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アンソロジー映画

索引 アンソロジー映画

アンソロジー映画(アンソロジーえいが、英:Anthology Film)は、他の長編映画からの抜粋か、もしくは完全なかたちの複数の短編映画か、あるいは独立した複数のエピソード、或いは狂言まわしとなる語り手(Story Teller)によるエピソード間のつなぎや異なるエピソード間を繋ぐ独自のエピソードなどから構成されたフィーチャー映画であり、日本ではオムニバス映画と一般的には言われているキネマ旬報『現代映画用語辞典』、キネマ旬報社、PP.32-33。 。 アンソロジー映画は、歴史的には米国パラマウント社が1932年に制作した『百万円貰ったら』(If I Had a Million)が最初だとされている。 一人の監督がすべての挿話を手がける場合としては『戦火のかなた』(ロベルト・ロッセリーニ監督、1946年)や『にごりえ』(今井正監督、1953年)などがある。 共通のテーマで各挿話を各監督が担当した作品としては『四つの恋の物語』(1947年)が著名である。そして、各自独立した挿話を各監督が担当した作品としては『世にも怪奇な物語』(1967年)がある。 他の長編映画からの抜粋の事例としては、『ザッツ・エンタテイメント』(ジャック・ヘイリー・ジュニア監督、1974年)は他の長編映画からの抜粋であり、他にヌーヴェルヴァーグの監督6人の監督がそれぞれパリの別々の地区に焦点を当てて製作した映画から6つのエピソードを抜き出して構成した『パリところどころ』(1965年)などがある。 現在の日本映画では、アンソロジー映画は主流ではないが、東京芸術大学映像研究科映画専攻は、2007年以降アンソロジー映画(オムニバス映画)を商業映画として定期的に製作し劇場公開している。これまでに『新訳:今昔物語』(2007年)、『夕映え少女』(2008年)、『ラッシュライフ』(2009年)、『人の砂漠』(2010年)、『紙風船』(2011年)、『らもトリップ』(2011年)、『らくごえいが』(2013年)、『恋につきもの』(2014年)などが制作公開されている。.

14 関係: 夕映え少女 (映画)人の砂漠ラッシュライフヌーヴェルヴァーグパラマウントフィーチャー映画アンソロジーエピソードオムニバスキネマ旬報社らくごえいが風船東京芸術大学映画

夕映え少女 (映画)

『夕映え少女』(ゆうばえしょうじょ)は、2008年(平成20年)に劇場公開された日本映画。「イタリアの歌」「むすめごころ」「浅草の姉妹」「夕映え少女」の4作品からなるオムニバス映画である。川端康成の短編小説『夕映少女』(原題)をはじめとする4編を原作としている。 当時、東京藝術大学大学院映像研究科に在籍する4人が監督を務めた。2008年1月26日より渋谷ユーロスペースにてレイトショー後、大阪、名古屋などにて劇場公開された。.

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人の砂漠

『人の砂漠』(ひとのさばく)は、作家、沢木耕太郎によるノンフィクション8編を所収した作品集である。1977年(昭和52年)に新潮社から刊行された。.

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ラッシュライフ

『ラッシュライフ』(a life)は伊坂幸太郎による日本の小説で、2002年7月30日に新潮ミステリー倶楽部、2005年5月1日に新潮文庫で発行された。伊坂幸太郎が注目されるきっかけとなる作品である。 2009年6月13日に映画化された。.

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ヌーヴェルヴァーグ

ヌーヴェルヴァーグ(Nouvelle Vague)は、1950年代末に始まったフランスにおける映画運動。ヌーベルバーグ、ヌーヴェル・ヴァーグとも表記され、「新しい波」を意味する。.

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パラマウント

パラマウント(Paramount)はラテン語「山頂にある(もの)」の意から、最高の、主要なを意味する。.

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フィーチャー映画

フィーチャー映画(feature film)またはフィーチャー(feature)とは、長編映画のこと。ただし、この用語が使われた年代や製作国によって意味が異なるので注意のこと。 元をたどればサイレント映画時代には、「フィーチャー」は数本立ての映画上映のうちの「呼び物の(featured)」映画を意味した。.

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アンソロジー

アンソロジー(英:anthology、仏:anthologie)は、異なる作者による詩文などの作品を集めたもの。詩撰、歌撰、詞華集。.

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エピソード

ピソード().

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オムニバス

ムニバス(omnibus)は、すでに発行された独立した作品を集め、ひとつにまとめて一作品としたものである。 日本における用法は、派生的なもので英語でのそれと異なるので注意を要する。.

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キネマ旬報社

株式会社キネマ旬報社(キネマじゅんぽうしゃ)は、日本の出版社。『キネマ旬報』をはじめとして、数々の映画業界関連、映像エンタテインメント関連の雑誌・ムック・書籍を発行している。 2008年1月、親会社で業界誌『ビデオ・インサイダー・ジャパン』、『DVDナビゲーター』を発行するフットノート(映画配給会社ギャガ・コミュニケーションズの出版事業部が前身/沿革を参照)と合併した。.

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らくごえいが

『らくごえいが』は、2013年の日本のオムニバス映画である。2013年4月6日から同年12月13日まで劇場公開された。古典落語『ねずみ』『死神』『猿後家』を原作・原案とした3つの短編映画からなっており、落語家たちへのインタビュー映像も本編に含まれているほか、案内人は落語家の桂三四郎が務めている。東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻所属のスタッフによって制作された。 2013年10月22日にオリコンDVD映画デイリーランキングで売り上げ第一位となり、10月24日にAmazon.co.jpの日本映画コメディ部門でベストセラー第一位を記録した。 2014年9月20日には、第18回水戸短編映像祭+第29回水戸映画祭において、第29回水戸映画祭連携企画として特別上映。.

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風船

船(ふうせん、balloon(バルーン))とは、ゴムや紙、ビニールなどで作られた袋の中に気体を入れて膨らませて使われる玩具である。気体が水素やヘリウムといった浮揚性のあるガスの場合には、さらに持ち手となる糸やリボンを装着することがある。 風船は玩具のほか、販促(PR)、ギフトやイベントなどのバルーンデコレーション・風船飛ばし(バルーンリリース)、スポーツ応援、大道芸を含むバルーンアート、手品、科学実験イベント、風船バレー・風船割りなどのレクリエーションスポーツや遊戯施設、食品包装、医療分野などに使われているが、もっとも用途が広いのはゴム製の風船である。 また、風船の同義語として用いられる「気球(ききゅう)」という名称は、気象観測用ゴム気球やアドバルーンと呼ばれる気球広告、乗用の熱気球など、より実用的な用途のものに対し用いられることが多い。 なお、日本の大正・昭和期の文学作品に登場する「風船玉」という言葉は現在のゴム風船のことである。.

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東京芸術大学

1878年(明治11年)伊沢修二は、目賀田種太郎と連名で音楽教育の意見書を文部大臣に提出。1879年(明治12年)、文部省に伊沢修二を御用掛とする音楽取調掛が設立され、日本の音楽教育に関する諸調査等を目的とした。 翌年以降、東京師範学校附属小学校(現・筑波大学附属小学校)生や東京女子師範学校附属幼稚園(現・お茶の水女子大学附属幼稚園)生への音楽教育を行う教員の育成を行い、音楽専門教育機関の役割を果たすようになった。その後数回の名称変更を経て、1887年(明治20年)10月4日に「東京音楽学校」と改称される。1890年5月12日には新校舎(現在の旧東京音楽学校奏楽堂が含まれていた校舎)が現在の奏楽堂の位置に落成された。 また1893年(明治26年)に、一時東京高等師範学校(東京教育大学を経た、現在の筑波大学)の附属学校となったが1899年(明治32年)に独立。数回に渡る機構改革を経て「東京藝術大学」開学の2年後(1952年(昭和27年))に閉校した。 Ongakutorishirabekakari.jpg|音楽取調掛(1879年頃) Luther Whiting Mason.jpg|お雇い外国人ルーサー・メーソン Teachers of Tokyo music school.jpg|初期の教員(中央左がメーソン) Tokyomusicschool1890Feb.jpg|新設時の東京音楽学校正門(1890年) Sogakudo1926.jpg|東京音楽学校(1926年) Orchestra of Tokyo school of music.jpg|東京音楽学校の教員と学生 Portrait of Mr.

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映画

映画(えいが)とは、長いフィルムに高速度で連続撮影した静止画像(写真)を映写機で映写幕(スクリーン)に連続投影することで、形や動きを再現するもの。活動写真、キネマ、シネマとも。 なお、本来の語義からははずれるものの、フィルムではなくビデオテープなどに磁気記録撮影されたものや映画館で上映される動画作品全般についても、慣例的に映画と呼ばれている。.

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