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Research Unix

索引 Research Unix

Research Unixは、ベル研究所(の、Computer Science Research Center)によって開発されたUnixオペレーティングシステム (OS) のことで、特にUnixの起源である初期バージョンとその直系にあたるシリーズを指す。後の時代においては、商用化されたSystem Vとは別に、研究所においてトンプソンら当初の開発者らによって実験的な機能が実装されたバージョン8等のUnixを指して使われた。Plan 9はその後継にあたる。

目次

  1. 22 関係: Ancient UNIXケン・トンプソンシグナル (Unix)スティッキービットセキュアOSCal (UNIX)CB UNIXChmodCpioFile (UNIX)FreeBSDPATH (変数)PDP-11ProcfsRc (シェル)STREAMSUNICOSUNIXUNIXユーティリティの一覧Unix系Version 7 UnixWrite (UNIX)

Ancient UNIX

Ancient UNIXとは、主としてResearch Unixのバージョン7以前を中心として、1980年前後までにリリースされたUnixのことである。Research Unixの他、System III以前のUNIX/32Vなどを含めて言う。(2015年8月現在英語版で要出典となっているが、参考として)SCOがUNIX System IIIより前にリリースされたUNIXを指すものとして使った言葉ともされる。 ライセンス関係については、(Version 6 Unix参照)が出版された後、それ以前のバージョンのコードベースをリリースすることは問題ないと考えられた。SCOはまず制限された教育機関向けのライセンスでコードをリリースし、2002年1月に4条項BSDライセンスでリリースした。これまでコードが広く使われるには至っていないが、エミュレータ上で使うことは可能で、Version 5 UnixはPDP-11エミュレータをかませることでゲームボーイアドバンス上に移植されたことがある。

見る Research UnixとAncient UNIX

ケン・トンプソン

ケネス・レイン・トンプソン(Kenneth Lane Thompson、1943年2月4日 - )はコンピュータサイエンティストのパイオニアでアメリカ人。ハッカー仲間からはケン・トンプソン (Ken Thompson) と呼ばれている。長年ベル研究所に勤め、オリジナルのUnixを開発した。またC言語の前身であるB言語を開発し、Plan 9の初期の開発者の1人だった。2006年からGoogleで勤務しており、Goを共同開発した。 他の主な業績として、正規表現、テキストエディタQEDとed、UTF-8コードの定義に加え、チェスの終盤定跡データベースやチェスマシンBelleの開発などコンピュータチェスへの貢献がある。1983年に彼の長年の同僚であるデニス・リッチーと共にチューリング賞を受賞した。

見る Research Unixとケン・トンプソン

シグナル (Unix)

シグナル(signal)とは、Unix系(POSIX標準に類似の)オペレーティングシステム (OS) における、限定的なプロセス間通信であり、プロセスに対し非同期でイベントの発生を伝える機構である。シグナルが送信された際、OSは宛先プロセスの正常な処理の流れに割り込む。どんな不可分でない処理の間でも割り込むことができる。受信プロセスが以前にシグナルハンドラを登録しておけば、シグナル受信時にそのルーチンが実行される。さもなくば、デフォルトのシグナル処理が行われる。(同様なものは他のTSSなどでも開発されてはいるが、UNIXのシグナルは)1970年ごろベル研究所でUNIXに実装された。後にPOSIXである程度は標準化されているが、標準化が諦められているような振舞などもいくつかあり、特に他の幾つかの要素(fork等)とマルチスレッドとシグナルが絡むと実装毎の対処にプログラミングが大変になることがある。

見る Research Unixとシグナル (Unix)

スティッキービット

スティッキービット(Sticky bit)は、UNIX/Linuxシステム上のファイルやディレクトリに対応して設定されるフラグである。 所有者のみが削除可能なファイルやディレクトリを作成するためにディレクトリに設定するフラグである。 もともとは高速化のためにプロセス終了後もメモリに保持するために実行ファイルに設定するものだった。

見る Research Unixとスティッキービット

セキュアOS

セキュアOS(Secure OS)とは、セキュリティを強化したオペレーティングシステムのことである。厳密な定義は存在していないが、強制アクセス制御(Mandatory Access Control:MAC)機能及び、最小特権を実現する機能を備えたものをそう呼ぶことが一般的である。

見る Research UnixとセキュアOS

Cal (UNIX)

は、Unix系オペレーティングシステムにおける標準的なコマンドラインプログラムで、引数として与えられた年または年月のASCII文字列によるカレンダーを表示する。引数が与えられなかった場合は、コマンドが実行された時点の年月のカレンダーを表示する。

見る Research UnixとCal (UNIX)

CB UNIX

Columbus UNIXまたはCB UNIXは、ベル研究所内部 で管理データベースとトランザクション処理 のために利用されたUNIXオペレーティングシステムの一種であり、現在では開発は終了している。 CB UNIXは、オハイオ州コロンバスの支社でV6とV7、PWB Unixをベースに開発された。 CB UNIXは、社外ではあまり知られていなかった。 CB UNIXは、Research Unixに欠けていて、データベース管理システムに欠かせないと考えられていた プロセス間通信(IPC)とファイルロック機構を追加するために開発された。 ベルシステムの運用支援システム製品には、Switching Control Center SystemといったCB UNIXをベースにしたものが存在した。

見る Research UnixとCB UNIX

Chmod

chmod(change mode、チェンジモード)は、UNIXおよびUNIX系オペレーティングシステムにおけるシェルコマンドの一種である。ファイルやディレクトリのファイルモード(ファイルパーミッションなど)を変更するのに使われる。

見る Research UnixとChmod

Cpio

cpioは、ファイルアーカイバ・ユーティリティ並びにそのアーカイバで使われるファイルフォーマットである。主にUnix系オペレーティングシステムにインストールされることが多い。cpioは当初、"Programmer's Workbench"(PWB/UNIX)付属のテープメディア・アーカイブ・プログラムとして設計され、その後リリースされたUnix系OSのほとんど全てにコンポーネントとして含まれている。コマンドの名称はcopy in and out(入力複製と出力複製、コピー・インとコピー・アウト)という言い回しに由来し、cpioが動作中に標準入出力(standard I/O)を利用する様子を描写している。

見る Research UnixとCpio

File (UNIX)

file(ファイル)は、UNIX・UNIX系のオペレーティングシステムにおけるコマンドの一つであり、ファイルに含まれるデータの種別を認識するために使用する。

見る Research UnixとFile (UNIX)

FreeBSD

FreeBSD(フリービーエスディー)は、フリーでオープンソースのUnix系オペレーティングシステム (OS) である。Research UnixをベースにしたBerkeley Software Distributionに由来しており、最初のバージョンは1993年にリリースされた。2005年には、FreeBSDは最も人気のあるオープンソースのBSDオペレーティングシステムとなり、単純に寛容にライセンスされたBSDシステムのインストール数の4分の3以上を占めていた。 FreeBSDはLinuxと似ているが、 範囲とライセンスに2つの大きな違いがある。すなわち、Linuxはカーネルとデバイスドライバのみを提供し、システムソフトウェアをサードパーティーに頼っているのに対し、FreeBSDはカーネル 、 デバイスドライバ 、 ユーザーランドユーティリティ、およびドキュメントといった完全なシステムを維持している。FreeBSDのソースコードは通常、寛容なBSDライセンスでリリースされており、Linuxで使われているコピーレフトのGPLとは対照的である。

見る Research UnixとFreeBSD

PATH (変数)

本稿では、UNIX系OSやDOS、OS/2およびMicrosoft Windowsにおける環境変数の1つであるについて解説する。には、ファイルシステム内の実行ファイルが存在するディレクトリを列挙する。通常、実行中のプロセスやごとに、別々にが設定される。

見る Research UnixとPATH (変数)

PDP-11

PDP-11 は、ディジタル・イクイップメント・コーポレーション(DEC)が1970年代から1980年代に販売した16ビットミニコンピュータシリーズ。PDP-11 は DECのPDPシリーズのPDP-8コンピュータの主にリアルタイムシステムの後継であるが、両シリーズは10年間以上並存した。革新的機能をいくつか持ち、従来よりもプログラミングが容易になっていた。ミッドレンジのミニコンピュータとしての後継は32ビットのVAXである。 その設計上の特徴は、モトローラのMC68000などのマイクロプロセッサの設計に影響を及ぼしている。またPDP-11上のオペレーティングシステム (OS) の設計は他のOS、例えばCP/MやMS-DOSの設計に影響を及ぼしている。最初の公式にUNIXと名付けられたバージョンのOSは、1970年に PDP-11/20 上で動作した。PDP-11のプログラミング上の低レベルな特徴とC言語の言語要素の類似は非常によく言われてはいるがBakyo, John.

見る Research UnixとPDP-11

Procfs

procfsは、Process Filesystem の略で、Unix系システムにある擬似ファイルシステム。主にプロセスに関するカーネル情報にアクセスする手段を提供する。procfs は実際のファイルシステムではないので、ディスクスペースを消費しないし、メモリもごくわずかしか消費しない。 通常、procfs は立ち上げ時に /proc ディレクトリにマウントされる。Solaris、BSD、Linux、AIX、QNXなどでサポートされ、特にLinuxではプロセス関連以外のデータにも拡張されている(AIXのprocfsはLinuxベース)。procfs は機能をカーネルモードからユーザーモードに移すことに重要な役割を果たしている。例えば GNUプロジェクト版の psコマンドは全てのデータを procfs から得ており、特別なシステムコールを使用しない。

見る Research UnixとProcfs

Rc (シェル)

rc("run commands")は、Version 10 UnixとPlan 9のためのコマンドラインインターフェースである。rcはBourne shellに似ているが、その構文はより簡潔なものになっている。また、rcはトム・ダフによって作られた。彼はDuff's deviceと呼ばれるC言語の構築で有名である。 オリジナルなrcのUNIXに対するポートは、Plan 9 form User Spaceの一部としてなされた。rcのUNIX系OSへのリライトはバイロン・ラキツィスによるものも利用可能だが、それはいくつかの互換性のない変更を含んでいる。 rcは、オリジナルのBourne shellがALGOL風の構造を持つのに対して、C言語のような構造を持つ。ただし、"if not"構造を"else"の代わりに使い、リストの繰り返しにBourne shell風の"for"ループを持っている。rcにおいては"$@"のような構造を排除する必要のために、すべての変数は文のリストとなっている。変数は展開されるときに再分割されない。この言語はダフの論文に記載されている。

見る Research UnixとRc (シェル)

STREAMS

STREAMSは、UNIX System Vのキャラクタデバイスの実装フレームワークである。 STREAMSは、カーネルやユーザ空間プロセスとデバイスドライバとの全二重双方向のキャラクタI/Oを実装するモジュール性の高いアーキテクチャとして設計された。端末I/Oやネットワークサブシステムの開発によく使われた。System V Release 4では、全ての端末インタフェースがSTREAMSを使って実装された。 STREAMSは、プロトコルスタックを実装するためのカーネル内の仕組みである。たとえば、TCP/IPでは、TCPやIPがそれぞれSTREAMSモジュールとして実装される。STREAMSモジュールには上位層への双方向接続ポートと下位層への双方向接続ポートを持つ。STREAMSモジュールは基本的には上位層や下位層のことを全く知らなくてもよい構造になっていて、TCPモジュールのルーチンがIPのルーチンを直接コールすることはない。

見る Research UnixとSTREAMS

UNICOS

UNICOSは、クレイのスーパーコンピュータ向けに開発されたUnix系のオペレーティングシステム (OS) の名称である。

見る Research UnixとUNICOS

UNIX

UNIX (ユニックス、Unix、)は、コンピュータ用のマルチタスク・マルチユーザーのオペレーティングシステムの一種である。 公式な商標は「UNIX」だが、商標以外の意味として「Unix」、またはスモールキャピタルを使用して「Unix」などとも書かれる。2007年に、「UNIX」の商標の所有者である標準化団体のThe Open Groupは、Single UNIX Specificationを完全に満たすと認証を受けたシステムのみが「UNIX」の商標を得られるとした。このためそれ以外のシステムは(ずっと以前から、AT&T版およびBSD以外を指して使われていた用語だが)「Unixシステムライク」または「Unixライク(Unix系)」と呼ばれるようになった。ただし The Open Groupはその呼称を気に入っていない。

見る Research UnixとUNIX

UNIXユーティリティの一覧

これは、IEEE Std 1003.1-2008 (POSIX:2008) によって規格されたSingle UNIX Specification (SUS) の一部を構成する、UNIXユーティリティの一覧である。これらユーティリティは、UNIXオペレーティングシステムや大部分のUnix系オペレーティングシステムにて見ることができる。Linux Standard Baseでも指定コマンドになっているものが半分以上ある。

見る Research UnixとUNIXユーティリティの一覧

Unix系

複数のUnix系システム間の関連図 Unix系(ユニックスけい、Unix-like、ユニックスライク)とは、Unixに類似した振る舞いをするオペレーティングシステム (OS) を指す用語である。その判断基準や範囲には複数の議論がある。

見る Research UnixとUnix系

Version 7 Unix

Version 7 UnixまたはSeventh Edition Unixは、UNIXオペレーティングシステムにおける初期の重要なリリースのひとつ。Version 7とかV7とも呼ばれる。ベル研究所が1979年にリリースし、ベル研究所による最後のリリースであった。AT&TはV7が普及するのを待って、1980年代初期にUNIXの有料化を行った。V7 はディジタル・イクイップメント・コーポレーションのPDP-11ミニコンピュータ向けに開発されたが、他のプラットフォームにも移植された。

見る Research UnixとVersion 7 Unix

Write (UNIX)

writeは、Unix系オペレーティングシステムのコマンドの一つで、他の利用者に対してメッセージを送るプログラムである。writeコマンドは、対象の利用者の端末デバイス(tty)に直接メッセージを書き込む。。

見る Research UnixとWrite (UNIX)