、現在のマガディ湖よりずっと大きないくつかの古湖があったという証拠も存在する。当時、マガディ湖とナトロン湖は一つの巨大な湖だった。 マガディ湖は広範囲な珪質チャート堆積物でも有名である。湖の中で形成された成層チャートやシリカが軟らかいうちに上の堆積物を突き破った貫入岩脈様の岩体を含め多くの種類がある。最も有名なのは1960年代にマガディ湖で発見された、珪酸ナトリウムの鉱物前駆体マガディアイトから形成される、「マガディ型チャート」である。 マガディの町は湖の東岸にあり、2005年12月からタタ・インディア所有となっている、マガディ・ソーダ工場がある。この工場は工業用途のソーダ灰を生産している。アクセスとしてナイロビからの1本道があり車で2時間で行ける。 この湖は、ジョン・ル・カレの同名の本を原作としたフェルナンド・メイレレスの映画『ナイロビの蜂』の湖畔のシーンの撮影が行われた。空中撮影は設定通りのトゥルカナ湖である。.

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メートル

メートル(mètre、metre念のためであるが、ここでの「英」は英語(English language)による綴りを表しており、英国における綴りという意味ではない。詳細は「英語表記」の項及びノートの「英語での綴り」を参照。、記号: m)は、国際単位系 (SI) およびMKS単位系における長さの物理単位である。他の量とは関係せず完全に独立して与えられる7つのSI基本単位の一つである。なお、CGS単位系ではセンチメートル (cm) が基本単位となる。 元々は、地球の赤道と北極点の間の海抜ゼロにおける子午線弧長を 倍した長さを意図し、計量学の技術発展を反映して何度か更新された。1983年(昭和58年)に基準が見直され、現在は1秒の 分の1の時間に光が真空中を伝わる距離として定義されている。.

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ボツワナ

ボツワナ共和国(ボツワナきょうわこく)、通称ボツワナは、南部アフリカの内陸に位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。南を南アフリカ共和国、西と北をナミビア、東をジンバブエ、北をザンビアに囲まれた内陸国である。なおザンビアとの国境は約150mしかなく、世界で一番短い国境線である。 首都はハボローネで、南アフリカ共和国を構成する一民族でもあるツワナ系の人々が多く住む。.

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パーセント

パーセント(percent、%)は、割合を示す単位で、全体を百として示すものである。百分率ともいう。""が語源であり、は「毎に」、は「百」を意味する。また、パーセント記号そのものは""を縮めて書いたものがもとになっている。ドイツ語ではProzentといい、このため古い文献ではプロセントと表記されている。 割合を示す単位には、他に全体を三百六十とする方法(円グラフ、角度、時間など)や、全体を千とするパーミル(千分率、‰)や、万とするパーミリアド(ベーシスポイント、万分率)などがある。.

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アメリカ合衆国

アメリカ合衆国(アメリカがっしゅうこく、)、通称アメリカ、米国(べいこく)は、50の州および連邦区から成る連邦共和国である。アメリカ本土の48州およびワシントンD.C.は、カナダとメキシコの間の北アメリカ中央に位置する。アラスカ州は北アメリカ北西部の角に位置し、東ではカナダと、西ではベーリング海峡をはさんでロシアと国境を接している。ハワイ州は中部太平洋における島嶼群である。同国は、太平洋およびカリブに5つの有人の海外領土および9つの無人の海外領土を有する。985万平方キロメートル (km2) の総面積は世界第3位または第4位、3億1千7百万人の人口は世界第3位である。同国は世界で最も民族的に多様かつ多文化な国の1つであり、これは多くの国からの大規模な移住の産物とされているAdams, J.Q.;Strother-Adams, Pearlie (2001).

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アラビア語

アラビア語(アラビアご、اللغة العربية, UNGEGN式:al-lughatu l-ʻarabīyah, アッ.

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オーエンズ湖

ーエンズ湖(Owens Lake)は、カリフォルニア州東部のインヨー郡にある、ほとんど干上がった湖。シエラネバダ山脈の東のオーエンズバレーにあり、オーエンズ川の終端部にあたる。カリフォルニア州ローン・パインの南およそ8キロメートルの場所に位置している。ベイスン・アンド・レンジにある多くの干上がった湖は数千年かけて干上がったものであるのに対し、それらとは異なりオーエンズ湖は近年まで多くの水で満たされていたが、1913年にオーエンズ川の水がロサンゼルス上水路へと送られるようになったことで1926年には湖は干上がってしまった。現在はオーエンズ川の流れはいくらか回復させられ、湖にも水がたまるようになっている。.

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グリーン・リバー (ワイオミング州)

リーン・リバー(Green River)は、ワイオミング州スウィートウォーター郡にある都市で同郡の郡都。2009年の人口は12411人。炭酸ナトリウムの原料となる鉱物トロナの産出地である。.

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ケニア

ニア共和国(ケニアきょうわこく)、通称ケニアは、東アフリカに位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。北にエチオピア、北西に南スーダン、西にウガンダ、南にタンザニア、東にソマリアと国境を接し、南東はインド洋に面する。首都はナイロビ。 首都ナイロビには国際連合環境計画、国際連合人間居住計画の本部がある。旧イギリス植民地。.

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スペイン語

ペイン語(スペインご、)もしくはカスティーリャ語(カスティーリャご、)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語。略して西語とも書く。.

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スウェーデン語

ウェーデン語(スウェーデンご、svenska )は、インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群東スカンジナビア諸語に属する言語である。主にスウェーデンで使用される。.

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セスキ炭酸ナトリウム

炭酸ナトリウム(セスキたんさんナトリウム、)は、炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムが1:1の比で構成される複塩の通称である。テトラトリタ炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ソーダと呼ばれることもある。天然には二水和物が鉱物として産出し、トロナと呼ばれる。.

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ソルベー法

ルベー法 (Solvay process) とは、ガラスの原料である炭酸ナトリウムの工業的製法。電気分解が必要ないため、低コストで生産できる方法である。副材料のアンモニアと二酸化炭素を回収し再利用できるといった特徴も持っている。1861年にベルギーの化学者エルネスト・ソルベーが考案したことがソルベー法の名称の由来であり、1867年に実用化された。原料としてアンモニアを用いることから、アンモニアソーダ法とも呼ばれる。電離しにくい二酸化炭素をアンモニア水で電離させるのがこの方法の主要な部分である。.

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光沢

光沢(こうたく、、)は、物体表面の物理的性質で、対応する心理的属性を「つや(艶)」や「光沢感」などと呼ぶ。光沢は主として光を反射する程度によって決まるが、実際には、正反射光と散乱反射光の強さの比、正反射像の鮮明さ、表面のざらつき模様などが強く影響する。 光沢は表面反射光が強い金属光沢と透明物質に伴う非金属光沢との2種類に大別され、非金属光沢はさらに細分される。 紙や塗料などでは光沢の規格が定められており、工業的に規格化されている光沢の測定方法としては、ISO 2813 (JIS Z 8741:1997) において規格されている鏡面光沢度がある。.

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炭酸塩

炭酸イオンの球棒モデル 炭酸塩(たんさんえん、)は、炭酸イオン(、CO32−)を含む化合物の総称である。英語の carbonate は炭酸塩と炭酸イオンの他、炭酸エステル、炭酸塩化、炭化、飲料などに炭酸を加える操作のことも指す。無機炭素化合物の一種で、炭酸塩の中には、生物にとって重要な物質である炭酸カルシウムや、産業にとって重要な炭酸ナトリウムなどがある。炭酸塩はアルカリ金属以外は水に溶けないものが多い。一般に加熱により二酸化炭素を発生して金属酸化物を生じる。 \rm CaCO_3 \quad \overset \quad CaO + CO_2.

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炭酸ナトリウム

炭酸ナトリウム(たんさんナトリウム、sodium carbonate、別名:炭酸ソーダ)は組成式 、式量106のアルカリ金属炭酸塩である。水酸化ナトリウムとその半分の物質量の二酸化炭素を反応させるか、炭酸水素ナトリウムを熱すると得られる。 工業的にはソルベー法で製造されるか、天然に産出するトロナを原料に製造される。世界的には、全生産量のうちおよそ28 %が天然由来となっている。 十水和物 (・10H2O) は風解して一水和物 (・H2O) になる。輸送時、体積および質量を減じるために300℃以上で焼いて無水塩とする。 ソーダ灰というのはこの無水塩のことである。.

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炭酸水素ナトリウム

炭酸水素ナトリウム(たんさんすいそナトリウム、sodium hydrogen carbonate)、別名重炭酸ナトリウム(じゅうたんさんナトリウム、sodium bicarbonate、重炭酸ソーダ、略して重曹とも)は、化学式 NaHCO3で表わされる、ナトリウムの炭酸水素塩である。常温で白色の粉末状である。水溶液のpHはアルカリ性を示すものの、フェノールフタレインを加えても変色しない程度の弱い塩基性である。水には少し溶解し、メタノールにも僅かに溶解するものの、エタノールには不溶。具体的には、水 (0 ℃) 100 g につき 6.9 g、水 (20 ℃) 100 g につき 9.6 g、メタノール (25 ℃) 100 g につき 0.8 g 溶解する。.

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無色

無色(むしょく)とは「色が無い」ことを指す。英語でカラーレス(Colorless / Colourless)と言う。.

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食品添加物

PAGENAME 食品添加物(しょくひん てんかぶつ、英語 food additives)は、食品製造の際に添加する物質のこと。広義には食品包装に使われる樹脂などを、間接食品添加物として扱う場合がある。 主な用途.

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複塩

複塩(ふくえん、double salt)は、主に無機化合物の酸と塩基のうち、ミョウバンのように、陽イオンまたは陰イオン、あるいは両方を2種類以上含む塩のこと。 複塩に対し、陽イオンと陰イオンのそれぞれ1種類ずつから成る塩を単塩と呼ぶ。 複塩を水などの溶媒に溶かす際に各イオンは同時に溶け、また再結晶や再沈殿により結晶化する際も同時に析出してくる。複塩の結晶構造の中では、各イオンが規則的に配列している。 ルイ・パスツールが歴史上初めて光学分割に成功した酒石酸ナトリウムアンモニウムは複塩の一種である。酒石酸ナトリウムカリウム(ロッシェル塩)も、中世より知られる複塩である。 過硫酸水素カリウム (KHSO5) はそれだけでは不安定な化合物であるが、硫酸水素カリウム、硫酸カリウムと複塩 (2KHSO5•KHSO4•K2SO4) を作ると安定化して取り扱いが容易となる。この複塩はオキソン (OXONE) と呼ばれ、有機合成において酸化剤として用いられる。 Category:複塩.

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鉱床

鉱床(こうしょう、deposit、ore deposit文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2。()、mineral deposit)とは、資源として利用できる元素や石油・天然ガスなどが濃縮している場所で、採掘して採算が取れるものを指す。.

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鉱物

いろいろな鉱物 鉱物(こうぶつ、mineral、ミネラル)とは、一般的には、地質学的作用により形成される、天然に産する一定の化学組成を有した無機質結晶質物質のことを指す。一部例外があるが(炭化水素であるカルパチア石など)、鉱物として記載されるためには、人工結晶や活動中の生物に含まれるものは厳密に排除される。また鉱物は、固体でなければならない()。.

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鉱物の一覧

鉱物の一覧(こうぶつのいちらん)では、主要な鉱物の一覧を示す。.

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鉱業

鉱業(こうぎょう、英語:mining)とは、鉱物などの地下資源(場合によっては地表にあるものを含む)を鉱脈や鉱石から資源として取り出す産業である。卑金属、貴金属、鉄、ウラン、石炭、オイルシェール、岩塩、炭酸カリウムなどが採取される。農業で生産できない材料や、研究室や工場で化学合成で作れない材料を一般に採掘する。広い意味では任意の再生不可能な資源の採取を含み、石油や天然ガス、さらには化石水の採掘も含む。 日本は鉱業法では「鉱業」は「鉱物の試掘、採掘及びこれに附属する選鉱、製錬その他の事業」と定義されており(鉱業法4条)、鉱業法の適用鉱物について同法3条で定めている。 音が同じ「工業」などと区別するために「山の鉱業」「金偏の鉱業」などと称することもある。 石や金属の採掘は先史時代から行われていた。現代の鉱業では、鉱体を試掘し、計画中の鉱山の潜在的利益を分析し、必要な素材を抽出し、閉山となった鉱山の土地を最終的に何かに再利用するところまでを含む。鉱山は操業中だけでなく、閉山になってから何年か経っても、周囲の環境の悪影響を及ぼすことがある。このため多くの国々では、鉱山の悪影響を軽減するよう規制を設けている。安全性も重要な課題であり、近年では鉱山における安全は大幅に改善されつつある。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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洗剤

洗剤(せんざい、Reinigungsmittel、Detergent)は、衣類(Waschmittel、Laundry detergent)や食器(Geschirrspülmittel、Dishwashing liquid)、人体や機械などの洗浄を目的とした、界面活性剤を主成分とする製品である。.

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文部省

文部省(もんぶしょう、Ministry of Education, Science and Culture)は、かつて存在した日本の行政機関の1つで、教育、文化、学術などを担当していた。2001年(平成13年)の中央省庁再編にともない、総理府の外局であった科学技術庁と統合し文部科学省となった。日本以外の国で教育行政を担当する官庁は、文部省と訳されることがある。しかし、多くは「教育」と訳されることが多く「文部」が使われることはない(教育省を参照)。.

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日本学術振興会

立行政法人日本学術振興会(にほんがくじゅつしんこうかい、英名:Japan Society for the Promotion of Science)は、文部科学省所管の中期目標管理法人たる独立行政法人である。同省の外郭団体である。学術研究の助成、研究者の養成のための資金の支給、学術に関する国際交流の促進、学術の応用に関する研究等を行うことにより、学術の振興を図ることを目的とする(独立行政法人日本学術振興会法3条)。日本学術会議と緊密な連絡を図るものとされている(16条)。.

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