SYN cache(SYNキャッシュ)とは、DoS攻撃(サービス不能攻撃)に対応するために、実際の接続に至らないSYNパケットを効率的に保存して、必要に応じて破棄するために用いられるキャッシュのことである。 以前のTCPでは、悪意あるプログラムがシステムに対して大量のSYNを送りつけ、その送信先が正常な接続を受け付けることができなくなる(SYN flood)ことがあった。その攻撃はサービス不能攻撃(denial of service attack)と言われ、その対策としてSYNキャッシュが導入された。SYNキャッシュは、ローカルサーバとそこに接続してくる相手との3-ウェイハンドシェイクを管理する。
通常のTCP接続。左側のユーザがサーバに接続する場合、3つの段階からなる手順が踏まれる。 SYN Flood 攻撃。攻撃者は SYN パケットを大量に送り、サーバの返答を無視する。サーバは返答が来るか、あるいは一定時間が経過するまで記憶領域を保持しつづけなければならず、この間通常のユーザの接続は受けられない。 SYN flood攻撃 (シン・フラッドこうげき) とは、インターネットにおけるDoS攻撃(サービス拒否攻撃)のひとつ。インターネット上に公開されているウェブサーバなどの負荷を増大させ、対象となるサイトを一時的に利用不能に陥らせてしまう効果がある。