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おおぐま座AN星

索引 おおぐま座AN星

おおぐま座AN星(AN Ursae Majoris)は、おおぐま座にある変光星である。激変星の中では、23kTという最も強い磁場を持つことで知られる。ヘルクレス座AM星とともに強磁場激変星(ポーラー)と呼ばれる分類の定義となっている。.

8 関係: おおぐま座変光星強磁場激変星ヘルクレス座AM星磁場J2000.0SIMBAD激変星

おおぐま座

おおぐま座(大熊座、Ursa Major)は、北天の星座で、トレミーの48星座の1つ。 おおぐま座の一部としては腰から尻尾にあたる7つの星は、日本では北斗七星と呼ばれ、さまざまな文明でひしゃくやスプーンに見立てられた。β星とα星の間隔を約5倍すると、だいたいポラリス(現在の北極星)の位置になることから、世界的に旅人や航海者にもよく使われた。また、ミザール(ζ星)と、アルコル(g星)の二重星は、古来、この2星を見分けられるかが、兵士の視力検査の基準にもなったという。.

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変光星

変光星(へんこうせい)は、天体の一種で、明るさ(等級)が変化するもののことである。大まかに爆発型変光星、脈動変光星、回転変光星、激変星、食変光星(食連星)、X線変光星の6種類に分類される。.

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強磁場激変星

強磁場激変星またはポーラーは、非常に強い磁場を持つ激変星の連星系の分類である。 白色矮星の公転と自転が同期しているものをポーラー(polar)、同期していないものを中間ポーラー(intermediate polar)と分類している。ポーラーはヘルクレス座AM型星(略号AM)、中間ポーラーはヘルクレス座DQ型星とも呼ばれる。 新星ペルセウス座GK星は中間ポーラーとされている。 ほとんどの強磁場激変星では、主系列星の伴星の物質は白色矮星の重力によって剥ぎ取られ、降着する。このような系では、白色矮星の磁場は降着円盤が形成できないほど強い。落ち込むガスは、白色矮星の双極子磁力線に沿って降着ストリームを形成する。 強磁場激変星の磁場の強さは、通常、1000万から8000万ガウス(1000から8000テスラ)である。おおぐま座AN星は既知の最も強い磁場を持つ激変星で、その磁場の強さは2億3000万ガウス(23000テスラ)にもなる。 ポーラーという名前は、このような星系が直進の光と偏光(polarized light)と両方を発生することに由来する。偏光は、強磁場激変星の研究にとって重要で、これを研究することで連星の配置等の情報が得られる。.

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ヘルクレス座AM星

ヘルクレス座AM星(AM Herculis)は、ヘルクレス座にある赤色矮星の変光星である。この恒星は、おおぐま座AN星とともに、ポーラーまたはヘルクレス座AM型星と呼ばれる強磁場激変星のプロトタイプ星となっている。.

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磁場

磁場(じば、Magnetic field)は、電気的現象・磁気的現象を記述するための物理的概念である。工学分野では、磁界(じかい)ということもある。 単に磁場と言った場合は磁束密度Bもしくは、「磁場の強さ」Hのどちらかを指すものとして用いられるが、どちらを指しているのかは文脈により、また、どちらの解釈としても問題ない場合も多い。後述のとおりBとHは一定の関係にあるが、BとHの単位は国際単位系(SI)でそれぞれWb/m², A/m であり、次元も異なる独立した二つの物理量である。Hの単位はN/Wbで表すこともある。なお、CGS単位系における、磁場(の強さ)Hの単位は、Oeである。 この項では一般的な磁場の性質、及びHを扱うこととする。 磁場は、空間の各点で向きと大きさを持つ物理量(ベクトル場)であり、電場の時間的変化または電流によって形成される。磁場の大きさは、+1のN極が受ける力の大きさで表される。磁場を図示する場合、N極からS極向きに磁力線の矢印を描く。 小学校などの理科の授業では、砂鉄が磁石の周りを囲むように引きつけられる現象をもって、磁場の存在を教える。このことから、磁場の影響を受けるのは鉄だけであると思われがちだが、強力な磁場の中では、様々な物質が影響を受ける。最近では、磁場や電場(電磁場、電磁波)が生物に与える影響について関心が寄せられている。.

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J2000.0

J2000.0またはJ2000とは、天文学または測量学でいう元期のひとつであり、地球時の西暦2000年1月1.5日(1月1日12:00、正午)を指す。この時刻は、協定世界時では2000年1月1日11:58:55.816 UTC、日本標準時では、2000年1月1日20:58:55.816 に当たる。なお、地球時(TT)は、過去の暦表時と連続していて、閏秒のない時刻系で、世界時(UT)より約1分進んでいる。 J2000.0元期を使う状況では、以前にはB1950.0元期が使われていた。 特に、J2000.0分点の赤道座標を指す。1992年1月1日から、B1950.0分点のものに代わり使用されている。.

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SIMBAD

SIMBAD(ジンバッド、the Set of Identifications, Measurements, and Bibliography for Astronomical Data)は太陽系外の天体の目録。フランスのストラスブール天文データセンターによって維持管理されている。 SIMBADは1979年まで存在したムードンのコンピューターセンターで製作されたCatalog of Stellar Identifications(CSI)とBibliographic Star Index(BSI)を合わせ、他の星表や、論文、追加の情報を取り入れることで製作された。最初にオンライン上で閲覧可能になったのはVer.2であり1981年に製作された。Ver.3はストラスブール天文台でUNIXベースのシステムでC言語を用いて開発され1990年に閲覧可能になった。 2006年現在はVer.4であり、データはデータベース (DBMS) のPostgreSQLに保存され、Javaで記述されたサポートソフトウェアがあり、閲覧可能である。2013年4月2日の時点で、279,589の目録を参照、9,480,094の目録を引用し、17,607,943種の名前で7,071,849の天体情報を含んでいる。 小惑星(4692)SIMBADはこの目録の名誉をたたえて名づけられた。.

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激変星

赤い恒星(左)のガスが白色矮星に流れ込み降着円盤を形成している様子(想像図) 激変星(げきへんせい)(cataclysmic variable)は、変光星の大きな分類の一つ。激変変光星、激変型変光星ともいう。 短期間(長くて数日)に極度に増光し、その後緩やかに減光する。それを1度きり起こすか、不規則な周期で繰り返す。 超新星以外は白色矮星を含む近接連星系であり、Ia型超新星も中性子星を含む近接連星系である。多くの場合、降着円盤が変光に関わっている。.

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