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タ・ソム

索引 タ・ソム

中央祠堂 タ・ソム(Ta Som、ប្រាសាទតាសោម)は、カンボジアのアンコール遺跡にある小寺院で、12世紀末、ジャヤーヴァルマン7世(在位1181-1220年)により構築されたものである。寺院はアンコール・トムの北東、ニャック・ポアンのすぐ東に位置する。王ジャヤーヴァルマン7世は、1150年から1160年にかけてクメール王朝の王であった父ダーラニンドラヴァルマン2世 (Paramanishkalapada) に、この仏教寺院を捧げた。寺院は一層上にあり、ラテライトの周壁に囲まれた1基の祠堂により構成される。近隣のプリヤ・カーンやタ・プロームと同様、寺院は大部分が修復されないままになっており、多くの樹木やその他の植物が遺跡の中で成長している。

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目次

  1. 23 関係: 仏教バイヨンラテライトワールド・モニュメント財団プリヤ・カーンニャック・ポアンダーラニンドラヴァルマン2世アンコール・トムアンコール遺跡アプサラスインドボダイジュカンボジアクメール王朝ゴープラムシェムリアップシェムリアップ州ジャヤーヴァルマン7世タ・プローム創元社石澤良昭砂岩絞め殺しの木手すり子

仏教

仏教(佛敎、ぶっきょう、बौद्धधर्म、ພຸດທະສາສະໜາ、Buddhism)は、インドの釈迦(ゴータマ・シッダッタ、ガウタマ・シッダールタ、ゴータマ・シッダールタ)を開祖とする宗教。仏陀(仏、目覚めた人、Buddha)の説いた教え。キリスト教・イスラム教に次ぐ世界宗教の1つで、世界で4番目に大きな宗教である(信者の数はヒンドゥー教の方が多いが、ヒンドゥー教は信者がほぼインドに限られているため、世界宗教とは言いがたい)。世界人口の7%である5億2000万人以上が仏教徒(信者)であり、特に東アジア、東南アジア、南アジアで広まっている。 教義は苦の輪廻からの解脱を目指す。原因と結果の理解に基づき、諸々の現象が縁起するとされる。

見る タ・ソムと仏教

バイヨン

バイヨン (Bayon) は、かつてのクメール王国の古代首都アンコールに位置する、ヒンドゥー・仏教混交の寺院跡。正方形の城壁を持つアンコール・トムの中央付近にある。 バイヨンの呼び方で広く知られているが、クメール語の発音ではバヨンの方が近い。バは「美しい」という意味で、ヨンは「塔」の意味を持つ。

見る タ・ソムとバイヨン

ラテライト

インドの煉瓦工場 ラテライト ラテライト()は、鉄やアルミニウムの水酸化物を主成分とする土壌。成帯土壌のうち湿潤土壌に分類される。日本語では紅土という。ラトソルやラトゾルとも呼ぶ。語源はラテン語のLater(「煉瓦」の意)。 サバナや熱帯雨林に分布する。地表の風化物として生成された膠結物質(粒子間に鉱物が入り込み、それが接着作用をしたもの)である。雨季に有機質が微生物により分解することに加えて珪酸分や塩基類が溶脱したことにより残った鉄やアルミニウムなど金属元素の水酸化物が表面に集積して形成される。 構成鉱物は主に針鉄鉱、ギブス石、ダイアスポアなどで、インドシナ半島およびインド、キューバなどサバナ気候地方に広く分布している。やせ土なため農業には向いていないが、インドでは煉瓦をつくる原料に利用されている。

見る タ・ソムとラテライト

ワールド・モニュメント財団

ワールド・モニュメント財団(World Monuments Fund: WMF)は、ニューヨークに拠点を置く民間の非営利組織であり、フィールドワーク、アドボカシー、助成金交付、教育および人材育成を通して世界中の歴史的建造物や文化遺産の保存に取り組んでいる。 1965年に設立されたWWFは、発足から1985年まで「国際モニュメント基金 (the International Fund for Monuments)」と称していた。 今日、WMFは英国、フランス、ポルトガル、スペインに事務局および支部を置いている。 寄付金拠出およびマッチングファンドを通して、WMFはアンコール遺跡にあるプリヤ・カーン寺院やロンドンのブルームズベリ・聖ジョージ教会など、90カ国以上の550を超える歴史的建造物や文化遺産を救済するため地域社会や政府と共同し、世界規模で活動している。

見る タ・ソムとワールド・モニュメント財団

プリヤ・カーン

プリヤ・カーン (Preah Khan) は、カンボジアの古都アンコールにある、仏教とヒンドゥー教の習合寺院である。 名は「聖なる剣」を意味し、かつて境内で発見された剣に由来する。アンコール・トムの北東に位置する。

見る タ・ソムとプリヤ・カーン

ニャック・ポアン

ニャック・ポアンの構成(標記: 英語) 神馬バラーハ(観音菩薩の化身)の像 ニャック・ポアン(Neak Pean、ប្រាសាទនាគព័ន្ធ、「絡み合うヘビ」、The entwined serpents)は、カンボジアのアンコール地域において、12世紀の後半、王ジャヤーヴァルマン7世の統治時代に築かれた プリヤ・カーンのバライにある丸い島に仏教寺院を備えた人工の島であり、プリヤ・カーン・バライ(碑文の「ジャヤタターカ」‘Jayatataka’)の「メボン」‘Mebon’ である。

見る タ・ソムとニャック・ポアン

ダーラニンドラヴァルマン2世

ダーラニンドラヴァルマン2世(ダーラニンドラヴァルマンにせい、ធរណីន្ទ្រវរ្ម័នទី២)は、クメール王朝(現在のカンボジア付近)の王である(在位:1150年 - 1160年)。先王スーリヤヴァルマン2世の従兄弟にあたる。

見る タ・ソムとダーラニンドラヴァルマン2世

アンコール・トム

アンコール・トム (Angkor Thom) は、かつてのクメール王国の古代首都アンコールに位置する、巨大な城郭都市の遺跡であり、クメール王国の最後の首都であった。現在はカンボジアシェムリアップ州に位置する。 周囲の遺跡とともに世界遺産に登録されおり、特に中央に建つバイヨン (Bayon) 寺院が有名である。 「アンコール」は、サンスクリット語のナガラ(都市)からでた言葉。また「トム」は、クメール語で「大きい」という意味布野修司 『曼荼羅都市:ヒンドゥー都市の空間理念とその変容』 京都学術出版会 2006 ISBN 4876986738 pp.109-116.。

見る タ・ソムとアンコール・トム

アンコール遺跡

アンコール(Ankor; 直訳すると「首都」)とは、ヤショダラプラ(Yaśodharapura)とも知られ、かつてのクメール王朝の首都である。現在はカンボジアシェムリアップ州の北西部、トンレサップ湖北岸のシェムリアップの北側に位置する。東南アジアで最も重要な考古学遺跡とされる。この都市にあるアンコール・ワットは、カンボジアで最も人気のある観光名所のひとつである。 1992年ユネスコの世界危機遺産に登録され、遺跡を中心とし修復に努めてきたが、第二段階として2004年世界文化遺産に登録され、今まで危機遺産だった遺跡エリア(ゾーン1)の周りを取り囲むように、ゾーン2エリアを設定し全体で「アンコール遺跡公園」と命名された。コアな遺跡エリアの周りには、アンコールの広大な400万ヘクタールのエリアに、112の村、13万の住民、森、水田、放牧地が広がり、村人の生活、自然環境の保護、景観の維持に取り組んでいる。

見る タ・ソムとアンコール遺跡

アプサラス

アプサラス(、अप्सराः、、Accharā)は、インド神話における水の精で、その名は「水の中で動くもの、雲の海に生きるもの」の意『インド曼陀羅大陸』217頁。。天女とも称され、一説では乳海攪拌の時に生まれた存在という。『ラーマーヤナ』中ではアプサラー(Apsara)とも呼ばれる。『リグ・ヴェーダ』では海の精ともされる。神々の接待役として踊りを見せることを仕事とする。姿は自由自在に変えられるとされ、水鳥に変身することもあるが、一般には美しい女性の姿で現されることが多い。 天界の指示により、その妖艶な美貌を使って修行中の人間を誘惑して堕落させることもある。普通はガンダルヴァを配偶者にするが、人間の男性と結婚することもあるとされる。

見る タ・ソムとアプサラス

インドボダイジュ

インドボダイジュ(印度菩提樹、覚樹(かくじゅ)、道場樹(どうじょうじゅ)、学名:Ficus religiosa、pippala または aśvattha)は、クワ科イチジク属の植物の一種。仏教の発祥地であるインドの国花になっている。「仏教三霊樹」のひとつで、仏教の経典にはテンジクボダイジュ(天竺菩提樹)の別名を持つ。 リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである。

見る タ・ソムとインドボダイジュ

カンボジア

カンボジア王国(カンボジアおうこく、ព្រះរាជាណាចក្រកម្ពុជា)、通称カンボジアは、東南アジアのインドシナ半島南部に位置する立憲君主制国家。東南アジア諸国連合加盟国であり、通貨はリエルである。人口1671万人、首都はプノンペン。 南はタイランド湾に面し、西はタイ王国、北はラオス、東はベトナムと国境を接する。国民の90%以上が、クメール語(カンボジア語)を話し、仏教(上座部仏教)を奉ずるクメール人(カンボジア人)である。国歌は『王国』である。

見る タ・ソムとカンボジア

クメール王朝

クメール王朝(クメールおうちょう、アンコール王朝とも)は、9世紀から15世紀まで東南アジアに存在していた王国で、現在のカンボジアのもととなった国であり、これより以前にあったチェンラ王国(真臘)の流れを受け継ぐクメール人の王国である。

見る タ・ソムとクメール王朝

ゴープラム

マドゥライにあるミーナークシアンマン(Meenakshiamman)寺院のゴープラム(塔門) ゴープラム(கோபுறம் / )は、南インドのに見られる塔門又は楼門建築である。壁で囲まれたドラヴィダ様式のヒンドゥー教寺院複合()の出入り口に置かれ、宗教的には聖俗を分かつ山門としての機能を有する。歴史的には、9世紀ごろチョーラ朝期から建てられはじめ、時代が下るほど高大なものが建てられるようになった。地理的には、テルグ語圏よりも南の地域に分布し、さらに、交易や人的交流によりドラヴィダ文化の影響を受けた東南アジアにまで広がる。

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シェムリアップ

シェムリアップまたはシエムレアプ(ក្រុងសៀមរាប、ラテン文字表記:Siem Reap、Siem Reap)は、カンボジア北西部のシェムリアップ州の州都。 2018年の人口は13万9458人 で、同国5位。カンボジア国内でも人口が集中し、増加の著しい地域の一つである。面積10,299㎢は国土の5.7%を占め、州の人口密度は87人/㎢で全国平均の75人/㎢よりもやや高い。しかし、都市的地域を少し離れると広く農村が広がっており、2013年時点の州内の農地面積は233,618haで、バタンバン州に次いで広く、カンボジアの国全体のおよそ7.6%を占めている。 アンコール・ワット、アンコール・トムなどを含むアンコール遺跡群の観光拠点となっている。

見る タ・ソムとシェムリアップ

シェムリアップ州

シェムリアップ州 (シェムリアップしゅう、Siem Reap Province, សៀមរាប) はカンボジア西北部の州の一つであり、トンレサップやアンコール遺跡、そしてその観光拠点である州都シェムリアップがある。

見る タ・ソムとシェムリアップ州

ジャヤーヴァルマン7世

ジャヤーヴァルマン7世(ជ័យវរ្ម័នទី៧、1125年金山「ジャヤヴァルマン7世」『アジア歴史事典』4巻、254頁 - 1218年?/1220年?石澤『アンコール・王たちの物語』、192頁)は、クメール王朝の国王(在位:1181年 - 1218年/1220年)。クメール王朝初の仏教徒の国王であり、仏法で国を統治する転輪聖王となることを志して、戦乱で荒廃した国の復興を目標としていた。 彼が行った慈善事業は高く評価され、また数々の軍事遠征を実施する好戦的な性格も持ち合わせていた石澤『アンコール・王たちの物語』、153頁。碑文においては軍人、政治家としての能力、人格を称賛されている石澤『アンコール・ワット 大伽藍と文明の謎』、112頁。彼の在位中に王国の版図はチャイヤー、ビルマ、南シナ海沿岸部、ラオス中央に拡大した桜井、石井「メコン・サルウィン川の世界」、108-110頁。

見る タ・ソムとジャヤーヴァルマン7世

タ・プローム

タ・プローム(Ta Prohm クメール語:តាព្រហ្ម)は、カンボジアにある、アンコール遺跡群と呼ばれる多くの寺院や宮殿などの遺跡群の内のひとつで、12世紀末に仏教寺院として建立され、後にヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられている遺跡。創建したのは、クメール人の王朝、アンコール朝の王ジャヤーヴァルマン7世。

見る タ・ソムとタ・プローム

創元社

創元社(そうげんしゃ)は、日本の出版社。大阪市に本社を置き、主に心理学、歴史学の書籍を出版している。 海外推理小説、SF小説の出版などで知られる東京創元社は、1954年にのれん分けで独立し別会社となったもの。

見る タ・ソムと創元社

石澤良昭

石澤 良昭(いしざわ よしあき、1937年9月19日 - )は、日本の歴史学者で、第13代上智大学学長。専門は東南アジア史、カンボジア王国のアンコール・ワット時代の碑刻文解読研究。上智大学アジア人材養成研究センター所長、上智大学アンコール遺跡国際調査団の団長を兼務。文化庁文化審議会会長を務めた。

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砂岩

砂岩(さがん・しゃがん、)は、主に砂が続成作用により固結してできた岩石。堆積岩でもっとも一般的なものの一つ。 砂粒は通常石英(シリカ)鉱物から出来ている。 砂岩の構成鉱物は石英と長石が主で、これらに既存の堆積岩や変成岩などに由来する岩片(これは鉱物の集合体である)が加わる。炭酸塩粒子を主体とするものは炭酸塩岩に分類され、砂岩には含めない。 礫岩や泥岩とは構成している粒の大きさで区別され、砂岩は主要な構成している粒の直径が2mm〜1/16mmであるものを指す。 泥岩と互い違いの地層をなしていることも多い岩石である。

見る タ・ソムと砂岩

絞め殺しの木

絞め殺しの木(Strangler Fig)とは、熱帯に分布するイチジク属や一部のつる植物などの俗称である。絞め殺し植物や絞め殺しのイチジクなどとも呼ばれる。他の植物や岩などの基質に巻きついて絞め殺すように(あるいは実際に殺して)成長するためにこの名前が付いている。代表例として以下の植物がある。;イチジク属。

見る タ・ソムと絞め殺しの木

手すり子

手すり子(バラスター) 手すり子またはバラスター(baluster)は、共通の基礎の上に立ち、階段などの手すりや欄干の笠木(手でつかむ横板状の部分)を支持する柱状の装飾的構造で、角柱、円柱、回転体などの形状があり、石や木材、時には金属でできている。"baluster" はOEDによると「石榴の花」を意味する balaustra に由来し、半分開きかけた蕾に形状が似ているためにそのように名付けられたという。手すり子が複数並んだ欄干を英語では "balustrade" と呼ぶ。以降で欄干と言っているのは全て手すり子を使った "balustrade" である。家具の足、シャンデリアの真鍮製の軸、銀の燭台など、回転体の形状の装飾を "baluster shaft" と呼ぶこともある。

見る タ・ソムと手すり子