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オーム (聖音)

索引 オーム (聖音)

ーム(ओम् om、または ॐ oṃ〈オーン〉)は、バラモン教をはじめとするインドの諸宗教において神聖視される呪文。 オーム 漢訳仏典では、“唵”(おん、口偏に奄)と音写される。 なお、日本では「オーム」と表記する事が多いが、oṃは「オーン」と読み、omは「オーム」である。.

29 関係: 口部報身密教三神一体三身仏典仏教応身バラモン教ヤジュル・ヴェーダリグ・ヴェーダヴィシュヌヴェーダブラフマンブラフマーブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッドヒンドゥー教インドウパニシャッドオウム真理教シヴァスヴァーハーサンスクリットサーマ・ヴェーダ瞑想真言阿吽法身漢訳

口部

口 口部(こうぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では30番目に置かれる(3画の1番目)。 口字は口の形に象る。 偏旁では口の部分・口の動き・口を使った行為・感嘆の言葉などであることを示す。口部は口を構成要素とする漢字を収めるとともに、「口」の形を筆画としてもつ漢字を分類している。「味」「唱」など左右構造を取って偏となるものが主であるが、「和」など右部に位置、「呈」など上部に位置、「唇」など下部に位置、その他「向」「可」など中央に位置するものなど幅広い構成を取る。身体を表す部首では「手部」と並び、非常に多くの字を集める。 日本では、ヤード・ポンド法の単位に当てる国字として、「口偏+尺貫法での単位」というような漢字が作られた(吋、哩など)。中国語では、外来語や擬声語の当て字に口偏のつく字がよく使われる。(咖啡など).

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報身

報身(ほうしん、ほうじん、Skt:saMbhoga-kaaya、संभोग काय)は、仏身(仏の身体、からだ、すなわち姿)を表す三身(法・報・応)の一つ。受用身(じゅゆうしん)ともいう。 仏陀となるための因としての行を積み、その報いとしての完全な功徳を備えた仏身である。また、「受用される身」とも訳すことができるので、人間がこの仏の身体を受用して成仏するという意味ともなる。 『成唯識論』には「自ら法楽を受用す」とあり、これを仏教で自受法楽という。すなわち仏がその悟りの奥深広大なるを自ら楽しんで受けることをいう。これには成道直後の釈迦如来や大日如来が相当する。 この考えから、報身(受用身)が発展して、さらに2つの仏身観が生まれた。.

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密教

密教(みっきょう)とは、秘密の教えを意味し、一般的には、大乗仏教の中の秘密教を指し、秘密仏教の略称とも言われる。金剛乗、あるいは金剛一乗教、金剛乗教ともいう。中国語圏では一般に密宗(ミイゾン)という。.

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三神一体

三神一体(さんしんいったい)またはトリムールティ(サンスクリット: त्रिमूर्तिः 、"3つの形"の意)は、ブラフマーとヴィシュヌとシヴァは同一であり、これらの神は力関係の上では同等であり、単一の神聖な存在から顕現する機能を異にする3つの様相に過ぎないというヒンドゥー教の理論である。すなわち、ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの3柱は、宇宙の創造、維持、破壊という3つの機能が3人組という形で神格化されたものであるとする。一般的にはブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァがそれぞれ創造、維持、破壊/再生を担うとされるが、宗派によってバリエーションが存在する。 トリムールティはコンセプトであるが、ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの3神を融合した形で象徴的に偶像化されることがある。1つの首から3つの頭が伸びるデザインや、1つの頭に3つの顔を持つというバリエーションが存在し、エレファンタ石窟群のトリムールティ像が有名である。また、ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの3神の集合名として「トリムールティ」が用いられることもある。これら3柱の神格が1つのアヴァターラとして顕現したものがである。.

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三身

三身(さんじん、または さんしん、trikāya)は、大乗仏教における、仏の3種類の身のあり方(法身・報身・応身)で、仏身観の一種である。三身説。 『十地経論』巻3には「一切の仏に三種の仏あり。一に応身仏、二に報身仏、三に法身仏なり」とある。通常はこの三身説がよく用いられる。 対応関係を表すと次の通り。 三身が具現していることを、三身即一、あるいは三身円満などという。.

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仏典

仏典(ぶってん)とは、仏教典籍の略称で、仏教の聖典の総称である。『律蔵』『経蔵』『論蔵』という分類形態から三蔵とも呼ばれる。.

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仏教

仏教寺院 仏教(ぶっきょう、旧字体:佛敎、サンスクリット:बौद्धधर्मः 、Buddhism)は、インドの釈迦(ゴータマ・シッダッタ、もしくはガウタマ・シッダールタ、ゴータマ・シッダールタ)を開祖とする宗教である。キリスト教・イスラム教と並んで、日本では出版点数の多い宗教の一つに数えられる。仏陀(仏、目覚めた人)の説いた教えである。 その教義は、苦しみの輪廻から解脱することを目指している。原因と結果の理解に基づいており、諸々の現象が縁起するとされる。 仏教は仏、その教えである法、その実践者である僧からなる三宝を中心に組織されている。実践における戒定慧の三学は、戒律、心を集中する禅定、ものごとの縁起を観察する智慧であり、後ろ二つは併せて止観とも呼ばれる仏教の瞑想法である。実践にて重要となる能力は六波羅蜜や八正道のように、いくつかの方法でまとめらている。 紀元前450年ごろに、インドで開始された仏教は、今では初期仏教として研究されている。釈迦は、他の苦行などの実践者の主張であるアートマン(真我)の存在を否定して無我とした。釈迦の死後数百年で部派仏教が生まれ、大きく大衆部と上座部とに、さらに細かく分かれたが、今なお大きな勢力として続いているのは南伝した上座部仏教であり、初期の教えを模範としている。紀元前の終わりごろには北伝し日本にも伝わることになる大乗仏教が開始され、教義や団体は多彩に発展しており、禅の瞑想法の様々、チベットや日本の真言宗に残る密教、一方で浄土信仰のような信仰形態の変化など多様である。『日本書紀』によれば仏教が伝来したのは飛鳥時代552年(欽明天皇13年)である(日本の仏教)。.

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応身

応身 (おうじん、nirmaaNa-kaaya、निर्माण काय (sanskrit))は仏教用語であり、法身・報身・応身の三身の1つ。 「応現した身体」という意味から応身と言い、サンスクリット語の「ニルマーナ」の「化成」という意味から、化身と同じ意味であり、これから「応化身」と呼ばれた。仏が衆生を済度するため、様々な形態で出現する際の姿。このような仏身についての考え方は、仏が単なる「法」や「理」ではなく、人間という一定の形をとるのでもなく、恒に衆生に向かって働きかけているものと考えられていることを示している。 チベット仏教では、すぐれた宗教者を化身と考え、その宗教者の没後に「生まれ変わり」を探し、同一人格の持ち主として扱い、その宗教者の地位を継承させる化身ラマ(いわゆる転生活仏)制度が14世紀から15世紀にかけて広く普及、定着した。 後世、日本では、訳語の応身と化身に意味上の区別が発生し、応身は衆生教化の対象に応じて現れた仏であり、化身は人間以外のほかの衆生への応現化成と考える用法が出現した。 category:仏 Category:仏教用語 ru:Нирманакая.

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バラモン教

バラモン教の儀式(南インド) インドラの像(ネパール、16世紀) バラモン教(ばらもんきょう、Brahmanism)は、近代のイギリス人がバラモン中心の宗教を呼ぶために作った造語である大正大学綜合佛教研究所公開講座 2002年12月4日。実質的にヴェーダに説かれる祭祀を行う人々の宗教を指す意味で使われることが多い。.

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ヤジュル・ヴェーダ

ヤジュル・ヴェーダ (yajurveda, यजुर्वेद)とは、バラモン教の聖典であるヴェーダの一つ。.

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リグ・ヴェーダ

リグ・ヴェーダ 『リグ・ヴェーダ』(ऋग्वेद ṛgveda, Rigveda)は、古代インドの聖典であるヴェーダの1つ。サンスクリットの古形にあたるヴェーダ語(Vedic Sanskrit)で書かれている。全10巻で、1028篇の讃歌(うち11篇は補遺)からなる。.

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ヴィシュヌ

ヴィシュヌ(विष्णु Viṣṇu)はヒンドゥー教の神である。ブラフマー、シヴァとともにトリムルティの1柱を成す重要な神格でありDavid White (2006), Kiss of the Yogini, University of Chicago Press, ISBN 978-0226894843, pages 4, 29、特に ヴィシュヌ派では最高神として信仰を集める, (1996), p. 17.

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ヴェーダ

ヴェーダ(वेद、Veda)とは、紀元前1000年頃から紀元前500年頃にかけてインドで編纂された一連の宗教文書の総称。「ヴェーダ」は「知識」の意である。 バラモン教の聖典で、バラモン教を起源として後世成立したいわゆるヴェーダの宗教群にも多大な影響を与えている。長い時間をかけて口述や議論を受けて来たものが後世になって書き留められ、記録されたものである。 「ヴェーダ詠唱の伝統」は、ユネスコ無形文化遺産保護条約の発効以前の2003年に「傑作の宣言」がなされ、「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に掲載され、無形文化遺産に登録されることが事実上確定していたが、2009年9月の第1回登録で正式に登録された。.

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ブラフマン

ブラフマン(ब्रह्मन् brahman)は、ヒンドゥー教またはインド哲学における宇宙の根本原理。自己の中心であるアートマンは、ブラフマンと同一(等価)であるとされる(梵我一如)。.

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ブラフマー

ブラフマー(梵、ब्रह्मा )はヒンドゥー教の神の1柱、創造神でありトリムルティ(最高神の3つの様相)の1つに数えられる。4つの顔を持ち、それぞれの顔は四方を向いているとされるBruce Sullivan (1999), Seer of the Fifth Veda: Kr̥ṣṇa Dvaipāyana Vyāsa in the Mahābhārata, Motilal Banarsidass, ISBN 978-8120816763, pages 85-86。ブラフマーは(Svayambhū 自ら産まれる者)や、バーギーシャ(Vāgīśa、言葉の王)という名でも知られ、4つの口のそれぞれから4つのヴェーダを紡いだとされている。ブラフマーは時にリグ・ヴェーダに語られる創造神であるプラジャーパティと同一視され()、またや宇宙の卵であるとの関連が指摘されることもある。ブラフマーはヴェーダ後の時代になってやプラーナ文献の神話の中で存在感を増した。叙事詩の中で彼はプルシャの性格を引き継いでいるとされることもある。ヴィシュヌ、シヴァとともにトリムルティの一角を担うが、古代の文献ではブラフマーの含まれない3柱を最高神の3人組に数えているDavid White (2006), Kiss of the Yogini, University of Chicago Press, ISBN 978-0226894843, pages 4, 29。 ブラフマーはしばしば宇宙と様々な生物の創造主であると語られる。しかし一方で、いくつかのプラーナではヴィシュヌの臍から生える蓮から生まれたとされている。他にもシヴァから、あるいはシヴァの様相の1つから生まれたとするプラーナもあればStella Kramrisch (1994), The Presence of Siva, Princeton University Press, ISBN 978-0691019307, pages 205-206、最高神の1柱であると語られる場合もあるCharles Coulter and Patricia Turner (2000), Encyclopedia of Ancient Deities, Routledge, ISBN 978-0786403172, page 258, Quote: "When Brahma is acknowledged as the supreme god, it was said that Kama sprang from his heart."。不二一元論ではブラフマーはしばしば、他のすべての神々とともに(形のあるブラフマン)あるいは(形のないブラフマン)であるとみなされるJan Gonda (1969),, Anthropos, Bd 63/64, H 1/2, pages 212-226David Leeming (2009), Creation Myths of the World, 2nd Edition, ISBN 978-1598841749, page 146;David Leeming (2005), The Oxford Companion to World Mythology, Oxford University Press, ISBN 978-0195156690, page 54, Quote: "Especially in the Vedanta Hindu philosophy, Brahman is the Absolute.

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ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド

『ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド』(बृहदारण्यकोपनिषत् bṛhadāraṇyaka-upaniṣad)は、ウパニシャッドの1つ。『白ヤジュル・ヴェーダ』に含まれる文献のひとつで、古ウパニシャッドの中では初期の「古散文ウパニシャッド」に分類され、『チャーンドーギヤ・ウパニシャッド』と並び、最初期・最古層のウパニシャッドとされる。 思想家ヤージュニャヴァルキヤの思想などを含む。.

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ヒンドゥー教

ヒンドゥー教(ヒンドゥーきょう、Hinduism、हिन्दू धर्म、सनातनधर्मः)、慣用表記でヒンズー教、ヒンヅー教、ヒンド教、ヒンドゥ教は、インドやネパールで多数派を占める民族宗教、またはインド的伝統を指す。西欧で作られた用語である。 英語のHinduは、まずイスラム教徒との対比において用いられるのが現在では一般的で、イスラム教徒以外で小宗派を除いた、インドで5億人を超えるような多数派であるインド的な複数の有神教宗派の教徒の総称である。ヒンドゥー教徒の数はインド国内で8.3億人、その他の国の信者を合わせると約9億人とされ、キリスト教、イスラム教に続いて、人口の上で世界で第3番目の宗教である。 同じくヒンドゥー教と訳される英語のHinduismは、最も広い意味・用法ではインドにあり、また、かつてあったもの一切が含まれていて、インドの歴史では先史文明のインダス文明まで遡るものであるが、一般的には、アーリア民族のインド定住以後、現代まで連続するインド的伝統を指す。西洋では、このうち仏教以前に存在した宗教をバラモン教()、特にヴェーダ時代の宗教思想をヴェーダの宗教()と呼んだ。。 ヒンドゥー教の狭い意味での用法は、仏教興隆以後発達して有力になったもので、とくに中世・近世以後の大衆宗教運動としてのシヴァ教徒・ヴィシュヌ教徒などの有神的民衆宗教を意識しての呼び方であることが多い川崎信定 『インドの思想』 放送大学教育振興会、1997年。.

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インド

インドは、南アジアに位置し、インド洋の大半とインド亜大陸を領有する連邦共和制国家である。ヒンディー語の正式名称भारत गणराज्य(ラテン文字転写: Bhārat Gaṇarājya、バーラト・ガナラージヤ、Republic of India)を日本語訳したインド共和国とも呼ばれる。 西から時計回りにパキスタン、中華人民共和国、ネパール、ブータン、バングラデシュ、ミャンマー、スリランカ、モルディブ、インドネシアに接しており、アラビア海とベンガル湾の二つの海湾に挟まれて、国内にガンジス川が流れている。首都はニューデリー、最大都市はムンバイ。 1947年にイギリスから独立。インダス文明に遡る古い歴史、世界第二位の人口を持つ。国花は蓮、国樹は印度菩提樹、国獣はベンガルトラ、国鳥はインドクジャク、国の遺産動物はインドゾウである。.

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ウパニシャッド

ウパニシャッド(उपनिषद्)は、サンスクリットで書かれたヴェーダの関連書物。一般には奥義書と訳される。.

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オウム真理教

青山総本部(東京・南青山、1994年、2015年4月解体) オウム真理教(おうむしんりきょう)は、かつて存在した麻原彰晃を開祖とする新興宗教。日本で初めて化学兵器のサリンを使用し、無差別殺人を行ったテロ組織でもある。.

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シヴァ

ヴァ(; サンスクリット: 、「吉祥者」の意)はヒンドゥー教のである。現代のヒンドゥー教では最も影響力を持つ3柱の主神の中の1人であり、特にシヴァ派では最高神に位置付けられている。 トリムルティ(ヒンドゥーの理論の1つ)ではシヴァは「破壊/再生」を司る様相であり、ブラフマー、ヴィシュヌとともに3柱の重要な神の中の1人として扱われているZimmer (1972) p. 124.

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スヴァーハー

ヴァーハー (स्वाहा)は、密教に於いては真言の末尾に多く使われる言葉。一般には漢訳の薩婆訶(ソワカ)として知られる。 この言葉は本来、バラモン教の儀式において、天上の全ての神々に捧げられた供物の事を指していた。またそれ自体が神格化され、祭火の神アグニの妻の女神とも考えられている。 儀式の際には、供物を祭火に投じる時の掛け声としてこの言葉が唱えられた。この為、後には「スヴァーハー」は、願いが神々に届く事を祈る聖句とされた。.

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サンスクリット

Bhujimolという書体を使って書かれており、椰子の葉からできている (貝葉)。 サンスクリット(संस्कृत、saṃskṛta、Sanskrit)は、古代インド・アーリア語に属する言語。インドなど南アジアおよび東南アジアにおいて用いられた古代語。文学、哲学、学術、宗教などの分野で広く用いられた。ヒンドゥー教、仏教、シーク教、ジャイナ教の礼拝用言語でもあり、現在もその権威は大きく、母語話者は少ないが、現代インドの22の公用語の1つである。 サンスクリットは「完成された・洗練された(言語、雅語)」を意味する。言語であることを示すべく日本ではサンスクリット語とも呼ばれる。 漢字表記の梵語(ぼんご)は、中国や日本でのサンスクリットの異称。日本では近代以前から、般若心経など、サンスクリットの原文を漢字で翻訳したものなどを通して、梵語という言葉は使われてきた。梵語は、サンスクリットの起源を造物神ブラフマン(梵天)とするインドの伝承を基にした言葉である。.

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サーマ・ヴェーダ

『サーマ・ヴェーダ』(Sāmaveda, सामवेद)は、バラモン教の聖典であるヴェーダの一つ。.

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瞑想

瞑想(めいそう、英:Meditation)とは、心を静めて神に祈ったり、何かに心を集中させること、心を静めて無心になること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことである。この呼称は、単に心身の静寂を取り戻すために行うような比較的日常的なものから、絶対者(神)をありありと体感したり、究極の智慧を得るようなものまで、広い範囲に用いられる。 精神科医の安藤治は、現代的視点から瞑想研究を紹介する『瞑想の精神医学』で、「伝統的により高度な意識状態あるいはより高度な健康とされる状態を引き出すため、精神的プロセスを整えることを目的とする注意の意識的訓練のことであるが、現代においてはリラクセーションを目的としたり、ある種の心理的治療を目的として行われることもある。」と定義している安藤治 著 『瞑想の精神医学 トランスパーソナル精神医学序説』 春秋社、2003年。「通常の意識状態、通常の健康よりも優れた」という価値の設定は、現在一般に認められている科学的世界観をはみ出しており、こういった価値付与を避けて、瞑想を「変性意識状態」として位置付ける見方もある。.

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真言

真言(しんごん)とは、サンスクリット語のマントラ(मन्त्र )の訳語で、「(仏の)真実の言葉、秘密の言葉」という意。『大日経』などの密教経典に由来し、浄土真宗を除く多くの大乗仏教の宗派で用いられる呪術的な語句である。 漢訳経典では、「真言」の他に「密言」、「呪」、「明呪」等と訳される「呪」は「咒」と書かれることもあるが、「咒」は「呪」の異体字(俗字)であり意味の違いもない。。.

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阿吽

阿吽(あうん、)は仏教の呪文(真言)の1つ。悉曇文字(梵字)において、阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれ宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされた。 また、宇宙のほかにも、前者を真実や求道心に、後者を智慧や涅槃にたとえる場合もある。 次いで、対となる物を表す用語としても使用された。特に狛犬や仁王、沖縄のシーサーなど、一対で存在する宗教的な像のモチーフとされた。口が開いている方を阿形(あぎょう)、閉じている方を吽形(うんぎょう)と言う。 転じて、2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動しているさまを阿吽の呼吸、阿吽の仲などと呼ぶ。 File:Iwaya Jinja Komainu 1.JPG|狛犬阿形 File:Iwaya Jinja Komainu 2.JPG|狛犬吽形 File:Horyu-ji14s3200.jpg|法隆寺中門金剛力士(阿形) File:Horyu-ji15s3200.jpg|法隆寺中門金剛力士(吽形) File:Japanese crest Uwajima Sasa.svg|宇和島藩を治めた伊達氏の家紋。中央の2羽の雀が阿吽。.

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法身

法身 (ほっしん、Skt:dharma-kaaya、धर्मकाय) 法身・報身(ほうじん)・応身(おうじん)の三身(さんじん)の一つで、真理そのものとしてのブッダの本体、色も形もない真実そのものの体をいう。真理(法)の身体、真理(法)を身体としているものの意味で、「法仏(ほうぶつ)」「法身仏(ほっしんぶつ)」「自性身(じしょうしん)」「法性身(ほっしょうしん)」などともいう。 部派仏教の時代、説一切有部(せついっさいうぶ)では、仏陀(ぶっだ)の肉身である生身(しょうしん)に対して、仏陀の説いた正法(しょうぼう)や十力(じゅうりき)などの功徳(くどく)を法身と呼んだ。大乗仏教では絶待的な真理を法身という。また、如来蔵(にょらいぞう)説では、如来蔵が煩悩(ぼんのう)を離れてそれ自身を現したものをいう。 法身の本性(ほんしょう)については、密教では自性(じしょう)・受用(じゅゆう)・変化(へんげ)・等流(とうる)の四身をすべて法身とみなす四種法身を説いている。.

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漢訳

漢訳(かんやく)は、漢字文化圏に外側から入ってきた文章や、概念などを漢文・漢語へと翻訳を行なうことである。.

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アウムオーン (聖音)

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