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サーガ

索引 サーガ

ーガ(Sága。綴りは他にSagaとも)は、北欧神話に登場するアース神族の女神である。フリッグと同一人物ではないかとも考えられているが詳細は不明『エッダ 古代北欧歌謡集』58頁。。その名前は「何かを見る」あるいは「知らせるもの」を意味するのではないかといわれている。彼女の存在は『グリームニルの言葉』の中で言及されている。 Lorenz Frølichによって描かれたサーガとオーディン。 セックヴァベック (Sökkvabekkr) とは「沈んだ長椅子の広間」という意味である。 また彼女の名は『スノッリのエッダ』の『ギュルヴィたぶらかし』第35章にも見られ、女神の中ではフリッグに次いで2番目に偉いとされている。 『エッダ 古代北欧歌謡集』によると、サーガは巫女であり、またスカルド詩によく登場するという。.

12 関係: 女神北欧神話フリッグアース神族オーディンギュルヴィたぶらかしグリームニルの言葉スノッリのエッダスカルド詩セックヴァベック谷口幸男新潮社

女神

リシア神話の女神アプロディーテー 女神(めがみ)とは、女性の姿を持つ神のこと。.

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北欧神話

北欧神話の神々は不死ではないため、最終戦争であるラグナロクまで老いることのないよう、イズンの黄金の林檎を食べなければならない。1890年、J・ペンローズ作 北欧神話(ほくおうしんわ、アイスランド語:Norræn goðafræði、ノルウェー語:Norrøn mytologi、スウェーデン語:Nordisk mytologi、デンマーク語:Nordisk mytologi)は、キリスト教化される前のノース人の信仰に基づく神話。スカンディナビア神話とも呼ばれている。ゲルマン神話の一種で、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイスランドおよびフェロー諸島に伝わっていたものの総称。普通、フィンランド神話とは別系統のものとされる。 神話は主にキリスト教化以前に存在した現地の宗教と、主にノルウェー人が入植、定住し、北欧神話の文書化された典拠の大多数が収集されるに至ったアイスランドを含むスカンディナヴィア人の伝説と信仰で構成されている。北欧以外のゲルマン人は、早くからキリスト教化されたため、民族独自の神話や思想を示す書物がほとんど残っていない。そのため北欧神話は、年代の古い一般的なゲルマン・ペイガニズムが最も良い状態で保存されており、ゲルマン人の古来の習俗や精神を理解する上で貴重な資料となっている。このゲルマン・ペイガニズムは、アングロ・サクソン神話と極めて密接に関連した内容を含んでいる。なお、ゲルマン神話は初期のインド・ヨーロッパ神話から発展したものである。 北欧神話は北ゲルマン民族によって共有されていた信仰や物語が集約されたもので、神話は詩の形で口承により伝えられ、現存する神話についての知識は主にスノッリ・ストゥルルソンにより書かれた『エッダ』や、キリスト教化中またはその後に書き下ろされた、中世における他の版本に基づいている。北欧神話は基本的に古ノルド語で著わされているが、『デンマーク人の事績』などラテン語で書かれたものもある。 北欧神話の中にはスカンディナヴィアの伝承の一部となり、現在まで生き残ったものもある。その他は近年、ゲルマン・ネオペイガニズムとして再考案・構築されている。ステージでの上演劇や映画同様、神話は現在も様々な文学の着想として残されている。.

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フリッグ

フリッグ(Frigg)は、北欧神話に登場する愛と結婚と豊穣の女神。.

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アース神族

アース神族(古ノルド語:Ás, Áss, 複数形:Æsir, 女性形:Ásynja, 女性複数形:Ásynjur, 古英語:Ós, ゲルマン祖語再建形:*Ansuz, アサ神族とも)とは、北欧神話における最高神オーディンを長とする神々の系統のことである。 スノッリ・ストゥルルソンがいくつかの文献で述べている伝説によれば、アース神族はアジアからドニエプル川下流に移り、ヴァン神族と戦うが、後に和解、人質としてニョルズとその息子フレイ、娘フレイヤを受け取った。 アース神族は、世界の中心アースガルズに住む。神々はしばしば巨人の脅威にさらされるが、その度にトールの剛勇やロキの頭脳で難を逃れる。世界終末戦争ラグナロクでは死力を尽くして戦うが、世界と共に滅ぶ事となる。.

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オーディン

流離人オーディン。このように絵画などでは一般に、片目が無い、長い髭を持った老人で、つばの広い帽子を被り、グングニルという槍を持った姿で表される。スウェーデンの画家ゲオルク・フォン・ローゼンによる(1886年)。 オーディンは、北欧神話の主神にして戦争と死の神。詩文の神でもあり吟遊詩人のパトロンでもある。魔術に長け、知識に対し非常に貪欲な神であり、自らの目や命を代償に差し出すこともあった。.

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ギュルヴィたぶらかし

『ギュルヴィたぶらかし』(古ノルド語・アイスランド語:Gylfaginning)とは、スノッリの『エッダ』を構成する作品の一つで、『エッダ』の第1部にあたり、約20,000語から成る。 スウェーデンの王ギュルヴィとオーディンの間で交わされる質疑応答の形で、北欧神話における世界の創造から滅亡、再生までの物語がエッダ詩やスカルド詩からの引用とともに語られている。 現在一般によく知られている形の「北欧神話」は、その大部分をこの作品に依拠している。.

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グリームニルの言葉

『グリームニルの言葉』(グリームニルのことば、Grímnismál、Sayings of Grímnir)は、『詩のエッダ』にある神話詩の1編である。『グリームニルの歌』(グリームニルのうた)とも。 作品は写本の『王の写本』および『AM 748 I 4to』の断片に保存されており、10世紀の初め頃にノルウェーまたはアイスランドで成立したと考えられている『エッダ 古代北欧歌謡集』p.291(解説「一 エッダ 4 各篇解説 グリームニルの歌」)。。作品は、ゲイルロズ王に(彼の誤解によって)苦しめられる神オージンの、数多くの異相の1つ「グリームニル」の発言を通じて物語られる。オージンはゲイルロズ王を王自身の剣の刃に倒れさせることで、彼の破滅的な過ちを証明した。 枠物語の形式をとる散文の部分は、おそらくは『グリームニルの言葉』の本来の物語の一部ではなかった。作品は長い散文の部分から始まり、グリームニルの独白までの主だった状況を記述している。そして本文は詩の韻文の54の節から構成されている。詩の最後のわずかな部分はまた散文になり、ゲイルロズの終末の顛末、彼の息子の即位とオージンの失踪を伝える。.

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スノッリのエッダ

ノッリのエッダ(ON. Snorra Edda、略記号: SnE)とは、1220年ごろにアイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンが著した詩の教本である。 若手の詩人たちに北欧神話と詩の技法を教授する目的で書かれた。たいへんよくまとまっている上に、失われたエッダ詩(古エッダ)やスカルド詩も数多く含まれており、この本なくして北欧神話、ひいてはゲルマン神話を現代に復元することはほぼ不可能であると言ってよい。 元々は単なる「エッダ」(Edda) という名前であったが、この作品に引用される歌謡の形式もエッダと呼ばれるようになったため、区別して「スノッリのエッダ」(スノラエッダとも)、あるいは「新エッダ」(Younger Edda) 「散文のエッダ」(Prose Edda) などと呼ばれるようになった。 『エッダ』という題名、および作者がスノッリ・ストゥルルソンであるという事実は、『エッダ』の写本の一つ『ウプサラ写本』の記述に基づいている。.

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スカルド詩

ルド詩(スカルドし、吟唱詩とも)とは、9世紀から13世紀ごろの北欧(特にスカンディナヴィアやアイスランド)で読まれた古ノルド語の韻文詩のことである。宮廷律、ヘイティ、ケニングの多用などの特徴をもつ。神話や古代の英雄を謳ったエッダ詩とは対照的に、その詩が詠まれた当時の王や戦士を主題として取り上げたものが多い。また概してエッダ詩より複雑な技法が用いられている。サガや石に刻まれたルーン文字の碑文などにみられる。.

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セックヴァベック

ックヴァベック(Sökkvabekkr)は、北欧神話に登場する宮殿のことである。その名前は、「沈んだ土手(sunken bank)」、「沈んだ長椅子(sunken bench)」、「財宝の貯蔵所(treasure bank)」Orchard (1997:152) と Lindow (2001:265) には "sunken bank" がみられる。Byock (2005:175) には "sunken bank or bench" がみられる。Simek (2007:297) には "sunken bank" または "treasure bank" がみられる。、または「沈んだ長椅子の広間」の意味である。 『ギュルヴィたぶらかし』には、女神サーガが住む大きな館だと書かれている。 『グリームニルの言葉』第7節には、オーディンとサーガが毎日のように黄金の杯で酒を楽しむことが書かれている。セックヴァベックは4番目に紹介される。.

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谷口幸男

谷口 幸男(たにぐち ゆきお、1929年7月ReaD「谷口幸男」 - )は、日本の文学者、文学研究者、民俗学者、翻訳家。専門はドイツ文学および北欧文学。.

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新潮社

株式会社新潮社(しんちょうしゃ)は、日本の出版社。.

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