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チェダイト

索引 チェダイト

チェダイト()は、1897年にBerges、Corbin etCie社のE.A. G. Streetによって発明され、20世紀初頭にフランスのオートサボアの街Cheddeで最初に製造された爆薬の総称。 スプレンゲル爆薬と密接に関連しているチェダイトは、芳香族ニトロ化合物(ニトロベンゼンやジニトロトルエンなど)と混合された高比率の無機塩素酸塩と、塩素酸塩の減速剤としての少量のパラフィンまたはヒマシ油で構成される。 いくつかの異なるタイプが作られ、それらは主に採石で使用された。 原料の入手可能性と製造プロセスの容易さから、第二次世界大戦中に占領下のポーランドで国内軍 (ポーランド)によって製造された最も一般的な爆発物(手榴弾) とに用いられた。 1970年代以降、チェダイトの名称はショットガンカートリッジ用のプライマーCXシリーズ(CX 50、CX 1000、CX 2000)の商品名に用いられている。

目次

  1. 16 関係: ひまし油塩素酸塩塩素酸カリウムミージアンキーポーランドパラフィンフランスニトロベンゼンジニトロトルエンスプレンゲル爆薬国内軍 (ポーランド)第二次世界大戦爆発物爆薬散弾銃手榴弾

ひまし油

ひまし油 ひまし油(ひましあぶら、ひましゆ、蓖麻子油、)は、トウダイグサ科のトウゴマの種子から採取する植物油の一種。 脂肪酸とグリセリンがエステル結合したもので、脂肪酸の約90%がリシノール酸(リシノレイン酸、Ricinoleic acid)である。リシノール酸(リシノレイン酸)は1分子に水酸基と二重結合を持ち、化学的な反応性に富むことから様々な工業用途で用いられる。一方でリシノール酸(リシノレイン酸)は人体内では下痢を起こすため食用に適さず、医療目的で下剤などに使用される。

見る チェダイトとひまし油

塩素酸塩

塩素酸塩(えんそさんえん、chlorate)は、化学式 ClO3- の塩素酸イオンをもつ塩である。原子価殻電子対反発則によって塩素酸イオンは三角錐形であることが予想され、実際その構造をとっている。塩素酸イオンでの塩素の酸化数は+5である。 塩素酸塩は強力な酸化剤であるため、有機化合物や酸化されやすい物質からは離して保管しなければならない。かつてはパイロテクニクスにおいて広く用いられていたが、その不安定さから現在では塩素酸塩に代わって過塩素酸塩が用いられる。

見る チェダイトと塩素酸塩

塩素酸カリウム

塩素酸カリウム(えんそさんカリウム、)は化学式 KClO3 と表される、カリウムの塩素酸塩。塩剥(えんぼつ、えんぽつ)ともいう。CAS登録番号は。1786年に、クロード・ルイ・ベルトレーにより合成された。

見る チェダイトと塩素酸カリウム

ミージアンキー

ミージアンキー()は、ポーランドの爆薬。塩素酸カリウム、灯油、およびオプションで微量の酸化鉄を含むアルミニウム粉末で構成されている。 灯油の含有量は9%を超えてはならないが、それに近い場合がある。これはスプレンゲル爆薬の一種であり、使用直前に酸化剤である塩素酸カリウムと燃料である灯油は混合される。

見る チェダイトとミージアンキー

ポーランド

ポーランド共和国(ポーランドきょうわこく、 ジェチュポスポリタ・ポルスカ )、通称ポーランド(、ポルスカ)は、中央ヨーロッパに位置する共和制国家。欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)の加盟国。首都はワルシャワ。 北はバルト海に面し、北東はロシアの飛地カリーニングラード州とリトアニア、東はベラルーシとウクライナ、南はチェコとスロバキア、西はドイツと国境を接する。

見る チェダイトとポーランド

パラフィン

パラフィン(paraffin)とは、炭化水素化合物(有機化合物)の一種で、炭素原子の数が20以上のアルカン(一般式が C_ H_ の鎖式飽和炭化水素)の総称である。その炭素数にかかわらず脂肪族飽和炭化水素 C_ H_ と同義語とされる場合もある。和名では石蝋(せきろう)という。 英国、南アフリカでは、ケロシン灯油を指してパラフィンオイル(Paraffin oil)、または単にパラフィンと呼ぶ。一方、固形パラフィンはパラフィンワックス(Paraffin wax)とよばれる。 語源はラテン語のParum affinisで親和性が低いという意味。

見る チェダイトとパラフィン

フランス

フランス共和国(フランスきょうわこく、)、通称フランス()は、西ヨーロッパに位置する共和制国家。首都はパリ 日本国外務省(2022年12月7日閲覧)。フランス・メトロポリテーヌ(本土)のほか、フランス植民地帝国の名残で世界各地にフランスの海外県・海外領土が点在する。独立した旧フランス領諸国とはフランコフォニー国際機関を構成している。 フランス本土は、北は北海、イギリス海峡、大西洋(ビスケー湾)に、南は地中海に面する。陸上では、東はベルギー、ルクセンブルク、ドイツ、スイス、イタリアと、西ではピレネー山脈でスペイン及びアンドラと国境を接するほか、地中海沿岸にミニ国家のモナコがある。 国際政治や安全保障、経済、文化において世界的な影響力を持つ民主主義の大国、先進国の一つである。

見る チェダイトとフランス

ニトロベンゼン

ニトロベンゼン (nitrobenzene) は、有機化合物で、ベンゼン環にニトロ基が置換した構造を持つ。ニトロベンゾール (nitrobenzol)、ミルバン油 (oil of mirbane) とも呼ばれる。黄色油状で甘い味覚がある。有毒で水に溶けにくい。杏仁豆腐のような、あるいは桃を腐らせたような芳香を持つ。日本法における劇物。

見る チェダイトとニトロベンゼン

ジニトロトルエン

ジニトロトルエン (dinitrotoluene) は芳香族に属する有機化合物で、トルエンの水素が2個ニトロ基で置き換わった構造を持つ。6種の構造異性体が存在するが、トルエンのジニトロ化で得やすいのは、2,4-ジニトロトルエン、2,6-ジニトロトルエンの2種の異性体である。火薬や爆薬に混ぜて利用される。

見る チェダイトとジニトロトルエン

スプレンゲル爆薬

スプレンゲル爆薬(スプレンゲルばくやく、)は、1870年代にヘルマン・スプレンゲルによって発明された爆薬の総称。 これは安全性を高めるために使用直前に混合される強力な酸化剤と反応性燃料の化学量論的混合物である。酸化剤または燃料、あるいはその両方は混合を容易にするために液体である必要がある。また、速い反応速度のために材料間の密接な接触が必要である。 スプレンゲルは酸化剤として硝酸、硝酸塩、塩素酸塩を、燃料として芳香族ニトロ化合物(ニトロベンゼンなど)を提案した。過去に他のスプレンゲル爆薬には、液体酸素を含む木炭(液体酸素爆薬)があり、「ラッカロック(後述)」、および燃料油(燃料)(通常は軽油、灯油)、またはニトロメタンと混合されたANFO(硝酸アンモニウム(酸化剤))がある。最終的にANFO爆薬はその酸化剤が最も安全であり、農業において肥料として広く使用されており、最も安価であるため他のすべてに取って代わった。

見る チェダイトとスプレンゲル爆薬

国内軍 (ポーランド)

historical国内軍の軍旗 国内軍の腕章 いかり国内軍のシンボルの一つで、「Polska Walcząca(戦うポーランド)」の頭文字を図案化したものである。 国内軍(こくないぐん、Armia Krajowa アルミア・クラヨーヴァ、略称: AK)は、第二次世界大戦中のポーランドで活動した、ナチス・ドイツの占領軍に対する抵抗組織である。1939年に編成されたを起源としている。1942年2月にはが形成され、続く2年間ポーランドの他の地下組織を統合し、赤軍がポーランド全土を占領してドイツ軍が排除された1945年1月に解散した。 国内軍は40万以上の構成員を有するポーランド最大かつ、大戦中の世界で2番目に大きなレジスタンス組織であった1番目はユーゴスラビアのパルチザンであった。

見る チェダイトと国内軍 (ポーランド)

第二次世界大戦

第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん、World War II、略称:WWII)は、1939年(昭和14年)9月1日から1945年(昭和20年)8月15日または9月2日まで約6年にわたって続いたドイツ・イタリア・日本などの日独伊三国同盟を中心とする枢軸国陣営と、イギリス・フランス・中華民国・アメリカ・ソビエト連邦などを中心とする連合国陣営との間で戦われた戦争である。また、中立国も存在した。最終的には連合国陣営の勝利に終わったが、第一次世界大戦以来の世界大戦となり、人類史上最大の死傷者を生んだ。 1939年8月23日の独ソ不可侵条約と付属の秘密議定書に基づいた、1939年9月1日に始まったドイツ軍によるポーランド侵攻が発端であり、終結後の2019年に欧州議会で「ナチスとソ連という2つの全体主義体制による密約が大戦に道を開いた」とする決議が採択されている。そして同月のイギリスとフランスによるドイツへの宣戦布告により、ヨーロッパは戦場と化した。

見る チェダイトと第二次世界大戦

爆発物

爆発物(ばくはつぶつ)とは、化学的またはエネルギー的に不安定で、刺激や衝撃によって爆発と呼ばれる熱と衝撃波を伴う急速な化学変化を生じさせる物質、物体のこと。安全性の観点から不特定多数の者が立ち入る施設、公共交通機関では持ち込みが制限されるほか、危険性によっては製造及び移動についても規制される。

見る チェダイトと爆発物

爆薬

爆薬(ばくやく、、HE)は、爆発性の物質のうち、特に激しく爆発する物。一般には爆発によって生じる衝撃波が音速(秒速約340メートル)を超える物質を指す。このような爆発を特に爆轟と呼ぶ。広義には火薬類の一種であるが、法令上の扱いは一般の火薬とは異なる(後述)。 反応速度によって、低速のものと高速の物(一般にはこちらを爆薬と呼ぶ)に分けられることもあり、後者は約の爆発速度で爆発する。たとえば、トリニトロトルエンの爆発(燃焼)率は約、導爆線は、代表的なプラスチック爆薬のC-4は約である。それらは通常、鉱業、爆破解体、軍事用途で使用される。 なお、英語で「高爆発物 High explosives」と表記するのは「低爆発物 Low explosive」との区分のためである。高爆発物(HE)が起こす爆発を爆轟と呼ぶのに対して、低爆発物(LE)の爆発は爆燃(deflagrates)と呼ぶ。

見る チェダイトと爆薬

散弾銃

散弾銃(さんだんじゅう、Shotgun)は、多数の小さい弾丸を散開発射する大口径の銃。 クレー射撃や狩猟、有害鳥獣捕獲、さらに軍隊や法執行機関で使用される。

見る チェダイトと散弾銃

手榴弾

手榴弾(てりゅうだん、しゅりゅうだん、、、)は武器の一つで、手投げ式の小型爆弾。手投げ弾、擲弾、投擲弾とも呼ばれる。特に人員など非装甲目標に有効で、発射装置を必要としないため、歩兵の基本的装備となっている。

見る チェダイトと手榴弾