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バトラコトキシン

索引 バトラコトキシン

バトラコトキシン()は、心毒性、神経毒性を持つステロイドアルカロイドの一種である。南米コロンビアのある種のカエル(モウドクフキヤガエル等)から単離された。パリトキシンに次ぐ猛毒であり、現地人の間では古くから矢毒として用いられている。 1969年に構造が決定され、1998年にハーバード大学の岸義人によって母体骨格であるバトラコトキシニンAが全合成された。 2009年現在、唯一の有毒な鳥類として知られるピトフーイは同族塩基ホモバトラコトキシンをもっている。.

11 関係: 化学に関する記事の一覧チャイロモズツグミモウドクフキヤガエルヤドクガエル科プミリオトキシンピトフーイアルカロイドステロイドアルカロイド神経毒毒矢

化学に関する記事の一覧

このページの目的は、化学に関係するすべてのウィキペディアの記事の一覧を作ることです。この話題に興味のある方はサイドバーの「リンク先の更新状況」をクリックすることで、変更を見ることが出来ます。 化学の分野一覧と重複することもあるかもしれませんが、化学分野の項目一覧です。化学で検索して出てきたものです。数字、英字、五十音順に配列してあります。濁音・半濁音は無視し同音がある場合は清音→濁音→半濁音の順、長音は無視、拗音・促音は普通に(ゃ→や、っ→つ)変換です。例:グリニャール反応→くりにやるはんのう †印はその内容を内含する記事へのリダイレクトになっています。 註) Portal:化学#新着記事の一部は、ノート:化学に関する記事の一覧/化学周辺に属する記事に分離されています。.

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チャイロモズツグミ

チャイロモズツグミ(茶色百舌鶫) Colluricincla megarhyncha は,2017年現在においてはモズヒタキ科に分類される鳥類の1種。.

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モウドクフキヤガエル

モウドクフキヤガエル(猛毒吹矢蛙、Phyllobates terribilis)は、両生綱無尾目ヤドクガエル科フキヤガエル属に分類されるカエル。.

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ヤドクガエル科

ヤドクガエル科(矢毒蛙科、Dendrobatidae)は、両生綱無尾目に属する科の1つ。.

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プミリオトキシン

プミリオトキシン類 (pumiliotoxins, PTXs) はインドリジン骨格を有するアルカロイドの一種。ヤドクガエルに含まれる毒物で、より強毒性の類縁体としてアロプミリオトキシン類 (allopumiliotoxin, aPTXs) やプリミオトキシン251Dがある。ヤドクガエルに含まれる毒物としては他に、デカヒドロキノリン (DHQ) やizidine、コッシネリン (coccinelline) スピロピロリジジン (spiropyrrolizidine) などがある。高濃度のプミリオトキシンは高い毒性を示すが、毒性の強さはバトラコトキシン (batrachotoxin) の100-1000倍程度弱い。 プミリオトキシン類はA、B、Cの3種からなり、プミリオトキシンCの毒性は他の2つより弱い。プリミオトキシンはカルシウムイオンチャネルに影響することにより、心筋や骨格筋の収縮を妨げる。プミリオトキシンによる症状としては、部分麻痺、動作の困難さ、活動過剰などがあり、死に至る場合もある。.

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ピトフーイ

ピトフーイ は、かつて同じ属に分類されていた ニューギニア島固有の鳥類6種(カワリモリモズ,ズグロモリモズ,ムナフモリモズ,サビイロモリモズ,クロモリモズ,カンムリモリモズ)を指す。ピトフーイの名は鳴き声に由来する。 1990年にこのうちの1種ズグロモリモズが有毒であることがシカゴ大学において発見され,世界初の有毒鳥類と認定されたヨーロッパウズラやツメバガンなど,食餌の内容により一時的に肉が毒性を有する例は知られていたが,羽毛にまで毒を含む種は伝説を除くと世界初であった。。その後同属のうち5種が毒を持つことが判明したニューギニアの現地人はそれ以前からこれらの鳥が食用にならないことを知っていた。。 ピトフーイの名は有毒鳥類の代名詞として知られるようになったが,その後分類が見直され、これら6種は2017年現在別の科,属に分類されている。さらに2000年にはやはりニューギニア固有の別属で1属1種のズアオチメドリにピトフーイに類似した構造を有する毒成分が発見され,2013年にカワリモリモズの分類が見直され,2種増え,ニューギニアとオーストラリアにまたがり分布するチャイロモズツグミの標本からも毒性が発見されたので,2017年現在有毒鳥類はピトフーイに限らなくなり,種数も増えた。.

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アルカロイド

isbn.

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ステロイドアルカロイド

テロイドアルカロイドは、ステロイド骨格を有するアルカロイドである。基本骨格がアミノ酸に由来する真正アルカロイドと異なり、窒素源がアンモニアに由来する。そのため偽アルカロイド(プソイド(シュード)アルカロイド、英語: pseudoalkaloid)に分類される。 じゃがいもなどの植物の芽や皮に含まれるステロイドアルカロイド配糖体ソラニンがよく知られている。また、未熟なトマトにも含まれている。 ソラニンは摂取から7-19時間後から一過性の嘔吐、下痢などがある。疲労感、傾眠から重篤になると錯乱、脳圧亢進、呼吸困難、呼吸停止、頻脈、腎不全をきたす。.

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神経毒

経毒(しんけいどく、Neurotoxicity)とは、神経細胞(神経単位、ニューロン)に特異的に作用する毒のことである。通常、膜蛋白質とイオンチャネルとの相互作用によって効果を及ぼす。一般的な作用は麻痺であり、それは極めて急速に起こる。.

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GHSの高い急性毒性を示す標章 EUでの一般的な毒のシンボル(2015年までの使用)。 毒(どく)、毒物(どくぶつ)は、生物の生命活動にとって不都合を起こす物質の総称である。 毒物及び劇物指定令で定められる「毒物」については毒物及び劇物取締法#分類の項を参照のこと。.

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毒矢

毒矢(どくや)は、鏃(やじり)に様々な種類の毒素を塗りつけ、殺傷力を高めた矢の総称。弓矢を基本とするが、吹き矢・銛・槍などの射撃・投擲武器にも、毒を塗り使用する場合がある。また、これらの武器に塗布して使用される毒素は矢毒(やどく)と総称される。 毒矢は、狩猟・戦争・暗殺などの場面で標的をより確実に仕留めるために使用される。毒矢が標的に命中した際、鏃に塗布された毒素は血液を通じ全身に回り、速やかに麻痺などの症状を引き起こし、標的を行動不能に追い込む。矢が急所に当たらずとも標的の逃走や反撃を防ぐ効果があるなど利便性は高く、旧石器時代以来、人類に古くから使用されてきた。.

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