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ソフィスティケイテッド・コメディ

索引 ソフィスティケイテッド・コメディ

フィスティケイテッド・コメディ(sophisticated comedy)とは主にハリウッド映画におけるロマンティック・コメディの一種で、主人公の突拍子の無い行動でストーリーを展開させるスクリューボール・コメディに対し、男女の気の利いた都会的な会話のやり取りでストーリーを展開させる作品を指す。 台詞の面白さを生かせるトーキー時代の到来により、従来主流だったスラップスティック・コメディに取って代わって持て囃されるようになった。 エルンスト・ルビッチやビリー・ワイルダーが得意とした。 日本ではルビッチの影響を受けた小津安二郎に『淑女は何を忘れたか』(1937年)、ワイルダーの影響を受けた中平康に『才女気質』(1959年)等の作品がある。.

21 関係: お熱いのがお好き天国は待ってくれる (1943年の映画)小津安二郎中平康主人公七年目の浮気ハリウッドロマンティック・コメディトーキービリー・ワイルダーニノチカアパートの鍵貸しますエルンスト・ルビッチスラップスティック・コメディ映画ストーリースクリューボール・コメディ生活の設計青髭八人目の妻極楽特急淑女は何を忘れたか日本

お熱いのがお好き

『お熱いのがお好き』(おあついのがおすき、英題名: Some Like It Hot)は、ビリー・ワイルダーが監督した、1959年作のアメリカ合衆国のコメディ映画。トニー・カーティス、ジャック・レモン、マリリン・モンロー主演。.

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天国は待ってくれる (1943年の映画)

『天国は待ってくれる』(てんごくはまってくれる、原題:Heaven Can Wait)は、1943年製作のアメリカ映画。 エルンスト・ルビッチ監督によるソフィスティケイテッド・コメディの一作で、同監督初のカラー映画(テクニカラー)である。 死後の世界にやってきた男が、閻魔大王を相手に自らが歩んできた人生を語るというストーリーで、レスリー・ブッシュ=フェキート作の戯曲 Birthday をサムソン・ラファエルソンが脚色し、音楽をアルフレッド・ニューマン、撮影をエドワード・クロンジェイガーが担当。アカデミー賞カラー撮影賞、監督賞および作品賞にノミネートされた。 1978年製作の映画『天国から来たチャンピオン』の原題も Heaven Can Wait であるが、こちらは1938年の舞台 Heaven Can Wait を1941年に映画化した Here Comes Mr.

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小津安二郎

小津 安二郎(おづ やすじろう、1903年(明治36年)12月12日 - 1963年(昭和38年)12月12日)は、日本の映画監督・脚本家。「小津調」と称される独特の映像世界で優れた作品を次々に生み出し、世界的にも高い評価を得ている。「小津組」と呼ばれる固定されたスタッフやキャストで映画を作り続けたが、代表作にあげられる『東京物語』をはじめ、女優の原節子と組んだ作品群が特に高く評価されている。伊勢松阪の豪商・小津家の子孫にあたり、一族には国学者の本居宣長がいる。.

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中平康

中平 康(なかひら こう、1926年1月3日 - 1978年9月11日)は、日本の映画監督。香港名は楊樹希(ヤン・スーシー)。父は洋画家の高橋虎之助。娘は作家の中平まみ。 増村保造、岡本喜八、市川崑、沢島忠、鈴木清順らと共にモダン派と称され、映画テクニックを駆使したスピーディーなテンポと洗練されたタッチの技巧派監督として知られる。映画をあくまでも純粋視覚芸術のように捉え、題材として何を描くかではなく、どのように描くかという映画の本質たる「スタイル」と「テクニック」で見せる演出を信条とした。代表作に『狂った果実』、『月曜日のユカ』、『街燈』、『紅の翼』、『殺したのは誰だ』などがある。.

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主人公

主人公(しゅじんこう)とは、フィクション作品(小説・映画・ドラマ・漫画・アニメ・ゲームなど)のストーリーの中心となり物語を牽引していく登場人物。 日本語の「主人公」という語は坪内逍遥によるものとされている毎日新聞社編『話のネタ』PHP文庫 p.55 1998年。主人公の役割を演じる者は主役と呼ばれる。英語ではヒーロー、ヒロインと同義である場合もあるが、形式張った表現ではプロタゴニスト(Protagonist)と言う。.

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七年目の浮気

『七年目の浮気』(しちねんめのうわき、原題: The Seven Year Itch)は、1955年のアメリカ合衆国の映画である。ビリー・ワイルダー監督。20世紀フォックス製作。 ジョージ・アクセルロッドの同名ブロードウェイ舞台劇をアクセルロッド自らの脚色(ビリー・ワイルダーとの共同脚本)で映画化。マリリン・モンローが地下鉄の通気口に立ち、白いスカートがふわりと浮き上がるシーンは映画史上に残る有名なシーン。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番も有名。 主演のトム・イーウェルは1956年ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞した。 本作は作品中に著作権表記があるものの公開時期が古く、リニュー(著作権更新手続き)が行われなかったことから公開当時の米国の法律(方式主義)により権利放棄とみなされ、米国においてはパブリックドメインとなった(このため、コモンズに高解像度のスクリーンショット、ウィキクオートに台詞の抜粋が収録されている)。.

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ハリウッド

ハリウッド(英語:Hollywood )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州のロサンゼルス市にある地区。映画産業の中心地。アメリカ映画のことを指してハリウッドとも呼ばれる。.

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ロマンティック・コメディ

マンティック・コメディは、映画のジャンルのひとつ。恋愛映画およびコメディ映画の一種である。恋愛をテーマにしたコメディで、男女の心の機微を中心にストーリーが展開する作品を指す。日本でも女性を中心に人気の高いジャンルである。もちろんこのジャンル名は演劇などにも使われるが、映画に使われる場合が多い。略称はロマコメ。 典型的なストーリーは、「男と女が出会うが、初対面での印象が悪くお互いに好意を持てず、その後も会うたびに口喧嘩になる。ところが、行動を共にし協力し合わなければならない事態に遭遇し、お互いのことをよく知るようになり惹かれ合っていく。そして、お互いの気持ちをなかなか伝えられずにいるが、最後には結ばれてハッピーエンド」というものである。ただし『ローマの休日』のように互いの気持ちが通じ合っても別れ別れになる涙のエンディングを迎えるロマンティック・コメディもある。 原型としてはシェイクスピアの戯曲『十二夜』、『空騒ぎ』、『夏の夜の夢』等が挙げられる。 メグ・ライアンは、一時期その出演作のほとんどがロマンティック・コメディで、ヒット作も多かったことから、「ロマンティック・コメディの女王」と呼ばれていた。.

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トーキー

ーモンの発声映画を宣伝するポスター(1902年) トーキー (talkie) は、映像と音声が同期した映画のこと。talkie という語は talking picture から出たもので、moving picture を movie と呼んだのにならったものである。サイレント映画(無声映画)の対義語として「トーキー映画」と呼ばれることもあるが冗語である。無声映画の対義語としては「発声映画」と呼ばれる。音声が同期した映画が一般的な現在では、あえて「トーキー」と呼ぶことはない。発声映画が最初に上映されたのは1900年のパリでのことだったが、商業的に成り立つにはさらに10年以上を要した。当初は映画フィルムとは別にレコード盤に録音したものを使っていたため同期が難しく、しかも録音や再生の音質も不十分だった。サウンドカメラの発明によって同期が簡単になり、1923年4月にニューヨークで世界で初めてその技術を使った短編映画が一般上映された。 発声映画の商業化への第1歩はアメリカ合衆国で1920年代後半に始まった。トーキーという名称はこのころに生まれた。当初は短編映画ばかりで、長編映画には音楽や効果音だけをつけていた(しゃべらないので「トーキー」ではない)。長編映画としての世界初のトーキーは、1927年10月公開のアメリカ映画『ジャズ・シンガー』(ワーナー・ブラザース製作・配給)であり、ヴァイタフォン方式だった。これは、前述のレコード盤に録音したものを使う方式で、その後はサウンド・オン・フィルム方式(サウンドトラック方式)がトーキーの主流となった。翌1928年に、サウンドトラック方式を採用したウォルト・ディズニー・プロダクション製作の『蒸気船ウィリー』が公開される。『蒸気船ウィリー』は短編ながら、初のクリックトラックを採用した映画である。しかし、世界初のトーキーアニメーション映画に関しては、1926年に、フライシャー・スタジオの『なつかしいケンタッキーの我が家』がすでに公開されている。 1930年代に入るとトーキーは世界的に大人気となった。アメリカ合衆国ではハリウッドが映画文化と映画産業の一大中心地となることにトーキーが一役買った(アメリカ合衆国の映画参照)。ヨーロッパや他の地域では無声映画の芸術性がトーキーになると失われると考える映画製作者や評論家が多く、当初はかなり懐疑的だった。日本映画では1931年(昭和6年)の『マダムと女房』(松竹キネマ製作、五所平之助監督、田中絹代主演)が初の本格的なトーキー作品である。しかし、活動弁士が無声映画に語りを添える上映形態が主流だったため、トーキーが根付くにはかなり時間がかかった。インドの映画はトーキーの到来によって急速に成長し、1960年代以降はアメリカを抜き、世界一の映画製作数を誇るようになった。.

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ビリー・ワイルダー

ビリー・ワイルダー(Billy Wilder, 1906年6月22日 - 2002年3月27日)は、アメリカ合衆国の映画監督、脚本家、プロデューサー。50年以上映画に関わり、60本もの作品に携わった。本名はSamuel Wilder(ドイツ語読みでザムエル・ヴィルダー)。.

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ニノチカ

『ニノチカ』(原題:Ninotchka)は、エルンスト・ルビッチ監督による1939年製作の映画作品。.

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アパートの鍵貸します

『アパートの鍵貸します』(アパートのかぎかします、原題: The Apartment)は、1960年制作のアメリカ映画。同年のアカデミー賞にて、作品賞、監督賞など5部門受賞した。 1968年には、当作を原作としたブロードウェイ・ミュージカル『プロミセス・プロミセス』が、脚本ニール・サイモンにより、公演された。.

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エルンスト・ルビッチ

ルンスト・ルビッチ(Ernst Lubitsch, 1892年1月28日 - 1947年11月30日)は、ドイツ出身の映画監督、映画プロデューサー。.

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スラップスティック・コメディ映画

ラップスティック・コメディ映画(スラップスティック・コメディえいが)とは、観客を笑わせること及び観客の笑いを引き出すことを主目的とした喜劇映画の中でも、特に体を張ったコメディ映画のこと。日本では『ドタバタ喜劇』と訳されることが多いが、厳密には異なる。.

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ストーリー

トーリーとは、小説、戯曲、映画、漫画等の創作物における筋のこと。 プロットと区別される。 物語世界の中で起きている出来事が起った時間に沿って並べられたものがストーリーであるが、小説などの創作物の作者は、それら出来事の順序を入れ替えるなどして再構成する。そのため物語世界で順番に起きた出来事が、小説などの中で同じ順番で読者に提示されているとは限らない。推理小説で本当は最初に行われている犯罪のトリックが、再構成されて最後に明かされるのが良い例であるとされる。または、「妻が重い病気になった。夫は毎日泣き暮らすようになった」はストーリー、「夫は毎日泣き暮らすようになった。理由がわからなかったが、妻が重い病気になったからだとわかった」はプロットである、などと説明されることが多い。 プロットとストーリーについては、イギリスの作家E・M・フォースターが1927年に発表した『小説の諸相』での解説が有名である。 多くの物語に共通してみいだされる典型的なストーリーの類型があり、創作の指標、あるいは研究対象になる。.

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スクリューボール・コメディ

リューボール・コメディ(Screwball comedy)は映画のジャンルのひとつで、主に1930年代から1940年代にかけてアメリカで流行したロマンティック・コメディ映画群を指す。その特徴は、常識外れで風変わりな男女が喧嘩をしながら恋に落ちるというストーリーにある(スクリューボールとは野球における変化球の一種のひねり球で、転じて奇人・変人の意味を持つ)。 また、この時期にはプロダクション・コードと呼ばれる映画製作倫理規定によって性的描写が厳しく禁止され、男女の肉体的な愛は一切描かれなかった。むしろそこに行き着くまでの長い道のりを面白おかしく描いたのである。表現が規制されていたため制作者たちは頭を振り絞り、結果、良質の作品が作られたとも言える。 スクリューボール・コメディの第1号は「或る夜の出来事」であり、この作品が成功したことによってスクリューボール・コメディと呼ばれる作品が多く作られた。しかし、1950年代頃から、徐々に映画における性的描写の規制が緩やかになったこともあって、ジャンルとしては、段々と廃れていった。現在でも、スクリューボール・コメディ的要素を持った作品は作られ続けてはいるが(特に、現在でも性的描写への規制が厳しいテレビドラマに多い)、「スクリューボール・コメディ」と言う呼称が使われることは、ほとんどない。.

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生活の設計

『生活の設計』(原題:Design for Living)は、エルンスト・ルビッチ監督による1933年製作の映画。原作はノエル・カワードによる戯曲。 パリ留学中で、劇作家志望のトム(フレドリック・マーチ)と画家志望ジョージ(ゲイリー・クーパー)は、列車のコンパートメントで乗り合わせた美人広告デザイナー、ジルダ(ミリアム・ホプキンス)と知り合う。彼らは共にジルダに惚れ、ジルダもタイプの違う二人ともを愛してしまう。そこで彼女は提案する。「あなたたち二人と一緒に暮らし、叱咤激励しながら、私は芸術の母となるの。ただしセックスは抜きよ」と。果たして三人はこの「紳士協定」を守り通せるのか? 三角関係というややもすればドロドロになりがちな男女のつながりを台詞や小道具の妙で魅せるルビッチ中期のソフィスティケイテッド・コメディ。.

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青髭八人目の妻

『青髭八人目の妻』(Bluebeard's Eighth Wife)は、エルンスト・ルビッチ監督による1938年製作の映画作品。 原作は同名のブロードウェイ・ミュージカル作品で、パラマウント映画は1923年にもサイレント映画『Bluebeard's 8th Wife』を製作・上映し、成功を収めている。 秀逸な脚本に対して演出がやや負けているとの評価もある。とはいえ主演・助演陣ともに配役が充実し、いわゆるルビッチ・タッチも随所に活かされており、良作であることに変わりはない。.

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極楽特急

『極楽特急』(ごくらくとっきゅう、原題: Trouble in Paradise)は、1932年に製作・公開されたエルンスト・ルビッチ監督の倫理規定前アメリカ映画のロマンティック・コメディである。.

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淑女は何を忘れたか

『淑女は何を忘れたか』(しゅくじょはなにをわすれたか)は、1937年(昭和12年)3月3日公開の小津安二郎による日本映画。小津による37作目の監督作品。.

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日本

日本国(にっぽんこく、にほんこく、ひのもとのくに)、または日本(にっぽん、にほん、ひのもと)は、東アジアに位置する日本列島(北海道・本州・四国・九州の主要四島およびそれに付随する島々)及び、南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などから成る島国広辞苑第5版。.

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