目次
21 関係: 小火器、メートル、ヴィクトリー (戦列艦)、トラファルガーの海戦、トン数、ブレスト (フランス)、ピエール・アンドレ・ド・シュフラン、テメレール級戦列艦、テメレーア (戦列艦)、フランス海軍、ホレーショ・ネルソン (初代ネルソン子爵)、カービン、グレネード、グロワ島の海戦、シップ (帆船)、砲列甲板、移乗攻撃、栄光の6月1日、戦列艦、10月21日、74門艦。
小火器
小火器(しょうかき、small arms)は、個人または少人数の兵員で運搬・運用できる火器を指すブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小火器」。これに対し砲兵が使用する火器は重火器と呼ぶ。 具体的には拳銃、小銃、短機関銃、ショットガン、アサルトライフル、軽/汎用/重機関銃、擲弾発射器、手榴弾などを指す。また、小型の迫撃砲、無反動砲、携帯型のロケット弾やミサイルなども含むが、これらは総称として軽火器(英:light weapons)とも呼ばれる。大型の迫撃砲、榴弾砲、歩兵砲、速射砲などは歩兵部隊の装備であっても小火器に含まれない。 小火器と重火器の区別は兵器の大小によるものであって、必ずしも威力の大小でわけられるものではない。かつては砲兵部隊には威力の大きな大砲、歩兵には威力の小さな小銃といった具合に単純化できたが、戦車の登場や歩兵の自動車化など技術の進歩や戦術の変化により歩兵の用いる武器も多様化し分類は曖昧になっている。そのため、近代に入ってバズーカ砲をはじめとする携帯型の砲も含むようになった。
メートル
メートル(、SI国際文書の日本語版では、metre としている。例えば、 p.118欄外注 a 35-millimetre film (この語は2022年7月14日の正誤表で、a 35-millimeter film から訂正されている。) 量・単位に関するJIS規格では英語表記の規定はないが、参考における表記は metre である。例えばJIS Z 8000-1:2014 量及び単位 - 第1部:一般, p.27, 7.2.5 例1 newton metre 、例2 metre per second squared、、記号: m)は、国際単位系 (SI) およびMKS単位系における長さの計量単位である。
ヴィクトリー (戦列艦)
ヴィクトリー は、イギリス海軍の104門1等戦列艦。1805年のトラファルガーの海戦においてホレーショ・ネルソン提督が座乗、旗艦として仏西連合艦隊の脇腹を突くべく艦隊の先鋒を務めていたことで知られる。他にもウェサン島の海戦でのオーガスタス・ケッペル提督や、でのリチャード・ハウ提督、サン・ビセンテ岬の海戦でのジョン・ジャーヴィス提督ら、多くの提督の座乗艦であった。 1922年にポーツマスの乾ドックに移され、記念艦となった。ポーツマス軍港の港湾司令官や第二海軍卿の旗艦を務めていたが、2012年8月からは第一海軍卿の旗艦となった。現存する唯一の戦列艦であるとともに、世界最古の現役艦でもある(航行可能な現役艦としてはアメリカ海軍のコンスティチューションが最古)。また、世界三大記念艦の一つとされている。
見る シュフラン (戦列艦・初代)とヴィクトリー (戦列艦)
トラファルガーの海戦
ネルソン・タッチの図。フランス・スペイン連合艦隊(青)の脇腹をイギリス艦隊(赤)が突く トラファルガーの海戦(トラファルガーのかいせん、Battle of Trafalgar、Bataille de Trafalgar)は、1805年10月21日に、ホレーショ・ネルソン提督指揮のイギリス海軍が、ナポレオンの派遣したフランス・スペイン連合艦隊を、スペインのトラファルガー岬沖合で破った海戦。ナポレオン戦争における最大の海戦で、イギリスはこの海戦の勝利によってナポレオンの英本土上陸の野望を粉砕した。 ネルソンが戦闘に先立ち、麾下の艦隊に送った「英国は各員がその義務を尽くすことを期待する」は今日でも名文句として知られる。
トン数
トン数(トンすう、噸数)とは、船の大きさをトンを単位として表したものである。大別して体積によって表すものと質量によって表すものがある。 日本の計量法(平成4年法律第51号)の関連政令である計量単位令(平成4年政令第357号)では「トン数」の語は用いず、「トン」を特殊の計量である「船舶の体積の計量」の計量単位と規定している。
ブレスト (フランス)
ブレスト ブレスト(Brest)は、フランス西部、ブルターニュ半島西端に位置する港湾都市。フランス最大の軍港である。ブルターニュ地域圏フィニステール県所在。ヨーロッパ最大規模のブレスト停泊地に面しており、ブレスト鎮守府・戦略海洋部隊司令部・海事博物館であるブレスト城を有する。
ピエール・アンドレ・ド・シュフラン
ピエール・アンドレ・ド・シュフラン・ド・サン・トロペ(Pierre André de Suffren de Saint Tropez, 1729年7月17日 - 1788年12月8日)は、18世紀フランスの提督、伯爵。 プロヴァンスの貴族サン・トロペ侯爵の三男として、現在のブーシュ=デュ=ローヌ県エクス=アン=プロヴァンス近郊のサン=カナ(Saint-Cannat)の館で生まれた。シュフランは18世紀後半のインド洋において、既に支配を確立していたイギリスのサー・エドワード・ヒューズ海軍中将との海上覇権をめぐる激しい戦いを優勢に展開して、イギリス海軍を恐れさせたことで知られている。
見る シュフラン (戦列艦・初代)とピエール・アンドレ・ド・シュフラン
テメレール級戦列艦
テメレール級戦列艦(テメレールきゅうせんれつかん、)は、フランス海軍の74門戦列艦の艦級。部品や装備を流用可能にするため同一の設計図を基に建造された最初の艦艇群の一つである。 1782年から1813年の期間に120隻以上が建造され、今日に至るまで主力艦として建造された艦級の同型艦数としては最多のものである。 その設計はイギリスでも高く評価され、捕獲された艦は可能な限り再就役させられ、その設計を模した戦列艦(ポンペイ級)も建造された。
テメレーア (戦列艦)
テメレーア (HMS Temeraire, 1798) はイギリス海軍の軍艦で98門搭載の2等戦列艦。トラファルガー海戦に参加した。世界的にはターナーの絵画に描かれたことで著名。同名の軍艦としてはイギリス海軍では2代目である。
フランス海軍
フランス海軍(フランスかいぐん、Marine nationale、MN)は、フランスが保有する海軍。 フランス軍は第二次世界大戦での教訓から強力な軍事力を構築しており、フランス海軍も戦略核兵器(SLBM搭載原潜)や航空母艦(空母)を含めた艦艇を保有している。21世紀においても世界各地に海外領土が点在し、同盟国や軍事協力をしている国も多いことから、自国近海(北大西洋と地中海)だけでなく、カリブ海や南大西洋、インド洋、太平洋でも小型艦艇を駐留させたり、大型艦を派遣したりしている。 海軍司令部はパリの総司令部、ブレストの大西洋艦隊司令部、トゥーロンの地中海艦隊司令部及びシェルブールの英仏海峡小艦隊司令部が存在する。
ホレーショ・ネルソン (初代ネルソン子爵)
初代ネルソン子爵ホレイショウ・ネルソン(Horatio Nelson, 1st Viscount Nelson KB, 1758年9月29日 - 1805年10月21日)は、アメリカ独立戦争・ナポレオン戦争などで活躍したイギリス海軍の提督。ナイルの海戦でフランス艦隊を壊滅させる武功を挙げた。さらにトラファルガー海戦でフランス・スペイン連合艦隊に対して戦史上稀に見る大勝利を収めてナポレオンによる制海権獲得・イギリス本土侵攻を阻止したが、自身は同海戦で戦死した。イギリスの軍人史上最大の英雄とされる。 世界三大提督の筆頭に挙げられることが多い。山梨勝之進は「世界史的な観点から海軍の名将を列挙するならば」として8名の提督を挙げた上で、デヴィッド・ファラガット、東郷平八郎、そしてネルソンの3名について特記している。残りの5人はテミストクレス、フランシス・ドレーク、ミヒール・デ・ロイテル、ヴィルヘルム・フォン・テゲトフ、山本五十六。
見る シュフラン (戦列艦・初代)とホレーショ・ネルソン (初代ネルソン子爵)
カービン
カービン(Carbine)とは本来、歩兵用小銃より銃身が短い騎兵用小銃のことだが、今日では単に全長を概ね80cm以下にした短めの銃のことを指す。日本語では騎兵銃、騎銃等と訳される。
グレネード
グレネード(、擲弾)は、比較的近距離の人員・資材・装甲車両などを攻撃するため、弾頭に炸薬または化学剤を充填した飛翔体。投擲方法の差異によって、手で投擲する手榴弾と、小銃または擲弾銃で投射する擲弾銃に区分される。
グロワ島の海戦
グロワ島の海戦 (グロワとうのかいせん、Battle of Groix、Bataille de Groix)は、フランス革命戦争中の1795年6月23日、フランス西海岸沖のグロワ島付近で行われたイギリス海軍とフランス海軍との海戦である。 旗艦ロイヤル・ジョージ座乗のブリッドポート男爵アレグザンダー・フッド提督指揮の14隻の戦列艦からなるイギリス艦隊は、ルイ・トマス・ヴィラレー・ド・ジョワイユーズ中将指揮の戦列艦12隻からなるフランス艦隊を、南西からグロワ島の方向に追撃した。そして、海岸に近寄りすぎたために戦闘が打ち切られるまでの約2時間40分にわたる交戦で、イギリス艦隊は3隻のフランス艦を捕獲した。ブリッドポート卿は、得られたはずの決定的な勝利を逃したとして海軍内部で強い批判を浴びた。
シップ (帆船)
シップ(ship)とは、3本以上のマストを持ち、そのすべてに横帆が張られた帆船のことである。18世紀から19世紀初頭に使用された帆装形式で、同時期に使用された類似した帆装形式であるスクーナー、バーク、バーケンティン、ブリッグ等と区別するためにフルリグド・シップ(Full rigged ship、全装帆船)と呼ばれる。この型の帆装を「フリゲート」と呼ぶ場合もある。 「シップ」という名称は軍艦の艦種としても用いられるが、厳密には「ポストシップ」と「シップ・スループ」の2種類の異なる艦種で区別していた。 このうち後者は10から20の砲門を持つ船のうち、3本のマストを持つ帆船を定義している。砲門とマストの数で定義されるため、帆の種類は前述したような横帆に限定されない。単に「スループ」と呼ばれることもある。
砲列甲板
砲列甲板(英語:Gun deck、ガンデッキ)とは、主にの大砲を配置する甲板を指す用語である。 しかし、たくさんの砲を配したフリゲートや等級の無い船、上部甲板、、はガンデッキとは呼ばない。一方、上部甲板下の天井に覆われた甲板は、砲が無くてもガンデッキと呼ばれる。
移乗攻撃
en)。 移乗攻撃(いじょうこうげき)とは、自軍の艦船から敵の艦船に対し、戦闘員を乗り移らせて攻撃する海戦術である。切り込みやアボルダージュ()とも呼び、特に敵艦に接舷して直接に乗り移る方式を指して接舷攻撃とも呼ぶ。
栄光の6月1日
栄光の6月1日(えいこうのろくがつついたち、Glorious First of June)は、1794年6月1日、大西洋上でイギリス(グレートブリテン王国)と第一共和政下のフランスとの間で行われた、フランス革命戦争における最初にして最大級の海戦である。
戦列艦
戦列艦(せんれつかん、ship of the line)は、17世紀から19世紀にかけてのヨーロッパ諸国で使用された軍艦の一種。その艦隊が単縦陣の戦列(Line of battle)を構成し、同じく戦列を構成する敵艦隊との砲戦を行った。
10月21日
10月21日(じゅうがつにじゅういちにち)は、グレゴリオ暦で年始から294日目(閏年では295日目)にあたり、年末まであと71日ある。
74門艦
74門艦は2層戦列艦の一種で、名目上は74門の砲を積んでいる艦のこと。もともとは18世紀中盤のフランス海軍で発達した艦種で、火力と帆走性能のバランスがよかったためにイギリス海軍をはじめとするヨーロッパ諸国で広く建造された。74門艦は19世紀はじめの海軍の主役だったが、建造技術の発展により大型艦が容易に造れるようになったことや蒸気機関の導入に伴い次第に衰退していった。