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シュート頂

索引 シュート頂

ュート頂 (Shoot apex) とは、シュート頂分裂組織(茎頂分裂組織)とその周辺のことである『岩波生物学辞典』P.64a「シュート頂」。茎頂(けいちょう)、茎端(けいたん)とも呼ばれる。栄養期シュート頂と、生殖期シュート頂の2種類がある。.

11 関係: フロリゲンフクジュソウ分化分裂組織シュート (植物)組織培養生殖器茎頂培養胚発生根端分裂組織

フロリゲン

フロリゲン(florigen)とは植物において花芽形成を誘導するシグナル物質として提唱された植物ホルモン(様物質)である。別名花成ホルモン(かせいホルモン)ともいわれる。1936年に提唱されてから2007年に至るまで約70年間その存在が確認されていなかったことから幻の植物ホルモンともいわれていた。.

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フクジュソウ

フクジュソウ(福寿草、学名:Adonis ramosa)は、キンポウゲ科の多年草。別名、ガンジツソウ(元日草)。毒草である。1月1日の誕生花。.

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分化

分化(ぶんか)とは、本来は単一、あるいは同一であったものが、複雑化したり、異質化したりしていくさまを指す。生物学の範囲では、様々な階層において使われる。特に細胞の分化は発生学や遺伝学において重要な概念である。.

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分裂組織

分裂組織(ぶんれつそしき)またはメリステム(Meristem)とは植物で、未分化な細胞からなり、細胞分裂を活発に行っている組織のことである。 中心に分裂の指示を出す静止中心という細胞を持ち、その周囲に指示を受けて分裂する幹細胞が取り囲んでいる。分裂した細胞は、静止中心から指示が出れば分裂するが、静止中心から離れて指示が受けとれない状態になると、分裂をせず植物を構成する細胞に分化する。 茎・根などに存在し、植物を生長させる働きを持つ縦方向の成長と分化に関係する頂端分裂組織(成長点とも呼ばれる)と、横方向の成長(茎が太くなるなど)に関係する形成層などの後生分裂組織の2種類に分けられる。茎側にある頂端分裂組織は茎頂分裂組織(shoot apical meristem 略:SAM) 、根側にあるものは根端分裂組織(root apical meristem 略:RAM)と呼ばれる。 このほかに植物体が傷ついた場合などに形成され、人工的に誘導することもできるカルスも類似した未分化細胞の塊であるが、不定形で組織の形をとらない。 分化した植物細胞は一般には分裂・再分化を行わない(カルス形成を除く)ので、新しい組織・器官を形成するには分裂組織が必要である。分裂組織細胞は機能的には動物の幹細胞に相当するが、動物の幹細胞は独立の組織を形成しないという点で異なる。 細胞は一般に小さく、原形質に満たされている(分化した細胞では液胞が大部分を占める)。プラスチドも分化していない。また細胞間隙もなく詰まっており、細胞壁も薄い。.

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シュート (植物)

ュート(Shoot)とは、茎とその上にできる多数の葉からなる単位であり、維管束植物の地上部をなす主要器官である『岩波生物学辞典』P.642g-643「シュート」。苗条『旺文社 生物事典 四訂版』p.363「苗条」岩瀬・大野(2004) p.16(びょうじょう)、芽条(がじょう)、葉条(ようじょう)、枝条『植物学概論』(2005)(しじょう)とも呼ばれる。普通、シュートという語が用いられる。.

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組織培養

組織培養(そしきばいよう、tissue culture)は、生物学関係において動物や植物といった組織分化の著しい多細胞生物の組織(片)を維持・培養することである。一方、多細胞生物でも菌類や藻類といった、組織分化の程度の低い生物の培養は組織培養とは呼ばない。 生物学・医学では細胞・胚など。農学では細胞・胚・葯・花糸・カルスなどを対象にして行われる。目的は研究材料確保・疫学的調査・多量繁殖などである。 培養は主に培養液(培地)を入れたシャーレや試験管・培養機の中で行われる。多くの場合、培養過程でカビや雑菌の混入(コンタミネーション)が問題になるため、サンプルの選定や殺菌・滅菌の手段が重要である。また、培養する組織が必要とするもの(例:栄養・ホルモン(植物ホルモンを含む)・温度・光など)を満たす必要がある。.

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生殖器

生殖器(せいしょくき)は、生物が有性生殖を行う場合に、生殖活動に直接関係する器官のこと。雄(男)と雌(女)でそれぞれ異なる生殖器がある場合、それぞれを分けて、雄性(男性)生殖器、雌性(女性)生殖器と呼ぶ。.

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芽(め)とは、一般に新たに生じて成長しようとするものをいう。.

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茎頂培養

茎頂培養(けいちょうばいよう)は、植物組織培養方法の1つ。茎の先端にある「茎頂」部を切り取り、養分を含む培地にて培養する方法。成長点培養とも言う。 茎頂部の組織はウイルスが感染しても植物体からの抵抗(RNAサイレンシング)を強く受け、ウイルス蓄積量が減少し、さらには消滅することになる志村華子「ウイルスベクターによるRNAサイレンシングとエピジェネティクス誘導」『植物の分子育種学』鈴木雅彦 編著、講談社、2011年、pp.154-155.

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胚発生

胚発生(はいはっせい、英語:embryogenesis)または生物学における発生(はっせい)とは、多細胞生物が受精卵(単為発生の場合もある)から成体になるまでの過程を指す。広義には老化や再生も含まれる。発生生物学において研究がなされる。.

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根端分裂組織

根端の切片。1が根端分裂組織、2が根冠。 根端分裂組織(こんたんぶんれつそしき、Root apical meristems)は、植物の根や茎の先端部にあり、特に細胞分裂の盛んな部分である。分裂組織の細胞からなり、根の先端付近で次々に新しい細胞を作り出している。根端分裂組織は根冠に覆われ、衝撃から保護されている。根の成長点のことを根端分裂組織というのに対し、茎の成長点は茎頂分裂組織と呼ばれる。.

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