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アナクサゴラース

索引 アナクサゴラース

アナクサゴラース(Ἀναξαγόρας, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してアナクサゴラスとも表記される。アルゴス王メガペンテースの子で、イーピアネイラと兄弟シケリアのディオドロス、4巻68・4。、あるいはメガペンテースの子アルゲイオスの子パウサニアス、2巻18・4。。アレクトールの父で、イーピス、カパネウスの祖父。アナクサゴリダイの祖パウサニアス、2巻18・5。。 一説にプロイトスの時代に起きたとされるアルゴスの女たちの狂気は、アナクサゴラースの時代に起きたとされ、アナクサゴラースは狂気を治療したメラムプースに国土の3分の2と、イーピアネイラを妻として与えたという。アナクサゴリダイは子のアレクトールの後、カパネウス、キュララベースと続き、メラムプースの子孫のアムピロコスがトロイア戦争後に異国に移住したため、キュララベースの時代に全アルゴスを支配した。.

15 関係: 岩波書店メラムプースメガペンテーストロイア戦争プロイトスパウサニアスアムピロコスアルゴス (ギリシャ)イーピスカパネウスキュララベースギリシア神話シケリアのディオドロス高津春繁長母音

岩波書店

株式会社岩波書店(いわなみしょてん、Iwanami Shoten, Publishers. )は、日本の出版社。.

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メラムプース

メラムプース(Μελάμπους, )は、ギリシア神話の有名な占い師、予言者である。「黒い足」の意。メランプース、あるいは長母音を省略してメラムプス、メランプスとも表記される。 アミュターオーンとペレースの娘アポロドーロス、1巻9・11。(あるいはアバースの娘アポロドーロス、2巻2・2。)エイドメネーの子で、ビアース、アイオリアーアポロドーロス、1巻7・7。、ペリメーレーと兄弟シケリアのディオドロス、4巻69・3。。ティーリュンスの王プロイトスの娘イーピアナッサとの間にアンティパテース、マンティオス、アバース、あるいはメガペンテースの娘イーピアネイラとの間にアンティパテース、ビアース、プロノエー、マントーをもうけた。 メラムプースは自ら占術を作り出しヘーロドトス、2巻49。、初めて薬と清めの儀式による癒しを行ったとされ、彼の子孫にはポリュイードス、アムピアラーオス、テオクリュメノスなど多くの優れた予言者が現れた。またヘーロドトスによるとメラムプースはエジプト学に長け、ディオニューソス(いわゆるオシリス神)の儀礼をギリシアに紹介したとされるヘーロドロスはボイオーティア地方に移住したフェニキア人たちから、エジプトのディオニューソス儀礼を学んだと考えている。。ヘーシオドスはメラムプースの叙事詩を書いたと伝えられている。.

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メガペンテース

メガペンテース(Μεγαπένθης, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してメガペンテスとも表記される。主に、.

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トロイア戦争

トロイア戦争(トロイアせんそう、Τρωικός πόλεμος, Trojan War)は、ギリシア神話に記述された、小アジアのトロイアに対して、ミュケーナイを中心とするアカイア人の遠征軍が行った戦争である。 トロイア、あるいはトローアスという呼称は、後の時代にイーリオス一帯の地域につけられたものである。この戦争の記述から、古代ギリシアにおいて、ホメーロスの英雄叙事詩『イーリアス』、『オデュッセイア』のほか、『キュプリア』、『アイティオピス』、『イーリオスの陥落』などから成る一大叙事詩環が派生した。またウェルギリウスはトロイア滅亡後のアイネイアースの遍歴を『アエネーイス』にて描いている。.

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プロイトス

プロイトス(Προῖτος, )は、ギリシア神話の人物で、ティーリュンスの王である。アルゴス王アバースとマンティネウスの娘アグライアーの子で、アクリシオスと双子の兄弟アポロドーロス、2巻2・1。。 リュキア王イオバテース『イーリアス』6巻。あるいはアムピナクスの娘アンテイア、あるいはステネボイアとの間にエウリーピデース『ステネボイア』古伝概概。ヒュギーヌス、57話。ヒュギーヌス、243話。、リューシッペー、イーピノエー、イーピアナッサ、メガペンテースをもうけたアポロドーロス、2巻2・2。。ステネボイアはアペイダースの娘ともいわれる。またプロイトスの娘はエレゲー、ケライネーともいわれるアイリアノス『ギリシア奇談集』3巻42。。.

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パウサニアス

パウサニアス(Παυσανίας, Pausanias, 115年頃 - 180年頃)は2世紀ギリシアの旅行家で地理学者。『ギリシア案内記』の著者として知られる。この著作は当時のギリシアの地誌や歴史、神話伝承、モニュメントなどについて知る手がかりとされている。.

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アムピロコス

アムピロコス(Ἀμφίλοχος, )はギリシア神話に登場する人物である。予言者として名高いアムピアラーオスとエリピューレーの間にできた息子で、アルクマイオーンの弟。 エリピューレーは、夫の予言者アムピアラーオスがテーバイ攻めの七将の戦で自らが死ぬということを知っていたのにもかかわらず、彼に参加するように説得した。ポリュネイケースから、ハルモニアーの首飾りを贈与され、そうするように促されたからである。誓いにより妻の決定に逆らうことは出来なかったので、アムピアラーオスは嫌々ながら承知し、息子のアルクマイオーンとアムピロコスに、その予言どおり死んだ後、復讐するように言った。そしてテーバイ攻めの際、アムピアラーオスはポセイドンの息子ペリクリュメノスが彼を殺そうと追い立てるのから逃げた。しかしゼウスが雷霆を放ち、地面が割れ、アムピロコスは戦車もろとも呑み込まれた。アルクマイオーンがかつて母を殺し自ら追放された罰である。 アムピロコスもまた卓越した予言者で、キリキアのマロス(現在のトルコ南東部、ピュラモス川の河口付近)などに神託所を立てた。また、モプソスと共に、リュディアのコロポンにアポロンの神殿を建てた。ヘロドトスによると、さらに山を越え、キリキアとシリアの中程にポセイドンの神殿を建てたという。 彼はまた、ヘレネーの求婚者の一人であったという説もある。トゥキディデスによると、彼はトロイア戦争から帰還後、アルゴスのことは気にかけず、彼の名をとった「アムピロキア」という町をギリシア北西のアムブラキア湾に建設した。その時はまだギリシアの文化圏にはなかった地であるが、後にアムブラキア人たちによりギリシア文化が取り入れられた。その他の説では、彼はトロイア戦争後、アポローンに殺されたとか、モプソスと一騎討ちの末相打ちになり共に死んだとか言われる。しかしこれは、彼と同名の甥のアムピロコスの話であるとも言われる。.

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アルゴス (ギリシャ)

アルゴス(Άργος / Árgos)は、ギリシャ共和国ペロポネソス地方東北部にある人口約2万5000人の都市。古代ギリシアの都市国家であり、古代アルゴリスの中心地であった。現在はアルゴリダ県市に属し、同市の中心地区である。.

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イーピス

イーピスἾφις, )は、ギリシア神話の人物である。男性名としても女性名としても用いられる。長母音を省略してイピスとも表記される。主に、.

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カパネウス

パネウス(Καπανεύς,, Capaneus.)は、ギリシア神話に登場する人物。テーバイ攻めの七将の一人。 ヒッポノオスの息子。カパネウスの妻はイーピスの娘エウアドネーである。二人の息子ステネロスはエピゴノイの一人で、トロイア戦争にも参加した。.

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キュララベース

ュララベース(Κυλαράβης, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してキュララベスとも表記される。アルゴス王ステネロスの子でパウサニアス、2巻18・5。、コメーテースと兄弟。 プロイトス王の直系であるアナクサゴラース王家はかつてメラムプースとビアースに国土を三分割したが、メラムプースの家系はアムピロコスがトロイア戦争後アムピロキアに移住し、ビアースの家系はキュアニッポスが後継者を残さずに死んだため、キュララベースの代で再びアルゴス全土を支配することとなった。しかしプロイトスの家系もキュララベースに後継者が生まれずに途絶えたため、アガメムノーンの子オレステースがアルゴスを支配した。 なお、アルゴス市内にはキュララベースの名前にちなんだキュララビス体育場があった。.

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ギリシア神話

リシア神話(ギリシアしんわ、ΜΥΘΟΛΟΓΊΑ ΕΛΛΗΝΙΚΉ)は、古代ギリシアより語り伝えられる伝承文化で、多くの神々が登場し、人間のように愛憎劇を繰り広げる物語である。ギリシャ神話とも言う。 古代ギリシア市民の教養であり、さらに古代地中海世界の共通知識でもあったが、現代では、世界的に広く知られており、ギリシャの小学校では、ギリシャ人にとって欠かせない教養として、歴史教科の一つになっている。 ギリシア神話は、ローマ神話の体系化と発展を促進した。プラトーン、古代ギリシアの哲学や思想、ヘレニズム時代の宗教や世界観、キリスト教神学の成立など、多方面に影響を与え、西欧の精神的な脊柱の一つとなった。中世においても神話は伝承され続け、その後のルネサンス期、近世、近代の思想や芸術にとって、ギリシア神話は霊感の源泉であった。.

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シケリアのディオドロス

リアのディオドロス (Διόδωρος Σικελιώτης, Diodooros Sikheliootees, ディオドロス・シケリオテス, ラテン語名 Diodorus Siculus, ディオドルス・シクルス, 紀元前1世紀)は、シケリア(シチリア)島で生まれた古代ギリシアの歴史家である。.

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高津春繁

津 春繁(こうづ はるしげ、1908年1月19日 - 1973年5月4日)は、日本の言語学者、比較言語学研究者、古代ギリシア文学研究者。文学博士(東京大学)。東京大学文学部教授、武蔵大学人文学部教授、人文学部長(初代)を歴任。東京大学名誉教授。.

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長母音

長母音(ちょうぼいん)とは、母音の持続時間が長いものをいう。これと対照的に持続時間が短いものは、短母音(たんぼいん)と呼ばれる。.

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