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アクィリフェル

索引 アクィリフェル

アクィラ アクィリフェル(ラテン語:Aquilifer)とは、ローマ軍団の標準的な紋章である「アクィラ」(en)を守るベテランの旗持ち・運搬人を指す。 かつては、各軍団ごとに、狼やイノシシ、牛、馬もまた紋章として使われていたが、紀元前104年以降は「鷲」を意味する「アクィラ」が普遍的な紋章となり、アクィリフェルもそこから命名された。鷲の紋章は軍団の所有物で最も重要であり、それを失うことは大変な不名誉であった。 アクィラのエンブレムは、月桂冠によって取り囲まれ、大きく羽を広げていた。それは狭い台形の土台に埋め込まれ、さらに空高く掲げられた棒の上にはめ込まれていた。 アクィリフェルの地位は、それ相応であり、ケントゥリオのすぐ下、オプティオ(en)の上にランクされ、一般的な軍団兵の倍の給料を受け取った。 他の標準的な旗持ちとは違って、アクィリフェルは獣の皮を身に付けず、帽子もかぶっていなかった(アクィリフェルの描写は、いずれも頭飾りまたは兜を装着していない)。 アクィリフェルは、その紋章と武器で両手がふさがっていたので、巻きつけることが出来た「パルマ」(parma)と呼ばれる小さな円形の盾を装着していた。 category:古代ローマの軍制 category:古代ローマの称号.

12 関係: ローマ軍団ヘアバンドアクイライノシシエンブレムオプティオオオカミケントゥリオ紀元前104年軍団兵月桂冠

ローマ軍団

14軍団ゲミナ(2004年のポーランドにおける再現イベント) ローマ軍団(古典ラテン語:legio、レギオー)は、古代ローマにおける軍隊(excercitus)のうち陸軍の基本的な編成単位のことである。軍団はローマ市民権を有する者だけで構成されていた。 1つの軍団は、時代によっても異なるが、帝政ローマ時代では1つの軍団は10のコホルス(大隊)から構成され、騎兵200強を含めたおよそ5,000から6,000人の軍団兵がいた。古代ローマ史上を通じて名前や番号をもった通算約50個の軍団が創設されたが、それらの多くが長い歴史の間で全滅・解散されており必ずしも存続しえたわけではなかった。.

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ヘアバンド

ヘアバンドを身につけたテニス選手 ヘアバンドは、頭部に身につける装身具の一つ。髪の乱れを防ぐなどの目的で用いられる帯状の布やゴムなどのことである。布製のものは「ヘアターバン」などとも呼ばれる。 和製英語であり、英語圏ではヘッドバンド()といい、後述のカチューシャを指す場合はアリスバンド()ともいわれる。.

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アクイラ

アクイラまたはアクィラ(Aquila)は、ワシ(鷲)を意味するラテン語・イタリア語の単語。アキラと表記されることもある。.

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イノシシ

イノシシ(猪・豬、英名: boar 学名:)は、鯨偶蹄目イノシシ科の1種。十二支の12番目「亥」であり、犬と同じくらい鼻が非常に敏感だが、神経質な動物でもある。本種の家畜化がブタである。.

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エンブレム

ンブレム、エムブレム(emblem)とは、道徳的真理や寓意といった概念を要約する、あるいは王・聖人といった人物を表す、抽象的あるいは具象的な画像のこと。.

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オプティオ

オプティオ(optio)とは、ラテン語のoptāre(選択する)を語源にもつ古代ローマ軍の基幹戦闘単位であるケントゥリア(百人隊)の代理指揮官。日本語では一般に「百人副長」「百人隊長代理」「百卒長代理」などと訳される。複数形はoptiones。 英語のオプションなどの語源となった。「選択」「選択肢」「選択する自由」などのニュアンスを持つため、それらから派生して様々なものに名づけられており、日本においてはペンタックスのデジタルカメラブランド名に使用されている。 Category:古代ローマの軍制 Category:古代ローマの称号.

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オオカミ

ミ(狼、lupus、wolf)は、ネコ目(食肉目)イヌ科イヌ属に属する哺乳動物。広義には近縁種も含めることがあるが、通常はタイリクオオカミ(ハイイロオオカミ、Canis lupus)一種を指す。多数の亜種が認められている。同属の近縁種としてアメリカアカオオカミ、コヨーテ、アビシニアジャッカル(エチオピアオオカミ)などがいる。.

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ケントゥリオ

帝政初期のケントゥリオ(西暦70年頃)の再演 ケントゥリオ()とは、古代ローマ軍の基幹戦闘単位であるケントゥリア(百人隊)の指揮官のことである。日本語では一般的に「百人隊長」「百卒長」と訳される。 兵の指揮統制をはじめ非戦闘時における隊の管理など、軍の中核を担う極めて重要な役割を果たし「ローマ軍団の背骨」と称えられた。このため、ケントゥリオは市民社会からも大きな敬意をもって遇される名誉ある地位であった。.

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兜(冑、かぶと)は、打撃・斬撃や飛来・落下物などから頭部を守るための防具。 本項目では、古代から近世にかけてに戦争に用いられた頭部防具のことを指す(近代以降のものについてはヘルメット参照)。'''鎧'''('''甲'''、よろい)や他の具足とセットで用いられ、あわせて甲冑とも呼ばれる。元来、『甲』は鎧、『冑』は兜を表していたが後に混同され、甲が兜の意で用いられる事もある。なお、兜、冑ともに漢語由来の字であるが、現代中国語では頭盔の字が使われる(突盔形兜の「盔」である)。 特に中世日本の兜のように、防具としての役割以外に、着用者に威厳を持たせる役割を担うこともある。.

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紀元前104年

紀元前104年は、ローマ暦の年である。.

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軍団兵

軍団兵(古典ラテン語:Legionarius, レギオーナーリウス)は、ローマ軍団を構成する兵士。共和政ローマ中期までローマ市民は軍団兵としての義務があり、25年間、45歳までの兵役が課せられた。退役までの5年間はベテラン軍団兵として、従事する内容を軽いものなどにしてもらい、優遇をされた。編成においては彼らはトリアリイ(Triarii)(後詰の予備部隊)に組み込まれ、余程の劣勢でなければ実際に白兵戦に参加することはなかった。兵の資格としてローマ市民権を保持する市民でなければならず、これは帝政ローマになっても変わらなかった。.

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月桂冠

月桂冠(げっけいかん)は、月桂樹の葉の付いた枝をリング状に編んだ冠のことである。月桂樹はギリシア神話における光明神アポローンの霊木として、崇められていた。 月桂樹以外の素材を使用して組み立てられた冠は、日本では「草冠」「草の冠」「花冠」「花の冠」等と呼ばれている。.

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