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チオペンタール
チオペンタール (Thiopental) は、バルビツール酸系の麻酔薬の一つ。静脈注射により、鎮静・催眠効果を示す。商品名はラボナール (Ravonal)。一般名として、チオペントンとも呼ばれてきた。 日本では全身麻酔の導入などに広く用いられている。同種の薬効のあるプロポフォールに比べて血管痛が少ない、もしくはほとんどない。アメリカでは死刑執行時に意識を無くす薬物として知られるが、アメリカでは2009年に製造停止に至り、入手困難となっている。
バルビツール酸系
バルビツール酸系(バルビツールさんけい、Barbiturate、バルビツレート)は、鎮静薬、静脈麻酔薬、抗てんかん薬などとして中枢神経系抑制作用を持つ向精神薬の一群である。構造は、尿素と脂肪族ジカルボン酸とが結合した環状の化合物である。それぞれの物質の薬理特性から適応用途が異なる。バルビツール酸系は1920年代から1950年代半ばまで、鎮静剤や睡眠薬として実質的に唯一の薬であった。 1903年にバルビタールが合成され人気を博し、1912年には効果が長いフェノバルビタールが合成された、1923年にはアモバルビタール、1930年にペントバルビタールと合成が続いた。1960年代には、危険性が改良されたベンゾジアゼピン系が登場しバルビツール酸に代わって用いられることとなった。麻酔やてんかんを除き、当初の鎮静催眠薬としてのバルビツール酸系の使用はもはや推奨されていない。医師の幇助による安楽死、死刑執行、動物の安楽死にも用いられるが、アメリカではチオペンタールが製造停止されており、欧州連合 (EU) による死刑制度停止の使命と相まって、入手が困難となっている。
睡眠薬
睡眠薬(すいみんやく、Hypnotic、Soporific、Sleeping pill)とは、不眠症や睡眠が必要な状態に用いる薬物である。睡眠時の緊張や不安を取り除き、寝つきをよくするなどの作用がある。眠剤、睡眠導入剤、催眠薬とも呼ばれる。多くは国際条約上、乱用の危険性のある薬物に該当する。ハーバード大学医学部によると、睡眠薬や市販の睡眠改善食品を使用する前に、医師に相談する必要がある。 これらの薬による「睡眠」とは比喩であり、麻酔として使用された場合に意識消失を生じさせていることであり、通常の睡眠段階や自然な周期的な状態ではない。患者はまれにしか、麻酔から回復し新たな活力とともに気分がすっきりすることを感じない。この種類の薬には一般的に抗不安作用から意識消失までの用量依存的な効果があり、鎮静/催眠薬と称される。
見る シグモダールと睡眠薬
精神安定剤
精神安定剤(せいしんあんていざい、Tranquilizer)は、現代的な呼び方では抗不安薬に相当する向精神薬の一種である。当初トランキライザーの語が精神障害に有効な薬を指して使われ、1958年には静穏剤の訳語も紹介された。1960年代にベンゾジアゼピン系の薬剤が登場しトランキライザーと呼ばれるようになり、次第に神経症の不安に有効なものをマイナートランキライザー、抗精神病作用のある薬をメジャートランキライザーと呼ぶようになった。 古い呼称であり現在では、トランキライザーやマイナートランキライザーではなく抗不安薬、メジャートランキライザーではなく抗精神病薬と呼ぶことが一般的である。またこれらが登場する1950年代半ばまでは、精神医療の薬物療法としては使われたのは、もっぱら鎮静剤、催眠剤である。
見る シグモダールと精神安定剤
麻酔
麻酔(ますい)とは、ヒトまたは動物を対象として誘発される、感覚または意識の制御された一時的な喪失の状態を指す。 麻酔には、鎮痛(痛みの緩和または防止)、不動化(筋肉の弛緩)、健忘(記憶の喪失)、および、これら4つの要素の一部または全部が含まれる。麻酔薬の作用下にある個体は、「麻酔がかかっている」と呼ばれる。 麻酔をかけないと耐えられないような強い痛みを伴う処置や、技術的に不可能な処置も、麻酔をかければ痛みを感じさせずに行うことができる。麻酔は、意識消失の深さにより、3つの種類に分類される。
見る シグモダールと麻酔
抗てんかん薬
抗てんかん薬(こうてんかんやく、Anticonvulsant、antiseizure drugs)は、癲癇および痙攣に使用する薬品である。おしなべてハイリスク薬である。治療域と有毒域が近いため治療薬物モニタリングが必要になる薬が含まれる。カンナビジオール(略称CBD)では、乱用、依存、身体依存、耐性はみられない。
参考情報
バルビツール酸系
- アモバルビタール
- シクロバルビタール
- シグモダール
- セコバルビタール
- バルビタール
- バルビツール酸
- バルビツール酸系
- バルビツール酸系依存症
- バルビツール酸系過量服薬
- ビニルビタール
- フェノバルビタール
- ブコローム
- ヘプタバルブ
- ペントバルビタール
- レポサール
有機臭素化合物
- 1,3-ジブロモ-5,5-ジメチルヒダントイン
- 1-ブロモ-3-クロロ-5,5-ジメチルヒダントイン
- DBNPA
- N-ブロモスクシンイミド
- アゲリフェリン
- アダリン
- シグモダール
- ジブロモクロロメタン
- ジブロモジフルオロメタン
- ジブロモフルオロメタン
- トリブロモイソシアヌル酸
- ハロタン
- ハロモン
- フロキシン
- ブリブジン
- ブロノポール
- ブロマシル
- ブロムワレリル尿素
- ブロモアセトン
- ブロモクロロジフルオロメタン
- ブロモクロロメタン
- ブロモジクロロメタン
- ブロモジフルオロメタン
- ブロモデオキシウリジン
- ブロモトリフルオロメタン
- ブロモピルビン酸
- ブロモフルオロメタン
- ブロモヨードメタン
- ブロモ酢酸
- ブロモ酢酸エチル
- 塩化ブロモジフルオロアセチル
- 有機臭素化合物
- 臭化ベンジル
- 臭化水素酸塩
- 貝紫色

