ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ケブレーン

索引 ケブレーン

ブレーン(Κεβρήν, Kebrēn, Cebren)は、ギリシア神話に登場する神で、イーリオス(トロイア)付近を流れるケブレーン河の河神(ポタモイ)である。ポタモイの娘は全員がナーイアスとされていて、ケブレーンも例外ではなく、ケブレーンの娘アステロペーはアイサコスと、オイノーネーはトロイアの王子パリスと結婚したとされる。.

13 関係: 岩波文庫ナーイアスポタモイトロイアパリスアポロドーロスアイサコスイリオスオイノーネーギリシア神話ステロペー高津春繁

岩波文庫

岩波文庫(いわなみぶんこ)は、株式会社岩波書店が発行する文庫本レーベル。1927年(昭和2年)7月10日に、ドイツのレクラム文庫を模範とし、書物を安価に流通させ、より多くの人々が手軽に学術的な著作を読めるようになることを目的として創刊された日本初の文庫本のシリーズ。最初の刊行作品は『新訓万葉集』などであった。.

新しい!!: ケブレーンと岩波文庫 · 続きを見る »

ナーイアス

ナーイアス(Ναιάς, Nāïas)は、ギリシア神話に登場する妖精種族で、泉や川のニュンペーである。ギリシア語のνάειν, naein (流れ)またはνἃμα, nama (流水)に由来する。英語、フランス語などではナイアド(Naiad、Naïad)。英語ではネイアドとも発音する。ドイツ語などではナヤーデ(Najade)。 複数形はナーイアデス(Ναιάδες, Nāïades)。英語ではナイアズ(Naiades)。 日本語では長母音を省略してナイアス、ナイアデスとも表記される。海のニュムペーであるネーレーイス(ネレイド)とは別。.

新しい!!: ケブレーンとナーイアス · 続きを見る »

ポタモイ

ポタモイ(Ποταμοί, )とは、ギリシア神話に登場する河川の神々である。オーケアノスとテーテュースの子供たちで、多数の神々を含んでおり、たとえばケブレーンやペーネイオスなどがいる。また彼らの娘たちはみなナーイアスであるとされている。なおポタモイたちを描いた絵画には特徴があり、主に次の3種類の姿で描かれることが多い。すなわち、上半身はウシの頭を持った人間の男性でウエストより下の下半身はヘビのように細長い魚の姿、または、上半身は人間の頭を持った雄牛でウエストより下の下半身はヘビのように細長い魚の姿、または、水が常に流れ出しているアンフォラの上に腕を乗せている姿の3通りである。.

新しい!!: ケブレーンとポタモイ · 続きを見る »

トロイア

トロイア (Troia).

新しい!!: ケブレーンとトロイア · 続きを見る »

パリス

パリス(Πάρις, Paris)は、ギリシア神話の英雄である。 イーリオス(トロイア)王プリアモスとヘカベーとの間に生まれた。出生時の名前アレクサンドロスでも知られる。長兄にイーリオスの英雄ヘクトール、妹に悲劇の予言者カッサンドラーを持つ。「パリスの審判」により、イーリオスに戦乱(ひいては滅亡)をもたらしたことで知られる。.

新しい!!: ケブレーンとパリス · 続きを見る »

アポロドーロス

アポロドーロス(Apollodoros)は、古代ローマ時代のギリシャの著作家。長母音表記を省略してアポロドロスとも。『ビブリオテーケー』(『ギリシア神話』)の編纂者として知られる。1世紀から2世紀頃の人物と推定されている。 紀元前2世紀後半ごろのアテーナイの文法家にアポロドーロスという人がいて、著作『神々について』、『年代記』の断片が現存している。かつてこのアポロドーロスと、『ビブリオテーケー』の編者は同一人物と見なされていたが、後年の研究によって、別人説が有力となっている。このため、『ビブリオテーケー』の編者は「偽アポロドーロス」とも呼ばれる。 『ビブリオテーケー』の編者については、9世紀にフォティオスが言及しているのが初出で、その後ツェツェース(Tzetzes, およそ1110年 - 1180年)が引用しているが、それ以前の記録は無い。伝承の諸写本ではこのアポロドーロスを「アテーナイ人にして文法家」、フォティオスも「文法家」と呼んでおり、古代後期の頃からこの両者は同一視されていたと見られる。 19世紀に入り、ローベルト(C.Robert)の研究(1873年)によって別人説が打ち出された。すなわち、アテーナイ人の文法家の著書の断片と『ビブリオテーケー』の比較から、文法家の合理主義的神話解釈と『ビブリオテーケー』の古代文学より伝承された神話の無批判的な編纂方針に於ける大きな乖離があることである。また、『ビブリオテーケー』ではカストール(Kastor)が引用されているが、異説はあるにせよ、ストラボンやスーイダースの伝えるところによれば、カストールは紀元前1世紀の歴史家であることから、『ビブリオテーケー』の編者としてのアポロドーロスは、最も早くとも紀元前1世紀より遡ることはないとの見解が有力である。とはいえ、年代を紀元前1世紀以後のいつごろに帰すべきかについては諸説の一致を見ておらず、「1世紀から2世紀ごろ」についても推定の域を出ていない。.

新しい!!: ケブレーンとアポロドーロス · 続きを見る »

アイサコス

アイサコス(Αἴσακος,, Aesacus)は、ギリシア神話の人物である。トロイアの王プリアモスとメロプスの娘アリスベーの子アポロドーロス、3巻12・5。。あるいは河神グラーニーコスの娘アレクシロエーとの子オウィディウス『変身物語』11巻。。妻は河神ケブレーンの娘アステロペー。.

新しい!!: ケブレーンとアイサコス · 続きを見る »

イリオス

イリオス(古代ギリシア語イオニア方言形:イーリオス)は、ギリシア神話に登場する都市。イリオン(イオニア方言形:イーリオン)、トロイア(アッティカ方言形:トロイア、イオニア方言形:トロイエー、ドーリス方言形:トローイア)、トロイ(英語:Troy)、トロイアー(古典ラテン語:トロイヤ)などとも呼ばれる。現在のトルコ北西部、ダーダネルス海峡以南(同海峡の東側、アジア側、トルコ語ではトゥルヴァ)にあったとされる。遺跡の入り口には、有名な「トロイの木馬」の複製が建てられている。 一般に、ハインリヒ・シュリーマンによって発掘された遺跡がイリオスに比定されている。神話ではかなりの規模を持った都市国家であるが、現在発掘によって確認される遺跡は城塞以上のものではない。ギリシア神話においては、アガメムノーンを頭とするアカイア軍に滅ぼされたとされ、そのあらましはホメロスの『イーリアス』をはじめとする叙事詩環に描かれている。 トロイの古代遺跡については、イリオス遺跡を参照のこと。.

新しい!!: ケブレーンとイリオス · 続きを見る »

オイノーネー

イノーネー(Οἰνώνη, )は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してオイノネとも表記される。イーデー山に住むニュムペーで、河神ケブレーンの娘。レアーから予言の術を、アポローンから薬草について学んでいた。トロイアの王子パリスがイーデー山で羊飼いをしていた頃の妻で、コリュトスの母。パリスを深く愛していたが後にパリスに捨てられた。 パリスは生まれたときにトロイアに災いをもたらす者として捨てられ、イーデー山で成長し、オイノーネーを妻とした。しかしパリスは3女神がイーデー山にやって来て美の審判を求めたときアプロディーテーの味方をした。そして審判の後オイノーネーを捨てて褒美である世界一の美女ヘレネーを誘拐しようとした。オイノーネーは予言の術によって誘拐をやめさせようとしたが説得できなかったため、もし誰も癒せない傷を負ったら治せるのは自分だけだから、そのときは戻ってくるように言った。 その後パリスの誘拐によってトロイア戦争が起こり、パリスはピロクテーテースの弓矢によって癒えない傷を負い、瀕死となった。パリスはオイノーネーに癒してもらうためにイーデー山に戻った。しかしオイノーネーはパリスを怨んで追い返し、パリスはイーデー山を降りる途中で死んだ。オイノーネーは嘆いてパリスの火葬場に走っていき、火葬の炎に飛び込んで自殺した。あるいはパリスを追い返したことを後悔し、薬を持って追いかけたがすでに死んでいたため、首をつって自殺した。.

新しい!!: ケブレーンとオイノーネー · 続きを見る »

ギリシア神話

リシア神話(ギリシアしんわ、ΜΥΘΟΛΟΓΊΑ ΕΛΛΗΝΙΚΉ)は、古代ギリシアより語り伝えられる伝承文化で、多くの神々が登場し、人間のように愛憎劇を繰り広げる物語である。ギリシャ神話とも言う。 古代ギリシア市民の教養であり、さらに古代地中海世界の共通知識でもあったが、現代では、世界的に広く知られており、ギリシャの小学校では、ギリシャ人にとって欠かせない教養として、歴史教科の一つになっている。 ギリシア神話は、ローマ神話の体系化と発展を促進した。プラトーン、古代ギリシアの哲学や思想、ヘレニズム時代の宗教や世界観、キリスト教神学の成立など、多方面に影響を与え、西欧の精神的な脊柱の一つとなった。中世においても神話は伝承され続け、その後のルネサンス期、近世、近代の思想や芸術にとって、ギリシア神話は霊感の源泉であった。.

新しい!!: ケブレーンとギリシア神話 · 続きを見る »

ステロペー

テロペー(Στερόπη, )、またはアステロペー (Ἀστερόπη) は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してステロペ、アステロペとも表記される。主に、.

新しい!!: ケブレーンとステロペー · 続きを見る »

(かみ)は、信仰の対象として尊崇・畏怖  されるもの。 一般的には「古代ギリシア語:Θεός テオス、ラテン語:deus、Deus デウス、英:god、God」にあたる外来語の訳語として用いられるが、これらの意味と日本語における「神」は厳密には意味が異なるとされる。詳細は下記を参照。また、英語において、多神教の神々はGodではなく、頭文字を小文字にしてgod、複数形:gods、もしくはdeity、複数形:deitiesと区別する。.

新しい!!: ケブレーンと神 · 続きを見る »

高津春繁

津 春繁(こうづ はるしげ、1908年1月19日 - 1973年5月4日)は、日本の言語学者、比較言語学研究者、古代ギリシア文学研究者。文学博士(東京大学)。東京大学文学部教授、武蔵大学人文学部教授、人文学部長(初代)を歴任。東京大学名誉教授。.

新しい!!: ケブレーンと高津春繁 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

ケブレン

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »