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トニナ

索引 トニナ

トニナ(Toniná)は、メキシコのチアパス州にある古代マヤの遺跡。今のの東、オコシンゴ盆地の北の斜面に位置する。65キロメートルほど北にはパレンケがある。マヤの低地と高地を結ぶ貿易の要地であったかもしれないMartin & Grube (2000) p.177。 トニナは現代の名で、古典期には「ポ」または「ポポ」と呼ばれた。.

12 関係: 古典期マヤ文明チアパス州メキシコルクセンブルクトルテカ帝国パレンケデンマークフリーズ (建築)ドミニコ会アメリカ合衆国長期暦

古典期

古典期(こてんき;Classic Period (Stage,era))は、メソアメリカ考古学上の時代区分のひとつで、西暦300年頃から西暦900年までを指す。 始期は、グアテマラ・ティカル出土のライデン・プレートにある長期暦の日付(紀元320年)や29号石碑に刻まれた8.12.14.8.15.(紀元292年)頃を目安としている。一方、終期はトニナーの記念碑101号に刻まれた長期暦の10.4.0.0.0.(紀元909年)を目安としている。この時期までに古典期マヤの諸都市は放棄された。 ゴードン・ランドルフ・ウィリー(Gordon R.Willey)とフィリップ・フィリプス(Philip Phillips)によって1958年に著されたMethod and Theory in American Archaeologyで、新大陸全体の考古遺跡について編年の枠組みを構築しようと試みた五段階時期区分(石期(Lithic)、古期(Archaic)、形成期、古典期(Classic)、後古典期(Postclassic))の四番目の時期として位置づけられたのが初出である。その後、アンデス文明については、アメリカの人類学者たちやルイスG.ルンブレラスの提唱した編年が用いられるようになったため、現在では主としてメソアメリカのみで使われている編年用語である。 一般的には、テオティワカンの影響の強い前期と、マヤ諸都市国家が争った後期とに分ける。以前はテオティワカンの影響は5世紀から開始すると考えられていたので、わざわざ中期(Middle Classic)を置く考え方もあった。 古典期という名称は、古代ギリシア、ローマの古典古代のイメージでギリシャのようにマヤ諸都市が繁栄した時期というイメージの名称であるため、メソアメリカ全体の時代区分としては問題があると言われている。アンデスと統一するため、前期ホライズン(Early Horizon/メソアメリカ;オルメカ/アンデス;チャビン)、前期中間期(Early Intermediate Period/モンテ・アルバンⅡ期、原古典期、イサパなど/地方発展期.

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マヤ文明

マヤ文明(マヤぶんめい)とは、メキシコ南東部、グアテマラ、ベリーズなどいわゆるマヤ地域を中心として栄えた文明である。メソアメリカ文明に数えられる。また、高度に発達したマヤ文字をもつ文明でもあった。.

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チアパス州

チアパス州 (Estado de Chiapas) は、メキシコ南東に位置する州。北はタバスコ州、北西はベラクルス州に接し、西はオアハカ州、東は一部ウスマシンタ川が境界となってグアテマラに接する。南部は太平洋に面する。日本では「チャパス州」と表記されることも多い。 チアパス州の領域は73,887km2(28,528平方マイル)。2010年国勢調査で人口は4,793,406人。 州都はトゥストラ・グティエレス。 チアパス州の住民の多くは貧しい農民である。人口のおよそ3分の1はマヤ・インディオで地方住民の多くはスペイン語を話せない。州の住民の多くが栄養失調に苦しみ、その数は人口の40%以上と推測される。 先古典期後期のイサパ遺跡がある。オルメカ文明とマヤ文明の橋渡し的な役割をになったと注目された。最古の長期暦を刻んだ石碑2号で知られるチャパ・デ・コルソは、州の名称の由来にもなった。マヤ文明の壮麗な宮殿とパカル王の王墓で知られるパレンケ遺跡があり、世界遺産に登録されている。アステカ時代はソコヌスコと呼ばれた。 州章には、チアパス州の主要な観光資源であるスミデロ峡谷と峡谷を流れるグリハルバ川を図案化したものが使用されている。.

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メキシコ

メキシコ合衆国(メキシコがっしゅうこく、)、通称メキシコは、北アメリカ南部に位置する連邦共和制国家。北にアメリカ合衆国と南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面する。首都はメキシコシティ。メキシコの総人口は約1億3千万人(2016年時点)で、スペイン語圏においては最も人口の多い国で、GDPは中南米2位である。しかし、人口の40%が貧困層である。.

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ルクセンブルク

ルクセンブルク大公国(ルクセンブルクたいこうこく)、通称ルクセンブルクは、西ヨーロッパに位置する立憲君主制国家。首都は国名と同名のルクセンブルク市。隣接国は、南のフランス、西と北のベルギー、東のドイツである。ベルギー、オランダと併せてベネルクスと呼ばれる。.

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トルテカ帝国

面陶器 トルテカ戦士の石像 トルテカのピラミッド トルテカ帝国(トルテカていこく)は、メソアメリカ(メキシコ)に、テオティワカン崩壊後、チチメカ侵入前までに存在したと考えられてきた伝承上の帝国。トルテカ帝国の存立したとされる時期は、年代で言えば7世紀頃〜12世紀頃に当たるが、12世紀とされるチチメカ侵入を11世紀に置く研究者もいる。テスカトリポカとトピルツィンとケツァルコアトルの伝説などで知られるこの帝国は、メキシコ中央高原を支配したとされた。 トルテカにまつわる伝承の多くにあらわれる「トゥラン」あるいは「トゥーラ」が、これらの語が「都市」を表す普通名詞でもあるにもかかわらず、具体的なトゥーラ遺跡のひとつであるトゥーラ・シココティトラン(イダルゴ州トゥーラ。以下、便宜上単に「トゥーラ」と記す)を指すと考え、その実在を主張する説は、研究者の間でも長くあとをたたなかった。その大きな原因をつくったのはメキシコの歴史家として知られるウィグベルト・ヒメネス・モレーノであった。ヒメネス・モレーノは、文献記述中のさまざまな部族の移動ルートを検証し、地理的な記述、王朝の系図を暦関連の記述、ケツァルコアトルに関する伝承を突合し、イダルゴ州トゥーラが伝承上の「トゥーラ」であることをつきとめたが、他の成果については、後述するように複雑な資料操作による矛盾を指摘する研究者もいる。.

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パレンケ

パレンケ (Palenque) は、メキシコに存在するマヤ文明の古代都市遺跡で、メキシコの世界遺産の一つである。 ユカタン半島の付根にあたるメキシコ南東部のチアパス州に位置し、7世紀に最盛期を迎えた『』 - (国土交通省中部地方整備局)都市の遺構としての宮殿を中心とする、「マヤ遺跡の典型」といわれる『』 - 東海大学文学部アメリカ文明学科建物群を密林のなかに配置している。.

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デンマーク

デンマーク(Danmark, )は、北ヨーロッパのバルト海と北海に挟まれたユトランド半島とその周辺の多くの島々からなる立憲君主制国家。北欧諸国の1つであり、北では海を挟んでスカンディナヴィア諸国、南では陸上でドイツと国境を接する。首都のコペンハーゲンはシェラン島に位置している。大陸部分を領有しながら首都が島嶼に存在する数少ない国家の一つである(他には赤道ギニア、イギリスのみ)。 自治権を有するグリーンランドとフェロー諸島と共にデンマーク王国を構成している。 ノルディックモデルの高福祉高負担国家であり、市民の生活満足度は高く、2014年の国連世界幸福度報告では第1位であった。.

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フリーズ (建築)

の塔のフリーズ。アテネ フリーズとは建築用語で、エンタブラチュアの中央の、幅広い部分を指す。 簡素なものもあれば、イオニア式、コリント式のレリーフで装飾されているものもある。 円柱の壁ではフリーズの位置は、アーキトレーブより上、コーニスのモールディングより下部になる。 内装ではフリーズは、ピクチャーレールより上、冠モールディングやコーニスより下の壁部分を指す。 広義では、フリーズは絵画や彫刻、カリグラフィー等で装飾された、横に伸びた部分を言い、上記の位置か、通常は目線より上に位置する。 フリーズの装飾は、支柱によりいくつかのパネルに分かれて、連続した場面を表していることもある。 こういった装飾は、漆喰や木彫その他の装飾形式による。 動物、神話のエピソードに基づくホイサレーシュワラ寺院のフリーズ。インド。 建築構造上、フリーズが建物正面にある例としては、アテネの古代ローマ時代のアゴラにある、八角形の風の塔が挙げられる。 風の塔のフリーズには、8人のアネモイ(風神)のレリーフ彫刻が刻まれている。 パルヴィノ(pulvino)は、断面図では凸部になる。 こういったフリーズは17世紀、北部マニエリスムによく見られ、特に補助的なフリーズや、内装、家具などに多い。 フリーズの概念は、フリーゼパターンの数学的作図において一般化した。.

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ドミニコ会

ドミニコ会(ドミニコかい)は、1206年に聖ドミニコ(ドミニクス・デ・グスマン)により立てられ1216年にローマ教皇ホノリウス3世によって認可されたカトリックの修道会。正式名称は「説教者修道会」(Ordo fratrum Praedicatorum) で、略号は「OP」である。.

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アメリカ合衆国

アメリカ合衆国(アメリカがっしゅうこく、)、通称アメリカ、米国(べいこく)は、50の州および連邦区から成る連邦共和国である。アメリカ本土の48州およびワシントンD.C.は、カナダとメキシコの間の北アメリカ中央に位置する。アラスカ州は北アメリカ北西部の角に位置し、東ではカナダと、西ではベーリング海峡をはさんでロシアと国境を接している。ハワイ州は中部太平洋における島嶼群である。同国は、太平洋およびカリブに5つの有人の海外領土および9つの無人の海外領土を有する。985万平方キロメートル (km2) の総面積は世界第3位または第4位、3億1千7百万人の人口は世界第3位である。同国は世界で最も民族的に多様かつ多文化な国の1つであり、これは多くの国からの大規模な移住の産物とされているAdams, J.Q.;Strother-Adams, Pearlie (2001).

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長期暦

長期暦(ちょうきれき、Long Count, cuenta larga)とはメソアメリカ文明でおそくとも紀元前1世紀頃から使用されはじめた長期間の時を表現する暦である。マヤ諸都市の石碑に刻まれていたことでひろく知られるようになったためにマヤ暦とされることもあるが、マヤ以外の土地で古くから使われており、マヤ文明に起源するわけではない。.

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