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律部 (大正蔵)

索引 律部 (大正蔵)

律部(りつぶ)とは、大正新脩大蔵経において、律や関連した仏教経典をまとめた領域のこと。 『五分律』『摩訶僧祇律』『四分律』『十誦律』『根本説一切有部律』といった部派仏教由来の古典的な律に加え、大乗仏教の菩薩戒(大乗戒)の典拠となった『梵網経』や『優婆塞戒経』なども収録している。 第11番目の部であり、収録されている経典ナンバーは1421から1504まで。巻数では22-24巻に相当する。.

6 関係: 大正新脩大蔵経律 (仏教)律疏部 (大正蔵)律蔵続律疏部 (大正蔵)梵網経

大正新脩大蔵経

大正新脩大藏經(たいしょうしんしゅうだいぞうきょう、大正一切経刊行会)は、大正13年(1924年)から昭和9年(1934年)の10年間をかけて、北宋代に蜀(四川省)で開版された漢訳大蔵経である『開宝蔵』を最もよく保存していた韓国海印寺の高麗大蔵経再彫本を底本としつつ、日本にあった各地・各種の漢訳仏典をすべて調査校合した、民間人の手による、「漢訳仏典の総集」とも言える大蔵経である。大正大蔵経、大正蔵とも。 プロデューサー(編纂責任者)は、高楠順次郎・渡辺海旭・小野玄妙(おの げんみょう、1883-1939年、浄土宗僧侶)の3名。当時の仏教関係の大学研究者が一致協力し、校訂作業に当たった。 出版・刊行は、大蔵出版が担っており、この出版社からは、大正蔵を底本として新たな学術研究の成果を踏まえた現代日本語訳の大蔵経である『新国訳大蔵経』も、1990年代から刊行中である。大正蔵を底本とした日本語訳の大蔵経としては、他には、大東出版社から「印度撰述部155巻」と「和漢撰述部100巻」が刊行されている、より文量・翻訳量が多く網羅性が高い『国訳一切経』がある。(なお、その他の日本語訳大蔵経としては、日本の各宗派の需要が高い仏典だけに的を絞った、比較的小部の『国訳大蔵経』『昭和新纂国訳大蔵経』などがある。).

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律 (仏教)

律(りつ、巴:Vinaya, ヴィナヤ、漢:毘奈耶)とは、仏教において僧団(サンガ)に属する出家修行者(比丘, bhikkhu, bhikshu)が守らなければならない、規則の事である。様々な律蔵が漢訳によって伝えられたが、日本においては主に四分律が用いられた。.

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律疏部 (大正蔵)

律疏部(りつしょぶ)とは、大正新脩大蔵経において、中国撰述の、律に対する註釈書をまとめた領域のこと。.

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律蔵

律蔵(りつぞう、巴・Vinaya pitaka(ヴィナヤ・ピタカ))とは、仏教の聖典(仏典・三蔵)の一部であり、僧伽(僧団)内の規則である「律」(巴・Vinaya(ヴィナヤ))をまとめたもの。.

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続律疏部 (大正蔵)

続律疏部(ぞくりつしょぶ)とは、大正新脩大蔵経において、日本における律に関する註釈書をまとめた領域のこと。 『梵網経』に関するものが2つ、『四分律』に関するものが1つの計3書で構成されている。 第26番目の部であり、収録されている典籍ナンバーは2246から2248まで。巻数では第62巻に相当する。.

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梵網経

梵網経(ぼんもうきょう).

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