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カダラッシュ

索引 カダラッシュ

ダラッシュ(仏:Cadarache)は、フランスの原子力研究センター。プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、ブーシュ=デュ=ローヌ県サン=ポール=レ=デュランス(fr)に位置している。フランス原子力委員会(Commissariat à l'énergie atomique:CEA)が1959年、ここに原子力研究センターを建設した。 マルセイユより60Km内陸寄りにある。1959年にド・ゴール大統領がフランスの原子力政策を策定して以来、原子力研究の中心地となっている。 フランス初の高速増殖炉ラプソディはここに建設された。 トカマク型核融合炉ITERの建設地を日本の青森県六ヶ所村と争い、選定された。選定は2005年6月28日、モスクワでのことであった。.

15 関係: 原子力・ 代替エネルギー庁 (フランス)原子力発電マルセイユモスクワラプソディ (原子炉)トカマク型ブーシュ=デュ=ローヌ県プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏フランスシャルル・ド・ゴール六ヶ所村青森県高速増殖炉ITER核融合炉

原子力・ 代替エネルギー庁 (フランス)

フランスの原子力・代替エネルギー庁(げんしりょく・だいたいえねるぎいちょう、 仏 Commissariat à l’énergie atomique et aux énergies alternatives 、略称 CEA)とは、『公共事業体』的性格のフランス政府機関で、軍需・民需を問わずに原子力の開発応用を推進する政府機関である。2010年からの新名は原子力・ 新エネルギー庁ともいう。.

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原子力発電

浜岡原子力発電所 泊発電所 島根原子力発電所 チェルノブイリ原子力発電所 原子力発電(げんしりょくはつでん、nuclear electricity generation)とは、原子力を利用した発電のことである。現代の多くの原子力発電は、原子核分裂時に発生する熱エネルギーで高圧の水蒸気を作り、蒸気タービンおよびこれと同軸接続された発電機を回転させて発電する。ここでは主に軍事用以外の商業用の原子力発電の全般について説明する。.

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マルセイユ

マルセイユ (Marseille) は、フランス最大の港湾都市で、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏 (Provence-Alpes-Côte d'Azur, PACA) の首府、ブーシュ=デュ=ローヌ県の県庁所在地である。地中海リオン湾を臨む。.

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モスクワ

モスクワ(ロシア語:Москва́ IPA: マスクヴァー、)は、ロシア連邦の首都。連邦市として市単独でロシア連邦を構成する83の連邦構成主体のひとつとなっており、周囲を占めるモスクワ州の州都でもある。ただし州とは区別され「モスクワ市」(Город Москва)となる。人口は約1150万人でヨーロッパで最も人口の多い都市であり、世界有数の世界都市である。漢字による当て字は莫斯科。英語で発音した場合には、モスコーあるいはモスカウ(Moscow )のようになる。.

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ラプソディ (原子炉)

ラプソディ(仏:Rapsodie)は、フランスの高速増殖炉である。プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、ブーシュ=デュ=ローヌ県のカダラッシュ(Cadarache)に建設された。 フランス初の高速増殖炉である。1967年に初臨界を達成した。ラプソディはループ型の原子炉であり、熱出力は40MWであった。発電は行われなかった。1983年に閉鎖された。 廃炉跡地は、現在ラベンダー畑に囲まれている。プロヴァンス地方では夏の終わりにラベンダーが満開になり、それは非常に超現実的な光景を作り出している。.

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トカマク型

トカマク型磁気閉じ込め方式 トカマク型(トカマクがた、Tokamak)とは、高温核融合炉の実現に向けた技術の1つで、超高温のプラズマを閉じこめる磁気閉じ込め方式の1つである。 将来の核融合炉に最も有力とされるプラズマ閉じ込めの方式の1つで、これまで製作された多くの核融合実験装置や現在計画中の国際熱核融合実験炉ITER(イーター)でも採用されている。磁気閉じ込め方式には、トカマク型の他に、ステラレータ型又はヘリカル型と呼ばれる形式もある。 本項ではトカマク型磁気閉じ込めの特徴的な要素についてのみ説明する。核融合炉の実現に関わるその他の要素については核融合炉などを参照のこと。.

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ブーシュ=デュ=ローヌ県

ブーシュ=デュ=ローヌ県(Bouches-du-Rhône)は、フランスのプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏の県である。県名は「ローヌ川の河口」の意味。.

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プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏

プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏(Provence-Alpes-Côte d'Azur プロヴァンサルプコットダズュル)は、フランス南東部の地中海沿いの地域圏である。PACA (パカ)と略される。東部はアルプス山脈をはさんでイタリアと国境を接する。北はオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏、西はオクシタニー地域圏と接している。その名が示すとおり、国際的に名高い風光明媚な海岸コート・ダジュールがある。同地域圏の首府はフランス第二の都市・マルセイユにあり、日本国総領事館も同地にある。石油化学工業や鉄鋼業の他、観光も盛んに行われている。日本の中国地方5県ほどの広さに、広島県と岡山県を足した人口とほぼ同程度の住民が在住する。気候は地中海性気候の影響で一年を通して温暖で乾燥しており、世界中の著名人がニース、カンヌなどに別荘を構える事で有名。.

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フランス

フランス共和国(フランスきょうわこく、République française)、通称フランス(France)は、西ヨーロッパの領土並びに複数の海外地域および領土から成る単一主権国家である。フランス・メトロポリテーヌ(本土)は地中海からイギリス海峡および北海へ、ライン川から大西洋へと広がる。 2、人口は6,6600000人である。-->.

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シャルル・ド・ゴール

ャルル・アンドレ・ジョゼフ・ピエール=マリ・ド・ゴール(Charles André Joseph Pierre-Marie de Gaulle、1890年11月22日 - 1970年11月9日)は、フランスの貴族、陸軍軍人、政治家。フランス第18代大統領。第二次世界大戦で本国失陥後、ロンドンにロレーヌ十字の自由フランスを樹立しレジスタンスと共闘した。戦後すぐ首相に就任し、ロスチャイルド家やシュナイダー家といった金融資本家と関わりながら経済政策を展開した。1959年には大統領に就任した。.

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六ヶ所村

六ヶ所村(ろっかしょむら)は、青森県の下北半島太平洋岸に位置する村である。 原子燃料サイクル施設などの原子力施設の他、国家石油備蓄基地や、やませを利用した風力発電基地等、エネルギー関連施設が集中している。ITER(国際熱核融合実験炉)の建設候補地として誘致を推進していたが、カダラッシュ(フランス)に建設されることが決定した。.

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青森県

青森県(あおもりけん)は、日本の本州最北端に位置する県。県庁所在地は青森市である。県の人口は全国31位、面積は全国8位。令制国の陸奥国(むつのくに、りくおうのくに)で構成されている。.

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高速増殖炉

速増殖炉(こうそくぞうしょくろ、Fast Breeder Reactor、FBR)とは、高速中性子による核分裂連鎖反応を用いた増殖炉のことをいう。簡単に言うと、「増殖炉」とは消費する核燃料よりも新たに生成する核燃料の方が多くなる原子炉のことであり、「高速」の中性子を利用してプルトニウムを増殖するので高速増殖炉という。高速中性子を利用しながら核燃料の増殖を行わない原子炉の形式は、単に高速炉 (Fast Reactor: FR) と呼ばれる。.

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ITER

ITER(イーター)は、国際協力によって核融合エネルギーの実現性を研究するための実験施設である。この核融合実験炉は核融合炉を構成する機器を統合した装置であり、ブランケットやダイバータなどのプラズマ対向機器にとって総合試験装置でもある。計画が順調に行けば原型炉、実証炉または商業炉へと続く。名称は、過去にはInternational Thermonuclear Experimental Reactorの略称と説明された時期もあったが、現在は公式にはiter(羅:道)に由来する、とされている。 日本では「国際熱核融合実験炉(こくさいねつかくゆうごうじっけんろ)」または「イーター(後述する協定の和文正文等における呼称)」と呼ばれている。 建設候補地として青森県六ヶ所村(日本)とカダラッシュ(フランス)が挙げられていたが、2005年6月、カダラッシュに建設することが決定された。2006年11月にはプロジェクトの実施主体となる国際機関を設立する国際協定である「イーター事業の共同による実施のためのイーター国際核融合エネルギー機構の設立に関する協定(Agreement on the Establishment of the ITER International Fusion Energy Organization for the Joint Implementation of the ITER Project)」に対する署名が行われた後、2007年10月24日に協定の効力が発生し、イーター国際核融合エネルギー機構が国際機関として正式に設立された。.

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核融合炉

QUEST(九州大学) QUESTへの電源供給施設 核融合炉(かくゆうごうろ)は、現在開発中の原子炉の一種で、原子核融合反応を利用したもの。21世紀後半における実用化が期待される未来技術の1つである。 重い原子たるウランやプルトニウムの原子核分裂反応を利用する核分裂炉に対して、軽い原子である水素やヘリウムによる核融合反応を利用してエネルギーを発生させる装置が核融合炉である。現在、日本を含む各国が協力して国際熱核融合実験炉ITERのフランスでの建設に向けて関連技術の開発が進められている。ITERのように、核融合技術研究の主流のトカマク型の反応炉が高温を利用したものであるので、特に熱核融合炉とも呼ばれることがある。太陽をはじめとする恒星が輝きを放っているのは、すべて核融合反応により発生する熱エネルギーによるものである。これは核融合炉が「地上の太陽」と呼ばれる由縁である。恒星の場合は自身の巨大な重力によって反応が維持されるが、地球上で核融合反応を発生させるためには、人工的に極めて高温か、あるいは極めて高圧の環境を作り出す必要がある。 核融合反応の過程で高速中性子をはじめ、さまざまな高エネルギー粒子の放射が発生するため、その影響を最小限に留める必要がある。そういった安全に反応を継続する技術、プラズマの安定的なコントロールの技術、超伝導電磁石の技術、遠隔操作保守技術、リチウムや重水素、三重水素を扱う技術、プラズマ加熱技術、これらを支えるコンピュータ・シミュレーション技術などが必要とされ開発が進められている。.

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