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油問屋

索引 油問屋

油問屋(あぶらどんや)とは、江戸時代に燈油を中心とした油の販売を取り扱った問屋のこと。関連する問屋として、油の原材料を扱う種物問屋(菜種問屋・綿実問屋)がある。.

8 関係: 大山崎油座京口油問屋白井新平藤山要吉江戸口油問屋油仕法油切れ本町橋

大山崎油座

大山崎油座(おおやまざき あぶらざ)は、日本の鎌倉時代前期頃から戦国時代末期にかけて、京都の南西にある大山崎郷一帯(現在の京都府乙訓郡大山崎町および大阪府三島郡島本町)を本拠に、荏胡麻から作製した油を広範囲に渡って独占販売した特権商人から構成された座である。座の構成員は主として離宮八幡宮の神人であり、石清水八幡宮内殿への灯油貢納を本務とした。幕府や朝廷の庇護を受け、原料の仕入れから製油・販売に至るまで独占的な特権を得て、塩や染料・麹など油以外の商品も扱った。その販売対象地域は畿内を中心に広範囲に及び、筑前国博多筥崎宮の油座や大和国符坂油座などをしのぐ、中世日本最大規模の油座であった。.

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京口油問屋

京口油問屋(きょうぐちあぶらどいや)は、江戸時代に大坂にあった京・伏見方面への移送販売を専門とする油問屋のことである。 京方面への燈油の供給・販売は中世期には離宮八幡宮を本所とする大山崎油座が担っていたが、豊臣政権による油座の解体と大坂での油市場の形成によって、山崎に代わって大坂がその役目を担うようになった。元和2年(1616年)に加島屋三郎右衛門が京への販売を専業とするようになり、京口油問屋が成立した。京口油問屋は油代銀100目あたり、1匁6分の口銭(手数料)を取った。後に株仲間が結成されて、明和7年(1770年)には3軒(=3株)の業者で構成されていたが、後に2軒に減少した。天保3年(1832年)に江戸方面への移送販売を専門とする江戸口油問屋など大坂の各油問屋と統合されて単一の油問屋となった。.

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白井新平

白井新平(しらい しんぺい、1907年8月18日 - 1988年9月28日)は、日本のアナキスト、社会運動家、競馬評論家、実業家。啓衆社の創業者であり、戦前から戦後初期にかけての日本競馬において多くの先駆的な試みを行った。筆名として山本三郎、アキ・ヤマモト(山本秋)などがある。競馬評論家の白井透、白井牧場創業者の白井民平は実子。元馬術競技選手の白井岳は孫。.

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藤山要吉

藤山 要吉(ふじやま ようきち、1851年〈嘉永3年〉7月18日 - 1938年〈昭和13年〉10月12日)は、日本の海運業者、実業家。北海道小樽市を中心とする海運業を始め、北海道産業振興の先駆者として生き、商業都市としての小樽市の発展に功績を残した。出生名は古谷 要吉(ふるや ようきち)。羽後国秋田郡(後の秋田県出身)。.

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江戸口油問屋

江戸口油問屋(えどぐちあぶらどいや)とは、江戸積油問屋(えどづみあぶらどいや)とも呼ばれ、江戸時代の大坂にあった江戸方面への移送販売を専門とする油問屋のことである。 江戸の人口増大は灯油に対する需要を増大させ、江戸およびその周辺からの供給だけでは不足を来していた。これに目をつけた大坂の備前屋惣左衛門が元和3年(1617年)に西国油が集中する大坂市場の油を江戸への移送販売を開始したのが由来である。代銀100目分につき口銭8分を上乗せして販売する慣例であった。明和7年(1770年)の株数は8株、文政年間には大坂市場に集まる灯油の半分を扱い、江戸における需要の大部分を占めていた。だが、その後休業が相次いだことや株仲間の整理により、天保3年(1832年)には現存業者4名は京方面への移送販売を専門とする京口油問屋など大坂の各油問屋と統合されて単一の油問屋となった。.

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油仕法

油仕法(あぶらしほう)とは、江戸時代中期以降に江戸幕府によって行われた油の製造・販売に関する統制政策のこと。 代表的なものとして、明和3年(1766年)に実施されて同7年(1770年)に改正された「明和の仕法」と天保3年(1832年)に実施されて同5年(1834年)に改正された「天保の改正仕法」が知られている。.

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油切れ

油切れ(あぶらきれ)は、江戸時代、江戸への油の運び入れがとだえること。.

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本町橋

本町橋 本町橋(ほんまちばし)は、大阪府大阪市中央区の東横堀川に架かる本町通の橋、または、同橋東詰付近の町名。 現在の橋は大正2年(1913年)に架け替えられたもので、大阪市内では現役最古の橋となっている。『浪速の名橋50選』に選定されている。.

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