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カラクム砂漠

索引 カラクム砂漠

ラクム砂漠(Kara kumはテュルク系の言語で『黒い砂』を意味する)は、中央アジアのトルクメニスタンに存在する砂漠である。 面積は350,000 km²で、同国の国土の約70%を占める。「死の砂漠」の別名を持つことでも知られている。 西はカスピ海、北はアラル海とトゥラン低地、北東にはアムダリヤ川とキジルクム砂漠がある。 牧畜地帯だが、アムダリヤ川からのカラクム運河によって灌漑農業も発達している。.

15 関係: 中央アジアトルクメニスタントゥラン低地テュルク系民族ダルヴァザアムダリヤ川アラル海カラクーム運河カスピ海キジルクム砂漠国土灌漑砂漠牧畜面積

中央アジア

東南アジア 中央アジアのいくつかの定義。狭い順に濃茶: ソ連の定義+茶: 現代的な定義+淡茶: UNESCOの定義 中央アジアの位置 中央アジア(ちゅうおうアジア)は、ユーラシア大陸またアジア中央部の内陸地域である。18世紀から19世紀にかけては一般にトルキスタンを指したが、現在でも使用される。トルキスタンとは「テュルクの土地」を意味し、テュルク(突厥他)系民族が居住しており、西トルキスタンと東トルキスタンの東西に分割している。 西トルキスタンには、旧ソ連諸国のうちカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの5か国が含まれる(以下、中央アジア5か国と記す)。 東トルキスタンは中華民国に併合されて以降、新疆省と成り、中華人民共和国に併合されて以降は新疆ウイグル自治区と成った。中国領トルキスタン、ウイグルスタンともいう。 広義には、「アジアの中央部」を意味し、東西トルキスタンのほか、カザフステップ、ジュンガル盆地、チベット、モンゴル高原、アフガニスタン北部、イラン東部、南ロシア草原を含む。UNESCOはトルキスタン以外にも、モンゴル地域、チベット地域、アフガニスタン、イラン北東部、パキスタン北部、インド北部、ロシアのシベリア南部などを中央アジア概念の中に含めている。.

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トルクメニスタン

トルクメニスタン(Türkmenistan / Түркменистан)は、中央アジア南西部に位置する共和制国家。カラクム砂漠が国土の85%を占めており、国民のほとんどは南部の山沿いの都市に住んでいて、豊富な石油や天然ガスを埋蔵する。西側でカスピ海に面し、東南がアフガニスタン、西南にイラン、北東をウズベキスタン、北西はカザフスタンと国境を接する。首都はアシガバートで、永世中立国である。20世紀の末から21世紀にかけてソ連からの独立を果たした。.

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トゥラン低地

トゥラン低地 (トゥランていち、Turan Depression, Turan Lowland, Turanian Basin) は南トルクメニスタンからウズベキスタンを通ってカザフスタンまで広がる、低地の砂漠である。ツラン低地とも呼ばれる。 トゥラン低地にはに含まれるカスピ海東部とアラル海南東部が含まれるが、海抜0m以上の土地の部分にも広がっている。トゥラン低地は世界でも有数の大きさの砂漠地帯であり、トゥラン低地の平均年間降水量は381mm以下である。カラクム砂漠はトゥラン低地南部に広がっている。 トゥラン低地にある大都市としてはトルクメニスタンのダショグズ、ウズベキスタンのヌクスとウルゲンチの3つがある。トルクメニスタンのアクチャナヤ (Akchanaya, Акчаная) 低地は海抜-81mである。アムダリヤ川はこの低地を通って南東から北西方向へと流れている。.

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テュルク系民族

世界のテュルク系民族の分布。濃い青色の部分はテュルク系言語を公用語にしている国。薄い青色の部分はテュルク系言語を公用語にしている自治地域。 テュルク系民族の分布。 テュルク系民族(テュルクけいみんぞく、 または、 、 )は、中央アジアを中心にシベリアからアナトリア半島にいたる広大な地域に広がって居住する、テュルク諸語を母語とする人々のことを指す民族名称である。.

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ダルヴァザ

ダルヴァザ(英語:Darvaza、トルクメン語:Derweze)は、トルクメニスタンのアハル州にある村。カラクム砂漠の中央にあり、首都アシガバードの北約260キロメートルに位置する。意訳すると「関門」。Darvazaの仮名転写としては、ダルヴァザのほか「ダルバザ」・「ダルワザ」とも記される。稀に「タルバサ」と記した文献もある。人口約350人。住民のほとんどは (Teke (Tekke) tribe) で、遊牧半遊牧生活を送っている。2004年、「観光客にとって不愉快な光景だ」としたサパルムラト・ニヤゾフ大統領の命令によって集落が取り壊された。.

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アムダリヤ川

アムダリヤ川(アムダリヤがわ、ペルシア語:آمودریا, Āmū Daryā)は、パミール高原・ヒンドゥークシュ山脈から発するパンジ川とヴァクシュ川が合流し、北西へ向かって流れる。元々はアラル海に注いでいたが、現在は河口部ではほぼ干上がっている。延長2574km、全長1415km「シルクロードの古代都市」P6, 8。.

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アラル海

アラル海(アラルかい、Арал Теңізі、Orol dengizi、Аральское море、Aral Sea、鹹海)はカザフスタンとウズベキスタンにまたがる塩湖である。.

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カラクーム運河

ラクーム運河(Qaraqum Canal, Karakumsky Kanal)は、トルクメニスタンにある世界最大の灌漑および水道用の運河である。 1954年に建設が開始され、1959年に運用開始、1986年に現在運用されている部分が完成した地田, 2009.

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カスピ海

ピ海周辺の地図。黄色の部分が集水域である カスピ海(カスピかい、、)は、中央アジアと東ヨーロッパの境界にある塩湖。世界最大の湖である。カスピの名は古代に南西岸にいたカス族あるいはカスピ族に由来する。カスピ海に近い現在のイラン・ガズヴィーン州都ガズヴィーンは同じ語源であると言われる。現代のペルシア語では一般に「ハザール海」دریای خزرと呼ばれるが、これは7世紀から10世紀にカスピ海からコーカサスや黒海にかけて栄えたハザール王国に由来する(現代ペルシア語では、カスピ海南岸のイランの地名から「マーザンダラーン海」دریای مازندرانとも呼ばれる)。また、トルコ語でも同様の名でHazar Deniziと呼ばれる。中国語では現在に至るまで「裏海」(りかい)と呼ばれる。.

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キジルクム砂漠

キジルクム砂漠の範囲。 キジルクム砂漠(英語:Kyzyl kum)は、カザフスタン、ウズベキスタン、それにトルクメニスタンの一部にかけて広がる砂漠。キジルクムはテュルク諸語で「赤い砂」を意味する。 面積は約29万8000 km2。北東にシルダリヤ川、南西にアムダリヤ川が流れている。金や天然ガスといった資源が眠り、川やオアシス周辺では農業がおこなわれている。 Category:アジアの砂漠 Category:カザフスタンの地形 Category:ウズベキスタンの地形 Category:トルクメニスタンの地形.

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国土

国土(こくど)は、一国の国境線によってその範囲を示された領域。領土、領海を含む。戦争の敗北などにより、その一部を他国に分割、割譲することもある。また、その土地、あるいは島を最初に発見したのはどちらかということで、その帰属の行方が国際的な係争問題に発展しているケースも少なくない。.

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灌漑

管により畑に給水する灌漑施設(2000年) アメリカ合衆国ニュージャージー州での灌漑の様子 芝生に水を撒くスプリンクラー 灌漑(かんがい)とは、農地に外部から人工的に水を供給すること。農作物の増産、ランドスケープの維持、乾燥地帯や乾期の土壌で緑化する際などに利用される。他にも農業生産において、作物を霜害から守る、穀物の畑で雑草を抑制する、土壌の圧密を防ぐといった用途もある。対照的に直接的な降雨のみで行う農業を乾燥農業と呼ぶ。灌漑システムは、塵の飛散防止、下水処理、鉱業などにも使われる。灌漑と排水は組み合わせて研究されることが多い。 なお、「灌」「漑」は二文字とも常用漢字の表外字のため、報道では新聞常用漢字表により「かんがい」とひらがなで表示されるのが一般的である。学校の教材等も同様である。.

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砂漠

ハラ砂漠 アタカマ砂漠 カラハリ砂漠 砂漠(さばく、沙漠)とは、降雨が極端に少なく、砂や岩石の多い土地のこと。 年間降雨量が250mm以下の地域、または降雨量よりも蒸発量の方が多い地域などの定義がある。 植物がほとんど生息せず、水分も少ないため、気温の日較差が激しい。よって農業には適さず、人間の居住が難しい地域(アネクメネ)である。砂漠地は岩石(メサ、ビュート)、礫(れき)、砂、ワジ(涸れ川)、塩湖などで形成され、砂漠地の中で水が得られる希少な場所は人などが生息できるオアシスとなる。 海の砂漠は砂漠ではないが、本項で解説する。.

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牧畜

牧畜(ぼくちく)とは、牛や羊、兎などの家畜を人工的に養育して数を増やし、その乳や肉、それらの加工保存食、皮革や羊毛など家畜の身体に起源する生活用具を主たる生活の糧とする生業を指す。その中でも、特定の居住地を定めずに季節や天候に応じて家畜を引き連れて移動する牧畜生活を遊牧と言う。また、牧畜を主体とする社会を牧畜社会と呼ぶ場合がある。 牧畜社会は人口密度の低い山岳部や半砂漠地帯、大草原地帯など農耕では食糧需要を満たせない場所で盛んに営まれる。牧畜民は隣人からの強奪などによって全財産とも言える家畜を失う危険を常に抱えていたために、男らしさや名誉を重んじる文化や、政府の力を頼らない自衛の文化があるR・E・ニスベット、D・コーエン『名誉と暴力:アメリカ南部の文化と心理』石井敬子、結城雅樹(編訳) 北大路書房 2009年 ISBN 9784762826733 pp.9-16.

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面積

面積(めんせき)とは、平面内の、あるいは曲面内の図形の大きさ、広さ、の量である。立体物の表面の面積の合計を特に表面積(ひょうめんせき)と呼ぶ。.

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