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わら半紙

索引 わら半紙

わら半紙(わらばんし、藁半紙)とは稲藁や麦藁を原料とする半紙である。 明治期からは藁を原料とするパルプから製造された洋紙をさす言葉となり、藁を原料としなくなった現在は中質紙や、さらにその下級紙である更紙(ざらし)、あるいは再生紙をさす言葉として慣例的に使われることがある。また、わら半紙の厚手の物を黄ボール(黄板)と言う。 本項では主に明治期以降にわら半紙と呼ばれているものについて記載する。.

24 関係: 半紙上質紙リグニンリソグラフトナープリンターパルプホームセンター和紙インクシャープペンシル紙リサイクル複写機謄写版黄ボール輪転印刷機板紙明治昭和書道1990年代

半紙

半紙(はんし)とは、和紙の寸法の事実上の標準規格であり、現在では横25センチメートル程度、縦35センチメートル程度に裁断されている。もともとは大判の杉原紙(全紙)を半分に切って用いた事から、この名がある。 平安時代の「延喜式」の細則に和紙の規格の記載があり、その寸法は、横二尺三寸(70センチメートル)、縦一尺三寸(39センチメートル)でありそれを半分に切って使ったことからこのように呼ぶようになった。江戸時代には専ら包装用に用いられ、明治時代から習字に用いるようになった。これを更に半分に裁ち(半裁。全紙の1/4になる)、二つ折りにしたものが、力水を吐き出す際に使う「力紙」。 現在では、毛筆習字用に文房具として大量生産されており、最初からこの大きさで漉かれている。もっとも最初からこの大きさ.

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'''墨''' 写真左手奥から「墨」「筆」。中央には「硯」。硯の一部分は窪み、硯の表面で水とすられた墨は窪みの「海」へ溜まる 墨(すみ)とは、菜種油やゴマ油の油煙や松煙から採取した煤を香料と膠で練り固めた物(固形墨)、またこれを硯で水とともに磨りおろしてつくった黒色の液体をいい、書画に用いる。 また墨を液状にしたものを墨汁(ぼくじゅう)または墨液と呼ぶ。 墨汁の原材料には化学的な合成物が使われている場合もある。化学的には墨汁の状態はアモルファス炭素の分散したコロイド溶液である。.

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上質紙

上質紙(じょうしつし)は、化学パルプ配合率が100%の洋紙を指す。主に印刷用に使用される紙で、非塗工印刷用紙の上級印刷紙に分類される。「WOODFREE PAPER」とも言う。.

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リグニン

リグニン(lignin)とは、高等植物の木化に関与する高分子のフェノール性化合物であり、木質素とも呼ばれる。「木材」を意味するラテン語 lignum から命名された。.

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リソグラフ

リソグラフ (RISOGRAPH) は、理想科学工業が1973年(昭和48年)から販売している簡易印刷機である。 謄写版メーカーだった理想科学工業の技術が生かされている。製版された原紙(マスター)をドラムに巻きつけて印刷する。印刷方式としては孔版印刷に分類される。 コピー機感覚で操作でき、製版から印刷まで高速・低コストで行える。コピー機と比べた場合、印刷部数が数十枚以上の場合にはリソグラフを使用したほうが時間・コストともに有利である。そのため、特に官公庁や学校で広く使われている。 登場時の製品は製版機 (FX7200) と印刷機 (AP7200) に分けられていたが、後に一体型が主流となり、さらに最近はパソコンを接続してパソコンから直接印刷できるタイプのものや、同時2色印刷ができるものもある。 1986年(昭和61年)ごろにはタモリがCMに出演している。BGMは「カリンカ」の商品名への替え歌。.

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トナー

トナー(英:toner)は、レーザープリンター及び複写機で使用される、帯電性を持ったプラスチック粒子に黒鉛・顔料等の色粒子を付着させたミクロサイズの粒から成る粉である。静電気を利用して紙にトナーを転写させ、熱によって定着させることで印刷する。 カラー印刷の場合、通常シアン、マゼンタ、黄色、黒の4色が用意される。英語で「tone」とは色調のことであり、それから由来する。 トナーカートリッジの図例 トナーはカートリッジと呼ばれる専用の容器(トナーカートリッジ)に入れられ、それをプリンターに挿入して使用される。トナーカートリッジは、トナーを充填した容器だけのものとドクターブレード・アドローラー・現像ローラー(スリーブ)が組み込まれた容器のもの、それに感光体ドラムを付属したカバーを組み合わせたものなどがある。何れも、機種・メーカーによって異なる。.

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プリンター

プソン・PM-700C(1996年〈平成8年〉11月発売) プリンター()は、印刷用の機器の総称である。印刷機(いんさつき)などとも呼ばれる。 本稿では特にコンピュータからの情報の出力に用いられる機械について説明する。その他のプリンター、印刷機については、印刷を参照。.

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パルプ

パルプとは、主に製紙に用いるために分離した植物繊維である。現在は主に木材を原料としてパルプを製造するが、水素結合を生じる繊維であれば製紙原料として使用できるため、草・藁・竹などの原料からパルプを抽出することも出来る。 1719年、フランス人のレオミュールは、スズメバチの巣が木の繊維でできていることを発見し、木材パルプを使った紙を作ることを思いついた。1765年になり、ドイツ人のシェッフェルがそれを実際に行い、巣から紙を作ることに成功する。1840年になり、ドイツ人のケラーがパルプを人工的に製造する方法を見つけ、1854年、砕木機をケラーが開発したことから紙を大量に製造できるようになった。.

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ホームセンター

ホームセンター(カインズホーム原町店) Soigniesの(ベルギー) - 典型的な古いハードウェアストアの内部。 ホームセンターとは、主として日用雑貨や住宅設備に関する商品を販売する小売店の業態である。 なお、ホームセンター (home center) は和製英語である。英語ではHardware store, DIY store, Home improvement retailerなどと表現されるものが近い(「近い」のであって、「と、表記される」のではない。例えば hardware store という表現は(本来は)工具や鍋釜や刃物といった金属製品が「硬い」ということに由来しており、日本語では雑貨屋の細分類である「金物屋」に(本来は)相当するのであって、近年の日本でいう「ホームセンター」のような総合的な店のことを「表記」してはいない)。.

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和紙

和紙(わし/わがみ)は、日本古来の紙。欧米から伝わった洋紙(西洋紙)に対して日本製の紙のことをさす。日本紙と同義。.

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インク

ラーインクとペン 万年筆と文字 インク()とは顔料・染料を含んだ液体、ジェル、固体で、文字を書いたり表面に色付けするために用いられるものである。油性、水性などの種類がある。筆記や印刷で用いるものはオランダ語由来のインキ()と呼ぶ場合が多い。 日本や中国で古くから使われている墨もインクの一種である。 油性インクは長時間未使用のまま保存するとインクが固まってしまう、水性インクは保存には優れているが水に濡れると滲んでしまう弱点がある。近年はボールペンやプリンターなどで「水性顔料インク」が多用されている。長期の保存に耐え、水に濡れても滲みにくく手についても水洗いで落とせるなどといった利点を持っている。.

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シャープペンシル

ャープペンシル シャープペンシル()とは、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる機械式筆記具である 特許庁。略称で「シャープ」、「シャーペン」とも呼ばれ、「シャープペン」の表記も一般に見られる, ゼブラ, 2015年12月21日, 2016年4月9日閲覧.

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紙(かみ)とは、植物などの繊維を絡ませながら薄く平(たいら)に成形したもの。日本工業規格 (JIS) では、「植物繊維その他の繊維を膠着させて製造したもの」と定義されている。 白紙.

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紙リサイクル

紙リサイクル(かみリサイクル、)とは、家庭から出る古紙を資源ごみとして回収し、製紙メーカーが再生紙にするプロセスのことを言う。.

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複写機

PPC複写機(富士ゼロックスのDocuCentre 505 複写機(ふくしゃき)は、原稿や本等を複写する装置である。一般には、コピー機とも呼ばれる。.

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謄写版

ンのミメオグラフ(1889年時点の広告) 謄写版(とうしゃばん)は、印刷方法の1つ。孔版印刷の1種である。ガリ版(がりばん)ともいう。 謄写印刷の原型は、トーマス・エジソンが、1893年ごろに開発した「ミメオグラフ」である。これを日本に合うように改良し、謄写版(堀井謄写版)として発明したのが、堀井新治郎父子である。完成は1894年であり、これが現代につながる最初の謄写版印刷機であるとされる。ほぼ20世紀全体を通して、日本で多く使われた。 1894年(明治27年)1月、堀井新治郎父子が謄写版を発明。7月に発売開始し、11月に旧原紙を発売した。.

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黄ボール

ボール(きボール)は板紙の一種で、本来は稲わらや麦わらを原料とした板紙であるが、近年は古紙パルプに黄色の染料を使い着色した物がある。黄板、黄板紙とも呼ばれる。.

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輪転印刷機

輪転印刷機(りんてんいんさつき)とは印刷機械の一種。輪転機の印刷部分。輪転機は給紙や折部の装置を含む。大量で高速な印刷に用い、主に新聞や、大量部数を発行する雑誌の印刷に使われる。輪転機はロール紙であるのに対し、枚葉機は決まったサイズの用紙に印刷する。ただしリソグラフやプリポート等のステンシル印刷または孔版印刷の機械も輪転機と称されることがある。.

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藁の束 藁(わら)とは、稲・小麦等、イネ科植物の主に茎を乾燥させた物。稲作や麦作において発生する副産物であり、燃料、飼料、工芸品・生活用具などの原料としても利用されてきた。.

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板紙

板紙(いたがみ)とは、紙の中でも厚いものを指す。一般には多層抄き(積層紙)のものに限定するが、単層抄きのものも含めることもある。以下は多層抄きの場合である。.

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明治

明治(めいじ)は日本の元号の一つ。慶応の後、大正の前。新暦1868年1月25日(旧暦慶応4年1月1日/明治元年1月1日)から1912年(明治45年)7月30日までの期間を指す。日本での一世一元の制による最初の元号。明治天皇在位期間とほぼ一致する。ただし、実際に改元の詔書が出されたのは新暦1868年10月23日(旧暦慶応4年9月8日)で慶応4年1月1日に遡って明治元年1月1日とすると定めた。これが、明治時代である。.

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昭和

昭和(しょうわ)は日本の元号の一つ。大正の後、平成の前。昭和天皇の在位期間である1926年(昭和元年)12月25日から1989年(昭和64年)1月7日まで。20世紀の大半を占める。 昭和は、日本の歴代元号の中で最も長く続いた元号であり、元年と64年は使用期間が共に7日間であるため実際の時間としては62年と14日となる。なお、外国の元号を含めても最も長く続いた元号であり、歴史上60年以上続いた元号は日本の昭和(64年)、清の康熙(61年)および乾隆(60年)しかない。 第二次世界大戦が終結した1945年(昭和20年)を境にして近代と現代に区切ることがある。.

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書道

京都・東寺蔵 『蘭亭序』(部分)王羲之 書道(しょどう)または書(しょ)とは、書くことで文字の美しさを表そうとする東洋の造形芸術である。カリグラフィーの一種。中国が起源であるが、日本語圏においては漢字から派生した仮名、ベトナム語圏では同じく漢字から派生したチュノムやローマンアルファベットを使用するクォック・グーなどでも創作活動が行われている。2009年に中国の書道が、ユネスコの無形文化遺産に登録された。 本項では主に中国語圏及び日本語圏の書道について述べる。その他の文字・地域における書道は他の文字による書道を参照。.

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1990年代

1990年代(せんきゅうひゃくきゅうじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1990年から1999年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた1990年代について記載する。.

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