ヒスイ
翡翠の原石(ヒスイ輝石) 翡翠製のボタン 翡翠の小杯 オルメカ文化の翡翠の仮面 メソアメリカの先住民ミシュテカの翡翠の仮面、西暦およそ1300年 - 1350年頃 ヒスイ(翡翠、jade、ジェイド)は、深緑の半透明な宝石の一つ。東洋(中国)、中南米(インカ文明)では古くから人気が高い宝石であり、金以上に珍重された。古くは玉(ぎょく)と呼ばれた。 鉱物学的には「翡翠」と呼ばれる石は化学組成の違いから「硬玉(ヒスイ輝石)」と「軟玉(ネフライト: 透閃石-緑閃石系角閃石)」に分かれ、両者は全く別の鉱物である。しかし見た目では区別がつきにくいことから、どちらも「翡翠」と呼んでいる。.
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ヒスイ輝石
ヒスイ輝石(ヒスイきせき、翡翠輝石、jadeite、ジェダイト、ジェイダイト)は輝石グループの鉱物。宝石として珍重されている翡翠のうちの「硬玉」である。本翡翠とも呼ばれる。 ナトリウムとアルミニウムを含む単斜輝石で、化学組成は NaAlSi2O6。Al が Fe3+ に置換したものがエジリン輝石、Cr3+ に置換したものがコスモクロア輝石(kosmochlor)。 純粋なものは白色だが、微量の鉄やクロムを含有すると緑色、微量の鉄やチタンを含有すると紫色になる。.
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輝石
輝石(きせき、pyroxene)は、ケイ酸塩鉱物の一種。多くの火成岩や変成岩に含まれる代表的な造岩鉱物。 色は無色・緑色・褐色・黒色などで、ガラス光沢を持つ。自形結晶は短柱状。二方向の劈開が顕著。角閃石によく似るが、劈開の交わる角度(約90°)により区別される。 基本的な化学組成は XY(Si,Al)2O6 (ただし、X はCa、Na、Fe2+、Zn、Mn、Mg、Li、Y はCr、Al、Fe3+、Mg、Mn、Sc、Ti、V、Fe2+)で表される。 結晶系により、斜方輝石(しゃほうきせき、orthopyroxene、斜方晶系)および単斜輝石(たんしゃきせき、clinopyroxene、単斜晶系)の2つに分類され、さらに上記の化学組成により細かく分類される。.
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鉱物の一覧
鉱物の一覧(こうぶつのいちらん)では、主要な鉱物の一覧を示す。.
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